" マンション × くらし × まち "の魅力を新発見。
地方都市のマンションライフを充実させるための情報メディア

リサーチ・体験談

マンション購入の理由は「家賃が無駄」が最多!年代別ランキングも紹介

マンションを購入する理由は人それぞれですが、実際にはどのような動機が多いのでしょうか。
穴吹興産株式会社が2023年1月〜2025年12月に販売した新築分譲マンション購入者5,203組にご記入いただいたアンケートをもとに、購入動機のランキングと年代別の傾向を詳しく解説します。
※2026年1月に集計

一生に一度ともいわれる大きな買い物を、人々がどのような理由で決断しているのか見ていきましょう。「なぜマンションを買うのか」「どんな基準で物件を選ぶのか」など、さまざまな視点を参考に、ご自身の購入計画にもお役立てください。

新築マンション検討時に知っておきたい5つの注意点と対策

会員限定でポイントが貯まる
「アルファあなぶきStyle会員サービス」

アルファあなぶきStyle会員サービスは、会員限定で条件に合うマンション情報や、暮らしに役立つ記事をお届けします。

さらに、登録するだけで1万ポイント(1pt=1円)がすぐにもらえ、以後も毎月自動で1万ポイントを付与。
貯めたポイントはマンション購入時に最大50万円の割引として使えます。

「まだ検討中…」という段階でも、お得を先に積み立てておけるサービスです。

マンション購入の動機1位は「家賃が無駄」で35.7%

今回の調査データでは、マンション購入の動機として最も多かったのは「家賃が無駄」で、全体の35.7%でした。次いで「お子様のため」が19.2%、「住まいが狭いから」が17.9%という結果になっています。

今回の調査では20~40代の比較的若い世代が多かったため、マイホームの購入を検討するにあたって、「このまま家賃を払い続けるのはもったいない」といった思いが背景にあると考えられます。

また、「投資および資産形成」を動機に挙げた人は、全体の7.8%。賃貸で家賃を払い続けるよりも、資産として残るマンションを購入したいと考える人が幅広い年代で一定数いることがうかがえます。

「家賃は無駄」と感じる背景

「家賃が無駄」が1位となった背景には、「住居費として支払うのであれば、資産にならない家賃よりも、いずれ自分の資産となる購入を選びたい」という価値観があると考えられます。

この考えは以前から住宅購入の大きな動機となっており、かつては家賃とローン返済額がほぼ同水準だったため、「同じくらい支払うなら購入したい」といった判断がしやすい状況でした。

ところが現在は、建築資材(鉄鋼・木材)の値上がりや、建設業界の人手不足による人件費の上昇、都心部や再開発エリアでの土地取得コストの増大などにより、マンション価格は高騰しています。加えて住宅ローン金利も上昇傾向にあり、購入のハードルは以前より高くなりました。

一方で賃貸の場合も、家賃の値上げがニュースにとり沙汰されるなど、「今は安いが、そのうち上がるかもしれない」という不安を抱えている人も少なくありません。

こうした状況で「決して安くない住居費を支払うのであれば、資産となるため、購入したい」という思いが、住宅購入の大きな動機になっていると考えられます。

購入と賃貸を比較

マンションの購入と賃貸で比較すると、長期的には購入したほうがコストを抑えられるケースがあります。ここでは、発生するコストを比較してみしょう。

【試算条件】

  • 30歳~80歳の期間で試算
  • 期間中、家賃や管理費等の価格変動はないものとする

賃貸の場合

  • 家賃:10万円/月
  • 管理費等:5,000円

購入の場合

  • 購入価格:3,500万円
  • 管理費・修繕積立金:15,000円
    (借入内容)
     借入額:3,500万円
     返済期間:35年
     金利:2.2%(全期間固定型)
     ボーナス払いなし
 賃貸購入
30~65歳月額負担額105,000円134,566円
総支払額①約4,410万円約5,651万円
65~80歳月額負担額105,000円15,000円
総支払額②約1,890万円約270万円
30~80歳の総支払額
①+②
約6,300万円約5,920万円
その他
  • 経費
    -賃貸更新料
    -火災保険料(家財のみ)
  • 税控除や補助制度
    -なし
  • 経費
    -固定資産税・都市計画税(毎年)
    -火災保険料(住宅・家財)
    -修繕・リフォーム代
  • 税控除や補助制度
    -住宅ローン控除
    -みらいエコ住宅2026

