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マンションの資料請求での不安に営業担当がお答え!届く資料と資料請求の活用方法を解説

家選びをスタートし、興味のあるマンションや一戸建て住宅のwebサイトを見ていると目に入る「資料請求」という言葉。

「買うかどうかわからないのに資料請求をしても大丈夫なのかな」「どんな資料が送られてくるのだろう」「もしかして、しつこく勧誘電話がくるのかな」と、入力フォームを前に不安を感じる方もいると思います。

筆者も新築分譲マンションの営業担当として、お客様に住宅検討の経緯をお聞きする中で、資料請求のタイミングで大きなためらいがあったと振り返る方がたくさんいらっしゃいます。

資料請求は、マンションや一戸建て住宅を検討するはじめのステップです。
今回は、資料請求にあたって不安を感じている方のために、マンションの資料を請求することのメリットや、資料請求時のポイントを解説します。

新築マンション検討時に知っておきたい5つの注意点と対策

これからマンション購入を検討されている方へ

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・マンションの購入を検討するときの注意点
・マンションを購入してから入居までの手続きの流れ

マンション検討の第一歩。物件の詳しい情報が届く資料請求

今この記事を読んでいるあなたがお住まいの地域でも、家を買おうと思ったとき、一戸建てかマンションか、はたまた新築か中古かなど、検討できる住宅にはたくさんの選択肢があると思います。
その中で、いざマンションを購入しようと決めた後でも、自分にぴったりの物件を探し当てるのはなかなか大変ではないでしょうか。

資料請求では、物件サイトには無い詳しい情報も届く

自分にぴったりのマンションを見つけるために、筆者がまずお勧めしたいのが「資料請求」です。

一般的に、マンションの資料請求をすることで、物件公式サイトやチラシだけでは得られない詳しい情報を手に入れることができます。例えば、細かい寸法まで記載された間取りの図面集や、細かい設備の紹介や周辺施設など、そのマンションの魅力がたくさん詰まったパンフレットも資料請求で初めて見られるというケースが多いでしょう。

筆者が勤めるあなぶき興産の場合では、公式サイトでも間取りを公開していますが、寸法やダウンライトの位置などの細かい部分は記載されておりません。

物件公式サイトに掲載されている間取りの例

こちらが資料請求で届く図面集で見られる、同じ物件の同じタイプの間取りです。

資料請求で見られる間取りの例

公式サイト上の間取りと比較すると、収納・水回りなどの色分けはされていませんが、お部屋の寸法やコンセント・ダウンライト等の記号が追加で記載されているのが分かります。
図面集の詳しい間取りなら部屋の広さやコンセントの位置が具体的に分かるので、「ここは寝室にしよう。ここは収納部屋にしよう」「この家具はここに置きたいからコンセントを追加しておきたいな」「スペースが空きそうだから、せっかくなら新しい家具を買ってみようかな」など新生活の具体的な暮らしを想像しやすいですよ。

図面集の見方については、アルファジャーナルにて解説記事がありますので、気になった方はぜひご覧ください。

間取り図はお部屋の教科書~マンション図面集の凡例記号でお部屋のすべてが分かる
図面集にはコンセントや引掛けシーリング、扉形状などの位置・数がすべて載っています。今回は一般的なマンションの図面集の見方についてご紹介します。

一般的に、資料請求にはお金はかかりませんので、まずは、気になる物件の資料請求からはじめてみましょう。気になる物件が複数あるなら、複数請求をして比較してみるのもいいですね。PCやスマートフォンで物件情報を見比べるより、紙の資料が手元にある方が物件の比較はしやすいと思います。

図面集やパンフレットを見て、モデルルームに行く前に新生活を具体的にイメージしておくと、営業担当との打ち合わせをより具体的に進めることができますよ。

※中古マンションについても、物件紹介の資料を用意している場合があります。中古物件をご検討の方も、まずは資料請求をしてみるといいですよ。

資料請求で届く基本的な資料4点をご紹介

資料請求をする物件や不動産会社によって異なりますが、一般的にはこのような資料が送られてきます。

    1. 物件パンフレット
    2. 図面集
    3. 物件のチラシ
    4. 担当者の名刺

以上のような4点が、基本的な資料かと思います。
これに加えて、物件の状況によっては、価格表や実施中の来場キャンペーンの情報などが同封されていることもあります。
それぞれの資料について、見どころを解説します。

