今年は2020年、区切りとなる切りの良い年です。
気持ちを新たに目標を立てたり、生活習慣を改めたいという方は多いのではないでしょうか。
アルファジャーナルでは、今の生活を見直してリニューアルするための住まいや暮らしのTIPSを取り揃えています。
ぜひ参考にして、新しい年を新しい気持ちで過ごしてくださいね。
目次
まずは住まいのリニューアル!模様替えを成功に導くアイデア
住まいをリニューアルするなら、一番に考えるのが「部屋の模様替え」。
普段過ごすお部屋の見た目を変えるのは、気分を変えて新しい年の節目を迎えるのに最適です。
事前のプランニングが肝心。模様替えの基礎知識
とはいえ、思いつきで模様替えをしてしまうと、後で後悔することに。
最初にやりたいことを整理して、部屋全体のプランニングを行うのが大事だそうです。
筆者ももちろんこれまで何度も模様替えをしてきましたが、若かりし頃、4.5畳ほどしかない実家の自室に「真っ赤なカーテン」をかけたことがあります。しかも北と西の2面に。するとたちまち「真っ赤な部屋」になってしまい、一瞬にして『これはキツイ……』という気分になりました。
大好きな色だし、元気がでそう!と思って選んだ「赤色」でしたが、配置や面積を間違えると大変なことになるということを、身をもって学んだ模様替えとなりました。
模様替えはやはり、好きや想像ばかりを先行させず、基本的なポイントを押さえつつ慎重に計画していくことが大切です。
こちらの記事では、お部屋の模様替えをはじめるにあたって、考えておきたいプランニングと模様替えのコツを紹介しています。
模様替えするときのプランニングで最も大事なのは、「どんな目的でどんな部屋にしたいのか」という希望。
今の自分の「理想の部屋」をどれだけ具体的に描けるかが、満足できる模様替えの鍵となります。
こちらの記事では、理想の部屋のイメージの固め方から、家具の配置の決め方、理想を実現するためのお部屋の改修までをインテリアデザイナーがアドバイスしています。
模様替えの際にはぜひ参考にして、理想のお部屋を作ってくださいね。
部屋のタイプや形状に合わせたお部屋づくりのコツ
模様替えのプランニングには、部屋の広さや形状も重要なポイントとなります。
たとえば、6畳のお部屋にベッドもデスクもダイニングテーブルもクロゼットも…と置きたい家具を次々と詰め込んでしまうと、とても生活できる部屋にはなりません。
お部屋のサイズや形状に合わせたプランニングができるよう、事前に部屋の特徴とレイアウトのコツを掴んでおきましょう。
リビング・ダイニングのレイアウトを決める2つのアプローチ
家の中でも広い空間となる、リビング・ダイニングは、「集まる」「くつろぐ」「食べる」空間をどう分けるかが鍵になります。
家族がリビング・ダイニングでどう過ごすかを考え、空間の分け方と家具のレイアウト作るコツを、こちらの記事で解説しています。
リビング・ダイニングのレイアウト作りは間取りの形状でも大きく異なります。
こちらの記事では、リビングの縦長と横長タイプ別に、おすすめのインテリアレイアウトを紹介しています。
個室はすっきり広く見せる工夫を
一方、広さが限られる居室では、必要な家具をいかにすっきり見えるよう配置するかがポイントとなります。
こちらの記事では、すっきりおしゃれなモデルルームのインテリアレイアウトを、実際の間取り図を使って解説しています。
模様替え後の理想のイメージ作りの参考にしてみてくださいね。
理想の「雰囲気」を作るなら、テーマを決めた部屋づくりを
模様替え後の理想のイメージを考えるときは、こうありたいというお部屋の「テーマ」を決めるとまとまりやすくなります。
こだわりを形にする部屋の作り方
例えば、「窓からの眺めが自慢のリビング」にしたいなら、リビングに入ったときに景色がよく見えるよう、「抜け感」を重視して視界を遮る家具を置かないようにするといった話です。
つまり、テーマを決めておくと、例えば上記の例なら、「カーテンも眺めを阻害しない控えめなものにする」「一番長い時間を過ごすソファは窓の外が見える位置に置く」といったインテリアの決まりごとができて、レイアウトを考えやすくなるのです。
こちらの記事では眺望を重視した部屋の作り方を解説しています。こだわりを形にする部屋づくりの参考にしてください。
また、生活の利便性にこだわって「朝の支度をスムーズに済ませられる部屋」にしたいなら、動線から部屋づくりをするという手もあります。
こちらの記事では、一人暮らしの部屋を例に、生活動線をもとに家具のレイアウトを決める方法を解説しています。
抽象的なイメージを形にするなら、イメージの定義からはじめよう
仕事や遊びで疲れて帰ってきたお部屋に求めたいテーマは「安らぎ、落ち着く部屋」だという人が多いと思います。ただ「落ち着く」の定義は人それぞれで、部屋づくりのテーマとしてはなかなかの難問。
こちらの記事では、落ち着く部屋の条件を「1:掃除が行き届いていてキレイな状態」「2:スッキリ整理整頓ができている」「3:安心してくつろぐことができる」の3つに定義し、インテリアと習慣で落ち着ける環境を実現する方法を解説しています。
インテリアでまとまりをつくって、いつも片付いた状態をキープできる工夫をすることで、きっと落ち着く部屋をつくることはできるはず。
新しい年に、あなただけのリラックス空間を実現してみてはいかがでしょうか?
