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くらしのヒント

楽しくインテリアをディスプレイする為に!押さえるべき基本ルール3点

お部屋を自分好みのスタイルにしたい。小物を上手にディスプレイしてお部屋をオシャレにしたい。ディスプレイというと、街中のショーウィンドウを思い浮かべませんか?色々な小物や家具をアートのように並べた様子は、とても素敵です。

真似してみたいけど、「何をどう飾ったらお部屋が素敵に見えるのだろう?」「自分の好きな物だけ集めてもなかなか上手にできない」なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。

筆者の私はどちらかというとシンプルなお部屋が好きなのですが、少しの小物もディスプレイ次第で雰囲気はグッと変わることを知り、お部屋を素敵に見せたいと思い試行錯誤しながらチャレンジしています。もちろん何も飾らないシンプルなお部屋も素敵ですが、ここではお部屋を素敵に見せたいと思っている初心者の方へ、初心者の私がお伝えするディスプレイの基本のルールをご紹介いたします。是非参考にして頂けたら幸いです。

インテリアの配色を決める色彩計画

1.押さえておきたい基本のルール“3つ”

まずは基本のルールを知ることが大切です。基本を押さえて、自分らしいお部屋にディスプレイしましょう。

1-1.“テーマ”を決めて自分好みのディスプレイにしよう

お部屋にインテリアを飾るとき、自分なりに何かテーマを決めてディスプレイするとお部屋にまとまりができてより素敵に見えます。好きな小物を集める前に、どういうものをどういうふうに飾るのか考えてディスプレイしましょう。

また、テーマに沿った物を選ぶには、無意識に漫然と見るのではなく、じっくりと眺めて、手にとって、触れてみて、お部屋に置いたときの雰囲気をイメージすることも大切です。
例えば、旅行に行ったときの思い出の写真を飾ってみたいなと思うのなら、それがディスプレイのテーマになります。写真を飾って、その写真の横に旅行土産の小物をアレンジしてみるのもいいですね。旅行先が海やレジャーを楽しんだのなら、貝殻などを飾って海をイメージしてみるとその時の楽しい思い出が目に見えて分かります。

 

季節をテーマにしたい時は四季ごとのテーマを決めてもいいです。例えば秋には紅葉した葉や落ち葉を飾って秋らしさを出してみると季節感がでますね。

冬にはクリスマスをイメージしてキャンドルライトやクリスマスツリーなど冬のアイテムをディスプレイするのも素敵です。

 

年間のイベントをテーマにしてみてもお部屋に季節感が生まれて自分が楽しめるだけではなく、遊びに来られる方にも楽しんでもらえそうです。

例えば4月はお花見や桜がキレイな季節なので、桜をイメージして桜の雑貨や桜の花びらを飾ってみたり、7月は七夕をイメージして笹や短冊といった七夕飾りを、9月はハロウィンにちなんでハロウィン小物を並べてみてもかわいいです。また小さなお子様のいるご家庭では折り紙で一緒に手作りして飾ってみても良いですね。ディスプレイは何か1つテーマを決めると、イメージが膨らんでよりお部屋作りを楽しむことができるんです。

1-2.色は“3色”に抑えてまとまりを持たせよう

あれもこれもと自分の好きな色にしてしまうと、全体的にまとまりがありません。色の使い方のバランスを考えることも大切です。色の使い方は、基本的にお部屋の床や天井、壁の色のベースカラーを入れて“3色”までに抑えましょう。濃い色や淡い色、形や素材の違いで異なって見えることがあっても、3色くらいに抑えておけば大丈夫です。

原色はインテリア全体にメリハリを与えるアクセントカラーとして使いましょう。はっきりとした色を取り入れるときは、いくつか同じ色のものを繰り返して入れると上手にできます。例えばクッションや写真立てのフレームの色をそろえるというような感じにするとまとまりがでます。また、色には暖かさや熱さをを感じさせて、エネルギッシュで明るい雰囲気をイメージさせる「暖色系」と冷たさや涼しさを感じさせて、静かで落ち着いたイメージを与える「寒色系」があります。寒色系でまとめてしまうとお部屋が寒々しくなるので、ポイントとして、反対色を入れて温かみを出すなどの工夫をしてみてもよいです。

