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おしゃれディスプレイ
くらしのヒント

<ディスプレイ編>おしゃれなインテリアを叶えるアイデア集

最近は状況の変化から、家で過ごす時間が増えたという人は多いと思います。
普段過ごす室内を少しでもおしゃれで居心地のいいインテリアにするために、部屋の模様替えにチャレンジしたり、ディスプレイコーナーを刷新したりした人も少なくないかもしれませんね。

今回は、インテリアをおしゃれに仕上げるのにぜひ試していただきたい「ディスプレイ」のアイデアをご紹介します。
ちょっとしたコツを覚えるだけで、普段使いの物をおしゃれに見せたり、見栄えのいいディスプレイコーナーを作ったりと、ワンランク上のインテリアを楽しむアイデアが満載です!

インテリアの配色を決める色彩計画

ディスプレイコーナーに雑貨や小物をおしゃれに飾るアイデア

人形は世界観づくりに注力しよう

ぬいぐるみ、キャラクターグッズ、地方の特産の人形など、人形系の雑貨はディスプレイに最適。動物や人物などの生き物のフィギュアを飾ると、部屋に躍動感が生まれ、居心地のいい雰囲気になります。

人形系の雑貨をディスプレイするときは、小さな世界をつくると、コーナー全体が生き生きと引き立ちます。

小さな世界を作るということは、ストーリー性を持たせるということ。人形を置く土台(床)や壁、周りに置く雑貨などの背景をストーリーに合わせて作るとうまくいきます。

動物のディスプレイ

動物のフィギュアは手軽にストーリーを作ることができます。植物と組み合わせて動物の生育環境を再現させてもいいですし、この写真のように本の上にのせるだけでも、お話を連想させるディスプレイになります。

 
 
 
 
 
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王宮ファンタジーの世界を表現したディスプレイ。パステルトーンでまとめた色使いが見事ですね。

ぬいぐるみをディスプレイ

ぬいぐるみも世界観を演出してあげると、こんなに哀愁漂う雰囲気に。

キャンドルは3つ以上飾るとおしゃれ度アップ

海外のインテリアによく登場するキャンドル。最近では日本でも様々な大きさや形状のキャンドルが雑貨ショップで簡単に手に入るようになりましたね。

キャンドルを、香りを楽しむためにいくつも持っている、という人も少なくないのではないでしょうか。

そんなキャンドルは、3つ以上まとめてディスプレイするとおしゃれな雰囲気になります。色は同じかグラデーションにするとより大人っぽくまとまりますよ。

キャンドルは3つ以上

上から見た時に三角形になるように置くと、奥行きが出ておしゃれに仕上がります。

キャンドルは3つ以上

太さや長さの異なるキャンドルを組み合わせると、グッと奥行きが出て洗練された雰囲気に。

 
 
 
 
 
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大きさの違うホワイトキャンドルにグリーンを合わせています。明るく爽やかなディスプレイコーナーの完成。

家族写真は思い出のアイテムと一緒に飾る

リビングに家族の歴史が分かるような写真コーナーをつくる家庭もたくさんありあす。その時々の思い出をたくさん並べるだけでも素敵ですが、そこに写真にまつわる雑貨やお土産などを一緒にディスプレイしてみてはいかがでしょう。

お土産で買ったオブジェを一緒に

写真を壁にディスプレイする場合は、お土産で買ったオブジェを一緒に飾るのがおすすめ。コーナー全体が平面的ではなく立体的になり、リズムが生まれます。
写真をポラロイド風にプリントすれば、写真立てなどに入れずにラフに貼るだけで様になりますよ。

旅先でつくった手作り品を飾っても

旅先でつくった手作り品を飾ってもいいですね。
きちんと土台を置いてから飾ると、特別感がでてより引き立ち、コーナー全体の格も上がります。

対の雑貨で自分だけのサンクチュアリをつくろう

ディスプレイコーナーは、時として、自分にとっての癒しの存在になってくれることがあります。ちょっと心が疲れたり揺らいだりした時、自分だけのサンクチュアリ的コーナーがあると安心できて癒されますね。

