幼稚園のお弁当作りの4つのポイントと、食材ごとの簡単アレンジアイデア

幼稚園のお弁当作りの4つのポイントと、食材ごとの簡単アレンジアイデア

入園式から数週間、親子で初めての幼稚園生活を頑張っていることと思います。子どもが慣れない環境で頑張る一方、準備をする側も初めてのことばかりで戸惑うことも。

「幼稚園のお弁当づくり」もその一つではないでしょうか。頑張ってみたものの、「ここにきてそろそろアイデア切れ…」「子どもがお弁当を残してきてしまう」そんな悩みが出てくる時期です。

そこで今回は、お弁当のアイデアに悩んだときに役立つ、幼稚園のお弁当作りならではのコツや、「主食」「たまご」「肉」「野菜」の食材別のおすすめレシピ・簡単アレンジアイデアをご紹介します。
子どもが食べ飽きないアイデアをつめて、毎日空になるお弁当を目指しましょう!

1.幼稚園のお弁当作りのポイントは4つ

幼稚園お弁当作りのポイントは4つ
これまでに大人のお弁当やピクニックに持っていくランチボックスを作ったことがある方は多いと思います。お弁当という点は同じですが、幼稚園のお弁当を作るときは、大人のお弁当とは少し違った工夫をしてあげると良さそうです。

1-1.見た目と栄養バランスの両立を心がけて

お弁当の栄養バランスはとても大切ですが、おなじくらい大切にしたいのが「お弁用の見た目」。小さな子どもはお弁当箱の蓋を開けたときのワクワク感が、完食への意欲やお弁当の時間の楽しいイメージにつながるのです。

いわゆるキャラ弁のような過度なデコレーションをしなくても、子どもの気持ちを少し盛り上げてあげられるアイデアを盛り込むことで、お弁当の時間が楽しいものになります。その次に、できるだけバランス良いメニューを心がけてみましょう。
まずは「お弁当の時間は楽しいもの」という気持ちを育ててあげることが一番です。

1-2.おかずは一口サイズに

年少で入園した子どもはまだ3歳です。大きな食べ物を上手に噛み切ることができないことも。そのため、おかずは食べやすい一口サイズに作ってあげると、負担になりません。大きなものをそのまま口に詰め込んでしまって、ノドにつまってしまうという危険も避けられます。
同様に、固いおかずも避けてあげた方が良いでしょう。

1-3.好きなものを食べきれるだけ入れて

幼稚園のお弁当の時間は時間が決まっています。周りのお友達と一緒に、時間内に食べきることが大切です。ところが、幼稚園に通い始めたばかりの子どもにとって、助けてくれる人のいない慣れない環境で、決まった時間内に一人でお弁当を食べるというのは簡単なことではありません。

そういった状況を考えて、お弁当は普段子どもが自宅で食べる量よりも少なめに、内容も子どもの好きなものからスタートしてください。
最初は「食べきった」という喜びを感じ、自信を持たせることが大切です。食べきることができるようになってから、徐々に様子を見て量や栄養バランスを考えて内容をバージョンアップさせましょう。

1-4.手でつかみやすいものを選んで

幼稚園児はスプーンやフォークの使い方が上手でない場合もあります。それでも幼稚園のお弁当の時間では一人で食べなければなりません。こぼしてばかりで上手に食べることができない…なんていうことがないよう、手でつかみやすいものを選びましょう。
例えば、おかずも唐揚げや卵焼き、チーズなどひとかたまりになっていて汁気がないものなら手でつかみやすく食べやすいです。

2.幼稚園のお弁当の【主食】は、食べやすいおにぎりやサンドイッチで

幼稚園のお弁当の【主食】は食べやすいおにぎりやサンドイッチを
手づかみで食べやすく、量やサイズも調節しやすいおにぎりやサンドイッチは幼稚園お弁当の主役です!糖質(炭水化物)は栄養面でも欠かせません。お弁当箱の蓋を開けたときに、思わず子どもの顔がほころぶような、かわいい主役たちをつめてあげましょう。

2-1.おにぎりは味も形もアイデアいっぱい

おにぎりは味も形もアイデアいっぱいのお助けメニューです。毎日同じものでは子ども達も飽きてしまいそうだけど、毎日違ったものを作るのも大変。そんなときに子どもが飽きないアイデアを紹介します。

