お部屋のインテリアに欠かせないのが、植物を取り入れること。植物はお部屋に1つあるだけでも雰囲気は変わりますし、華やかになったり、落ち着いたりするので不思議ですよね。また、植物はインテリアだけではなく、癒しの力や空気をキレイにしたり、空気の乾燥を防いでくれたりとたくさんの恩恵も与えてくれるんです。
でも「お部屋にインテリアとして植物を飾りたいけど、どんなものがいいか分からない」「どんな風に飾ろうか」「枯らしてしまわないかな」など思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。まずは自分のお部屋にはどんな植物が良いのか、またせっかく飾るのであれば枯らさずに育てる方法を知って植物をインテリアのアイテムとして取り入れて、素敵な空間を作りましょう。
1.自分のお部屋にあった植物を飾ろう
植物を飾りたいけど、どこにどんな風に飾ればいいか悩んでしまうものです。植物は大きい物から小さい物まで大きさや種類は様々です。せっかくならお部屋の広さや雰囲気に合わせて植物を飾りたいですね。広いお部屋には緑の背景として取り入れたり、またお部屋が狭くて植物を飾りたいけど飾る場所が・・とお思いの方もいらっしゃるのではないでしょうか。狭いお部屋でもアイデア次第で楽しむことはできるんですよ。
1-1.お部屋の空間のあるところに飾る
お部屋に背の高い植物を飾りたい、そんな時はお部屋の隅や空間のあるところに飾りましょう。基本的な飾り方ですが、こうすることで植物が背景として緑の景色を演出してくれるんです。例えば、ヤシの木でもっとも知られている①フェニックス・ロベレニーや管理が手軽にできて育てやすい②ドラセナもオススメです。 また大きめの植物を飾るときは人の通らない邪魔にならない場所が良いです。
1-2.シンメトリー(左右対称)な飾り方
左右対称に植物を置いてみるのも良いですよ。それは左右対称に置く事でその間に空間の中心ができお部屋に安定感がでてバランスが良く見えるから。例えば、枝葉が下向きに生えてやさしい雰囲気がある【ベンジャミン】ややわらかい樹形とハート形の葉っぱの【ウンベラータ】がオススメです。
人がシンメトリーに惹かれるのは、「左右対称」は実際の人間には存在しない為、本能的に憧れに近い感情を感じるからだそうです。
1-3.狭いお部屋は窓際や壁掛けの植物を
お部屋が狭くて植物を置きたくても置く場所がないな、そんな方は窓際や壁掛けの植物を!窓際や壁掛けの植物は場所を取りませんので手軽に楽しめます。またほとんどの植物は太陽の光と風通しのいい場所が好きなので窓際に飾ってあげると植物も元気に成長しますし、お部屋もオシャレになりますよ。例えば、手軽に取り入れられて室内植物の代表格でもある【パキラ】や種類が多くて手間のかからない【多肉植物】もオススメです。 また壁掛けには飾るだけでもオシャレに見えて葉っぱが長く伸びるツルにいくつも生える【アイビー】も可愛いです。
1-4.卓上にちょっと置きたい
大きな植物はどうしてもスペースを取って邪魔になってしまう。そんなときは卓上でも楽しめる小さなミニサイズの植物を飾るだけでもお部屋はオシャレに見えます。ダイニングテーブルやオフィスデスクなど長時間過ごす場所に置いて楽しむのも良いですね。
2.どんな部屋でも応用できる植物
筆者も緑のある部屋が好きで、実際に部屋にミニサイズの植物を飾っています。緑があるだけでもお部屋がオシャレになりますし、癒しを感じます。そこで筆者がオススメする初めての方でも気軽に育てられる植物、どんなお部屋にも応用できる植物3つをご紹介します。
2-1.ポトス
室内で植物を育てるうえでとても育てやすいポトス。乾燥に強く、長時間日影でも育つ数少ない室内で育てるのに適した植物です。つるを水に挿しておくだけで根を出すので繁殖力が強く丈夫なんです。つるが伸びるので成長も楽しめますし、キレイなグリーンの葉と優しい雰囲気がお部屋を明るくしてくれます。またサイズも大きいサイズからミニサイズまであるので、ちょっとしたインテリアに卓上や窓際に置くときはミニサイズを、お部屋のコーナー部分に床置きする時は大きいサイズを選ぶと良いです。
2-2.モンステラ
大きな葉に深く切れ込みが入る独特な葉の形をしている観葉植物で、生命力が強く寒さや日影にも耐えることができて室内で植物を育てるのが初めての方にもオススメのモンステラ。デザインやインテリア性に富んでいるので、棚の上や・テーブルの上、床に置いてみたりと場所を選ばず、あらゆる雰囲気のお部屋にも順応してくれる万能な観葉植物なんです。
2-3.サンスベリア
枯れにくく暑さや乾燥に強く育てやすい「サンスベリア」。もっともよく知られた特徴は「空気清浄効果」があります。サンスベリアはほかの観葉植物と比べると空気清浄効果以外にも視覚疲労を回復させる効果や、リラックス効果も兼ね備えた観葉植物なんです。またインテリアをおしゃれに飾るアイテムとしてもとても人気があり、玄関先に置くと魔よけ・厄除け効果があると言われています。玄関先に置いても良いし、リビングのソファ横などくつろぐスペースに置いて癒しの空間を作っても良いですね。
関連記事<緑に癒される!部屋に置きたい観葉植物10選>でも紹介しております!
