家具選びでこんなに違う!ナチュラルインテリア徹底解剖実例集

ナチュラル インテリア

インテリアスタイルの王道「ナチュラルインテリア」は、木製家具や綿や麻素材などの天然素材を使ったファブリックなどでしつらえたスタイル。しかし、ひと言で「ナチュラル」といってもその幅はとても広いもの。

カーテンやソファの張地などのファブリックは、色や柄で好みの「ナチュラル」を選びやすいですが、家具は色味や形に違いがなく、何となく選んでいる方も多いのではないでしょうか。
家具は部屋の中で大部分の面積をしめるので、選び方ひとつで部屋全体の雰囲気は大きく変わってしまいます。

そこで今回は、ナチュラルインテリアに取り入れたい「家具の選び方」に注目してポイントを紹介します。家具の形や色味、塗装の有無や色むら、かすれ具合にも注目して、自分の好みにあったナチュラルインテリアを取り入れましょう。


ナチュラルインテリアとは

木材や天然素材のぬくもりを生かしたインテリア

ナチュラルインテリアとは
ナチュラルインテリアの「ナチュラル」を他の言葉で表現すると「ぬくもりのある、飾り気のない、自然な」などとなります。つまり、ナチュラルインテリアとは、素材の質感を生かしたあたたかみのあるインテリアのこと。白や生成りを基調とした明るい雰囲気も魅力です。

一歩間違うと抽象的で曖昧な表現に

流行に左右されず、万人に受け入れられやすいナチュラルインテリア。「自然な、木のぬくもりのある、飾り気のない」内装は、だれにとっても居心地よく感じられますが、主観的な感覚で判断されるものなので、実はその幅は広く、ともすると曖昧になってしまいます。
なぜなら、人によって心地いいと思う木のぬくもりや素朴な感覚は異なるからです。

例えば下の写真のように、ログハウスのような壁も天井も木材で組み立てた部屋をナチュラルインテリアだと感じる方もいますし、そうでない方もいます。

ナチュラルインテリアのイメージ1

また対極として、下のような写真をナチュラルインテリアではないと感じる方もいますし、そうでない方もいます。

ナチュラルインテリアのイメージ2

極端な例を挙げましたが、ナチュラルインテリアは捉える人の主観によって幅が広いスタイルともいえます。
そうした差異を埋めるため、自分以外の人とナチュラルインテリアのイメージを共有する場合は、写真の切り抜きを貼ったイメージボードをつくることもおすすめです。

イメージボード
イメージボードの例

この時、部屋全体のイメージはもちろん、イメージにあう服装や雑貨などの写真も積極的に使うと、より具体的にイメージの共有ができます。


好みのテイストに仕上げる木製家具の選び方

まずは木そのものの色味に注目

木材はビーチやホワイトアッシュのようなホワイト系、パインやオークのようなイエロー系、マホガニーやウォールナットのような濃いブラウン系など、種類によって色味が異なります。素材の質感を生かすことを主とするナチュラルインテリアは、選ぶ木材の色味によって部屋のトーンが決まります。好みのテイストに仕上げるうえでは、慎重に検討したいポイントです。

ホワイト系(ビーチ、ホワイトアッシュなど)

ホワイト系の木材

イエロー系(パイン、オークなど)

イエロー系の木材

ブラウン系(マホガニー、ウォールナットなど)

ブラウン系の木材

家具の塗装の色むら、かすれの有無が部屋の印象を決める

塗装の有無で家具の見た目の印象は随分変わるもの。さらに、塗装の色むらやかすれ具合もナチュラルインテリアの仕上がりを左右するポイントです。かすれた塗装の下に見える木肌の質感が、空間の趣を演出するのにひと役買ってくれますよ。

収納棚(塗装有り/色むら、かすれ無し)

塗装あり 色むらかすれなし

ダイニングテーブル(塗装無し/色むら、かすれ無し)

塗装なし 色むらかすれなし

木製ボックス(塗装有り/色むら、かすれ有り)

塗装あり 色むらかすれあり

ダイニングテーブル(塗装無し/色むら、かすれ有り)

