気温が下がり、美味しそうな冬野菜が並ぶ季節になりました。つやつやとした冬野菜を見ていると、子どもと囲むテーブルにも冬野菜のレシピを取り入れたくなります。
人気の旬野菜は価格も手が届きやすく、栄養価もバツグン!寒い冬を乗り切るために必要な栄養がたっぷりです。
ここでは、寒くなるとうまみがギュッと増す簡単な冬野菜のレシピを紹介します。子どもに人気のある食べやすいレシピばかりですので、ぜひヘルシーな冬野菜をたっぷり食べて、今年の冬を健康に乗り切ってください。
冬野菜のチカラ
冬が旬の野菜を取り入れるメリット
最近はビニールハウスや野菜栽培の技術が発達し、一年中スーパーに並ぶ野菜も多いです。ですが、冬に旬の冬野菜を選んで摂ることにはたくさんのメリットがあるのです。
【メリット1】栄養価が高い
冬は旬の冬野菜の栄養価が高くなります。一年中見かける同じ野菜でも旬の時期かどうかで栄養価が変わってくるのです。せっかく食べるなら栄養価の高い時期を選んでみてください。
【メリット2】体をあたためる
旬の冬野菜には体を温める作用があるものが多いのです。また冬野菜にはビタミンCが豊富なものが多いこともよく知られています。さらに大根やカブには消化酵素がたっぷり。つまり冬野菜は風邪予防に有効なのです。
【メリット3】価格が安い
なんといっても旬の野菜は価格が安く、作り手の味方です!これは市場に豊富に出回っているために仕入れが簡単などの理由によるためです。旬がわからない場合は店員さんに聞いてみるのも良いでしょう。
冬が旬の野菜たち
一口に「冬野菜」といっても、さまざまなものがあります。これを機会に冬野菜にはどんなものがあるか正しく把握しておきましょう。子どもと一緒に旬の勉強をするのも楽しそうです。
旬の冬野菜を正しく識別して、冬のレシピ作りのヒントにしてみてください。
冬野菜のおかずレシピ3選
病気も流行りがちなこれからの季節は、体の為にもしっかりと冬野菜を摂りたいところ。ここでは子どもも食べやすい大根、白菜、ネギを使ったおすすめの簡単おかず3品のレシピを紹介します。
大根、白菜、ネギを使ったおかずは価格もより安価で作り手にも嬉しい人気の冬野菜レシピ!
ぜひ料理のレシピをマスターして、親子で美味しい冬野菜のおかずを食べてあたたまってください。
これが基本!みんなに人気の「大根の煮物」
材料
- 大根・・・約20cm
- 米のとぎ汁・・・適量
- だし汁・・・カップ3.5杯
- 醤油・・・大さじ1
- みりん・・・小さじ1
- ゆずの皮(あれば)
作り方
- 大根を約5cmに切り、厚めに皮をむく
- 皮をむいた大根の角をとり(面取り)、片面に2cmほどの深さに十字の切り込みを入れる
- 鍋に大根を入れ、大根がかぶるくらいの米のとぎ汁を入れて 柔らかくなるまで煮る
- 大根をとりだしておく
- 鍋にだし汁、醤油、みりんと大根を入れ、中火~弱火で20分~30分煮る
- 火を止めて冷ましながら味を含ませたら完成!
(あればゆずの皮を千切りにして飾る)
冬野菜の代表といってもいい大根。じっくり、こっくりと煮て、その甘みと旨味を楽しんでください。
1本で買うとなかなか使い切れない大根ですが、上手に煮ると翌日もより美味しく食べられます。一度にたくさん作っても良いですね。
子どもに人気の味付けがポイント「白菜と豚肉の味噌炒め」
材料
- 白菜・・・1/4(約500g)
- 豚バラ・・・約150g
- 酒・・・大さじ2
- 味噌・・・大さじ2
- 砂糖・・・大さじ1
- だしの素(顆粒)・・・小さじ1
- ごま油・・・大さじ1
作り方
- 豚バラを約3cmに切る
- 白菜を水洗いして、ザク切りにする
- フライパンにごま油をしき、豚バラを炒める
- 豚バラの色が変わったら、白菜を入れる
- 調味料(酒、味噌、砂糖、だしの素)を加えさっと混ぜる
- 蓋をして白菜がしんなりするまで加熱
- 白菜がしんなりしたら蓋を取り、水分が飛ぶまで炒めて完成!
味噌と砂糖のあまから味で子ども達の食も進みます。白いご飯との相性もばっちり。
大人も子どもも美味しく食べられる一品です。
鶏肉が冬野菜を生かす「ネギたっぷり鶏もも肉の蒸し物」
材料
- 鶏もも肉(唐揚げ用)・・・200g
- ネギ・・・1.5本~2本
- 白髪ネギ・・・少々(飾り用)
- 塩コショウ・・・少々
- 酒・・・大さじ2
- 醤油・・・大さじ1
- にんにく・・・1/2片
- しょうが・・・1/2片
- ごま油・・・大さじ1
作り方
- 鶏もも肉に塩コショウをしておく
- ネギを斜め切りにする(このとき、白髪ねぎも作っておく)
- にんにく、しょうがをすりおろし、酒、醤油と混ぜておく
- フライパンにごま油を入れ、鶏もも肉とネギを炒める
- 表面に焼き色がついたら、(3)を加え、蓋をして蒸し焼きにする(弱火で)
- 火が通ったら白髪ねぎを乗せて完成!