※端数切捨て

マンション購入を検討する際は、単純な月々の返済額だけでなく、支払総額や将来の住居費の負担まで含めて検討することがポイントです。

物件価格や借入額にもよりますが、購入時から住宅ローン返済中は購入の方が負担が大きくなります。毎年かかる固定資産税・都市計画税も見落とせない経費です。一方、住宅購入時には「住宅ローン控除」をはじめとする、補助制度が設けられています。

購入の場合、ローン完済後は住居費の負担が大きく減ります。一般的に、定年後の再雇用やリタイア後の年金生活に移行すると、収入は減りますが、住居費を抑えられれば、家計だけでなく精神的な負担も軽減できるでしょう。

ただし、上表の住宅ローンは全期間固定金利で試算していますが、変動金利を選択した場合は将来的な金利上昇リスクも考慮に入れる必要があります。また、マンションの大規模修繕で必要となる修繕積立金は増額する傾向にあります。将来を見据えてゆとりのある計画をたてることが大切です。

住宅ローンの「借りられる額」と「返せる額」は違う
金融機関の審査で承認された借入金額が、家計にとって適切な金額とは限りません。住宅ローンを組む前に、以下の点を必ず確認してください。
  • 貯蓄(緊急資金や予備費)を十分に確保できているか
  • 教育費や老後資金の計画に無理が生じないか
  • 変動金利の場合、金利が上昇した際にも返済を続けられるか

特に変動金利を選ぶ場合は、金利の上昇を想定した返済シミュレーションを行っておくと安心です。

資産性の比較

賃貸の場合、毎月の家賃を支払い続けても手元に資産は残りません。一方、マンションを購入すれば、ローン完済後は資産として手元に残るため、将来的に売却や活用を検討できる可能性があります。
また、多くの住宅ローンでは団信への加入が必須です。加入すると、万が一の際にはローン返済がなくなり、家族に住宅を残せるメリットもあります。

売却や賃貸転用のしやすさを意識することも重要です。多くの場合で、住宅ローンの借入は数千万円規模の高額になるため、将来のライフプランの変化や万が一の事態に備え、資産価値のさがりにくい物件を選びましょう。
「資産<負債」となる事態を避けるためにも、マンションの資産価値を確認する必要があります。資産価値を左右する立地・管理状態・築年数といった要素について、購入前に確認しておきましょう。


年齢別に見るマンションの購入理由(動機)の違い

次に、年代別のランキングを見ていきましょう。

マンション購入の動機は、年代によって異なります。20〜40代では「家賃が無駄」と感じる人が圧倒的に多い一方、50代以上では「住まいの老朽化」や「セカンドハウス」といった理由で購入を検討するケースが増えてきます。

こうした違いは、年代ごとにマンション購入の目的が変化することによって生じると考えられます。各年代の目的は、大きく分けると以下の4つに整理できます。

  • 家賃をローン返済に切り替え、将来の住居費を抑えたい
  • 通勤・通学時間を短くし、より良い環境で子育てをしたい
  • 老朽化した住まいから住み替えたい
  • セカンドハウスを活用し、現在のライフスタイルに合った住環境を選びたい

ご自身がどの目的に当てはまるかを明確にすることで、住まい選びの軸がぶれず、適した物件を購入できるでしょう。その際、将来を見据え、子どもの教育費や、転職による収入の増減、親の介護費、老後の生活費など、見直しが必要になりやすい支出を事前に想定しておくことも大切です。
ここでは、年代ごとの購入理由を見ていきましょう。

