今まで一度もマンションに住んだことがない方や、マンションで子育てをすることに対してイメージができず悩んでいる方、マンションは子育てに向いていないと思っていませんか?
実はマンションで子育てをすると、子供と親の両面に多くのメリットがあるのです。
「子育てって何でこんなに忙しいのだろう、なかなか自分の時間が作れない」
「子供のことが不安・心配」
などなど。子育てって大変で、色々と不安ですよね!マンションでの子育ては、このような悩みが解決するかもしれません!
マンションで子育てをする5つのメリット
メリット1 身近に同じような世帯・年代が住んでいる
身近に同じような世帯や年代が住んでいるマンションは、子供の登下校時も集団登校で安心です。また、子供の相談を気軽にできる環境があるのでおススメです。
なぜなら、ファミリー向けの新築マンションでは、子育てファミリー世帯の購入者割合が一番多いからです。子供達は同じ小中学校にもなりますし、登下校も一緒で友達ができやすい環境だといえます。
そして子供と同じように、親同士も友達になりやすい環境です。
親同士のコミュニティができることで、学校内での子供情報や進学先の学校情報など、さまざまな情報の交換ができるようになります。また、子供のことで悩んだとき、学校のことで不明な点があったときなど、気軽に相談できる人が身近にいると安心できるのではないでしょうか。
《Aさん》
学校の登下校、以前の家では子供が1人になってしまう時間があり不安でした。
同世代の子供が多いマンションだと、建物内まで一緒に登下校できるので、すごく安心しています。
《Bさん》
子供が小学校に入学するとき、学校の準備物や子供のことを相談できる人がいなくて不安でした。今ではマンション内に同年代のママ友ができ、子供の相談だけではなく、学校や塾・習い事、病院の情報交換をしています。
気軽に相談できる環境ができたので、悩みが少なくなりました。
メリット2 物件周辺に教育環境が整っている
周辺に教育環境がそろっているマンションは、塾や習い事の選択肢が広がります。また子供の送迎に余計な時間がかからないのでおススメです。
なぜなら、マンションは都市中心部に建てることがほとんどで、徒歩圏内に人気の進学校や塾・習い事が多く、子供が「○○塾に行ってみたい、あの習い事をしてみたい」と言った場合に、選択肢の幅が広がります。
また、実際に塾や習い事をはじめた場合になって考えてみましょう。
物件周辺に教育環境が整っていると、送迎にかかる時間も短く、また、子供が大きくなれば徒歩や公共交通機関で通うことも可能になります。それにくらべ教育環境が点在している場合、送迎に余計な時間がかかります。また子供が2人、3人と増えた場合、それぞれの習い事や塾へ送迎が必要になり、送迎だけでも倍の時間がかかってしまいますよね。
《Cさん》
戸建てに住んでいた時、長女の塾の送迎に片道30分、長男のクラブ活動へ送迎で片道15分。毎日移動だけでクタクタになっていました。今では歩いて行けるところに塾があり、送迎が不要になりました。
また、マンション内に長男と同じクラブ活動をしているご家族がいたので、今では順番制で送迎するようにしています。以前にくらべ時間に余裕ができ、気持ちも楽になりました。
《Dさん》
以前住んでいたところは郊外で、近所に塾や習い事は少なく、種類も限られていました。希望の習い事へ行かせてあげたくても夫婦共働きなので送迎できず、子供にあきらめてもらっていました。
今では近所に希望の習い事があるので、子供も喜んで通っています。
メリット3 共用施設が充実している
共用施設が整っているマンションを選ぶと、安心して子供を遊ばせることができます。
大規模なマンションでは、いろいろな共用施設が併設されている場合があります。
マンション内にキッズルームがある場合、暑い日や雨の日など天候に関係なく、また安心して子供を遊ばせる事ができます。
マンション敷地内に公園を併設している場合、わざわざ公園に連れて行く手間もかからず、少し空いた時間に子供達を外で遊ばせることができます。また、子供が大きくなり、ひとりで遊びに出かけた場合でも敷地内なので安心です。
《Eさん》
少しだけ子供を遊ばせたいときや、ママ友が子供と一緒に遊びに来たときにキッズルームを使っています。部屋ではおもいっきり遊べませんが、キッズルームなら安心して遊ばせることができます。
また、雨の日でも遊べますし、子供だけで遊ぶ場合にも安心です。
《Fさん》
今までは公園に遊びに行くために、飲み物や着替え、レジャーシートなどを用意し出かけていました。
今ではマンション内に共用の公園があり、気軽に遊べるようになりました。汚れて着替えが必要な場合でも、すぐ自宅に帰れるので便利です。また、公園を利用した様々なイベント(お花見や餅つき大会)を行っていて、子供たちも毎回楽しみにしています。
メリット4 病院や買い物施設が近い
近所に病院や買い物施設があると、余計な時間がかからないのでおススメです。