そんなサンクチュアリコーナーづくりにおすすめなのは、対になっている雑貨。特におすすめなのがシーサーなどの動物オブジェです。かわいらしさもありつつ、守り神的な役割も担ってくれそうですね。
他には、キャンドルやフラワーベースなども。個性的なデザインの方がサンクチュアリ感を演出しやすいですよ。

雑貨でなくてもミニグリーンを対で揃えて置いても、見るたびにホッとできるコーナーをつくれます。

シーサーのインテリア

こちらはシーサーの置物をトイレに飾った例。一緒に飾るグリーンも対にしてかわいらしいながらも落ち着いたディスプレイスペースを作っています。南国を思わせる素材の敷物もマッチしていますね。

暖炉の上にシンメトリーにオブジェを飾り、中央には十字架をひとつ

暖炉の上にシンメトリーにオブジェを飾り、中央には十字架をひとつ。シンプルながらも厳かな空気の漂うディスプレイですね。

クッションは連想ゲームで足し算しながら増やす

クッション

ディスプレイコーナーとは少しそれますが、クッションをインテリアのアクセントに利用する方も多いので、複数選ぶ時のポイントをお伝えします。

クッション選びは「足し算」がポイントです。ひとつベースとなるクッションを決めたら、そこに使われている色が含まれている多色か柄入りをセレクト。次に、2つ目に選んだクッションに使われている別の色と同じ色のあるクッションを追加します。

追加していくときに、柄を足したり別の色を足したり、少しずつ要素を足していくと、いくつも選んだ時に全体がまとまります


壁面や空間をおしゃれに魅せるポイント

次に、壁面を使ったディスプレイと空間演出のポイントについてお話します。ここでは、特に著者おすすめのフレーム使いのテクニックをご紹介します。

壁に掛けて飾る雑貨には額縁をプラス

家具などの上に雑貨などを飾った時、その後ろの壁も生かしてディスプレイすると、その家具上の空間全体がディスプレイコーナーとして存在感を放ちます。
一番簡単な壁のディスプレイ方法は、雑貨を「掛けて飾る」ことですが、小さな雑貨をやみくもに壁にかけてもまとまりません。むしろ視線があちこちに飛んでうるさい空間になってしまうことすらあります。
そんなときは、小さな雑貨たちを額縁におさめてみてはいかがでしょう。縁取りがつくことで視線が集中し、雑貨や小物も引き立ちます

直置き、壁付けの棚、小瓶、フレームで構成されたディスプレイコーナー

直置き、壁付けの棚、小瓶、フレームで構成されたディスプレイコーナー。小物を季節に合わせて変えれば簡単にシーズンインテリアが楽しめますね。

 
 
 
 
 
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ドライフラワーが印象的なホワイトインテリア。壁にあしらった小物を一部フレームで囲み、ディスプレイにメリハリをつけています。

「立体×平面」を組み合わせて奥行を出す

立体的な物と平面的な物を組み合わせて飾ると、グッとおしゃれな雰囲気を演出することができます。

鹿のオブジェ

鹿のオブジェだけでもインパクト十分ですが、そこにフレームをプラスするとミステリアスな雰囲気に。個性派インテリアを目指す人におすすめ。

リース×フレームの組み合わせ

リース×フレームの組み合わせ。少しはみ出すようにリースのサイズを作ると、より立体感を演出できます。

観葉植物も、フレームと組み合わせると目を引くディスプレイコーナーに

何気なく置いた観葉植物も、フレームと組み合わせると目を引くディスプレイコーナーに変身。大小サイズ違いのフレームを枠だけ飾るのがポイント。

複数のフレームを飾る時は中心を意識

フレームは枚数が増えるほど、サイズが様々になるほど、バランスよく配置することが難しくなります。こなれ感を出せるフレームの配置を知りましょう。ポイントは「それぞれのフレームの中心を意識する」です。

