住宅ローンを利用して住まいの購入を考えたときに、真っ先に知りたいことのひとつとえいば、月々の支払額ではないでしょうか。
最近では数字を入力するだけの簡易的なローンシミュレーションができるWEBサイトも増えて、時間や場所を問わず、いつでも自分で資金計画を考えることができるようになりました。
しかし、シミュレーターに条件として入力した借入額がそもそも本当に借入可能なのかどうか、シミュレーションした住宅ローン商品そのものが自分にとって最適なのかといった、より深い情報を自分だけで調べることは、なかなかにハードルが高いことでしょう。
そこでおすすめなのが、モデルルームで営業スタッフと一緒に資金計画を立てることです。
金融機関を横断した豊富な住宅ローン商品の情報を紹介してもらえるほか、年収や年齢といったローンシミュレーションに入力する項目以外の、例えば個人のライフプランや借入状況も加味した支払いのシミュレーションができることがその理由。
この理由の詳細と、スムーズな資金計画の依頼方法について解説します。
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モデルルームで資金計画を行うメリット
たくさんの住宅ローンの情報が集まるから、状況に合った商品を提案してもらえる
一般的に、モデルルーム(不動産会社)は多数の金融機関と提携しています。そのため、地元の地方銀行から都市銀行・ネット銀行・JAバンクをはじめとする組合系など、インターネットで検索するだけでは把握しきれない数の住宅ローンの情報がモデルルームに集まります。
また、ひとくちに「住宅ローン」といっても様々な商品があり、例えば、適用される金利が低い/保険の補償内容が手厚い/初期費用が抑えられる/審査が比較的通りやすいなど、金融機関や商品ごとに異なる特徴があります。
金融機関や商品を横断し、多くの中から自分の状況や条件にもっとも合った商品を提案してもらえるのは大きなメリットではないでしょうか。
さらにモデルルーム(不動産会社)を通じて住宅ローンの審査や借入を行うと、自分で手続きするよりも金利の引き下げ幅が優遇される場合があるのもメリットでしょう。
個人の状況やライフプランを踏まえた資金計画を立ててもらえる
住宅ローンについて知りたいとき、インターネット上で検索をすればたくさんの情報が出てきます。しかしそういった情報はあくまでも万人に向けた一般論であり、自身の状況に当てはめることができるかどうかは別の話です。
モデルルームなら、現在の収入や住宅ローン以外の借入、今後のライフプランなど個人の状況に合わせて、将来を見据えた提案を受けることができます。
また勤続年数が短い・マイカーローンなど既存の借入がある・定年が近いなどの場合は、適用される金利が低かったり初期費用が抑えられたりする条件の良い住宅ローン商品の利用が難しいことがあるので、審査を踏まえた住宅ローン商品の提案を行うこともあります。
それでもなお支払いに対して不安が残るときは、ファイナンシャルプランナー相談の手配をしてくれることもあります。気軽に相談してみましょう。
例1│今後のライフプランを見据えた提案
いま現在、借入ができる・支払いができるとしても、将来的にずっとその状態が続くかは分かりません。したがって借入ができるから目一杯借入をする、支払いができるから多めに借入することは正解とは言えません。
これはどのライフステージに立っている人でも同じです。
モデルルームでは、子供がいる家庭ではこの先必要になる費用、定年が近い家庭では退職後の生活など、将来のライフプランを加味した上で無理のない提案を行います。
例2│借入状況に合わせた提案
マイカーローンや教育ローン、ブライダルローンなど、ローンと呼ばれるものはたくさんあります。そのような既存の借入は住宅ローンの審査に影響を与えます。つまり、希望する借入金額での承認が下りない可能性が高くなるのです。
しかし金融機関によっては、既存の借入を住宅ローンにまとめることが可能な場合があります。そうすることで希望の借入金額での承認が下りたり、月々の支払い額を抑えることができるようになったりもします。
このように借入状況に合わせた提案ができるのも、様々な住宅ローン商品の情報が集まるモデルルームならではです。
例3│個人的な状況や事情に合わせた提案
一般的に、住宅ローンの借入を行う際は、団体信用生命保険(以下、団信)の加入が必須になります。しかし、持病や直近の手術歴といった健康上の理由で加入が難しい方もいらっしゃいます。その場合は団信加入が必須でない住宅ローンや、団信の審査が比較的緩やかな住宅ローンを提案してもらえます。
また金融機関によりますが、金利上乗せをすることで三大疾病や八大疾病などの手厚い補償を付けることができます。現在加入している保険の契約内容見直しと並行することで、家計の負担を抑えることが可能になります。
そういった提案ができるのもモデルルームならではでしょう。
より精度の高い資金計画を立てるためには
頭金やボーナス払いなど、支払い方の希望は事前にまとめておく
支払い方に希望がある場合は相談前にまとめておくと、伝え忘れも防げる上にスムーズです。
- 頭金はいくら出せるのか
- ボーナス払いを併用するか、しないか
- ボーナス払いを併用する場合は1回あたりいくらまでなら支払えるのか ……等
年収、既存の借入状況は正確に伝える
モデルルームで行う資金計画は、各個人の状況を踏まえて作成します。したがって年収や勤続年収、既存の借入状況、もしある場合は滞納履歴といった情報は正確に伝える必要があります。
年収を実際より多めに伝えた、勤続年数が1年未満なのに1年と伝えた、既存の借入や滞納履歴があるのに隠して伝えなかったなど、実際とは違う状況を伝えるとその情報が元になってしまいますので、正確な資金計画を出すことができません。
伝え漏れを防ぐためには、年収が確認できる書類(源泉徴収票や確定申告書など)・ローン償還表(マイカーローンや教育ローンなどその他借入がある場合)・健康保険証(勤務先の資格取得日=入社日の確認のため)を持参するとよいでしょう。
また忘れがちなのが、携帯の割賦払いやクレジットカードでの分割払いです。住宅ローンの審査ではこれらも借入と判断されることがあるので、借入可能な金額に影響することがあります。
さらに複数のクレジットカードを所有している場合、審査の結果によっては金融機関からクレジットカードの解約を求められることもあります。
自分がそれに当てはまるのかが不明、心配な場合は、担当の営業スタッフに確認しておきましょう。
まとめ
モデルルームで資金計画を行おうとすると、年収や借入状況などのデリケートな情報をきかれるのでつい身構えてしまうかもしれません。しかし個人の状況にもっとも合った、かつ将来のライフプランまで踏まえた提案を行うために必要なことなのです。
また詳細な資金計画があった方が、次のステップへもスムーズに進めます。
資金計画以外にも、モデルルームには住まい購入に役立つ情報がたくさんあります。住まい購入に少しでも興味を持たれたら、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
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