エアコンの電気代が高くて驚いている人へ!無理なくできる節約方法9選

エアコンの電気代が高くて驚いている人へ!無理なくできる節約方法、9選!

酷暑と言われた今年の夏、電気代はいかがでしたか? 小さな子どもがいる我が家のエアコンは、毎日つけっぱなしに近い状態だったため、思わず声が出るくらいの金額が請求されてしまいました。

当然、これからやってくる冬も暖房の光熱費が気になるところ。とはいえ、節約のために我慢をして体調をくずしていては、元も子もありません。
実は、冬の暖房器具のうち、最も省エネなのはエアコンです。エアコンの効率を上げて上手に使えば、光熱費を抑えることができるはず。

そこで今回は、無理なくできるエアコンの節約方法9選をご紹介させていただきます。
夏の電気代が高すぎて驚いた方、必見です!

1.エアコンの消費電力ってどれくらい?

夏や冬のエアコンを使う季節は、あきらかに電気代があがりますよね。

夏の昼間の電気代内訳
経済産業省 資源エネルギー庁 家庭の節電 夏の節電のポイントより

そもそも、エアコンの消費電力がどれくらいかご存じでしょうか?
実は、夏であれば、昼間に使われている消費電力のうち、エアコンだけで全体の60%近くをしめているといわれています。つまり単純に考えると、エアコンを使わなければ半分以下の電気代ですむということです。

しかし、電気代がかかるからといってエアコンを使わないのはたいへん危険です。外の気温が40度近くになる日もあるなか、室内の熱中症も心配です。扇風機だけで部屋の温度を下げるには、限界があります。

暑すぎる夏を快適に過ごすには、どうしてもエアコンに頼らざるをえないのです。
ということは、夏の節電は「エアコンの消費電力をいかにおさえるか」が最大のポイントになるといえるのではないでしょうか。

一方、冬は夏に比べて暖房器具の選択肢がたくさんありますよね。エアコンではなく、ファンヒーターやオイルヒーターなどを使われる方も多いと思います。
しかし、数ある暖房器具の中で、最も省エネなのは実はエアコンなのです。冬の節電を成功させるためには、まずメインの暖房器具にエアコンを選びましょう。

冬の暖房器具で最も省エネなのはエアコン
※定格消費電力は、平成27年10月 経済産業省「節電アクション」参照/※電気代は27円/kwh、1日12時間使用で計算
経済産業省 資源エネルギー庁 政府の節電ポータルサイト節電.go.jp 今冬やるべき節電より
冬の電力の3割がエアコン
経済産業省 資源エネルギー庁 家庭の節電 冬の節電のポイントより

次に、エアコンを主な暖房として使っている家庭の、消費電力の内訳をみてみましょう。
最も消費電力が高くなる冬の夕方は、全体の30%がエアコンに使われています。
全体の30%といわれると、さほど影響がないように思いますよね。しかし、全体にしめる割合は低くても、冬のエアコンはかなり電気をつかっています。

夏の外気と室温の差は10℃ほどですが、冬は20℃近く空気を暖めないといけません。そのため、冬のエアコンの消費電力は夏の約3倍になると言われています。

つまり、暑い夏も寒い冬も、エアコンの電気代を上手に節約することが、家庭全体の電気代を引き下げることにつながるというわけです。

ではさっそく、具体的な節約術の中身をみていきましょう。

2.無理なくできるエアコン節約術、9選!

エアコン節約術9選

2-1 設定温度を1℃変えると10~13%の節約!

「夏の冷房は室温28℃、冬の暖房は室温20℃」という言葉、一度はきいたことがあるかと思います。環境省が、省エネの1つの目安としてうたっているものです。

冷房の設定温度を1℃上げると約13%、暖房の設定温度を1℃低くすると約10%の節電になるといわれています。
ついつい、お部屋の冷やしすぎ、暖めすぎになっていませんか? 設定温度は、環境省がすすめる28℃と20℃を少し意識してみましょう

2-2 1時間以内の外出ならつけっぱなし&必要な時だけつけると節約!

