<トイレインテリア編>自宅のお部屋で真似できるモデルルームのコーディネートポイント

トイレインテリア

トイレ内のインテリアコーディネートって、考えたことがあるでしょうか?
清潔感を重視して白一色でまとめてしまいがちですが、トイレは小さな空間なので、派手な壁紙を貼って思い切ったインテリアを試せるスペースです。飲食店のトイレでも、個性的なあしらいやメッセージを飾っていることがありますよね。また、限られたスペースなので、小物一つ飾るだけで大きく印象を変えることもできますよ。

今回は、プロが手がけたマンションのモデルルームを例に、トイレでのインテリアコーディネートを考えてみましょう。
せっかくの冒険できるスペース。思い通りの世界を、トイレの空間で実現してみてはいかがでしょうか。

小物をディスプレイして、心を癒やすトイレ空間に

家の中で一番小さな個室、トイレ。用を足すだけでなく、トイレに長居してしまう人もいるようです。
そんな場所では、落ち着ける空間であるだけでなく、眺めて心を癒やすことができる額縁や植物を飾りたいところです。
ぜひ小物を取り入れて、気分が明るくなるトイレスペースを目指しましょう。

額縁を使って手軽にトイレの印象を変えよう

何も手を入れなければ壁も収納も真っ白になってしまうことが多いトイレ空間は、絵を1枚飾るだけでその絵画の世界を表現することができます。

額縁を飾るだけで印象が変わります
額縁を飾るだけで印象が一変

青い絵画に合わせてタオル等の布類も青いものを使っているので、まとまりができて一気に涼しげな印象になりました。
絵画や写真ならいつでも替えられるので、季節ごと・気分ごとに今ほしいイメージを作るのにぴったり です。

額縁とファブリックの印象をまとめる方法

タオルやマット等のファブリック類は、額縁に使われている色に合わせると全体の印象がまとまります
ファブリックの色は絵画に合わせるファブリックの色は絵画に合わせる

額縁を引き立てるファブリックの配色

ファブリックを壁や床の色に合わせると、逆に絵を引き立てるコーディネートになります。
それ以外にも、ベージュやグレーなどの主張しない色でファブリックを統一すると、額縁に視線を集めやすくなる ので、絵に注目させたいときにおすすめです。
額縁を引き立てるならファブリックは目立たない色で額縁を引き立てるならファブリックは目立たない色で

額縁を飾る場所にも気を配って

額縁を飾る場所は、入ったときにすぐ目に入る便座の奥か、便座に座ったときに目に入る横の壁(側面がドアのときは正面も)が考えられます。
トイレに長居してしまう家族がいるなら、座ったときに眺められる横の壁がいいかもしれませんね。眺めて安心できるような、落ち着いた絵を飾ってあげましょう。

ただ、トイレは水回り施設で湿気が多いので、傷ませたくない大事な絵や高価な絵は避けましょう

真似したいポイント

  • 額縁は便座に腰掛けたときに見える場所や、入ったときに見えるところに配置しましょう。
  • ファブリック類は額縁の色に合わせるとまとまりのある印象になります。絵画を目立たせたいなら、壁や床の色に合わせたり主張しない色で統一しましょう。
真似する上での注意点

  • 絵画を飾るなら、湿気が多いことを想定して、大事な絵や高価な絵は避けましょう。 

装飾だけでなく掃除小物の置き場所にも。飾り棚スペースを活用

トイレの飾りスペースは限られた空間なので、個性の強いアイテムを飾るのにちょうどいい場所です。
旅行中につい買ってしまったけれど使いどころのない装飾品などをメインに、飾り棚のディスプレイを作ってみてはいかがでしょうか。目に入るたびに、楽しい思い出がよみがえる、素敵な空間になりますよ。

小物のディスプレイのポイントは、こちらの記事も参考にしてください。
楽しくインテリアをディスプレイする為に!押さえるべき基本ルール3点

ニッチスペースをトイレのインテリアコーディネートに活用

壁にニッチスペースを設置壁に凹みを作って、物を置けるようにしたスペースを「ニッチ」といいます。

この「ニッチ」をトイレに設けておくと、小さな植物や小物を飾るだけでなく、お掃除シートや消臭スプレーなど、家族それぞれにこまめに使って欲しい掃除用具を、目につくところに置いておくこともできます。