20代以下~40代の1位は「家賃が無駄」

比較的若い年代では、共通して「家賃が無駄」という理由が1位となりました。毎月の家賃を払い続けるよりも、マンションを購入して将来の資産にしたいと考える人が多いことがわかります。
20代以下から40代にかけて「家賃が無駄」の割合は徐々に下がりますが、それでも40%以上を維持しています。これは、より若い世代ほど賃貸に住んでいる割合が高く(約83%)、家賃を支払い続けることを負担に感じているためと考えられるでしょう。

【20代以下】2位は「結婚のため」

20代以下のマンション購入理由グラフ

20代以下では「家賃が無駄」が47.7%と、全年代で最も高い割合を示しました。2位には「結婚のため」(24.2%)がランクインしており、ライフイベントをきっかけにマンション購入を決断する人が多いことがわかります。

また、4位には「お子様のため」(21.2%)も入っており、結婚・出産といった人生の節目が購入動機になりやすい傾向が見られます。

【30代】2位は「お子様のため」

30代のマンション購入理由

30代では「家賃が無駄」(46.9%)に次いで、「お子様のため」(29.0%)が2位となりました。子どもの保育園・幼稚園への入園や小学校への進学をきっかけに、住環境を整えたいと考える人が多いようです。

3位の「住まいが狭いから」(27.1%)も、家族が増えたことで手狭になったという背景が考えられます。

共働き世帯の場合、産休・育休中や時短勤務期間は世帯収入が減少します。住宅ローンの返済計画を立てる際は、片働きの期間も想定したシミュレーションを行っておくと安心です。

30代の子育て世帯の資金計画の立て方はこちらの記事で詳しく解説しています。

30代子育て世帯の資金計画イメージ|教育費と住宅ローンを両立
30代子育て世帯に向けて、教育費と住宅ローンを無理なく両立させる資金計画の考え方を解説。「まずは教育費を優先する」か、「先に住宅ローンの返済を進めておく」か、家族に合わせて返済の見通しを立てておくと安心です。

【40代】2位は「住まいが狭いから」

40代のマンション購入理由グラフ

40代では「家賃が無駄」(40.2%)が1位ですが、2位には「住まいが狭いから」(19.3%)がランクインしました。子どもの成長に伴い、個室が必要になったり、家の中の荷物が増えたりすることが背景にあると考えられます。

また、40代では「住まいの老朽化」(11.8%)や「投資および資産形成」(9.4%)といった理由も見られ、住み替えや資産形成を意識する人が増えてくる年代といえます。

40代でマンションを購入する場合、返済期間の設定に注意が必要です。35年ローンを組むと、完済時の年齢が75歳を超えるケースもあり、定年退職後も返済が続きます。年金収入だけで毎月の返済を続けられるか、老後資金を圧迫しないか、繰り上げ返済をどの程度行うのかといった点を慎重に検討する必要があります。

また、住宅費・教育費・老後資金のバランスを必ずセットで確認しましょう。子どもの大学進学時期とローン返済が重なると、家計への負担が大きくなります。

さらに、子どもが独立した後に部屋が余る可能性も考慮しておくとよいでしょう。在宅ワーク用のスペースとして活用したり、将来的に賃貸に出しやすい間取りを選んだりするのも一つの選択肢です。

【50代】1位「家賃が無駄」と僅差で「住まいの老朽化」が2位

50代のマンション購入理由グラフ

50代になると、マンション購入の動機に変化が見られます。1位は「家賃が無駄」(23.3%)で若い年代と同じであるものの、40代以下が全体の4~5割ほどを占めているのに対し、50代では2割程度にとどまり、2位の「住まいの老朽化」(19.7%)との差はわずか3.6ポイントしかありません。

50代では回答者の約52%が持ち家(マンション・戸建)に住んでおり、40代以下とは事情が大きく異なります。そもそも賃貸に住んでいる人の割合が減るため、「家賃が無駄」という回答も相対的に少なくなるのは自然な流れです。