3.失敗しない育て方
お部屋に植物を飾っても、枯らしてしまってはインテリグリーンが台無しになってしまいます。せっかく飾るのなら成長を楽しみながら長く飾っておきたいですよね。ここでは失敗しない育て方のポイントを3つお伝えしたいと思います。
3-1.水やり
植物の水やりのタイミングは土の状態を観察して土が白っぽく乾いたらたっぷり水をあげてください。ポイントは土が乾くまでは水を与えない事です。また、水を与える時間帯を自分が水やりできる時間帯に合わせましょう。そうすることでいつも決まったタイミングで水を与える事ができるので、植物に過度なストレスをかけることが減ります。また土が湿っているときは水を与える必要はありません。
3-2.温度管理
植物のほとんどが高温多湿の熱帯地方が原産の為、高温多湿を好みます。夏は問題はありませんが、冬は寒さに耐えることができずに枯れてしまうことがありますので、冬の寒い季節は窓からはなして暖かい場所へ移動させてあげることが大切です。
3-3.光
お部屋に植物を飾るときは、置く場所の明るさも確認する必要があります。なぜなら植物にとっては太陽の光が必要不可欠だからです。植物は太陽の光を浴びて光合成を行ってそれをエネルギーに変えて成長します。全く光の当たらないお部屋や、お部屋の照明だけでは元気に育ちません。どうしても置く場所が太陽の光が当たらない場所になるときは、ときどきは太陽の光の当たる明るい場所へ移動させてあげると良いですよ。
4.イミテーショングリーン編
インテリアとして置くだけでもお部屋がおしゃれに可愛くなる植物ですが上手く育てられるかな、枯らしてしまわないかな・・そんな方には本物の植物にそっくりなイミテーショングリーンもオススメです。遠くから見ると「本物の観葉植物置いているのかな?」と勘違いしてしまうほどです。また、イミテーショングリーンにはこんなメリットだってあるんです。
- 本物の観葉植物と違ってお手入れの必要がない
- 水やりの必要がない
- 虫が発生しない
- 大きくならない
- 日当たりを考えなくて良い
- 子供が倒してもケガがなく安全
イミテーショングリーンは忙しい方でも気軽に取り入れることができるので、緑のあるお部屋を楽しむことができますよ。またマンションのモデルルームではイミテーショングリーンを飾ってお部屋を演出しています。実例をご紹介致しますので是非参考にしてみて下さいね。
【リビング】
【子供部屋】
【書斎】
【寝室】
5.ハーバリウムも素敵
新しい植物の鑑賞の形でガラスの瓶に入った植物「ハーバリウム」 をご存知でしょうか?簡単に言うと、植物の標本。本物の植物を使用した押し花やブリザードフラワーが一般的ですが、「ハーバリウム」は特殊な液体で浸してガラスの瓶にいれたものでとてもオシャレで女性に人気があるんです。また瓶の形や植物の種類も豊富なので自分用はもちろんギフトにもピッタリです。「ハーバリウム」もインテリアのアイテムとしてお部屋に飾ってみても、華やかでオシャレになりますよ。
6.まとめ
インテリアとしてお部屋に植物があるだけで、雰囲気が変わるって不思議ですよね。植物は小さいサイズから大きいサイズ、また種類も豊富です。まずは手軽に育てやすい植物から、またはイミテーショングリーンを取り入れて緑のある暮らしを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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