マンションのモデルルームのトイレでも、このニッチを活用したコーディネートがたくさんあります。

白いトイレ空間の中に、花と小物で華やいだスペースを

真っ白で味気ないトイレ空間も、収納棚の下のニッチスペースに小物を置くだけで華やかなスペースができ上がります。
白いトイレ空間の中に、花と小物で華やいだスペースを

使っている小物がこちら。タオルやトイレマットのこげ茶色は、額縁の色に合わせています。
白いトイレ空間の中に、花と小物で華やいだスペースを

黄色い花を引き立てるため、小物には反対色の青緑のガラス小物を配置。すっきりと清潔感のあるコーディネートになっています。

観葉植物を置けば癒やしのスペースに

同じような濃いこげ茶色の小物を飾り棚スペースに配置した例がこちら。合わせる植物を観葉植物にすると、印象がかなり柔らかくなります。
観葉植物を置けば癒やしのスペースに観葉植物を置けば癒やしのスペースに

マンションの間取りでは、トイレには窓がないことが多いようです。窓がなく、使わないときは真っ暗になる水場なので、植物を飾る場合は暗さや湿度に強いものを選びましょう 。アイビーやシダ類、空気清浄効果のあるサンスベリアや、手間のかからないサボテン、エアープランツなどの観葉植物がおすすめです。

後付の飾り棚で小物ディスプレイスペースを作ろう

後付の飾り棚で小物ディスプレイスペースを作ろう壁に穴を開けるニッチは、自分で工事するわけにはいきませんが、壁につけるタイプの飾り棚をトイレに設置すると、ニッチと同じように小物を置くスペースを簡単に追加することができますよ。

真似したいポイント

  • トイレの飾り棚は、個性の強い小物でも飾りやすいスペースです。
    ちょっと楽しくなるディスプレイを考えてみましょう。
真似する上での注意点

  • 植物を飾るなら、暗さや湿度に強いものを選びましょう。
  • 飾り棚があるからといって、物を置きすぎないように注意。
    特に掃除道具がたくさん出ていると生活感が出すぎてしまいます。目に入るところに置く掃除道具は1・2点にとどめ、他は収納棚にしまっておきましょう。

トイレ空間を演出するなら、壁紙も変えてみよう

絵画や小物の配置だけではインテリアが物足りないなら、壁紙から変えてしまうのはいかがでしょうか。

トイレでの壁紙変更は2つの方針が考えられます。

  1. 汚れたらすぐわかるよう、清潔感重視の色合い・機能の壁紙
  2. 好みのテイストを反映した個性的な壁紙

それぞれの方針のコーディネート例をご紹介します。

壁紙の張替えについては、こちらの記事を参考にしてください。
マンションの壁紙を変えよう!知っておきたい“概算費用”とオシャレに見える“張替えテクニック”

清潔感重視なら、淡い色・機能付きの壁紙を

トイレという空間を考えると、やはり清潔感はキープしたいもの。そのためには、汚れたらすぐに分かるよう、濃い色を避けて淡い色の壁紙を使ってみましょう

淡い色の壁紙で、白でなくてもクリーンなトイレ空間に

真っ白でなくても、こんな淡い色の壁紙を使えば、清潔な印象になりますね。
一面だけを変更するようにすると、失敗せずに印象を変えられます。
淡い色の壁紙で、白でなくてもクリーンなトイレ空間に淡い色の壁紙で、白でなくてもクリーンなトイレ空間に

タオルやマットには壁紙と同系色の濃色のファブリックを使うと無難にまとめられますよ。

淡い色の色・柄なら清潔感キープ

壁に色・柄を取り入れる場合でも、こんな淡い配色なら清潔感を損ないません。
淡い色の模様なら、柄の壁紙でも清潔感を損ないません淡い色の色・柄なら清潔感キープ

淡い色の空間でも、濃い色の小物やトイレマットを配置すると、引き締まった印象に することができます。

おしゃれに機能付き壁紙を取り入れるなら、壁の下半分だけを変えてみよう

トイレの壁紙なら、臭いや汚れを防ぐ機能付きのものを使いたいという方も多いと思います。
そんなときにおすすめなのが、汚れやすい下半分の腰壁を汚れ防止機能のある壁紙に張り替える 方法です。

