ネットスーパーは、忙しい人にとっての救世主だと思います。筆者も実際に利用して、買い物のときに感じていたさまざまなストレスをなくすことができました。今となっては「もっと早く利用すればよかった」と思っています。
○食費の節約
○時間のゆとり
○心のゆとり
とくに、この3点においてネットスーパーの恩恵をひしひしと感じています。「買い物に行くのが大変」「効率よく買い物したい」と思っている方には、ネットスーパーの使いやすさを感じてもらえるはずです。あなたの目的別に、おすすめのネットスーパーをご紹介します!
1. 目的別!おすすめのネットスーパー
しかし、ひとくちに「ネットスーパー」といってもタイプはいろいろあり、それぞれに強みもちがいます。あなたが家事をするうえで解決したい悩みや大切にしたいことにあわせて、最適なネットスーパーを選びましょう。
1-1 食費の節約におすすめ、いつものスーパーのネット通販
1-1-1 いつものスーパーのネット通販=普段使いの総合スーパーのネット販売
家計支出の軸である「食費」を節約している方には、いつも使っているような総合スーパーのネット通販がおすすめです。普段通っているスーパーや、それに近いお店にネット通販サービスがあると、品揃えになれているので使いやすいですよ。
1-1-2 節約のカギは、1人でもできる「まとめ買い」
いつものスーパーのネット通販が節約につながるのは、まとめ買いするようになるからです。週に何度もスーパーに行くとつい無駄なものを買ってしまうので、買い物の回数を減らすのは節約に有効だと言われていますね。また、1週間の献立計画を立てて、買い物のタイミングを週1回に決めてしまうと、ネットスーパーを利用する場合は食材の費用だけでなく、送料も節約できることがあります。
ネットスーパーの配送には送料がかかりますが、お会計が一定額を上まわれば送料無料という特典がある場合もあります。筆者が愛用する総合スーパーのネット通販では、5,000円以上のお買い物で送料無料です。他の総合スーパーのネット通販サービスを見てみても、だいたい同じかもう少し安い注文額で送料無料になることが多いようです。
なんども小まめに注文すると無駄に送料がかかるので、筆者の場合は必然的に4~5日分の食料品をまとめ買いするようになりました。すると、自然に食費が減っていったのです。
ほかにも節約効果を実感できることとして、邪魔をされずに1人で買い物ができることがあげられます。
たとえば、週末に夫と一緒に買い出しに行くとしましょう。自分は節約のため買う物を決めているのに、夫が想定外のものをカゴに入れてくることってありませんか? 筆者の場合はなんとなく棚に戻しづらく、思っていた以上に食費がかかるということがありました。子ども連れのときも同じで、「あれ買って」「これ買って」とみるみる買い物かごの中身が増えてしまっていました。
また、節約以外のメリットとして「自分のキャパシティ以上に食材が買える」ということも忘れてはいけません。1週間分のまとめ買いをすれば、買い物カゴ2つ分くらいになることもあります。筆者は子どもを連れて買い物していたときに、この量を運ぶのはムリでした。お米、オムツ、飲料などのかさばる物はまた後日となり、買い物の回数が増えてしまっていたのです。
大量買いは、ネットスーパーだからこそできるメリットといえます。
つまり、いつものスーパーのネット通販は、「自分が必要だと思う商品だけをまとめ買いする」という、食費を押さえたい方にとって理想的な買い物スタイルを実現してくれるのです。
1-2 時短重視なら流通大手のネットスーパーがおすすめ
1-2-1 流通大手のネットスーパー=ネットショッピングサイトやコンビニ各社のネット販売
流通大手のネットスーパーとは、日本を代表するネットショッピングサイトやコンビニ各社で頼める生鮮食品のネット販売のことです。ここ数年で、小売業以外の企業も相次いで参入している、急成長中のネットスーパーサービスです。
1-2-2 流通大手のネットスーパーなら時間の融通をつけやすい
基本的にネットスーパーを利用すれば、スーパーまで往復していた移動の時間分の時間短縮になります。筆者は子ども連れで買い物に行くと、とにかく時間がかかっていました。スーパーにたどり着くだけで精一杯、買い物中も子どもの動きに気を配っていると効率よく買い物できないことも。ネットスーパーは子どもにかかっていた時間の短縮も可能にしてくれます。
「移動の時間を短縮できる」というメリットは、どのタイプのネットスーパーを利用してもいえることです。しかし、さらにワンランク上の時短を可能にするのが流通大手のネットスーパーです。