すっきりとした新年のために。暮らしをチェンジするアイデア
一年の計は元旦にあり。
新しい年に、これまでの習慣を見直して新しいことを始めたいという人のためのアイデアをご紹介します。
片付け習慣を見直してすっきりした新年を迎えよう
模様替えしてきれいになった部屋も、すぐに散らかしてしまっては台無しです。
すっきりした部屋に合わせて、生活習慣もすっきり整えましょう。
こちらの記事では、物の片付け習慣だけでなく、スケジュール管理や物を捨てる方法も含む暮らし全体のルールを紹介しています。
これらのルールには、とても重要な前提があります。それは毎日続けること。
でも毎日続けるって、意外と難しいですよね。
シンプルで簡単とはいえ、5つのルールすべてをいきなり実行するのも大変です。取りかかれそうな項目ひとつからでも大丈夫。まずは少しずつ、毎日続けることを目標にしてみてくださいね!
片付け習慣を毎日続けるなら、一日の生活の中に簡単な片付けの動作を取り入れましょう。
こちらの「寝る前の5分の片付け習慣」なら、毎日の就寝前に決まった場所を少し片付けて、達成感を持って眠りにつくことができますよ。
ちょっとした「きちんと」感をキープすることができるので、毎日の生活の中で生じる「片付かないイラッと感」もなくなります。
今年こそ始めたい!新しい趣味で暮らしをリニューアル
新しい年を迎えるに当たって「今年こそは新しい趣味を始めて活動の幅を広げたい」と考えているあなた。アルファジャーナルで新しい趣味を探してみませんか?
運動の習慣を取り入れたいなら軽いジョギングから
健康のために、運動の習慣を取り入れたいという方も多いと思います。
とはいえ、運動を習慣として定着させるのは難しく、これまで何度も挫折しているという方もいるのではないでしょうか。
そんな方は、「LSD(Long Slow Distance)トレーニング」の強度から、ジョギングを始めてみるのがオススメです。
一般的に、ウォーキング<ジョギング<ランニングの順にスピードが上がります。LSDトレーニングのスピードは、だいたいウォーキングとジョギングの間くらい、「おしゃべりができるペース」と覚えましょう。個人差はありますが、1km進むのに約8分、速歩きより少し速いくらいです。一方、ジョギングはもう少し速く、1kmを6~7分で走ります。
LSDトレーニングは体への負荷が少ないので、有酸素運動の効果を維持しながら無理せず続けることができます。
初心者が基礎体力や持久力をつけるには、もってこいです。呼吸を整えながらの運動ですので、会話を楽しんだり、景色を眺めたりする余裕も生まれます。
ぜひ、楽しみながら行ってくださいね。
最初は無理をせず、友人や家族と一緒に、おしゃべりができるくらいのペースからはじめてみましょう。一緒に取り組む人がいれば、毎日の習慣として続けやすくなるかもしれません。
こちらの記事では、初心者が無理なくジョギングを続けるためのアイデアを紹介しています。
ぜひ参考にして、体を動かす新習慣を始めてみましょう。
ものづくりを始めてみる?初心者でもできるDIYの収納BOX
2020年にものづくりの趣味を始めようと思った方はこちら。
初心者でもできるちょっとしたデコレーションから始めて、組み立てると収納棚や小さな家具にもなる収納BOXが作れるようになるステップを紹介しています。
実際に暮らしに役立てられる物だと思うと、きっと最後までがんばってDIYすることができますよ。初めてのものづくり、楽しんでくださいね。
新年にぴったりの風雅な趣味「お香」を始めよう
暮らしを変える方法は、ものを増やすだけではありません。
お部屋を漂う香りを変えることで、いつもの暮らしにちょっと違った風を取り込むという方法もあります。アルファジャーナルがおすすめするのはお香の「空薫(そらだき)」。
よく雑貨店などで見かけるスティックやコーン状のお香は、立ち上る煙も楽しむものが多いので、部屋を締め切る冬には煙たく感じてしまいます。その点、空薫は煙を立たせたくない方に最適です。
でもお香にはくゆらせずに楽しめるものもあります。「練香(ねりこう)」や「印香(いんこう)」がそれ。粉末状の香木やスパイスを調合して固めたものを、熱した灰の上などで間接的に加熱して香らせるので煙が出ないのです。
このように、間接的に加熱して香らせる方法を「空薫(そらだき)」といいます。
こちらの記事では、空薫の基本と注意点を紹介しています。この記事を手引に、この冬に雅な趣味を始めてみませんか?