こちらは、壁の下半分をホーローパネルに変えた例です。
おしゃれに機能付き壁紙を取り入れるなら、壁の下半分だけを変えてみようおしゃれに機能付き壁紙を取り入れるなら、壁の下半分だけを変えてみよう

ホーローパネルは汚れたらすぐに水拭きできるので、清潔を保ちやすい素材です。
汚れる場所をすべて覆うようにしようとすると、全周・全面をホーローパネルにしたいところなのですが、すべての壁の色・素材を変えてしまうと圧迫感が出てしまいます。そんなときは、変更するのを腰までの高さに留めると、機能だけでなくデザイン性も上げることができますよ。

また、このように壁の一部のみを変更するなら、専門業者に頼んで壁紙を貼りかえたりパネルを設置するだけでなく、自分でマスキングテープやトイレの防臭・汚れ防止シートを使ってアレンジすることもできます。
自分で定期的に貼り替えると、手軽にきれいな壁をキープできますね。

ホーローパネルの利点ちなみに、ホーローパネルは磁石がくっつくので、好きなところにフックや飾り棚を設置することができて便利ですよ。

※こちらのコーディネート例の棚は作り付けで、磁石で貼り付けたものではありません。

真似したいポイント

  • 清潔感をキープしたいなら、壁紙は淡い色でまとめましょう。
  • お掃除しやすいホーローパネルや汚れ防止シートなどを壁の下半分のみに施すと、おしゃれ感ときれいな壁をキープできます。
真似する上での注意点

  • 自分で汚れ防止シートなどを貼るときは、あとから下の壁紙を傷めずにきれいに剥がせるか、事前に目立たない場所で試しておきましょう。

色・柄の壁紙を取り入れて楽しい空間を演出

好みのテイストのトイレ空間を作るなら、壁紙に思い切った色・柄を取り入れてみましょう。
そのとき、貼り替えるのは壁の一面のみにしておくと、コーディネート失敗のリスクを減らせます。というのも、派手な壁紙を取り入れるときのコツは「なるべく狭いエリアに限定する」 こと。他のエリアはシンプルな色にまとめておけば、壁紙の印象を強く押し出したコーディネートにすることができます。

ニッチのみに壁紙を取り入れてちょっと豪華な飾り棚に

ニッチのみに壁紙を取り入れてちょっと豪華な飾り棚にこちらは、壁の飾り棚部分のみに壁紙を貼った例です。
このように、ニッチのみに壁紙をあしらうと簡単に注目ポイントを作ることができます。

もっと鮮やかな壁紙を使ったり、この場所にツタ植物を這わせたりすると、ニッチ部分を絵画のように見せることもできますよ。

柄の壁紙でも、一面だけなら取り入れやすい

柄の壁紙でも、四方のうち一面だけであれば圧迫感なく取り入れられます。
柄の壁紙でも、一面だけなら取り入れやすい柄の壁紙でも、一面だけなら取り入れやすい

柄の壁紙でも、一面だけなら取り入れやすい柄の壁紙でも、一面だけなら取り入れやすい

こんな鮮やかな壁紙でも、うるさくならずにおしゃれに見えるのは、壁の1面のみにとどめているから。
この場合、ファブリックも主張しない色にするか、壁紙の色の一部を取り入れて印象を揃えましょう。
ファブリックを壁紙に合わせるとまとまりますファブリックを壁紙に合わせる

大きな柄の壁紙を取り入れるときの注意点

大きな柄の壁紙を取り入れるときの注意点こんな大きな柄の壁紙を使うときは、壁面に設置されるものの場所にも注意しておきましょう。

手すりやトイレットペーパーホルダーが、柄の重要な場所にかかってしまうと台無し。壁紙の柄がどうなるか、施工前にしっかりシミュレーションしておきましょう。

手すりなどがどうしても悪目立ちしてしまう場合は、ステンレス製のものに替えると壁紙を映すので比較的目立ちにくくなりますよ。

四方の壁紙を張り替えるときのテクニック

壁の2面以上を貼り替えるときは、メインの壁を決めて柄の壁紙をあしらい、他はサブ壁として、メイン壁に関連した色や主張しない模様にする と、メインの壁紙の世界観を部屋全体で表現することができます。
四方の壁紙を張り替えるときのテクニック四方の壁紙を張り替えるときのテクニック