こなれ感を出せるフレームの配置

基本の配置のやり方。横の中心のラインを揃えます。「正方形、等間隔、3枚」は、失敗知らずで絶対おしゃれに見える、テッパンのディスプレイです。

サイズやデザインの異なるフレームを十字に

サイズやデザインの異なるフレームを十字に飾っています。フレーム自体が個性的なデザインなのでそのまま飾っただけで絵になりますね。それぞれの縦と横の中心ラインを揃えて配置し、最後に微調整しています。

中央の2枚は縦、左右の2枚は横の中心ラインを揃えて配した例

中央の2枚は縦、左右の2枚は横の中心ラインを揃えて配した例。

番外編


【番外編】日用品をセンスよく飾る♪ディスプレイ収納のススメ

 

家の中での究極のディスプレイは、日々使う物をいかに美しくしまうか、日用品を洗練されたディスプレイ雑貨のような佇まいに見せられるか、だと考えます。そのためのヒントをいくつかご紹介しましょう。

洋服をセレクトショップ風に置く方法

お店のように服をしまうポイントは「ゆとり」

洋服は数も多く、家の中に色の氾濫を引き起こすアイテムのひとつ。そんな洋服のおしゃれディスプレイの代表といえば、ショップの陳列ですよね。

お店のように服をしまうポイントは「ゆとり」。指1本分+αの空きを左右につくりましょう。そのゆとりはショップ風のおしゃれな雰囲気を演出してくれるだけでなく、出し入れしやすいという効果も。

器は素材を合わせて棚に等間隔に並べるだけ

b.	器は素材を合わせて棚に等間隔に並べる

食器棚に陳列した食器を雰囲気よく見せられる、簡単なコツ。それは、陶器、ガラス、木など素材に分けて等間隔に並べるというシンプルな方法。

ここでもゆとりは大切にしたい要素で、同じ食器を重ねるなら、小鉢などの深さのある器なら2~3個、お皿なら5枚程度にとどめるといいでしょう。
食器棚全体も7割程度に抑えられるとベスト。ぎゅうぎゅうに詰めれば詰めるほど、生活感がにじみ出てしまいます。

アクセサリーコーナーはトレイが大活躍

アクセサリーはお気に入りを少しだけ持つ派、という方にぜひ試してほしい方法です。アクセサリーを引き出しやジュエリーボックスにしまうのではなく、トレイにまとめていつでも目に付く場所に置いてみてください。付け外しが楽にできるだけでなく、立派なディスプレイコーナーとして活躍してくれるはずです。

アクセサリーコーナーはトレイが大活躍

木製トレイはアクセサリーを傷つけずに保管できて便利。ベルベットなどの布製トレイもアクセサリーを優しく管理できますが、木製トレイのほうがお手入れが簡単でおすすめです。

全てをゴールドでまとめた圧巻のアクセサリーコーナー

全てをゴールドでまとめた圧巻のアクセサリーコーナーです。
敢えてアクセサリーをはみ出すように収めてアート感を演出しています。

ウォールステッカーで遊び心を部屋中に散りばめる

ウォールステッカー

先に紹介した「立体×平面」のアイテムを組み合わせる手法を、生活まわりの物にも取り入れてみましょう。

スイッチや水回りのドア周りに、ウォールステッカーを使って遊び心をプラスしてみてはいかがでしょう。何気ない普段の行動がちょっぴり楽しくなりますよ。

インテリアの配色を決める色彩計画

まとめ

おしゃれなインテリアを彩る雑貨や小物、壁面や収納のディスプレイアイデアを紹介しました。
まずは雑貨や小物をおしゃれにディスプレイするコツを知り、コーナー全体を洗練された雰囲気に仕上げましょう。壁面ではフレームを駆使するのがおすすめです。さらに、日用品の収納にもひと工夫加えて、家中を素敵なディスプレイで埋め尽くしてみてください。

こちらの記事でも、雑貨のディスプレイのルールを解説しています。
お部屋のディスプレイを考えるときは、合わせて参考にしてくださいね。

楽しくインテリアをディスプレイする為に!押さえるべき基本ルール3点
お部屋を自分好みにしたい。インテリアをどんな風にディスプレイしたら素敵に見えるのだろう。初心者の方でも気軽にできる基本のルールをお伝え致します。参考にして頂けると幸いです。

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