塗装なし 色むらかすれあり

家具の板の厚みや脚の形状で空間のボリュームを調整する

白やベージュ系の色味でまとめるナチュラルインテリア。シンプルな分、家具の存在感がそのまま部屋の印象につながりやすくなります。木材のボリュームを抑えたい時は、天板の厚みを抑えたり、先が細くなっている脚の家具を選ぶことでサイズや機能はそのままに、軽やかな雰囲気に仕上がります。

木材のボリュームがあるダイニングテーブル

木材のボリュームあり

木材のボリュームを抑えたダイニングテーブル

木材のボリューム抑えめ


<スタイル別>ナチュラルインテリア実例

シンプルスタイルは白木系の木製家具と相性抜群

シンプルスタイル1
ナチュラルスタイルの代表格ともいえるシンプルスタイル。都会的な雰囲気と木製家具のぬくもりのバランスが見事な空間です。

シンプルスタイル2

ラダーを壁にかけたり六角形の棚を点在させたり、個性的な小物を散りばめた実例。華やかさがありながらも、木製家具で統一しているため落ち着く空間に仕上がっています。

シンプルスタイル3

子ども部屋もこのように木製家具で統一すると、色の氾濫を抑えられて落ち着いた雰囲気を残しつつ、可愛らしさも演出できます。

シンプルスタイル4

「木×ホワイト」はシンプルスタイルのテッパンの組み合わせ。都会的な印象とぬくもりを絶妙なバランスで表現することができます。

レトロスタイルは家具の艶や木目に注目

レトロスタイル1
北欧のアンティーク家具を思わせるデザインの家具を配したレトロスタイル。家具の木目や渋みのある光沢が使い込まれた趣を感じさせます。

レトロスタイル2

パーソナルチェアのグリーンの張地と磨き込まれた木の光沢が、空間を程よく引き締めています。ぬくもりと落ち着きを兼ね備えたリビングです。

レトロスタイル3

木目の色むらを生かした存在感のあるサイドボード。モダンな小物を一緒に並べることで、レトロな印象がグッと引き立ちます。

シャビースタイルには塗装のかすれをプラス

シャビースタイル1
ホワイトベースの爽やかな空間にあわせたブロカント家具。塗装のかすれが大人っぽさを演出しています。グリーンとの相性も抜群。

シャビースタイル2

ホワイト塗装のダイニングチェアが空間になじむ、フレンチテイストのダイニング。無塗装のチェアをあわせたところにセンスが光ります。

シャビースタイル3

真っ白な空間にあって、優しく存在感を放つダイニングテーブルや木製プランター。経年変化で味わいを増した色味が、部屋全体に深みをプラスしています。

家具を足し算!ジャンク&男前スタイル

ジャンク&男前スタイル1
木×ファブリックベースの空間にアイアンなどの黒いアイテムをプラスすると、温かみを残しつつ男前な空間に仕上がります。

ジャンク&男前スタイル2

明るい色味のフローリングに濃い色の家具をあわせ、コントラストを効かせつつ温かみを感じさせる空間です。


まとめ

今回は、ナチュラルインテリアの「家具」に注目してポイントを紹介しました。ナチュラルインテリアをつくるための家具の選び方のコツは以下の5つです。

  1. 木のぬくもりを生かした家具を置く、ファブリックは白、生成りをメインに
  2. 主観に左右されやすいスタイルなので、自分以外の人と完成形を共有するにはイメージボードづくりが有効
  3. 好みのテイストに仕上げるために、木製家具の色味にも注目
  4. 家具の塗装、色ムラやかすれの有り無しで空間の印象が変わる
  5. 家具の天板の厚さや脚の形状で部屋全体の木のボリュームを調整する

好みのテイストを見極めて、それが叶う家具を選び、あなたにとって心地いいナチュラルインテリアを完成させてください。

アルファジャーナルの「今読みたい記事」がメールで届く!

アルファジャーナルのメルマガが届く「アルファあなぶきStyle会員light」に登録すると、数ある記事の中から今読みたい厳選記事や、最新情報のメールが届きます。

今すぐ登録して、アルファジャーナルをもっと楽しもう!

アルファジャーナルの今読みたい記事がメールで届く
これから住まい探しをはじめる方へ
モデルルームの活用方法を解説