蒸して仕上げるので、鶏肉がふっくら柔らか。ポイントはしっかり焼き目をつけておくことです。
おろしにんにく、おろししょうがの手間を省きたいときはチューブのものを使ってもOKです。
あったか冬野菜のスープレシピ3選
寒い日が続くと体も縮こまってしまいますね。そんな日に恋しくなるのがスープです。
冬野菜はスープにしやすいものが多いのも特徴。パンやご飯に合う、野菜たっぷりのスープならそれだけで立派な食事になりそうです。
子どもが好きな「クリーム系スープ」、大人に嬉しい「ヘルシー系スープ」、どんなおかずにも合う「あっさり和風系」、いろんな工夫で冬野菜を美味しいスープに変身させてみて。
スープは朝に食べてもさっと体を温めてくれるうれしい一品。ここではそんな冬野菜のスープレシピを3品紹介します。
カロリーおさえめ緑のスープ!「ほうれん草と豆腐のポタージュ」
材料
- ほうれん草・・・2/1束
- もめん豆腐(絹豆腐でも良い)・・・約150g
- 塩・・・小さじ1/2
- オリーブオイル・・・大さじ2
- 水・・・1/4カップ
作り方
- ほうれん草をザク切りにする
- 鍋にほうれん草を入れ、水、塩、オリーブオイルを入れて蓋をして中火で3分ほど加熱する
- 豆腐をペーパータオルで包み、水をきっておく
- (2)に水をカップ1.5杯加え、手で崩した豆腐を混ぜる
- (4)をブレンダーで攪拌し、スープ上になったら完成!(好みの濃さになるように水を加減してください)
ほうれん草は総合的に栄養満点の野菜。ビタミン、ミネラル、食物繊維などがたっぷり含まれている万能野菜です。
そこに豆腐でタンパク質をたっぷり加えたスープは、冬に体を強くしてくれる親子で大満足なスープです!
安くても栄養たっぷり!人気の冬野菜で「かぶの豆乳スープ」
材料
- カブ・・・大1個(小さければ2個)
- にんじん・・・1/2本
- 玉ねぎ・・・1/2個
- ブロッコリー・・・1/2株
- ベーコン・・・60g
- バター・・・約15g
- コンソメ(固形)・・・2個
- 調整豆乳・・・200ml
- 水・・・400ml
作り方
- カブの皮を厚めに剥き、乱切りにする
- にんじん、玉ねぎは1cm角に切り、ブロッコリーは一口サイズに分けておく
- ベーコンを食べやすい大きさに切る
- 鍋にベーコンと玉ねぎ、バターを入れ、中火で玉ねぎが透き通るまで炒める
- (4)にカブ、にんじん、ブロッコリーを加え、バターが回るように炒める
- (5)に水とコンソメを加え蓋をしたら、弱火で10分ほど加熱する
- 野菜が柔らかくなったら調整豆乳を加え、ひと煮立ちさせたら完成!
(味が物足りないときは塩コショウで調節してください)
カブはカリウム、ビタミン、食物繊維がたっぷり!それだけでなくジアスターゼが含まれているので消化を助けてくれる嬉しい野菜。
選ぶときには茎の付け根に注目してください。茎の付け根が淡い緑色をしていて、根にひび割れがないものが良いでしょう。
夕飯だけでなく朝ごはんにも!簡単「人参、大根、ブロッコリーの冬野菜卵スープ」
材料 ※分量はそれぞれ使いたいだけ
- 大根
- にんじん
- ブロッコリー
- ミニトマト
- ベーコン
- 卵
- にんにく
- コンソメ
- 塩コショウ
- オリーブオイル
- 水
作り方
- にんにくをみじん切りにする
- 鍋に(1)とオリーブオイルを入れ、香りが出るまで焦がさない様に炒める
- 大根、にんじん、ベーコンを食べやすい大きさに切る
- (2)に(3)を入れ、大根が透き通ってくるまで炒める
- (4)にコンソメと水を加えてひと煮立ちさせたら、中火~弱火で5分ほど加熱する
- (5)にブロッコリーとミニトマトを加え、3分ほど加熱する
- 塩コショウを加えて好みの味に調節する
- 卵を溶き卵にしておく
- 鍋を一度沸騰させ、溶き卵を細く流し入れて完成!
卵をなるべく細く流すように心がけると、よりふわふわに仕上がります。
野菜に卵とまさに栄養満点なスープ。具だくさんなのでパンとあわせるだけで満足できそうです。朝ご飯にもぴったりのスープです。
まとめ
冬野菜には根菜が多いので基本的に体を温めてくれる効果があります。免疫向上も期待できるので、冬野菜を上手に使えば親子で風邪知らずの冬が過ごせるかもしれません。
新鮮な冬野菜をたっぷり買うなら、「産直市」を利用するのがおすすめ! 農地直送の新鮮な野菜が手頃に手に入る節約の味方です。産直市の活用法は、こちらの記事を参考にしてください。
たくさん買い込んだ冬野菜は、ここで紹介したおかずやスープだけでなく、お鍋やカレーに使うのもおすすめです。簡単で、量もたくさん摂れますよ!
ぜひ今年の冬は、親子で冬野菜を楽しんでください。
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