なぜなら、マンションは都市の中心部近くに建てることがほとんどで、病院や買い物施設が近くにあり、行くまでに時間がかかりません。子供は体調をくずしやすく、また定期的な検診や予防接種もあり、病院に時間をとられることも多いですよね。ただでさえ時間がかかる病院が近所にない場合、行くだけで時間がかかってしまいます。
また、買い物施設も近ければ近いほど便利です。子供を連れて買い物に行くのって大変ですよね、子供が小さいと車に乗せるだけでも時間がかかってしまいますし、子供と一緒だと予定どおり動いてくれず、買い物に時間がかかってしまいます。これが毎日ともなると、買い物だけで疲れてしまいます。
《Gさん》
長男が大学病院に通院していて、以前の住いから病院に行くだけで40分、診察に3時間以上かかっており、病院の日は次男のお迎えに間に合わないので、別料金を払い延長保育をおねがいしていました。
今のマンションは大学病院も近く、時間がかからないので次男のお迎えも行けるようになりました。また周辺に病院が多く、急に子供の体調が悪くなった場合も直ぐ行けるので安心です。
《Hさん》
以前住んでいたところは車がないと生活できないエリアで、一番近いスーパーまで車で約7分かかっていました。最初は約7分という距離を何とも思っていませんでしたが、子供が一緒だと車に乗せる作業(チャイルドシート・ジュニアシート)に時間がかり、買い物に行く時が一番疲れてしまうようになりました。
今は徒歩圏内にスーパーがあるので、車の乗り降りもなく、また買い忘れがあったときもすぐ買いに行けるので助かっています。
メリット5 セキュリティーが充実しているので、安心して出かけることができる
セキュリティーが整っているマンションなら、子供が留守番をしないといけない場合においても安心して出かけることができます。
マンションのほとんどがオートロックシステムになっています。入居者の方がセキュリティーを解除しない限りマンション内に入ることができません。また24時間体制の警備会社と提携しセキュリティーを高めています。
監視カメラもエントランスや駐車場などに設置されているため、不審者や訪問販売の業者が入にくい環境にあります。管理人さんがいるマンションであれば、なおさら安心です。
《Iさん》
マンションを選んだ理由は、セキュリティーが整っているからです。我が家は共働きで日中家にいないので、子供達に鍵を持たせています。オートロックや管理人さんもいることで、不審者も入って来にくいことや、遊びに行くのもマンション内の友達のところが多く安心しています。
《Jさん》
アパートに住んでいたとき子供が玄関をいつの間にか開け、外に出ていたことがあります。一度車のブレーキ音が聞こえた時があって、慌てて外に飛び出したことを覚えています。今のマンションは玄関を開けても廊下があり、すぐに外に飛び出すことがないので安心しています。
マンションで子育てをする4つの注意点
注意点1 子供の騒音
マンションで子育てをする場合、一番気になるところは「騒音」ではないでしょうか。
集合住宅のマンションで、騒音をゼロにすることはできません。
集合住宅に住む以上、子供達にもマンションでのマナーやルールを教えることが大切です。しかし、小さい子供にいくらマナーやルールを教えても、すぐには静かにできません。
子供の騒音を気にしている方は、引っ越しの際に上下左右の方へ挨拶に行くことをおススメしています。それは、事前に迷惑をかけることを告げておくことで、不快に感じる印象が違ってくるからです。
また、子供が遊ぶ場所や日中よくいる場所には防音マットや防音カーペットを敷きましょう。物や材質にもよりますが、マットを敷くことによって音の軽減につながります。
注意点2 子供の転落
マンションの上層階は眺めが良く、開放感があるので人気です。
しかし小さい子供がいる場合、バルコニーから転落の危険性があるので注意が必要です。
上層階のお部屋に住む場合はバルコニーに子供が踏み台として使えるようなテーブルやイス、物を置かないようにしましょう。
また、バルコニーは遊び場ではないという事を子供に言い聞かせることと、バルコニーに安易に出られないように鍵をかけることが大切です。
注意点3 子供の成長を想定した間取り選び
よりよい間取りを選ぶには、今の使い勝手だけではなく、子供達の成長を考慮した上で、使いやすい間取りを選ぶ必要があります。
部屋の広さは十分にあったとしても収納が少なかったり、各部屋に収納があったとしても、掃除道具や荷物をしまうための廊下収納がなかったりなど、マンションの間取りを選ぶ際には注意が必要です。
例えば、子供が小さい場合には和室がある間取りの方が便利です。
それは遊びスペースやお昼寝スペースに使用できるからです。しかし、和室だと引き違いのふすま戸の場合が多く、ひとつのプライベート空間(子供部屋)としては使用しがたくなります。