「セカンドハウスとして」(11.5%)や「投資および資産形成」(9.3%)といった回答も目立ち、購入目的が多様化していることがわかります。

現在の持ち家を売却してマンションを購入する場合、売却と購入の順序によっては、仮住まいや二重ローンが発生する可能性があります。売却査定、つなぎ融資、引き渡し条件の調整など、資金繰りの段取りを事前に整理しておきましょう。
マンション買い替えの進め方はこちらの記事で詳しく解説しています。

マンションの買い替え、タイミングや進め方、資金計画までを徹底解説!
買い替えを成功させるにはしっかり段取りを組み、信頼できる不動産会社を選ぶことが大切です。マンション買い替えの流れや成功のポイントをわかりやすく解説します。

また、投資や資産形成を目的とする場合は、将来的な売却のしやすさも重要なポイントになります。エリアの需要や人気度、物件の管理状態などが資産価値に影響するため、購入前に確認しておくことをおすすめします。

【60代】1位は「住まいの老朽化」

60代のマンション購入理由グラフ

60代では「住まいの老朽化」(24.8%)が1位となり、「家賃が無駄」は5位(9.4%)まで順位を下げました。この年代では約74%が持ち家に住んでおり、現在の住まいからの住み替えが主な購入動機となっています。

2位の「セカンドハウスとして」(18.6%)は、「子どもの近くに住みたい」あるいは「趣味や旅行の拠点として別宅を持ちたい」といったニーズが考えられます。また、将来的な完全住み替えを見据えて、まずは二拠点生活から始めるため購入したケースも、実際のお客様の事例としてあります。
管理の手間が少ないマンションでの生活を実際に体験しながら、将来の本格的な住み替えに備えるのも、選択肢の一つといえるでしょう。

こちらでは、実際に戸建からマンションに住み替えされた方にインタビューしています。ぜひご参考にしてください。

戸建てからマンションへ。購入者の声から見えた “ちょうどいい”暮らしと安心
年齢や家族構成、地域環境の変化とともに、暮らしに求める「安心」や「身軽さ」も少しずつ変わっていきます。「この先もここで暮らしていけるだろうか」——そんな問いが、今の自分に合った“暮らしのサイズ”を見つめ直し、新しい選択につながることもあるの...

60代でマンションを購入する際は、管理費や修繕積立金を年金収入の中から毎月支払う必要がある点を意識しましょう。たとえば月額3万円の管理費・修繕積立金であれば、20年間で720万円の支出となります。

なお、この年代の物件選びでは健康面を考えて、以下のポイントも確認しておくと安心です。

  • 段差、廊下幅など、バリアフリー対応の有無
  • エレベーターの有無と台数
  • 病院・スーパー・最寄り駅までの実際の距離や負担感

普段の生活で不便や負担を感じにくい立地かどうか、実際に歩いて確認することをおすすめします。

【70代以上】1位は「セカンドハウスとして」

70代以上のマンション購入理由グラフ

70代以上では「セカンドハウスとして」(19.6%)が1位となり、「住まいの老朽化」(18.6%)を僅差で上回りました。この年代では約91%が持ち家に住んでおり、新たに住居を購入する動機が他の年代とは大きく異なります。

「思い出のある自宅を手放したくない」「すぐには引っ越せない事情がある」といった背景から、セカンドハウスとして別のマンションを購入するケースが多いと考えられます。

セカンドハウスや投資目的でマンションを購入する場合、相続や名義の扱いについて、購入前にご家族と考えを共有しておくことが重要です。特に、以下の点を事前に話し合っておくと、将来的なトラブルを防ぎやすくなります。

  • 水回りの維持、郵便物の対応など、空室時の管理をどうするか
  • 管理費・修繕積立金・固定資産税などを誰が支払うか
  • 将来的に売却・賃貸・親族利用のどれを選ぶか

また、入院や施設入居などで住み続けられなくなる可能性も想定し、売却や賃貸転用のしやすさをあらかじめ確認しておくことをおすすめします。


購入したマンションを選んだ理由1位は「通勤・通学の便が良い」で33.4%

年代別購入したマンションを選んだ理由TOP3一覧

物件を選んだ理由も、年代によって傾向が異なります。20代以下から40代までは「通勤・通学の便が良い」が1位ですが、50代以上になると「住環境が良い」がトップに入れ替わります。