圧迫感を軽減するために、下半分を前述のホーローパネルなどにして、上半分のみに思い切った柄を取り入れるのもおすすめです。

小物を主役にした、壁紙と小物のコーディネート

最後は、壁紙と小物のコーディネートをご紹介します。
壁紙を駆使して作ったイメージに、小物の配置を合わせてトイレ内空間の完成度をより高めましょう。
小物を主役にした、壁紙と小物のコーディネート小物を主役にした、壁紙と小物のコーディネート

上のコーディネートは、落ち着いた配色のスペースに合わせて、主役となるフラワーアレンジメントを配置しています。
どちらも、視線を集めるポイントを植物に定めています 。フラワーアレンジメントの雰囲気は落ち着いたものになっていますが、目を引くように黄色などの少し明るい色を加えているのがわかります。

壁紙を主役にした、壁紙と小物のコーディネート

壁紙を主役にした、壁紙と小物のコーディネートこちらは鮮やかな壁紙を主役にしたコーディネート。グランジが素敵な緑色の壁紙に合わせて、植物とヴィンテージ風の額縁を飾っています。

紺色のタオルを合わせて爽やかさな印象を高めていますが、あくまでも壁紙を主役とするために、マットは省略しています。
マットをつけるなら、そちらに視線が集まってしまわないよう、白やライトベージュの主張しない色を選ぶと良さそうです

壁紙を主役にした、壁紙と小物のコーディネートこちらは色鮮やかなボタニカル柄の壁紙を主役にしています。
同じトーンのオレンジ色をポイントカラーとして小物に取り入れています。

壁紙を主役にした、壁紙と小物のコーディネート
壁にかかったタオルから壁際の花、キャンドルへとオレンジを緑のツルでつなげているのがポイントです。壁からツルが生えてきて、キャンドルを生み出しているような配置ですね。

こちらの例も、鮮やかな色を引き立たせるため、トイレマットを置かずにまとめているのですが、先の例と違って壁紙の色数が多いので、マットに壁紙の色を取り入れてもいいでしょう

真似したいポイント

  • 派手な色柄の壁紙を取り入れるなら、壁の1面だけを貼り替えるようにしましょう。
  • 2面以上を貼り替えるなら、メインの色柄面とその他の壁とを分けてコーディネートするといいでしょう。
真似する上での注意点

  • 大きな柄の壁紙を使うときは、壁面に設置されるものの場所にも注意しましょう。
    柄の大事な部分が手すりなどで隠れてしまわないよう、施工前に十分確認しておきましょう。

まとめ

プロが手がけたモデルルームのコーディネートをもとに、トイレの空間を飾るポイントをご紹介しました。
家中で一番小さな空間であるトイレ。毎日使う場所だからこそ、一番のお気に入りの空間にしたいですね。小物ディスプレイと壁紙を駆使して、納得のいくコーディネートを考えてみましょう!

アルファジャーナルの
「今読みたい」厳選記事がメールで届く!

アルファジャーナルの記事をもっと読みたいという方のために、「アルファあなぶきStyle会員メルマガ」では

  • 季節ごとの暮らしの楽しみ方
  • 今実践したい住まいのお手入れ法
  • 模様替えの参考になるインテリア情報
  • 今住宅購入を検討するなら、知っておきたいお得な情報

など、暮らしと住まいのご検討に役立つ記事を、毎月選りすぐってお届けしています。

「アルファあなぶきStyle」に会員登録すると、メルマガの他にもこんな特典が!

  • 素敵なインテリアグッズが当たるプレゼントに応募できる
  • マンション購入資金として使えるポイントが貯まる
  • お住まいの地域に合わせた新築分譲マンション情報がメルマガで届く

年会費・登録料はかかりません。この機会に「アルファあなぶきStyle」にぜひご登録ください。