つい、あとまわしにしがちな「窓掃除」
皆さんは、どのくらいの頻度でお掃除をしていますか?
年末の大掃除だけ、という方も少なくないのではないでしょうか・・・?
「窓掃除」をラクに行うためには、まずは“お天気選び”が重要です。
今回はラクをして、きれいにするための「窓掃除」の方法をお伝えします。
1 窓掃除は「お天気の悪い日」がオススメ
よく晴れた日。
張り切って「窓掃除をしよう」と思う方も多いのではないでしょうか!?
実は、筆者もそうでした。
澄み渡る青い空を見ていると、すがすがしい気分になりお掃除しようかなぁと思いますよね。
しかし実際には、晴れた日よりも「お天気の悪い日」のほうが効率よく、窓掃除ができるのです。
なぜなら、お天気の良い日には空気が乾燥しています。
そのため、窓についた汚れも乾燥して固くなっているため、汚れを落としにくくなります。
しかし、雨の日や曇りの日などの湿度が高い日は、空気中の湿気が汚れを浮き立たせてくれるため、あまり力を入れなくても汚れが落ちやすくなっていて、ラクにお掃除ができます。
(もちろん、早朝などの同じような気候条件であれば、問題ありません。)
またついつい、年末の大掃除にしてしまいがちな窓掃除ですが、寒いと掃除そのものが億劫になるだけではなく、お天気の良い日と同様に、空気が乾燥しているとせっかくつけた洗剤も乾きやすいのです。
つまり、窓掃除は“空気が乾燥してしまう冬が来る前の、お天気の悪い日にすませてしまうのがベスト!” なのです。
2. 主な窓の汚れの原因
2-1. 内側編
- キッチンから出た油を含んだ水蒸気
- ほこりやカビ
- 手垢
- 窓の隙間や扉の開閉時に入ってきた泥や砂
- タバコを吸うご家庭では、タバコのヤニ
- ペットを飼っているご家庭では、ペットの毛
2-2. 外側編
- 雨風時に混ざっている泥水や黄砂
- 網戸についた砂やほこりなどが雨風により窓に付着
- 車の排気ガスによるばい煙や粉塵
- 花粉
- 換気扇からでた油煙
- 海岸沿いなど海の近くに住んでいる場合は海風の潮
このように内側と外側では、1枚の窓でも汚れの原因は異なります。
中でも、一番落としにくい汚れは「キッチンから出た油を含んだ水蒸気」、「車の排気ガス」、そして「手垢」です。
ただし、これらは全て【酸性 】の汚れです。
つまり【アルカリ性】の洗剤1本で、内側も外側もお掃除ができるのです 。
お掃除の仕方も、同じ方法で問題ありません!
早速、お掃除に必要なものを揃えていきましょう。
3. お掃除に必要なもの
- アルカリ性(弱アルカリ性)のガラスクリーナー
(市販のガラスクリーナーは、アルカリ性、もしくは弱アルカリ性のものが大半です。) - 雑巾2枚(洗剤拭き用、水ふき用)
- マイクロファイバー製クロス1枚(から拭き用)
(※100円ショップなどでも購入できます)
この3つがあれば、窓を簡単にキレイにできます。
※肌の弱い方は、ゴム手袋も用意するといいでしょう※
掃除道具がそろったら、いよいよ実践です。
4. 【実践】窓掃除~順序よく、効率よく~
外側→内側の順番で、1枚づつ同じ工程で行いましょう。
順序よく行うと、効率よくピカピカにすることができますよ!
1・洗剤拭き
水でぬらして絞った雑巾に、ガラスクリーナーをまんべんなくかけます。
汚れをうかして、ふきとるようにします。
また、ガラスクリーナーには「界面活性剤」が入っており、汚れを落とすことはもちろん、汚れを付着しにくくする作用があります。一石二鳥ですね!