この変化は、ライフステージの違いを反映しています。現役で働いている世代は通勤の利便性を重視しますが、子どもが独立し、定年が近づくにつれて自身の暮らしやすさを優先する傾向が強まると考えられます。

【20代以下~40代】1位は「通勤・通学の便が良い」

20代以下から40代まで、物件選びの理由の1位は共通して「通勤・通学の便が良い」でした。さらに、2位と3位も「住環境が良い」「買い物の便が良い」で共通しており、若い世代の物件選びの軸が明確であることがわかります。

仕事や学校へのアクセスと日常の暮らしやすさの両立が、物件を選ぶうえで重要な評価ポイントになっているといえるでしょう。

20代以下:2位は「住環境が良い」「買い物の便が良い」がほぼ同割合

20代以下のマンション選んだ理由グラフ

20代以下では「通勤・通学の便が良い」が39.6%で1位となりました。2位の「住環境が良い」(26.1%)と3位の「買い物の便が良い」(24.2%)はほぼ同じ割合で、仕事・学校と暮らしの両立を意識していることがうかがえます。

マンションを購入する際には、立地・広さ・価格・環境のすべてを満たす物件はない点を前提に理解しておくことが大切です。

そこで、購入前に絶対に譲れない条件を3つ程度に絞っておくと、物件を選びやすくなります。

「駅徒歩10分以内」「3LDK以上」「予算4,000万円以内」のように優先順位を明確にしておくことが物件選びのポイントです。

30代:4割以上が「通勤・通学の便が良い」と回答

30代のマンション選んだ理由グラフ

30代では「通勤・通学の便が良い」が43.3%にのぼり、全年代で最も高い割合を示しました。

「学校区が良い」(8.2%)という回答も見られます。子どもの小学校入学を見据えて、学区を意識した物件選びをしている世帯も、一定数いるようです。

子育て世帯の場合、通勤・通学のしやすさだけでなく、以下の点も確認しておくと安心です。

  • 治安・夜道の明るさ
  • 小児科・総合病院へのアクセス
  • 公園や子どもの遊び場の有無
  • 学校の雰囲気や通学路の安全性

また、子どもが中学・高校に進学すると、徒歩からバスや電車通学などに変わる可能性があります。塾通いなども含め、将来的な通学スタイルの変化を見据えておくとよいでしょう。

40代:将来性を意識する層が増える

40代のマンション選んだ理由グラフ

40代でも「通勤・通学の便が良い」(36.8%)が1位ですが、20代・30代と比較すると割合はやや低下しています。一方で、5位に「将来性が高い地区」(16.0%)がランクインしており、資産価値を意識した物件選びをする方が増えていることがわかります。

40代は住宅ローンの返済期間や、子どもの独立後のライフプランを意識し始める時期です。今だけでなく、10年後、20年後を見据えた物件選びが重要になってきます。

【50代】「住環境が良い」が1位に

50代のマンション選んだ理由グラフ

50代では、物件を選んだ理由の1位が「住環境が良い」(28.1%)となり、「通勤・通学の便が良い」(25.7%)は2位に後退しています。子どもの通学を考慮する時期を過ぎ、物件選びの基準が、家族中心から自身の暮らしやすさへ移り変わっています。子どもの独立や定年を見据えて、住まいの優先順位を見直す人が増えていると考えられます。

具体的には、将来的に車を手放す可能性も視野に入れ、駅や周辺施設へアクセスしやすく、日常生活を徒歩圏で完結させられるような住環境が選ばれる傾向にあります。

【60代・70代】1位が「住環境が良い」、2位が「買い物の便が良い」

60代のマンション選んだ理由グラフ

70代以上のマンション選んだ理由グラフ

60代・70代以上では、「住環境が良い」と「買い物の便が良い」が上位を占めています。通勤・通学の優先度は大きく下がり、日常の暮らしやすさを重視した物件選びが主流です。

