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テレビボード-アイキャッチ
くらしのヒント

【パターン別】家庭にぴったりなテレビボードの選び方を教えます

お部屋のインテリアを考える上で、「主役」となるものの一つに普段視聴する「テレビ周り」があります。

「テレビボードを購入したいけれど、どんな種類のものを選べばいいの?」
「今のテレビボードの選び方や配置って、本当にこれで最適なの?」
などお困りではありませんか?

今回は、テレビとテレビボードの「バランスの良いサイズと配置の仕方」をはじめ、子育て中や転勤に伴う引越しが多い方にも押さえておいていただきたい「テレビボードの選び方と注意点」をパターン別に図解を交えて詳しくご紹介します。

ぜひ、ご家庭にあったぴったりなテレビボードを選ぶ際の参考にしてくださいね。


テレビボードの選び方で押さえるべき2つのポイント

テレビボード 選び方-1

テレビボードの選び方で、まず押えるべきポイントとしては、2つあります。

  1. テレビとテレビボードの「サイズ」
    →テレビとテレビボードのサイズを把握して、バランス良く見せましょう。
  2. テレビボードの「高さ」
    →視聴場所を理解した上でテレビボードの高さを選びましょう。

簡単にポイントをご紹介しましたが、次の章にて、詳しく説明いたします。

テレビとテレビボードの「サイズ」

まず、テレビボートを選ぶ際の基本となる、テレビとテレビボードのサイズのバランスについてです。

テレビとテレビボードのサイズのバランス

テレビボード 選び方-2

テレビより大きめのサイズのテレビボードを選びましょう。山型になるのが、キレイに見える理想のバランスです。

両脇にキャビネットを配置して山型に見せるパターン

テレビボード 選び方-3

テレビの横に収納スペースを設ける場合は、両脇にキャビネットを配置することで山型になり、バランスよく見せることが出来るのでおすすめです。

片側にキャビネットを配置して山型に見せるパターン

テレビボード 選び方-4

両脇にキャビネットを配置するだけではなく、片側に配置するだけでもバランスよく見せることが出来るので、おすすめです。

おすすめしない置き方

テレビボード 選び方-5

テレビとテレビボードのサイズがギリギリになると、テレビにぶつかった際に、転倒のリスクが高くなり、怪我をする恐れがあります。バランスもよく見えないので、おすすめはしません。

実際に、家具屋さん等を見に行ってみると山型に並べているケースが多いです。せっかくの新しい家具をきれいにバランスよく見せたいですね。
また、テレビよりも少し大きく余裕のあるサイズのテレビボードを選ぶことで、将来的にサイズの大きなテレビを購入した場合でも対応が出来ます。

テレビボードの「高さ」

テレビボードの最適な高さ

テレビの中心を見たときに、目線より少し低くするのがポイントです。床に座って視聴する場合・ソファに座って視聴する場合など、視聴の仕方によって選びましょう。

例1. ソファで見るなら


ソファに座った場合の一般的な人の目線の高さ=約110cm

※あくまで目安です。身長等によって変わります。
※テレビ画面のサイズは、42Vくらいを目安としています。

約40~50cmくらいのテレビボードがおすすめです。

テレビボード 選び方-6

例2. 床に座って見るなら


床に座った場合の一般的な人の目線の高さ=約80cm

※あくまで目安です。身長等によって変わります。
※テレビ画面のサイズは、42Vくらいを目安としています。

約40cm以下のテレビボードがおすすめです。

テレビボード 選び方-7

例3. ダイニングから見るなら


イスに座った場合の一般的な人の目線の高さ=約120cm

※あくまで目安です。身長等によって変わります。
※テレビ画面のサイズは、42Vくらいを目安としております。

約50cm以上のテレビボードがおすすめです。

テレビボード 選び方-8


【パターン別】テレビボードを選ぶ際に重視すべきポイント

子どもが掴まり立ちをし始めた

小さなお子様がいらっしゃるご家庭では、掴まり立ちをし始める頃に、テレビボードの周辺でいたずらや怪我をするケースをよくお聞きします。そこで、重視すべきポイントとしては、以下の3つです。

  1. コンセントなどのケーブル類がまとめられるか確認しましょう。
  2. DVDデッキやゲーム機器をなるべくボード内に収納出来るか確認しましょう。
  3. お子様が怪我をしにくい構造になっているか確認しましょう。

ケーブル類については、お子様が抜いたり、かじったりする危険もありますので、なるべくまとめられるタイプのもの、もしくは、ボード内を通すタイプのものを選ぶと良いでしょう。
DVDやゲーム機器なども、お子様がいたずらをして壊すことが出来ないよう、なるべくボード内に収納出来るようなものを選びましょう。
また、お子様が割って怪我をしないように、ガラス扉のものは避けた方が良いでしょう。
お子様の怪我を防止するため、テレビボードの角にはコーナークッション(保護材・約1,000円前後でホームセンター等にて販売しています。)を取り付けるのも良いですね。

DVDやゲームなどが増えてきた

趣味などで、DVDやゲームといった周辺機器の所有が増えている方も多いのではないでしょうか。そこで、重視すべきポイントとしては、以下の2つです。

  1. 所有している周辺機器がまとめられる収納量か確認しましょう。
  2. コンセントなどのケーブル類がまとめられるか確認しましょう。

所有されているDVDのソフトや周辺機器が多い方には、テレビボードの購入をする前に収納量を確認されることをおすすめします。
また、コード等も必然的に増えてきますので、テレビ周りがすっきり見えるように、コードをまとめることが出来るかどうかも重要なポイントになります。

