ある程度部屋づくりが落ち着いてくると、彩りに観葉植物を置いてみたくなる方も多いのでは?
部屋づくりの仕上げに、世話が簡単で見た目もおしゃれな観葉植物を部屋に迎えてみませんか。
空間に彩りを添えるだけでなく、葉を料理や美容に使える植物もありますよ。
小さくてキュート!テーブルウェアとしての観葉植物
まずは小さな鉢で育成できる植物を、テーブルウェアとして取り入れてみましょう。
食事中に見える場所に置いておくと雰囲気が明るくなって、家族の会話もはずむかもしれませんね。
テーブルの上にちょこんと置くには、葉があまり広がらない植物が適しています。
サボテンをはじめとする多肉植物は葉が伸びてスペースを取るという心配がありませんので、インテリアのアクセントにはぴったりです。
種類にもよりますが、ほとんど世話が必要ないのも大きな利点です。
サボテン
丸い胴体に小さなとげが生えたおなじみのものから、写真のような星型のもの、細長い胴体にふわふわの毛が生えたようなものなど、種類が非常に豊富です。
さまざまな外見があるためテーブル周りの雰囲気に合わせて選べるのが嬉しいところ。
寄せ植えにも適しており、鉢の中に多肉植物たちの小さな世界を作ることも可能です。可愛らしく演出された寄せ植えも販売されていますから、そういったものを購入してもいいですね。
筆者はサボテンが好きなので、テーブルの真ん中に小さなサボテンの寄せ植えを飾っています。
テレビを見ながらの食事もいいですが、あえてテレビをつけずにサボテンを眺めながらゆっくりと食事をするのも、なかなかいい時間ですよ。
ハートホヤ
ぷっくりハートの葉がとってもキュート!近頃人気の多肉植物です。
家族の愛情を優しく育んでくれそうな、不思議な魅力がありますね。
シンプルなハート型ですから、可愛くデザインされた鉢を選んでも存在を主張しすぎず、インテリアに取り入れやすいです。
サボテンよりは水分を必要としますが、土の表面が乾くまでは水やりが不要ですので、世話も楽チン。
写真のように葉だけで売られているものが大きく育つことは稀ですが、ツルのついたものであれば大きくなって花をつけることもあるようです。
エアプランツ
空気中の水分を吸収して成長する、何とも不思議な植物です。
鉢を必要とせず、棚の上にそのまま置いておくだけで大丈夫!
ガラス容器に入れたりパネルに活着させて壁にかけたりと、インテリアの一部として非常に自由度の高い飾り方ができます。
ガラス瓶を換えるだけでも印象が変わるので、洋服を着せ替える感覚で可愛がってくださいね。
気づけば「あの子に合う瓶はないかしら…」と雑貨屋さんを回るようになるかもしれません。
目隠しにも◎存在感バッチリの観葉植物
大きな観葉植物は、部屋全体にみずみずしい雰囲気を与えてくれるのが魅力です。
その存在感にリラックス効果を感じやすいだけでなく、ゆるやかな間仕切りや目隠しの役割も担ってくれますよ。
棚やパーテーションで空間を仕切ると圧迫感が出て抵抗がある…という方は、こういった大きめの観葉植物を活用してはいかがでしょうか。
パキラ
緑鮮やかな、手のひらを広げたような形の葉が印象的!
まっすぐ伸びた幹の上にこんもり葉が茂る様子は、大きめサイズながらもどことなく可愛らしい印象があります。
ぐんぐん伸びる成長力と病害虫にもほとんど負けることのない丈夫さを併せ持ち、さらに、レースカーテン越しの太陽光でも育つ耐陰性のおかげで室内でも育てやすいため、初心者だけでなく上級者からも人気です。
上手く育てると立派になってくれるので、育て甲斐もあります。
写真のパキラはまだ小さいですが、筆者の実家には大きく育ったパキラがあり、帰省する度に「確か最初はこんなに大きくなかったのに…」と感心します。
サンセベリア
縦長の葉が上へ伸びていく、とてもスタイリッシュな外見の植物です。
サイズ感を揃えて、複数の鉢を平行に並べると、ナチュラルな間仕切りとして役立ってくれますよ。
適度に葉が密集しているため、きちんと目隠しの役割も果たしてくれます。
また、少し難易度は上がりますが、葉のしま模様に合ったデザインの鉢を選んで部屋とコーディネートすると、インテリアとしての楽しみがグンと広がりますね。
サンセベリアは日光が大好きな植物ですので、できるだけ日光の入る明るい部屋に置きましょう。
天気の良い日は窓際で日光浴させるのも、葉を元気に保つコツです。
モンステラ
リゾート風・モダン風のインテリアと相性抜群な、南国を思わせる外見の植物です。
ハワイアン系のデザインが好きな方にはおなじみの植物ではないでしょうか。
幹よりも葉が目立ち、緑色の印象が強いため、木目の家具やフローリングなどでまとめた部屋で特に魅力を発揮します。
葉が大きく育つ種類が多く、室内に置くと存在感抜群!部屋の主役として迎えてみてはいかがでしょうか?