基本のおにぎりができあがったら、バリエーションを増やすアイデアを。
まずは形です。定番の三角おにぎりも良いですが、もっと食べやすいのが小さく丸いおにぎりはいかがでしょう。100円ショップなどには、一口分のご飯を入れて振るだけで、一度に複数のコロコロおにぎりを作ることができる便利グッズなどもあるようなので、上手に取り入れてもいいですね。

味のバリエーションは、市販のふりかけを使うと、手軽に味や色味を変えることができ、子どもも飽きずに食べることができます

少し時間に余裕があれば、海苔を使って見た目にもこだわっちゃいましょう!海苔をはさみでカットして、顔や動物をあしらってあげると、とても喜ばれますよ。細かい作業が苦手な方は100円ショップなどで売られている「海苔パンチ」を使ってみて。バチンと海苔に押し込むだけで顔のパーツなど、さまざなな形に型抜きできます。
売られている海苔パンチは表情もたくさんあるので親子ともに楽しめますよ。

2-2.サンドイッチもアイデアでかわいく

「時々はパンも入れてあげたい」「うちの子はご飯が苦手!」
そんな時はサンドイッチはいかがでしょう。サンドイッチもおにぎり同様、一口サイズにカットしてあげると食べやすいです。サンドイッチ用に売られているパンは薄くやわらかいので、お弁当におすすめです。サンドイッチに挟む具に迷ったら、子どもが好きな具の中でも食べやすいものを優先して選んでください。

見た目にバリエーションが欲しい時は、「サンドイッチメーカー」などのグッズを活用してみては。サンドイッチを挟んで押し込むと、動物の顔のサンドイッチを作ることができるなど、いろいろなものが売られています。こちらも100円ショップなどで買うことができます。

3.栄養満点!【たまご】のおかずのアイデア4つ

栄養満点!【たまご】のおかずアイデア
卵を使ったおかずは調理のバリエーションを出すことができ、子どもの好みにつくることができます。また、毎日入れても良いくらいのおかずの優等生で栄養も満点。
そんな卵も、いつも同じ見た目ではつまらないですよね。そこで、子どもが喜ぶ卵のおかずアイデアを紹介します。

3-1.シンプルな卵焼きもちょっとしたアイデアで変身

シンプルな卵焼きもちょっとしたアイデアで変身
お弁当のおかずの王道と言えば卵焼き!手づかみ食べることもできて、口当たりも良いので小さな子どもにも人気のおかずです。

基本の卵焼きが出来上がったら、少しアイデアをプラスして子どもたちを笑顔にしましょう。
まずは形。道具いらずで手軽なのが「ハートの卵焼き」です。卵焼きを定番の楕円にカットしたら、断面を上に向け、斜めにカット。片方をひっくり返してくっつけると、かわいいハートの形の卵焼きの完成。ハートをの卵焼きをぐるりと4つ並べると、クローバーの卵焼きに大変身!
さらに形のバリエーションを増やしたいときは、型抜きがオススメです。やわらかい卵焼きはクッキーの型などで簡単に型抜きができます。星や車など、子どもの好きな型を探してみてください。

続いては味。甘い味付けやだしの味付け、また中に入れる具材で味に変化をつけることができる万能な卵焼き。卵焼きを巻く際に、ソーセージを巻き込んだものや、ツナをまぜたりすると、子供向けの味付けに!子どもが好きなものを卵焼きに混ぜ込んでみてはいかがでしょう。

3-2.うずらの卵でお手軽アレンジ

うずら卵の簡単アレンジ
「うずらの卵」もお弁当に使いやすい一品です。スーパーなどで売られているうずらの卵の水煮は日持ちがするので、一度にたくさん使わない幼稚園のお弁当にもピッタリ。食べやすいサイズで、アレンジしてもしなくてもOK!そのままでもコロッとかわいいうずらの卵ですが、時間がある朝や下ごしらえする時間があるときは、子どもが喜ぶアレンジを加えてみましょう。

【基本の顔を作ろう】

準備するものは、うずらの卵の水煮、黒ゴマ、ケチャップ、マヨネーズ、爪楊枝だけ。
まずはうずらの卵に黒ゴマで目をつけます。接着剤代わりにマヨネーズで黒ゴマをつけると取れにくくなります。
次に、爪楊枝の先にケチャップをつけ、うずらの卵に。黒ゴマの目の下あたり、ちょうどほっぺたに見立ててケチャップをつけます。これで基本の顔の完成です!