◆Point◆
ガラスクリーナーを直接、窓にかけないこと。
液ダレし、スジが残りムラの原因になります。
2・水拭き
洗剤拭きで汚れをうかしたら、水でぬらして絞った雑巾で洗剤をきれいに拭きとりましょう。
タオルが汚れたら、こまめにきれいな面に変えて拭きとります。
◆Point◆
洗剤が乾くと汚れがこびりついてしまいます。
洗剤が乾かないうちに拭きとりましょう。
3・から拭き
ガラスに残った水分を、窓のフチにそって「コの字型」に上から下へ、しっかりと拭きとります。
ムラなく拭きとるために、一度拭いたところから半分ずらして手を下におろしていくと、しっかりと拭きとれます。
マイクロファイバー製クロスは、毛羽立ちがなく繊維のキメが細かいので、仕上げにぴったりです。
◆Point◆
プロの方も使用している、マイクロファイバー製クロスを使い、仕上げることが最大のポイントです。
5. あると便利!快適な窓掃除グッズ
5-1. スクイジー
こちらもプロの方が使用している、スクイジー。
スクイジーの役割は、ガラスの表面から洗剤や水分を取り除く、車でいうとワイパーのようなものです。
水分を素早く除去できるだけでなく、繊維などが残らないというメリットがあります。
若干のコツは必要になりますが、上手に使えば力もいらないので手軽に窓掃除ができます。
また、ホームセンターや100円ショップでも購入できるので、費用も大してかかりません。
ただし、一般的な透明の窓には適していますが、デコボコした窓やすりガラスには不向きです 。
【スクイジーの使い方】
*スクイジーを使用する際は、窓の下に雑巾などを敷いておくと床が汚れるのを防げます*
- 窓がぬれている(もしくは洗剤がついている)状態で、窓の左端の一番上にスクイジーを窓に対し斜めにあてます。
- そのまま、ゆっくりと上から下まで移動します。
- 窓からスクイジーを離すときに、スクイジーの右端を少し上にあげます。(そうすることで、左端に拭き残しがなくなります)
- 最後に下に残った水は、まとめて横に切ります。
- サッシに残った水を拭きとって終了です。
※注意※マンションのバルコニーでは、大量の散水は禁止されております。
5-2. 古新聞紙
なぜ、古新聞が窓掃除にいいのかというと、新聞のインクの脂の成分が汚れを分解する働き をしてくれて、さらには吸収もしてくれるのです。
また、布巾で拭くと繊維が残ってしまいますが、新聞紙にはそれがないのも、オススメのポイントです。
最近では新聞をとらない方も多くなっていますが、手に入るなら安全かつ、エコに窓掃除ができます。
5-3. スポンジ
また、スポンジを使って“マンゴースポンジ” をつくると、サッシや窓枠のお掃除にも使用できます。
【マンゴースポンジの作り方】
用意するもの
- 市販のスポンジ(スポンジは裏がざらざらした、硬いものがオススメです)
- カッターナイフ
- 縦方向にカッターで、切り目を1~2cmおきに入れます。
- 次は、横方向に同じように切り目を入れていきます。
- マンゴーのようになれば、完成です。
切りにくい場合は、定規を使うと上手くできますよ。
6. 窓掃除に加えたい~プラスアルファのお掃除編~
6-1. 網戸のお掃除
網戸が汚れていると、せっかくキレイにした窓の外側に風や雨ですぐに汚れが移ってしまいます。
窓掃除をするときには、できれば先に網戸の掃除をしたいところ。
網戸のお掃除にも新聞紙があると、便利です。
- 網戸の外側に新聞紙をセロハンテープで貼りつけます。
- 内側から掃除機をかけて、ホコリやゴミを吸い取ります。
*このときに裏側に何も張っていないと、吸い取れないので要注意。 - 新聞紙をはずしたら、水でぬらして絞った雑巾を2枚用意します。
網戸の裏表から1枚ずつ雑巾をあてて、両側から挟みこむようにして拭きあげます。
網戸の掃除については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
6-2. サッシのお掃除
マンゴースポンジを使用して、簡単にお掃除をしましょう。
- バケツに水をはり、マンゴースポンジをぬらします。
- スポンジをしぼり、サッシを拭いていきます。
- 乾いた雑巾でから拭きをします。
マンゴースポンジを使えば、レールの間にスポンジが届きます。
これだけのことで、きれいになりますのでぜひ、窓掃除と一緒に試してみてくださいね。
6-3. カーテンのお掃除
網戸と同じように、カーテンが汚れていると内側のホコリや、カビの原因になります。
カーテンも窓の掃除と同様に、たまにはキレイにすることもオススメです。
カーテンのお掃除方法については、コチラの記事をご参照ください。
7. まとめ
窓がキレイになると、いつもの景色も変わって見えるのではないでしょうか?
お天気を味方にして、早速窓をきれいにしてみませんか?
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