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もう『住宅』は買わない!これからは自分にあった『暮らし方』を買う時代~立地編~

住宅は“買わない!”というセンセーショナルなタイトルを付けてしまいましたが、決して買わないほうが良いという訳ではありません。住宅はハコモノを買うという概念ではなくなってきたということです。
なぜそんなことを言うのか。それは、近年、多種多様になってきた住宅の選び方が背景にあります。

私たちにとって住宅購入とは、非常に大きな出費であり、一生に何度も経験するものではありません。そのため慎重に考えなければなりません。
住宅情報誌を開くと、金額や広さ、間取り、設備・仕様、駅徒歩○分など、スペック情報ばかりが目に入ります。そこから本当に理想の暮らしが手に入れられるのかは、実は想像しにくいものですよね。

今回は、『住宅』というハコモノを買うのではなく、『暮らし方』を買う、という新しい視点での住宅検討のご提案です。
暮らし方といっても、人それぞれだし、何をどう考えていったらよいのか…とお思いでしょうか?ご安心ください。地方都市を中心にマンション販売に携わって20年以上になる筆者が、これまでの経験を元に、自分にあった暮らし方から理想の住宅を導き出せるようお手伝いします。

まずは「立地編」から。

要点を動画で予習しよう!
ハコモノではなく、『暮らし方』を買うという考え方について、ファイナンシャルプランナー井上遥介氏が分かりやすく解説しています。
記事を読む前に、要点を動画で予習してみましょう!
 

1.「買い物」から暮らし方を考える

買い物のイメージ

毎日買い物をするのか?
週一回買い物をするのか?
ネットで買い物をする回数が多いのか?
生活の仕方や日頃の行動範囲によって、買い物をする回数や方法は異なると思います。そこで、買い物の仕方から暮らす場所を考えてみてはどうでしょう。

1-1.毎日買い物をする

とくに食材を近所のスーパーで買い物をするひとは、できるだけ近所に大型スーパーがある物件をおススメします。買い物袋を抱えても帰る道のりは短いほうが良い。できれば、スーパーが複数あるような商業エリアがいいですね。毎日の買い物も楽しくなりますし、同じ食材・商品の比較もしやすくなります。

毎日買い物をする人にとっては、「近所に大型スーパーがある暮らし」を買うのが優先事項です。また“スーパーが近いかどうか”だけではなく、実際に店舗へ行ってみて、価格設定がどうか、ほしい食材が揃うかどうかなど「自分のライフスタイルに合っているか」もチェックをしましょう。

1-2.週に1~2回程度の買い物をする

ある程度まとめて買い物をするひとは、車で出かけることが多いのではないでしょうか?そんなひとは、近くにスーパーがある必要度は、低くなります。週1~2回程度の買い物をするひとにとっては、買い物施設は、最優先ではないのかもしれませんね。それでも、あまりにもスーパーから遠いと、買い物が億劫になったり、うっかり買い忘れがあると面倒なことになるので、

「車で10分以内にスーパーがあればOKな暮らし」をオススメします。

ただ、これも複数のスーパーがなければいつも同じところで買い物ということになってしまいますので、車に乗れば商業エリアにアクセスできる距離が理想です。

1-3.ネットスーパーを利用する、もしくは、まとめ買いをする

普段からネットスーパーを利用したり、時間がある時にまとめ買いをするというひとにとっては、スーパーの重要度はさらに低くなります。買い物施設との距離という立地条件よりも、ほかに優先すべき事柄があります。マンションの場合、駐車スペースからエレベーターまで近いこと、階段を利用する場合は低層階の部屋を選ぶ!などが重要になります。他には、大型冷凍室や野菜室がついている冷蔵庫を設置することを想定しておくなどが必要になるかもしれませんね。

「まとめ買いに対応できる住宅設備がある暮らし」を優先することをオススメします。

日常の買い物を便利にする暮らしの考え方については、こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。


2.「仕事」から暮らし方を考える

通勤のイメージ

住宅を購入する条件で、通勤時間は短いほうが良いというひとが多くいらっしゃいます。
駅徒歩○分、バス停徒歩○分など、不動産広告には、主要交通機関までの時間や距離が多く記載されています。それだけ、駅やバス停の距離を気にしている人が多いということ。
通勤時間を気にするだけではなく、駅やバス停に近いと立地条件が良く見えるとか、資産価値が高いとかの目安にもなっている場合もありますが、今回は、通勤にポイントを絞ってみました。

2-1.毎日忙しく、とにかく時間を捻出したい

毎日忙しく、帰りも遅くなることが多いひとは、出来れば、通勤時間は短いに越したことはありません。しかし、駅に近い物件は、高額な場合が多くなります。新築物件の場合、一般の会社員が購入できる物件は、部屋が狭くなるかもしれません。
中古物件の場合は、築年数なども金額を決める条件になっています。それでも、時短が最優先のひとは、高額でも駅近物件を考えたほうが良いでしょう。交通費削減はもちろん、家に帰ってからのゆっくり過ごせる時間は、お金に替え難いものもあるのではないでしょうか?