大きい子供の場合には、和室ではなく洋室の方が子供のプライベートを保つことができます。
注意点4 子供がいる場合は、ご近所付き合いにも考慮が必要
マンションだけに限りませんが、子供がいる場合はご近所付き合いにも注意が必要です。
賃貸とは違い、住みづらいので直ぐに引っ越そう、ということができません。近所付き合いが苦手な方でも、引っ越し時には挨拶をし、近所にどのようなかたが住んでいるか確認しておきましょう。
また、仲良くなりすぎることにも注意が必要です。
同じ年代や子供がいることで仲良くなるのに時間はかかりません。しかし仲良くなりすぎて緊張感がなくなり、失言をし喧嘩をしてしまうケースもあるようです。
入居者の方とはほどよい距離感をたもち、住みやすい環境を作ることをおススメします。
子育て世帯が選ぶ、人気の階数や間取りとは
騒音で気を使いたくない方は1階住戸や2階住戸(下に住戸がない部屋)がおススメ
注意点1でも書いたとおり、子供の騒音問題は子育てファミリーには一番気を使ってしまう部分です。どれだけ騒音対策をしてもゼロはならないし、子供が楽しく元気に遊んでいるときに注意したくない、という方も多いです。
そのような方には1階住戸や2階住戸(下がエントランスやピロティになっている部分)がおススメです。それは、自分の住戸より下には部屋がないので、下に部屋がある住戸に比べると他の入居者に騒音が聞こえにくくなります。また、1階住戸はエレベーターを待たずに外に出られることや、注意点2でも書いたような転落の危険性もなくなり、子育てファミリーに大変人気な間取りです。
このように、騒音で気を使いたくない、子供の転落が心配の方は1階住戸や2階住戸(下に住戸がない部屋)がおススメです。
子供が多い方は、全て洋室の田の字プランがおススメ
4LDKは高額で手が出せない、価格的には3LDKがいいけど子供3人いるし…
子供が多い方には、全て洋室3LDK田の字プランがおススメです。田の字プランとは、中和室の無い間取りプランです。このプランは、成長に合わせ色々な部屋の使い方ができます。
このように、田の字プランだと、子供が多い場合や子供の成長に合わせて、色々と部屋割りを変更できる間取りになります。
すでに子供が多い方、今から子供が増える方には田の字プランの間取りがおススメです。
小さい子供がいる方は、洗面所が広く、多目的カウンターがあるプランがおススメ
子供がまだ小さい方、特に保育園や幼稚園、小学校低学年のお子様がいるご家庭は、毎日たくさんの洗濯物がでて大変だと思います。そのなかでも、汗や泥汚れがしみこんだ洋服は、付け置き洗いをしないとなかなか落ちません。
マンションの場合、洗面所のスペースは狭い場合が多く、付け置き洗いができるスペースは洗面台かお風呂場しかありません。一旦付け置き洗いをしてしまうと洗面所やお風呂場が使えなくなってしまいます。
そこでオススメプランが、洗面所が広く多目的カウンターがあるプランです。
多目的カウンターがあるので、付け置き洗いをする為のボールが置けるほか、アイロンがけや身支度のための化粧品を置くこともできて便利です。
さらにカウンター下には空間がありますので、選択仕分けカゴを置くことや、ちょっとした収納スペースとして活用できます。小さい子供がいる場合、一緒にお風呂に入り体を拭き、着替えます。洗面所のスペースは広いにこしたことはありません。
このように、小さい子供がいる方は、洗面所が広く多目的カウンターがあるプランがおススメです。
まとめ
私が考えるマンションでの子育てメリットは以下の5つです。
- 身近に同じような世帯や年代が住んでいるので、子供の登下校時も安心+子供の相談を気軽にできる環境がある
- 周辺に教育環境がそろっているので、子供の塾や習い事の選択肢が広がる+子供の送迎に時間がかからない
- 共用施設が整っているマンションを選ぶと、安心して子供を遊ばせることができる
- 近所に病院や買い物施設があり、余計な時間がかからない
- 子供が留守番をしないといけない場合においても、安心して出かけることができまる
マンション子育ての注意点は4つです。
- 子供の騒音
- 子供の転落
- 子供の成長を想定した間取り選び
- 家族同士のご近所付き合い
子育て世代にオススメの間取りや階数は3つ。
- 下に部屋がない1階や2階
- 全て洋室で、田の字プラン
- 洗面所が広く、多目的カウンターがあるプラン
マンションで子育をするメリットはたくさんありますが、全てを満たしているマンションを探すのは簡単ではありません。また、マンションで子育てをする際の注意点も忘れてはいけません。
この記事を読んでいただいて、少しでもマンションで子育てをすることに興味を持っていただいたなら、まずはネットで検索するところからはじめて見ましょう。気に入っていただけるマンションが見つかるかもしれません。
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