人生の中で、もっとも大きなイベントのひとつである「マンション購入」。
大きな買い物だから買う前にはじっくり検討したいけど、どんな営業スタッフがいるか不安。もしかすると買うと言うまで営業をかけられるのではないかと心配になり、最初の一歩が踏み出せない……という方がいらっしゃるかもしれません。
そこで本記事では、満足できるマンション購入をするための「営業スタッフとの付き合い方」を解説します。
ポイントはマンション営業のスタッフがしてくれることを知ること、そして上手な付き合い方をするためのコツをおさえること。あなぶき興産の新築マンションの場合を例として、かつて営業スタッフだった筆者の経験を踏まえてお話しします。
これからマンション購入を検討されている方へ
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・マンションの購入を検討するときの注意点
・マンションを購入してから入居までの手続きの流れ
マンション販売の営業スタッフがしてくれること
新築マンションの購入にあたっては、まず気になるマンションが見つかったら、そのモデルルームを見学するところから始まります。
モデルルームでは営業スタッフが案内をしますが、その際にしてもらえることは次の4つに分けられます。
- マンションの説明と、モデルルーム案内
- 資金計画
- 間取り選びの相談
- 住宅購入に関わる諸相談
マンションの説明と、モデルルーム案内
モデルルームに行っても、いきなり見学は始まりません。まずマンション全体の概要(総戸数や階数などの規模や方角、建設地のことなど)や間取り、マンション周辺の住環境の説明が行われます。
そのあとにモデルルームを見学する流れになります。
完成前のマンションにおけるモデルルームは、販売される間取りを実寸大で再現した部屋で、実際の広さや雰囲気を体感できますが、複数ある間取りのうち、サンプルとしてひとつか、ふたつ程度の間取りしか作られません。そのため検討中の間取りとは違うタイプの部屋を見学することになる場合もあります。またオプション設備の追加や間取りの変更を行っていることもあるので、営業スタッフは間取りごとの特徴や、オプションと標準仕様の違いなどを説明します。
ただし自分たちだけでの見学では、オプションと標準仕様の違いや、希望している間取りとの違いなど、分からないこと・気が付かないことが出てくる可能性があることに注意が必要です。
資金計画
マンションを購入するときは、マンション自体の販売価格分のお金とは別に諸費用が必要になりますが、営業スタッフは、そういったお金の内訳や概算金額を説明します。
また住宅ローンを利用して購入する場合は、月々のお支払いについての資金計画案を提案します。
住宅ローンは収入や勤務状況によって利用できる条件が異なるので、ヒアリングした情報をもとに個々人に合った提案を行います。したがって、より詳細な資金計画案を知りたいときは、自身の情報を営業スタッフにしっかり伝えることが重要になってきます。
間取り選びの相談
マンションは1棟の中で複数の間取りが用意されています。
間取りによって、居室の広さ・居室の配置・収納スペースの広さ・家事動線などが異なりますので、生活をする上で重視するものは何かなどをヒアリングしながら条件を整理し、最適な間取りを選ぶお手伝いをします。
住宅購入に関わる諸相談
マンションのことだけでなく、お客様が抱えている住宅購入に関する問題や課題についても、営業スタッフが相談に応じます。
例えば、持家からの住み替えでマンションを購入する場合に、既存の持家や残っている住宅ローンをどうするのかといったことや、マンション購入後に転勤になった場合の対応方法など、営業スタッフはさまざまな事例と解決方法をを知っています。気になることがあれば相談してみましょう。
自分に合った営業を受けるためのコツ
営業スタッフとの会話は、不動産の知識差もあり、圧倒されてしまうこともあるでしょう。程よい距離感で良い関係性を築くためには、次のことを心がけると良いでしょう。
- 自身に関する情報は、正しく伝える
- 希望の連絡手段、時間を伝えておく
- 担当変更は可能。希望があれば気軽に伝える
- 聞きたいことは予め調べてまとめておく
自身に関する情報は、正しく伝える
モデルルーム訪問時にアンケートの記入を促されるほか、営業スタッフとの会話の中でさまざまな質問をされます。
住まいの検討状況・今の住まいの間取りや家賃・家族・勤務先・勤務状況・年収・車のローンなどの既存借入など、答えにくいと感じる質問も多いですが、可能な限り正直に答えた方が良いでしょう。
営業スタッフからの質問は、お客様の状況を把握したうえで、最適なご提案をするためのものです。
今の暮らしから将来の暮らしを考えて、お客様に合った間取りを紹介をしたり、無理なく支払える資金計画を作成したりと、ベストな提案をするためにお聞きしていることなので、あいまいな情報を伝えると、自分に合っていない間違った提案を受けてしまう可能性が高くなります。
またモデルルームでの見学時に、別の予定があるなどして見学できる時間が限られている場合は、事前にその旨を営業スタッフに伝えておくと、限られた時間内で知りたい内容にポイントをしぼった案内が可能です。それでも時間が足りない場合は、資料にまとめて後日にお届けする、別の日に改めて案内するといった対応も提案できますので、ご自身の状況は伝えておくと何かと良いでしょう。
希望の連絡手段、時間を伝えておく
モデルルームを見学した後には、販売状況のお知らせなど、営業スタッフから連絡がくる場合があります。
仕事や家事の都合など、連絡に出られない時もあるかと思います。電話・メールなど、希望の連絡手段や、連絡がつきやすい時間帯をしっかり伝えておきましょう。