基本の顔を作ったら、アイデアひとつで動物に変身です。ニンジンでトサカやくちばしをつくって差し込めば「ニワトリ」に。ニンジンで耳をつけると「ウサギ」に見えますよ。

【カラフルうずら卵】

うずらの卵をアイデアでカラフルにしてみましょう!
白いうずらの卵を黄色に変身させます。小鍋にうずらの卵の水煮を入れ、卵がかぶるくらいの水、カレー粉、塩を入れたら煮立てます。3分ほどしたら火を消して完成。冷ますとうずらの卵が黄色く色づいているはずです。

この卵でヒヨコちゃんを作ってもかわいいですね。カレー粉の代わりに麺つゆを使うと、茶色いうずらの卵を作ることができます。
最近ではスーパーでピンク色のうずらの卵なども売られています。時間がないときなどに活用してみては。

【恐竜のたまご】

準備するものは、うずらの卵、魚肉ソーセージ、ストローの3つ。
まず最初にうずらの卵の白身部分(表面)にストローで水玉状に穴をあけていきます。
次に、同じストローで魚肉ソーセージをくり抜きます。くり抜いた魚肉ソーセージをうずらの卵の白身部分に埋め込んだら完成!

ピンクの水玉はまるで恐竜のたまごのよう。サイズも色もかわいいので、男の子だけでなく、女の子にも喜ばれると思いますよ。

4.子どもたちに大人気!【お肉】のおかずのアイデア

【お肉】のおかずのアイデア
ハンバーグ、から揚げなどのお肉のおかずは子ども達に大人気。ボリュームもあるので、お弁当にも一品入れてあげると良いですよね。
けれどもお肉を使ったおかずは、手間がかかるイメージ。忙しい朝にイチから作るのは大変です。そんな時は、冷凍保存で作り置きできるお肉のおかずレシピを覚えておくと便利です。

4-1.子どもに大人気!「チキンナゲット」

チキンナゲットのレシピ
子どもが大好きなお肉のおかずはたくさんありますが、今回は冷蔵、冷凍保存ができて冷めても美味しいチキンナゲットのレシピを紹介します。お弁当に使いやすい一品なので、お肉のおかずに迷ったら作ってみてはいかがでしょう。

<材料>およそ20個分

  • 鶏ひき肉(300g)
  • 卵(1/2個)
  • マヨネーズ(大さじ1)
  • 薄力粉(大さじ2)
  • 塩コショウ(適量)
  • 油(適量)

<作り方>

  1. 鶏ひき肉に油以外の材料を全部加え、よく混ぜる。
  2. フライパンに2㎝程度の油を入れ、1で作ったタネをスプーンで落とし揚げ焼きする。
    (フライパンにタネを落とすときは、スプーンを2本使いまとめる要領で落とすとやりやすい)
  3. こんがりと良い色になったら完成!

冷凍保存した場合は、お弁当に入れる前にあたためてくださいね。

4-2.簡単!ハム、ソーセージのアレンジアイデア

ハム、ソーセージのアレンジ
ハムやソーセージがあれば、簡単にアレンジでき楽しいおかずになります。

まずはハム。一枚を半分に折り、直線になった方から何本か切り込みを入れます。このとき最後までカットしてしまわないように注意して。切り込みを入れたら、片側からくるくると巻きましょう。先っぽを少し広げると、まるでお花のように見えます。

ソーセージに工夫するなら、お弁当グッズを活用する方法もあります。
ソーセージをはめ込むだけで、型がつくグッズが便利。型をつけてから焼くと、簡単に動物やお魚のソーセージに!お弁当用の赤いウィンナーで作るとよりくっきりと型がつきますよ。お弁当がちょっと華やかになりそうです。

5.苦手を克服!【野菜】のおかずのアレンジアイデア

野菜のアレンジアイデア
幼稚園のお弁当には子どもが好きなものを入れる方が良いとわかっていても、作る側からすると、好き嫌いなく栄養豊富な野菜も食べてほしいというのが本音。また、お弁当に慣れてくる頃には、「苦手な野菜も入れてみてください」「バランスを心がけてください」など、幼稚園からアドバイスがあることも。
小さい子どもにも食べやすい野菜のおかずを覚えておくと便利です。

5-1.野菜そのまま簡単アレンジ!