[1]物件パンフレットで新生活をイメージ

マンションのパンフレットは、一冊の中に物件のイメージから周辺施設等の生活情報、細かい設備の情報までまとめて掲載されています。

こちらは実際のパンフレットの周辺施設ページの例です。

実際のパンフレットの例:周辺環境の説明

周辺施設の情報が一覧できるので、新生活で利用することになりそうな施設への距離も一目瞭然。
さらに、この物件では15階のお部屋からの見晴らしをイメージしたパノラマ眺望も見ることができます。「このマンションに住むと、こんな街で暮らせるんだな」と実感できる内容です。

設備を説明するページでは、これだけの情報を一覧することができます。

実際のパンフレットの例:室内設備の説明

実際のパンフレットの例:セキュリティや共用施設の説明

同じ情報は物件サイトで見られることが多いと思いますが、紙のパンフレットの一番の魅力は、たくさんの情報をスクロールせずに一覧できることです。先にもお伝えしている通り、複数の物件の情報を見比べるときは特に、資料請求をして紙のパンフレットを手に入れておくととても便利ですよ。

[2]図面集はお部屋の間取りだけでなく外回りも見られる

続いては、図面集を紹介します。
図面集では、先にご紹介したような寸法やコンセント等の位置入りの詳細な間取りが見られるだけでなく、建物の外の様子も確認することができます。

それが、こちらの「敷地配置図」です。

実際の敷地配置図の例

敷地配置図では、建物の1階部分の様子を確認することができます。エントランス・サブエントランスや階段の登り口も記載されているので、帰ってきてからの動線を確認したり、希望している住戸から外に出たときに、どの駐車場を契約できると使いやすいかなども検討することができます。

敷地配置図の見方はこちらの記事を参考にしてください。

間取り図はお部屋の教科書~入居後に後悔しないためのマンション図面集の見方(1階共用部編)
図面集には各部屋の間取り図の他に、1階の共用部分にどんなものがあるかを現した「敷地配置図」があります。今回はその「敷地配置図」にピックアップしてご紹介させていただきます。

また、図面集には仕上げの状態などが分かる「仕様概要」が記載されています。

実際の仕様概要の例

設備が文字情報で一覧できるのに加えて、物件の規模や施工会社などがこのページから分かるので、検討材料の一つになると思います。

また、購入後の話ですが、住戸内の修繕やリフォームなどをするときに、仕上表の情報があると役に立ちます。届いた図面集は購入後も取っておくことをおすすめします。

[3]現在の販売状況が分かる物件チラシ

資料請求で届く資料には、その時の最新の物件チラシが入っていることも多いです。

実際の物件チラシの例

表面には、その時点での物件の販売状況や物件の魅力が詰まっています。

実際の物件チラシの例

裏面では、物件のやや詳しい情報や、最新の物件概要から現在検討できる住戸の情報がわかります。
また、販売事務所の場所はチラシで確認することが多いと思います。

[4]担当者の名刺

資料請求で届く資料には、連絡先として担当者の名刺が入っていることが多いでしょう。
届いた資料について疑問があったり、もっと知りたいことがあるときは、担当者に連絡してみましょう。


マンションの資料請求を有効活用するための3つのポイント

ここまでで説明した資料が送られてくる資料請求ですが、ご自身の家探し活動により役立てるにはどうしたらいいでしょうか。
マンション営業担当がおすすめする活用ポイントを3つ、ご説明します。

[1]気になる・欲しい情報があれば伝えておこう

資料請求で届く資料には一通りの物件情報だけでなく、要望に応じた追加資料を入れてもらえる場合があります。例えば、こんな資料が届くことが考えられます。

  • 新築時の賃貸査定表
  • 付近の中古物件の資料
  • その他税制優遇の資料など

「付近の中古物件と比較検討している」「今ならローン減税はどれくらい受けられますか」「ここでマンションを買っても、将来引っ越すかも」「付近に保育園などはありますか」など、今の検討状況や、生活する上でのこだわり、普段の生活でよく使う施設についての質問を添えて資料請求すると、状況に合わせた資料を送ってもらえるかもしれませんよ。