音響にこだわりたい

テレビの横にスピーカーを設置してテレビを視聴する際の音響にこだわりたい(こだわっている)方も多いのではないでしょうか。そこで、重視するポイントとしては、以下の2つです。

  1. テレビ周りにスピーカー等の配置がしやすいサイズか確認しましょう。
  2. 音響機器だけではなく、プレーヤーやゲーム機などの周辺機器が収納出来るか確認しましょう。

スピーカーを置いた場合のテレビボードのサイズは特に注目すべきポイントです。バランス良く見せるため、山型になるように配置を試してみましょう。音響関係だけではなく、周辺機器が収納出来るように収納量も事前に確認するのも良いですね。
また、かっこよく見せたい!という方は、スピーカーとテレビボードの色・デザインを気にしながら選んでみましょう。
ただし、ご注意頂きたい点としては、スピーカーのサイズや種類によっては、周囲に音量で迷惑を掛けてしまう可能性があります。マンション等の集合住宅に住んでいる場合は、使い方にも気をつけましょう!

転勤や引越しが多い

中には転勤などの理由で引越しが多く、なかなか気に入ったテレビボードを見つけられないとお悩みの方もいらっしゃると思います。そこで、重視すべきポイントとしては、以下の2つです。

  1. ガラス扉は極力避けましょう。
  2. 持ち運び(解体・組み立て)がしやすいものか確認しましょう。

ガラス扉については、引越しの際に割れる危険性もあるので、避けるのもポイントの一つです。
大きなテレビボードだと、引越しの際に持ち出しのため解体をして運ぶケースもあります。新しいお家に運んだ後で、また組み立てなおすのは大変。そこで、持ち運びがしやすいものかどうかはとても重要です。
また、手間を省くために小さめのテレビボードを選び、テレビの隣にキャビネットを組み合わせて配置するのもおすすめです。


テレビボード・扉の種類について

テレビボード 選び方-9

テレビボードの種類

テレビボードには、いくつか種類があります。設置場所や、収納できる量、用途に合わせて選ばれることをおすすめします。

ローボードタイプ

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  • コンパクトで高さが無いので、設置しても圧迫感を感じさせないことがメリットです。
  • 物によりますが、収納量はそこまで無いことがデメリットです。
  • 床に座ってテレビを見られることが多い方にはおすすめです。
  • テレビの横にキャビネットやスピーカー(音響機器)を配置しやすいので、音響にこだわりたい方にもおすすめです。

ハイボードタイプ

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  • お子様に触らせたくないもの(割れ物など)は、上部に収納することで、いたずらや怪我の防止につながります。
  • DVDやゲーム機などの所有が多い方にもおすすめです。

組み合わせタイプ

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  • テレビボードと、シェルフ部分が独立しているので、用途に合わせて自由に使うことが出来るのがメリットです。
  • テレビボード+シェルフになるので、他のものと比べてコストが掛かる可能性があるのがデメリットです。
  • お部屋の間取りや大きさに合わせて組み合わせが可能なので、引越しや模様替えには容易に対応が可能です。
    →引越しが多い方には、おすすめです。

コーナータイプ

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  • お部屋の角に収まるように作られたテレビボードです。
  • コーナーに配置するタイプなので、物によりますが収納量を求める方には、物足りないと感じるかもしれません。
  • 形の種類も多いので、テレビ台を置く位置が限られる方におすすめです。
    →引越しが多い方には、おすすめです。

テレビボードの扉

開き扉タイプ

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  • 少ない力で扉の開閉が楽に出来ることがメリットです。
  • 扉を開けるために、ある程度周囲のスペースの確保が必要になってくることがデメリットです。
  • 金具が横についており、小さなお子様は、指を挟む可能性があるので注意が必要です。

フラップ扉タイプ

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  • 扉が大きいので、ブルーレイデッキやゲーム機等の幅の大きいものを収納するのに適しています。
  • 少し開け閉めに力が必要になりますが、お子様が扉を開けて、いたずらをするリスクを減らすことにもつながります

引き戸タイプ

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  • 開く際、扉が前に出てこないので、テレビボード前のスペースがない場合でも、スムーズに出し入れ出来ることがメリットです。
  • お子様が自分で簡単に開くことが出来るので、お子様のいたずらには、注意が必要かもしれません。

テレビを見る際の最適な距離とは?

購入するテレビボードのイメージが出来たら、次は、テレビ以外の家具のレイアウトのポイントです。ソファやダイニングセットなどを配置する場所を決める時、テレビを見る際の最適な視聴距離も併せて考えておきたい大切なポイントです。

テレビを見る際の最適な視聴距離

テレビには、以下のようにサイズ毎に最適な「視聴距離」があります。一般的には、テレビ画面の高さの約3倍が理想とされています。

テレビ画面のサイズと視聴距離

32V型 約39cm → 約120cm
37V型 約46cm → 約140cm
42V型 約52cm → 約160cm
46V型 約57cm → 約170cm
50V型 約57cm → 約190cm
65V型 約57cm → 約240cm

※4Kのテレビの場合だと、一般的には、約1.5倍となります。

テレビボード 選び方-17

お持ちのテレビ画面のサイズと視聴距離を参考にしながら、家具の配置を考えていきましょう。

まとめ

家具を選ぶ際に主役の一つとなるテレビボードですが、今回ご紹介したもの以外にも、家具屋さんには数多くの種類があります。
実際に見に行って、これだ!と思うものを購入するのも、一つの楽しみかもしれません。

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