筆者はこの木のリゾート感に憧れて、いつか大きなモンステラが置けるような優雅な雰囲気の部屋を作りたい…と夢を膨らませつつ、今は小さな種類のモンステラを育てています。
部屋に小さな菜園を♪食べられるハーブ
部屋の彩りとなるだけでなく、料理と食事がより一層楽しくなるハーブ栽培も手軽にできておすすめですよ。
ハーブを使った料理…というとハードルが高く感じられるかもしれませんが、肉のソテーに載せたり、魚の蒸し物に散らしたり、デザートに添えたりするだけで十分ハーブの魅力を楽しめます。
「ちょっと風味が欲しいな」という時、家でハーブを育てておくと、その日に必要な分だけ新鮮なものを収穫できてとても便利です。
パセリ
料理の名脇役としておなじみのハーブですね。
見た目もわさわさと小さな葉が集まっていて、キッチンを可愛らしく飾ってくれます。
風味が強いので、パン粉と混ぜて揚げ物の衣にしたり、混ぜごはんに入れたりするといいですよ。
中でも、筆者のお気に入りは、パセリをたっぷり使ったパスタソース!
粉末にしたパセリとみじん切りにしたセロリを、にんにくとオリーブオイルで炒めながら和え、最後に粉チーズをたっぷり入れます。
コツはあまり調味料を入れないことです。素材の風味とチーズのコクで十分美味しくいただけます。
バジル
サラダにソースに前菜に…と用途がたくさんある、ハーブ初心者におすすめの植物です。
種から蒔いてもよく育ちますから、イチから育てる喜びも味わえます。
食べ方もとても簡単で、葉を数枚収穫したら、洗って料理に載せるだけでOK!
特にトマトとの相性がいいので、トマトソースの料理を作ったらバジルを載せてみましょう。それだけでお店で食べる料理のようなオシャレさと風味を味わえます。
もちろん、手間ひまをかけてソースや調味料を作ってもとても便利です。
育て続けると白くて小さな花を咲かせてとても可愛らしいんですよ。
筆者は花を楽しむために時々咲かせますが、花がつくと食用には適さなくなるため、少し悩みどころです…(笑)
ローズマリー
こちらは葉を食べるよりも、主に調味料やオイルの香りづけに用いられるハーブです。紅茶のように煮だして、ハーブティーとして楽しむのもおすすめ。
料理に使うのであれば、肉の臭み消しとして活躍してくれます!
調味料と一緒にローズマリーを入れて肉を揉みこむと、爽やかな香りで臭みが取れますよ。
筆者は肉特有の臭みが苦手なので、ローズマリーなどの臭み消しに役立つハーブにはいつも感謝しています。
ローズマリーは昔から美容にいいと言われており、料理の他にも手作りコスメの材料として用いられています。
収穫した後に水洗いし、ネットに入れて浴槽に浮かべると、簡単にハーブ風呂が楽しめますので、手作りコスメは難しそう…と言う方はぜひここから初めてみてくださいね。
ミント
よくアイスクリームやケーキに添えられている、清涼感が強いハーブです。
とにかく生命力が強く、プランターに植えるとたくさん収穫できますよ!用途もたくさんあるため、多少増えすぎてもすぐに使えてとても便利です。
筆者は特に、台所で使える消臭スプレーとして重宝しています。
ミントを煮出して液を作り、スプレー容器に詰めておくと、生ゴミや排水溝のニオイが気になる時にシュッと吹きかけるだけで消臭できるんですよ。
人体にとてもやさしいので、台所で使うのも安心です。
このように、観葉植物と言ってもさまざまな種類があります。
さまざまな魅力をもった観葉植物たちが部屋にいる生活をイメージしていただけたでしょうか。
植物も生きものなのでもちろん世話は必要ですし、うまく育てる工夫もある程度は必要です。
その手間や時間も含めて、楽しさや癒しを運んできてくれますよ。
目的や用途、環境に合わせて、部屋にぴったりの観葉植物を見つけてくださいね!
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