60代では、定年後再雇用で働く人もいますが、将来を見据えて通勤よりも住環境を優先する傾向が見られます。また、以前の住まいで満たせなかった静かな環境や買い物の利便性などの条件を、住み替えで実現しようとしている人も多いと考えられます。

特に、70代以上で「将来性が高い地区」(17.5%)が3位に入っている点は特徴的です。自分が住む期間だけでなく、その先の相続を見据えている可能性があります。


選んだ理由から分かるマンションの住みやすさ

このアンケート調査では、物件を選んだ理由として、「通勤・通学の便が良い」「買い物の便が良い」といった利便性や、住環境を重視する声が上位を占めました。マンション購入者は「立地の良さ」を重視して物件選びをしていることが分かります。
交通機関や買い物、教育施設など生活施設へのアクセスの良さは、マンションの大きな魅力といえるでしょう。

またマンション購入理由の「その他」では「災害に強い」や「今の住まいが広すぎる」、「老後にすみやすい」など、戸建を比較したマンションの住みやすさをあげる回答がみられました。
ここでは、一般的によく挙げられる戸建てと比較したときのマンションの住みやすさについて、簡単にご紹介します。

項目マンションの特徴
維持管理の手間共用部分は管理組合が一括で管理するため、庭の手入れや外壁・屋根の修繕を自分で手配する必要がない
セキュリティオートロック、防犯カメラ、管理人常駐など設備が充実している物件が多く、不審者が侵入しにくい
立地同じ価格帯であれば、戸建てよりも駅近や利便性の高いエリアを選びやすい
老後の暮らしやすさエレベーター完備でフラットな生活動線を確保しやすく、バリアフリー対応の物件も多いため、負担を抑えて安全に過ごしやすい

戸建ての場合、庭の草むしりや外壁の塗り替え、屋根の修繕などを自分で業者に依頼し、費用も個別に負担しなければなりません。
マンションでは管理費・修繕積立金を毎月支払うかわりに、共用部分の掃除は管理会社に委託することが多いですし、修繕などのメンテナンスは管理組合で計画的に実施します。管理会社のサポートを受け、手間をかけずに建物の資産価値や住環境を維持できる点は、マンションならではの強みです。

一方で戸建てには「土地が資産として残る」「上下階との騒音トラブルがない」「増改築の自由度が高い」といったメリットがあります。どちらが優れているかは一概にいえませんので、ご自身のライフスタイルや価値観に合わせて選択することが大切です。

新築マンション検討時に知っておきたい5つの注意点と対策

まとめ

今回のアンケート調査では、マンション購入の動機として「家賃が無駄」が35.7%で1位となりました。特に20〜40代の若い世代でこの傾向が強く、賃貸よりも資産として残るマンションを選びたいという意識がうかがえます。

一方、50代以上では「住まいの老朽化」や「セカンドハウス」といった理由が上位に入り、年代によって購入動機が大きく異なることもわかりました。

物件選びの理由としては「通勤・通学の便が良い」が全年代の33.4%で1位でしたが、50代以上は「住環境が良い」が1位となりました。ライフステージの変化に応じて重視するポイントも入れ替わるようです。

マンション購入を検討する際は、ご自身の年代や家族構成、将来のライフプランを踏まえて優先順位を明確にすることが大切です。

気になる住まい探し、一歩進めませんか?

「アルファあなぶきStyle会員サービス」に登録すると、

  • 登録時に1万ポイント
  • その後も毎月1万ポイント を進呈します。(1pt=1円)

貯まったポイントはマンション購入時に最大50万円の割引としてご利用いただけます。

会員限定で条件に合ったマンション情報や、
暮らしに役立つコラムもお届けしています。

「まだ検討中…」という段階でも、
今のうちに始めて、将来の選択肢を広げませんか?

アルファジャーナル
今なら新規会員登録で“1万円分ポイント”を進呈!