流通大手のネットスーパーは配送ネットワークが確立されているため、いつものスーパーのネット通販より商品到着時間が朝から夜遅くまで、はばひろく設定されていることが多いようです。コンビニ系であれば、最寄りの店舗で好きな時間にうけとるサービスがあることも。
とにかく時間を節約したい人には、自分にとってベストなタイミングで食材をうけとること、これが大きなメリットではないでしょうか。
1-2-3 調理時間も短縮
また、流通大手のネットスーパーは調理時間の短縮にも役立ってくれることがあります。いつものスーパーのネット通販や、あとから出てくるこだわり食材を取り扱うネットスーパーとくらべると、お惣菜のセット商品や半加工食品、お弁当などを多く取りそろえていることが多いのです。そういった商品を活用すると、食材を最初から調理するより時間を短縮することができます。
食費に余裕はあるけれど時間がないという方であれば、温めるだけで食べられる商品は嬉しいですよね。
ほかには、ネットスーパーでためたポイントを別の買い物で利用できるというメリットがあることも。大手グループのネットスーパーであれば、コンビニの店頭、提携先店舗など、共通ポイントの使い道を幅広く用意してくれていることが多いのでお得ですよ。
時短に有効な流通大手のネットスーパーは、専業主婦だけでなく働いている方にとってもおすすめです。忙しい人ほど、ネットスーパーを利用する価値は高いとおもいます。
こちらの記事では、忙しい子育て中の共働き家庭でネットスーパーを利用するメリットをご紹介しています。ぜひ参考にしてください。
→子育て中でも共働きを可能にする環境のつくり方
1-3 健康志向の方におすすめ、こだわり食材を取り扱うネットスーパー
1-3-1 こだわり食材を取り扱うネットスーパー=全国各地から集めた産地直送や無農薬の新鮮な食材を販売
量販店ではなかなか販売されていない、全国各地から集めた産地直送や無農薬の新鮮な食材を届けてくれるのが、こだわり食材を取り扱うネットスーパーです。「オーガニック食品を扱うお店が近くにない」「希望の産地の商品が手に入らない」といった、健康志向の方がかかえる悩みの強い味方になってくれます。
1-3-2 こだわり食材を取り扱うネットスーパーの利点は節約や時短よりも商品力
さきに出てきたいつものスーパーのネット通販と流通大手のネットスーパーは、どちらかというと効率を重視したスーパーの選び方でしたが、こだわり食材を取り扱うネットスーパーの1番の強みは、商品力にあります。
こだわり食材を取り扱うネットスーパーは、商品が手元に届くまで数日かかったり、一般的なスーパーの特売品より割高だったりすることが多いのですが、その分、厳選された新鮮な食材が手元に届きます。また、店頭では表示しきれない食品の細かな情報を掲載していることが多いので、「身体に入るものは妥協したくない」という方も、納得して買い物ができるでしょう。
こだわり食材を取り扱うネットスーパーは、2世帯で同居しているご家庭にもおすすめです。シニア世代になると食事の量が減り、「身体にいいものを少しだけ食べたい」という方が増えるようです。世帯間で食材を分けあえれば、ネット通販に不慣れなシニアの方にも喜んでもらえるのではないでしょうか。
2. ネットスーパーを使うと「食費節約・時間と心にゆとり」
ここからは、筆者がネットスーパーを利用して感じた「食費節約・時短・心の変化」を、体験談を交えてご紹介したいと思います。
2-1 食費の節約
2017年時点で、8割以上の人は夕食の食品購入先としてスーパーの実店舗を利用しています。
(一般社団法人 新日本スーパーマーケット協会 2017年版 スーパーマーケット白書 第3章 消費者調査・データからみた 食品購入先利用状況より)
スーパーの実店舗で買い物をしていると、どんぶり勘定になることが多いのではないでしょうか? あまり考えずに商品をカゴに入れ、合計額はレジに行くまでわかりません。そのため、一回の買い物金額が予想よりも嵩んでしまいがちです。
しかし、ネットスーパーであればカゴの中身と冷蔵庫の残りを見くらべながら吟味することで、食費を一週間分の予算内におさめる工夫ができます。筆者はネットスーパーの買い物でたりない分のみ店頭で買いたすようにしているのですが、実店舗分の買い物額はせいぜい週2,000円程度ですんでいます。
ネットスーパーをつかうと、難しく考えなくても食費をコントロールしやすくなります。ネットスーパーを上手に使って予算管理をすれば、月の食費をおさえることができるでしょう。