都合の悪いタイミングで度重なる連絡を受けるといったような、双方が気まずい状況を避けられます。
担当変更は可能。希望があれば気軽に伝える
営業スタッフとやり取りをする中で、説明がつたない・話を聞いてもらえない・スムーズにやり取りできないなど、何かしらの問題があり、不安になるようなことがあれば、担当変更ができないか聞いてみてください。
もちろん、本人に伝えるのはなかなか難しいことですので、事務所に連絡をしたり、担当の上司などの同席者がいる場合は、同席者に依頼するのも良いでしょう。
営業スタッフとはお部屋の引渡しまで、長く付き合いが続く場合もあります。伝えないで我慢していると、せっかく気に入ったマンションなのに、余計な部分でストレスを感じてしまいます。大きな買い物だからこそ、気持ち良く購入・入居ができると良いですね。
聞きたいことは予め調べてまとめておく
モデルルームに行く前には、聞きたいこと・気になることを漏れなく質問できるように準備しておきましょう。
送られてくる資料やマンションのWEBサイトなどで事前に自分で情報収集できる時は、それらに書いていないことで確認しておきたいことがないかを考えるのがポイントです。
当日は取り紛れてしまったり、営業スタッフの話の情報量が多く、理解するだけで一生懸命になってしまったりと、充分質問ができないことも考えられます。予め調べてまとめておくことで、聞き漏らしを防ぎましょう。
こういう営業スタッフには気を付けて
基本的に、営業スタッフはお客様に合った提案をしますが、それが全て絶対というわけではありません。ここでは気を付けるべき営業スタッフの特徴を紹介します。
- プラスなことしか言わない
- 一方的に話をしてくる
- 相手の都合を考えずに執拗に連絡してくる(時間・手段)
プラスなことしか言わない
どのマンションも良い点もあれば、人によっては好ましくないと思える点もあります。しかし営業スタッフは、おすすめしたいマンションをよく見せようと、全てにおいてプラスのことしか言わないことがあるかもしれません。
プラス要素の話しか出てこないことが気になったら、その場で確認したり、自身でも調べて確かめてみましょう。
一方的に話をしてくる
いくら営業スタッフが提案する側とはいえ、質問攻めにされたり一方的に説明を受けるばかりというのもよくありません。
会話はコミュニケーションの基本です。一方的に話すだけでなく、こちらの質問にも真摯に答えてくれているか注意してみるようにしましょう。
こちらの都合を考えずに執拗に連絡してくる(時間・手段)
モデルルーム見学後、営業スタッフは販売状況やイベントのお知らせ等の様々なお知らせをお届けします。
しかしタイミング悪くその連絡に応対できない時に、立て続けに電話やメール、訪問など、手段や時間を変えて執拗に連絡してくる営業スタッフには注意です。
一方的なコミュニケーションを取ってくる営業スタッフは、お客様の意向を積極的に汲み取らない可能性があります。連絡が迷惑だと感じたときは早めに希望の時間や手段を伝える、一方的に話してきてこちらの話を聞かないと感じたときは担当の変更を検討するなどしてください。
モデルルームに行った人の感想が知りたいときは
ここまで営業スタッフとの付き合い方をご紹介しましたが、それでもモデルルームへの訪問は身構えてしまう人も多いと思います。
実際にあなぶき興産のモデルルームでも「初めてのモデルルーム見学で不安だった」というお声をお聞きします。しかし見学後には「来てよかった」「安心した」という感想をお持ちの方が多いようです。
あなぶき興産が運営するアルファあなぶきStyleでは、実際にモデルルーム見学をしたお客様から投稿いただいた「来場感想投稿」を公開しています。モデルルームに行った人のリアルな感想ですので、ぜひご覧ください。
今回、初めてこのような場所に行ったのですが、担当営業の方がとても丁寧で分かりやすく良かったです。物件ももちろん重要ですが、大きな買い物なので、担当営業さんの質もとても重要だと考えていたので、とても安心出来ました。
(アルファステイツ武蔵新城 2023/2/18 20:24)
マンションの購入を検討し始めてから、初めてのモデルルーム見学でした。初めてのことなので、不安で緊張していましたが、営業担当の方が丁寧に説明してくださり、理解が深まりました。ありがとうございました。
(アルファステイツ長泉II 2023/2/19 7:37)
マンション見学は初めてでしたが、丁寧に説明していただき、イメージしやすかったです。最初はとりあえず話だけ聞くつもりでしたが、立地や間取り、設備等も良く、購入を前向きに検討したくなりました。
(アルファスマート津山中央 2023/2/25 13:46)
出典:アルファあなぶきStyle│あなぶきのモデルルーム みんなの体験談
まとめ
マンション購入時の営業スタッフは、初対面から鍵の引渡しまで、様々なタイミングで関わることとなります。
会社によって営業スタッフとの関わる範囲は異なりますが、良い関係性が築ければ引渡し後も対個人として付き合いが続くこともあります。満足したマンション購入をするためにも、営業スタッフと良い関係が築けるよう、自分でも準備をしておくようにしましょう。
これからマンション購入を検討されている方へ
初めてのマンション購入。
たくさん手続きがあって不安になることがあると思います。
マンションという大きな買い物だからこそ、ミスなく・不安なく・効率よく、そしてお得に、購入手続きを進めたいですよね。
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