2020年を「住まい選び元年」に。家を購入する準備を始めよう
2020年こそは先延ばしにしていた住宅購入を一歩進めたい!という方に。
住まい選びのアドバイスを取り揃えたアルファジャーナルより、あなたの住まい選びに役立つ記事を紹介します。
そもそも家の「買い時」って?
よく住宅関係のチラシや広告で目にする「今が買い時」という言葉。金利や優遇制度から、今ならお得に購入できると解説してくれていますが、何だかいつでもそう言っているような…。家の「買い時」って結局いつなのでしょうか?
実際に家を購入したマンション営業マンはこう語っています。
私がマンションを購入したタイミングは「買い時」だったかと聞かれると、購入した当時はそう意識することはありませんでしたが、今は正しい選択だったと実感しています。思い返すと当時、意識したのは「買い時」よりも「買う理由」が優先事項でした。希望のエリア内で子供の進学前に生活を始めるという「検討理由」がみたされたことが正しい選択ができたと思えた理由です。
「買う理由」が具体的になれば、自分がどんな家がいつまでにほしいのかがはっきりします。そして買う理由に従って家を選べば、きっと後悔しない買い物ができるでしょう。
現在の低金利や優遇制度を賢く利用するのも大事ですが、周りの状況が動くのを待っていると、買う理由にぴったりの住まいを他の人に買われてしまったり、有利な条件でローンを組むことができなくなってしまったりして、それこそ買い時を逃してしまいます。
そんな失敗をしないための買い時の見極め方を、こちらの記事でしっかり学びましょう。
住宅購入費用を計画的に捻出するために「ライフプラン」を考えよう
「買い時」が見つかったら、将来を見越したライフプランを早めに考えておきましょう。
将来起こりうるライフイベントを洗い出して、大きなお金が必要になるライフイベントにはそれに合わせた費用を考えます。それぞれの年に必要になる費用をまとめて、対応できるように資金を用意しておくのが「ライフプラン」です。
家を購入するなら、このライフプランを作っておくとどれくらいの期間で住宅ローンを組むのか、いくらくらいまでの住宅が購入できるのかの目安になります。
こちらの記事を参考に、住宅購入を検討する際にライフプランを作ってみましょう。
つまり、家を買うということは「暮らし方」を買うということ
住まい選びの準備ができたら、住まい選びの考え方について解説します。
住まいの情報を探していると、金額・広さ・間取り・駅からの徒歩分数といったスペック情報ばかりが目に入ります。
「駅に近くて便利だから良い物件だ!」「広くて部屋数も多いから使いやすいはず!」とスペックの良さだけを見て家を選ぶと、自分の暮らしとのギャップができたときに後悔や不満が噴出してしまうことに…。
そうならないためにも、住まいを選ぶときにはあなたの「暮らし方」を一度整理してみましょう。そうすることで、物件スペックのうち、譲れない条件と妥協できる条件が見えてくるはずです。
「住宅」というハコモノを買うのではなく、「暮らし方」を買う住まい選びの新提案を、こちらの記事で解説しています。
「暮らし方」は、十人十色。
近年では、暮らし方には、平均という概念が無くなったのではないかと思うくらい、それぞれの価値観をもって暮らしています。一番大切な「暮らし方」を一度、じっくり考えてみてください。それから、どんな住宅が自分にあっているのか?を探し始めませんか。
新年は、新しいことを始めて、新しい自分になろう
新しい年に、新しいことを始めたいというあなた。この記事でやりたいことのヒントは見つかったでしょうか?
ちょっとした住まいの変化や生活のルール変更、新しい取り組みや考え方を取り入れるだけで、日々の暮らしは新鮮な顔を見せてくれます。新しい暮らしの中に身を置いていると、自分自身の思わぬ得意分野や家族の意外な感性が見えてくるかもしれません。
アルファジャーナルでは、考え方も含めた、暮らしを新鮮にする提案をこれからも発信していきます。気になったものはぜひ生活に取り入れて、いつも新しく、わくわくする自分を発見しましょう。