アイデアで野菜の見た目をかわいくするだけで食べてもらうことができれば、何よりですよね。

一番手軽な方法は、ゆで野菜を型抜きすること。型抜きしやすいオススメ野菜はニンジンです。輪切りにして茹でたニンジンを子どもが喜ぶ形の抜型で抜いてあげるだけ。これなら忙しい朝にもできそうですし、前の晩に作っておくこともできます。

ミニトマトなど型抜きできない野菜はヘタの形になっているピックを刺すと、持ちやすくもなるのでおすすめです。100円ショップなどで様々な種類のかわいいピックが売られているので、一度覗いてみてはいかがでしょう。

5-2.緑の野菜はマヨネーズでグラタンに

栄養バランスを考えて、お弁当には緑の野菜も入れたいところですが、緑の野菜は苦手な子どもが多いのが現実です。そんな緑の野菜も、マヨネーズを使ったグラタン仕立てにすると食べやすくなりますよ。

ここで紹介するのは「ブロッコリーのマヨネーズグラタン」です。およそ10分ほどでできる簡単レシピなのでぜひ挑戦してみてください。

<材料>

  • ブロッコリー(4房程度)
  • ゆで卵(1個)
  • マヨネーズ(適量)
  • スライスチーズ(適量)
  • アルミカップ(もしくはシリコンカップなどトースターに入れても良いもの)

<作り方>

  1. ブロッコリーは予め塩ゆでしておく。
  2. ボウルにゆで卵をいれたらフォークでつぶし、マヨネーズを加え混ぜる。
  3. アルミカップにブロッコリーを入れ、2で作ったソースを乗せる。
  4. 仕上げにカットしたスライスチーズを上に乗せる。
  5. トースターで8分ほど加熱し、チーズが溶けたら完成。

ブロッコリーは冷凍で売られているものを使うとさらに時短に。また、ブロッコリーをミックスベジタブルにかえて作っても、彩りよく美味しいグラタンができるのでバリエーションが欲しいときに試してみてください。

6.準備しておくと便利な食材

毎日お弁当を用意しなければならない幼稚園も少なくありません。ときには「食材の買出しをする時間がない!」「あと一品足りない!」なんてことも。
ここでは、そんな時に強い味方になってくれる食材をリストアップします。ぜひ活用してみてください。

【冷凍食品を上手に使って】

冷凍で常備できる食材はこまめに日持ちを気にする必要もなく、とても便利です。
例えば、冷凍枝豆。大人のビールのお供だけでなく、小さな子どもも好きな一品ですが、枝豆も冷凍なら皮をむく必要も茹でる必要もなく、流水で簡単に解凍できます。
枝豆のきれいな緑色はお弁当に彩りが欲しいときにも大活躍。また冷凍のミックスベジタブルも常備しておきたい食材のひとつです。炒めたり、卵でとじたりと使い勝手が良いうえにカラフル!

【隙間を埋める食材は便利】

お弁当をつめていると隙間ができてしまったりします。隙間があるとお弁当が寄ってしまい、崩れる原因に。
崩れが心配なときは、賞味期限が長く、個包装になっているキャンディーチーズミニカップゼリーを常備しておけば、ちょっとあいた隙間を埋めることができ便利です。

また、賞味期限はそれほど長くありませんが、キャラクターのかまぼこも子どもは大好き。ちょっとカットするだけで隙間を埋めることができます。

まとめ

毎日空になるお弁当で、親子で楽しい幼稚園ライフ

楽しい幼稚園ライフを
参考になりそうな幼稚園でのお弁当のアイデアはあったでしょうか?
お弁当にルールがある幼稚園もあるので(ピックはあぶないのでNG、自分であけられないものは入れない、カトラリーは1種類など)、通っている園の決まりに従って作ってくださいね。

作る苦労もありますが、なにより「美味しかった!」が見える空のお弁当箱を見たときの喜びは大きいはず。アイデアの詰まったお弁当で、親子で楽しい幼稚園生活を送ってください。

子ども向けのお弁当のアイデアは、ピクニック向けのお弁当レシピの中でも紹介しています。
合わせて参考にしてみてくださいね。

簡単につくれるお弁当セットレシピ♪お弁当を持ってピクニックへ行こう!