≪白×グレー×グリーン≫お部屋全体が白をベースとしているので、アクセントカラーにグリーンをいれてメリハリができます。

 

≪白×ブルー×イエロー≫寒色系のブルーを多く使っているので、ポイントにイエローを入れることで温かみのある雰囲気になります。

1-3.“飾る物の素材”を意識して統一感を持たせよう

お部屋に飾りたいアイテムの素材も大切です。素材と言ってもピンと来ない方もいるかもしれません。そのアイテムがやわらかいのか、硬いのか、または、ざらざらしている、つるつるしているなどの物のもつ素材感とその物の効果を知って選ぶと、統一感もうまれます。

例えば、同じつるつるしたものでも金属とガラスでは素材感がだいぶ違いますし、ガラスにも温かみのあるものと、冷たく硬質なもあります。また木は自然素材で温かみのある印象を与えます。色々な素材のアイテムを組み合わせるよりも、素材はディスプレイの印象を大きく変えるので統一した方がよいでしょう。

アイテムの種類は様々ですが、アンティーク(金属)な物で統一しています。

 

カラーはグリーンに素材はガラスに揃えることでまとまりができています。

また、アンティーク(金属)な物はガラス素材や木の素材とは相性が良いですが、ファブリック(布製)などのやわらかいものとは相性があまり良くなかったりと素材によって相性の良し悪しがありますので注意してください。


2.ディスプレイ≪応用編≫

基本のルール3つの次は、応用編としてもっとお部屋のディスプレイを楽しめる方法をご紹介します♪

2-1.“植物”もアイテムとして取り入れる

植物は見ているだけで、優しい気持ちになり明るくなります。インテリアの一部として飾れば、生きた小物として空間に活力を与えてくれます。お部屋に飾るときは、場所や空間とのバランスを考えることが大切です。

例えばリビングならソファの横に置いてみたり。または本や小物を置く棚にあえて小さな植物だけを並べて配置してみるのも良いです。

またインテリアフレームにフェイクグリーンを入れたものを写真を飾るように棚の上に並べて見るのもオシャレになります。

2-2.“バランス”よく配置する

飾る場所はお部屋のコーナーや窓際、家具の上などどこでもいいんです。ただし、飾る面には壁があり、まわりに家具があることを忘れてはいけません。家具の上に飾る場合は、家具の奥行きや、色とのバランスを考えることも大切です。また、飾るアイテムをバランスよく配置するには2つの方法があります。

2-2-1.高低差をつけて三角形をつくる

1つは飾るアイテムに高低差をつけて三角形を作ることです。飾るものを大きく3つの頂点に結んだライン三角形におさまるように飾ることで、高さにメリハリがつきます。

 

2-2-2.左右対称に配置する

もう1つは、左右対称に配置するシンメトリーです。例えばキャンドルやグラス、テーブルランプなど、同じアイテムを左右対称に並べると平面的で安定した印象になります。

 

寝室もペンダントライト、ベッドサイドテーブル、壁面にはフレームを左右対称に並べて落ち着いた空間ができています。

アイテムを飾るときは、お部屋全体の空間の中でバランスもしっかりと考えてディスプレイしてみてください。

2-3.ディスプレイを“光”で効果的に見せる

光はあてるものをより一層、効果的に見せる1つのテクニックです。ただ光をあてるのではなく、ディスプレイをより素敵に見せるために、光のあて方も工夫しながら楽しむことが大切です。例えば、目立たせたい物にスタンドライトで上から光を当ててみたり、またはブラケット照明(壁面照明)で光を当ててみるのも良いですね。

 

インテリアの配色を決める色彩計画

3.まとめ

お部屋を素敵に見せるディスプレイの基本をお伝えしました。楽しくお部屋をディスプレイして自分らしいお部屋を作ってみてください。またディスプレイは季節やイベントに応じて、時には模様替えも大切です。そうすることで気分も変えられますし、アイテムをそろえる楽しみが増えたり、ディスプレイのテクニックがどんどん上手になっていきますよ。

 

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