そんなあなたは、「駅近の暮らし」が最優先事項です。

2-2.近いほうが良いに決まっているが、ほかに優先すべきことがある

価格などの方が優先度が高く、多少の通勤時間は目をつぶれるという方は、通勤の仕方を考え直しませんか?
電車やバスに乗っている時間は、資格の勉強や本を読むなど、今までになかった習慣を身に着けることで、通勤も有意義に過ごせると思います。※満員電車の場合は、他の方法を考えましょう。また、車通勤のひとは、時間がよみ難くなりますので、住宅購入前には、通勤時間帯に混雑状況を把握しておく必要はあります。徒歩○分などの不動産広告や営業担当の思惑だけに捉われず、通勤の仕方は自分にあったものを。通勤を最優先にする場合は、どうやって通勤するのかの確認は忘れずに。また、時短できる場合は、どんな暮らし方が追加でき、豊かな暮らしになるか?を考えることも楽しいかもしれませんね。しかし、「働き方改革」で、仕事をする時間自体が短縮され、時間に余裕が出来るかもしれない…、余暇が増えるかもしれない…、と考えると、通勤時間の問題だけではなくなりますね。

「他に優先すべきことにお金をかけて、通勤時間は工夫して有意義に過ごす暮らし」を選んでください。

通勤時間を有意義なものにするアイデアをご紹介しているこちらの記事もぜひ参考にしてみてください。


3.「子ども」から暮らし方を考える

子育て環境のイメージ

お子様の成長を最優先に考え、そのために働き、そのために住宅を購入する!そんな方も多くいらっしゃいます。
ここでは、少し見方を変えた、子供優先の住宅とは?を考えてみました。

3-1.子どもの安全を最優先したい

子どもの通学に関して心配だというひとは、学校との「距離」だけを優先すればよいのでしょうか?実はどちらかというと、通学途中の道路状況(歩道の整備など)や街灯があるのかなどに注目すべきだと言われています。また、集団登校なのか?途中で見守る父母がいるのか?など、確認しておくことはたくさんあります。似たようで非なることですが、ただ単に「近い」ことだけでなく、子供の安全・安心が確保されているかどうか?が最重要なのではないでしょうか。

「子どもの安全を考えたときには、周辺環境や地域体制などの安全項目を重視した暮らし」を考えてみてください。

環境面からの注目すべきポイントをまとめたこちらの記事も参考にしてみてください。

3-2.子供部屋を与えたい

50年ほど前は、兄弟姉妹は、1部屋に一緒に居た家庭も多いはず+祖父母も一緒にくらしていたので、部屋数はそこそこ必要でした。30年ほど前は、子供ひとりひとりに1部屋与えたい+祖父母が遊びにくる部屋が必要なので、4LDKが人気でした。最近は、子供の数も経り、勉強はダイニングで家族と一緒のスペースで勉強する家庭も増えてきました。そうなってくると、子供に部屋を与えるというよりも、家族でどうやって暮らしていくかを考えなければ、部屋数を優先するのは、やや危険かもしれません。子供に部屋を与えることを優先する場合でも、何歳から何歳まで一人部屋が必要なのかをシミュレーションすると、3LDKもしくは2LDKで足りるという結論になるかもしれません。

「生活の仕方を工夫して、部屋を効率よく使っていく暮らし」を考えてみてください。

5人家族が3LDKで暮らした実体験を書いたこちらの記事のぜひ参考にしてみてください。

3-3.子供の将来のことまで考える

塾に行きたい!とか、有名な私立の学校に行きたい!と、子供が言い出すことを想定して、ある程度、街中に居住することを優先するひとが最近多くなりました。しかし、なかなか思い通りの進路をたどれなかったということも多いのでは?そのたびに住まうところ変える余裕がある家庭は良いのですが、大半の人は、その都合に合わせることが難しくなります。そうなると、子供の将来を優先するのであれば、駅徒歩○分やバス停徒歩○分の物件を選ぶほうが賢明かもしれません。

「ある程度、どんな希望にも応えられる利便性のよい暮らし」を優先することをオススメします。

先々まで、すべての子供の諸条件をクリアするのは至難の業ですが、何を優先するかを十分検討してください。子供の成長を優先するといっても多様な考え方がありますので、子供にとって、何が大事か?を一番に考えて、住宅を選んでいただきたいです。もうひとつオマケとして、「子供が巣立ったあと」まで考えるのが、住宅選びのポイントにもなります。
おそらく、子供が巣立った後のほうが、人生は長いので。

子育てを長い目で見たときに、意外にもマンション暮らしが適している?こちらの記事も参考にしてみてください。


4.まとめ

自分のあった暮らし方イメージ

もう「住宅」は買わない!というタイトルの割には、住宅購入のポイントを並べているような感じですが、私が言いたいのは、「暮らし方」を考えてください、ということです。
不動産広告や営業担当者は、住宅というハコモノは、ご希望に近い物件をご提案はできます。その広告や営業トークの中に出てくる、物件の価格や立地、仕様や設備、住宅ローンや月々の支払い額や税金はしっかりおさえてください。それぞれ大切なことばかりです。
しかし、その前になぜ住宅を買うのか?を考えるとき、自分にあった「暮らし方」を優先的に考えていないと、常に支払いに追われて本当にやりたかったことも出来ず…、豪勢な家と比べてアレが良い・コレが良いと不満を並べて…。とならないようにするためにも、住宅を買う前に、自分の暮らし方を十分考え、さらに将来像を考えておくことが大切だと思います。

「暮らし方」は、十人十色。

近年では、暮らし方には、平均という概念が無くなったのではないかと思うくらい、それぞれの価値観をもって暮らしています。一番大切な「暮らし方」を一度、じっくり考えてみてください。それから、どんな住宅が自分にあっているのか?を探し始めませんか。

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