[2]請求後の連絡に要望があれば伝えておこう

会社や販売現場にもよりますが、「お客様に資料が届いていない」という事態を避けるために、届いたかの確認と資料請求のお礼の電話やメールが別途届く場合があります。

こういった連絡時に、お客様より「忙しい時間に電話連絡が来ても困る」という声をいただくこともあります。
電話をされると困る、または出られない時間帯があるという方は、資料請求時に「連絡はメール希望」「●時~●時は電話に出られません」のように伝えておくといいでしょう。

[3]問い合わせ先も確認しておこう

資料が届いた後にも、物件に関する新しい情報があれば継続的に案内が来る場合があります。
すでに住宅検討をやめた場合や、他の物件を購入した場合は、新たな案内はいらなくなるかと思います。

案内不要になった時点でそのように伝えれば止めてもらえますので、要らなくなったときのために、問い合わせ先を確認しておきましょう。たいていの会社では、資料を送ってくる営業担当や、自動返信メールなどに記載されている問い合わせ先になると思います。


実録!マンション販売現場での資料請求対応をお見せします

マンションの販売現場では資料請求をいただいてから、迅速に資料発送~発送後の対応までを進めます。
この章では、私が資料請求に対応する実際の流れをご紹介します。
※会社・販売現場により対応は異なります。対応の一例としてご覧ください。

[1]資料請求の受領後、すぐに物件資料を発送

資料のご請求をいただくと、すぐに発送する資料を用意します。例えば、「現地近くの詳しい地図が欲しい」「売ったり、貸したりしたいときの資料が欲しい」等のご要望をいただいていれば、お答えできるような資料も同封しております。
営業担当からの連絡はいらないとご希望のお客様も、資料をご覧になって質問がありましたら、お電話もしくはメールにてお気軽にお問い合わせいただければと思います。

▲封入作業の様子▲

続いて封入した資料を発送します。
私の場合は、資料の発送にはレターパックを使用しています。これは、レターパックであればお客様にすぐにお届けでき、万が一ポストに入らなかった場合でも不在票が残るので、確実にお手元に届けることができるためです。
また、請求いただいた住所がお近くでしたら、お待たせしないように直接ポストに投函させていただくこともあります。

▲資料は郵便ポストに投函▲

資料請求のご連絡を確認してからお手元に届くまで、数日かかる場合があります。
到着までしばらくお待ちください!

[2]資料送付後に、お礼のご連絡

資料を発送した後、お礼を兼ねてご連絡をさせていただきます。
電話連絡不要とのご希望をいただいている場合は、メール等でお礼のご連絡をさせていただいております。

▲資料をご請求いただいたお客様にお礼のご連絡▲

このときに資料をご覧になっての質問や追加のご要望などをいただければ、郵送またはメールにて追加資料をお送りします。
また、「パンフレットに載っているモデルルームを実際に見てみたい!」というお客様には、ご希望の日程をお伺いしてご予約のお席を確保いたします。

新築マンション検討時に知っておきたい5つの注意点と対策

まとめ

マンションの資料請求について、そのメリットと活用のポイント、また実際の資料請求への対応内容をご紹介しました。
あなたご自身が資料請求をするときに、どんな資料が届くのか、またどんなことを伝えておけば安心して資料を送ってもらえるかのヒントになったでしょうか?

大きな買い物を検討する、住宅検討の機会。いきなりモデルルームを見学するのはハードルが高いかもしれません。まずは資料請求から気軽にはじめてみてはいかがでしょうか。
マンションの「資料請求」を上手に活用して、あなたにぴったりの物件を探しましょう!

<マンションの資料請求を活用するポイント>

  • 物件の情報や周辺環境のことなど、気になっていることや欲しい資料があれば合わせて要望を出しておきましょう
  • 連絡がつかない時間帯・連絡手段などの要望があれば伝えておきましょう
  • マンションの新しい情報があれば、継続して案内がくることもあります。
    配信停止の連絡先も確認しておきましょう

これからマンション購入を検討されている方へ

初めてのマンション購入。
たくさん手続きがあって不安になることがあると思います。
マンションという大きな買い物だからこそ、ミスなく・不安なく・効率よく、そしてお得に、購入手続きを進めたいですよね。

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