筆者の場合、ネットスーパーを使い始める前、4人家族(未就学児2人)の食費は、だいたい毎月5万円台前半でした。節約を意識していたつもりですが、週に1万円以上は出費したことになります。
ネットスーパーを使うようになると、送料無料のボーダーラインである5,000円を目安に、週1回のまとめ買いをするようになりました。1か月分で20,000円~24,000円分の食材をネットスーパーで注文することになり、5週目分として3,000円追加しても30,000円以内でおさまったのです。
平均して、食費をこれまでの6割程度におさえられるようになりました。
2-2 時間のゆとり
どのタイプのネットスーパーを使っても、買い物自体にかかる時間を短縮することができます。
○実店舗での買い物にかけている時間は月に4時間程度
農林水産省の2016年の調査では、買い物で最もよく利用するお店までの片道の所要時間は、5分以上10分未満が36.2%、10分以上15分未満が26.8%となっています。また、買い物をする頻度は、2日に1回が23.6%、3~4日に1回が45.5%でした。
つまり、往復で20分かけて週に2回くらいスーパーに通っている人が多いということです。
これをネットスーパーを使うようにすれば、移動の20分×週2回=40分、月に160分は時間を捻出できることになります。
(平成28年度農林水産情報交流ネットワーク事業全国調査 食料品アクセス(買い物弱者等)問題に関する意識・意向調査より)
また、買い物そのものの平均時間は、成人女性で34分という調査があります。筆者の経験からですが、ネットスーパーだと決済が完了するまでだいたい20~30分です。差はあまりないように感じますが、店頭の場合、混み具合によっては車の駐車やレジに時間がかかることも考えられます。実店舗の方が10分余計にかかるとすると、10分×週2回=20分、月に80分はネットスーパーより時間が必要です。
(総務省 統計局 平成28 年社会生活基本調査 生活時間に関する結果 結果の概要 2 家事関連時間 表2-2 男女別家事関連時間(平成23 年,28 年)-週全体より)
※表の数値は1日あたりの平均時間です。
以上より、実店舗での買い物をネットスーパーでの買い物に切り替えると、月に240分=4時間程度の時間のゆとりができることがわかります。
○時間にゆとりができて、子どもと遊んだり新しい料理にチャレンジしたりするようになった
筆者の場合は、半加工品や調理キットを活用してさらに調理時間も短縮しました。一から作ると3~40分はかかっていた夕食が10分程度でできあがるので、とても重宝します。
そうして捻出できた時間を使って、2つのことができるようになりました。
- 子どもの相手
夕食ができていないと気持ちが焦ってしまい、子どもから「遊んでほしい」と言われても、相手ができずに困っていました。テレビを見ながら待ってもらうことも多かったのですが、調理時間が短くなった分、子どもと一緒に遊ぶ時間を増やすことができました。
- 初めてのレシピで料理
時間のゆとりができた分、同じ調理の中でも、新しいレシピへの挑戦ができるようになりました。いつもより時間がかかりますが、手際を優先してマンネリ化していた献立にも変化をつけられるようになりました。
2-3 心のゆとり
数値化することは難しいのですが、ネットスーパーを使う前とくらべて「心のゆとりができたな」と思うことをあげてみます。
- 節約できたことで、主婦のスキルに自信がついた
- 買い物で体力を奪われることがなくなった
- まとめ買いで1週間の献立を決めるようになり、メニューに悩む回数が減った
- 空いた時間で、ほかの家事や子どもの相手をするようになった
- 土日の買い物で、夫の時間を削ることがなくなった
- レジに並ぶストレスから解放された
など、ネットスーパーの利用が心のゆとりにつながっていることを実感しています。
3. まとめ
筆者はネットスーパーをつかうことで無駄遣いが減り、時間に追われることも少なくなりました。買い物ストレスが解消されれば自然と心にゆとりが生まれ、毎日の生活が少し軽やかになった気がします。
ネットスーパーは、今の生活にゆとりをもたらすだけでなく、今お住まいの家から買い物施設が遠いときなどにも大活躍しますよ。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
→スーパーが遠い家でも大丈夫!買い物をラクにする5つの解決方法
ぜひ、この記事を参考に、ご自身の生活にあったネットスーパーを見つけてくださいね。
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