エアコンをつけているときの外出で悩むのは、「このままつけっぱなしにしていいのか」「いったん、切ったほうがいいのか」ではないでしょうか。

「つけっぱなし」の方が、省エネになるケースもあります。しかし、外との気温差やエアコンの年式など、条件や環境が整わないといけません。多くの家庭では、部屋の温度が安定してから1時間以内の外出であれば、「つけっぱなし」が節電になると考えられています。

理由は、エアコンがこまめなオンオフに向いていないからです。エアコンは、電源を入れてからの約10分、フル稼働で室温を上げたり下げたりしているため、最初の立ち上がりに最も電力を消費しています。そのため、ちょっとした外出でエアコンを消してしまうと、一からやり直しになり、また膨大なエネルギーが必要になってしまうのです。
新しいエアコンであればあるほど、室温が安定してからの消費電力は小さくてすみます。せっかく快適な温度になったのに、エアコンを切ってしまうのはもったいない話です。

とはいえ、1時間以上家をあけるときはエアコンを切ったほうがいいでしょう。必要なときだけつけることを頭におき、1日1時間、エアコンを使う時間を短くするだけでも節約になります。

エアコンは必要なときだけつけた方が省エネに
経済産業省 資源エネルギー庁 家庭の省エネ徹底ガイド 春夏秋冬 P7エアコン より

再びエアコンをつけるときには、夏であればまず閉め切った部屋の蒸し暑い空気を換気しましょう。エアコンは、設定温度と部屋の温度に差があればあるほど、電力をたくさん使って運転します。
ひと手間加えて、できるだけ温度差をなくしておくと消費電力が少なくてすみますよ

2-3 扇風機やサーキュレーターで風をコントロールして節約!

サーキュレーターを使って空調の効率を上げる
人は風を受けると体感温度が下がるため、風をコントロールすることでエアコンの設定温度を変えずに、快適な空間を作りだすことができます。暑いと思ったときは、エアコンの風向きを自分に向けるか、風量を強くしましょう。扇風機を使うのも、効き目があります。

実は、エアコンの消費電力の大部分は温度を下げるために使われます。それに比べて、風量を強くするのは、比べものにならないほど少ない電力ですむのです。

この話につけくわえると、冷暖房の風量設定はエアコンにまかせるのが賢いやり方です。省エネを気にして最初から微風や弱風を選択してしまうと、なかなか設定温度に届かず、余計なエネルギーを使うことになります。自動運転であれば、効率的に風の量を調整してくれます。

さて、一方の暖房ですが、冬はエアコンをつけていても足元が寒くなりがちです。それは、暖かい空気が天井にたまってしまい、床まで届いていないからです。

そこで、風の力を利用します。エアコンの風向きを下にしたり、扇風機やサーキュレーターを上向きに回したりして、暖まった空気を部屋全体に届けるようにしてみましょう。暖かさを感じれば、設定温度を上げずに過ごすことができるはずです。

2-4 フィルター掃除で4~6%の節約!

分かってはいるけれど、なかなかできないのがフィルター掃除ではないでしょうか?
フィルターをはずしている間、エアコンが使えないとなると掃除のタイミングを失ってしまいますよね。高いところにあるフィルターの取り外しを面倒に思う気持ち、分かります。
しかし、フィルターが埃でつまってしまうと、冷暖房の効きが悪くなり無駄な電気を使うことになります。

掃除の目安は、2週間に1度です。フィルターを掃除しているだけで冷房時は約4%、暖房時は約6%の節電になりますよ(出典:環境省 COOL CHOICEウェブサイト「みんなで節電アクション」)。

エアコンの掃除方法については、こちらの記事を参考にしてください。

エアコンからの異臭は危険信号?!自宅でできるエアコン掃除法!

2-5 室外機の掃除で節約!

室外機を掃除すると、エアコンは効率的な運転ができます。フィルターと同じように、室外機に埃やゴミがついていると、余分なエネルギーを使ってしまいます。定期的に、室外機に汚れがたまっていないかチェックしましょう。

また、室外機の日よけも節約につながります。
特に、夏の日差しは室外機の動きを悪くしてしまいます。直射日光があたると室外機自体が熱くなり、放熱ができなくなるからです。室外機のまわりを片づけたり、日よけをつけたりして室外機の環境を整えるといいでしょう。

2-6 買い替えで節約!

お家のエアコンは、いつ購入されたものでしょうか?エアコンの省エネ性能は年を追うごとによくなり、消費電力も年々低くなっています。2006年と2016年のエアコンを比べると、約8%の差が出ます。

また、先にお話ししたように、暖房は冷房に比べて約3倍の電力がかかるといわれています。エアコンを最新機種にすれば、冬の節電効果をより感じることができるはずです。10年以上前のエアコンを使っているのであれば、買い替えを考えてみてもいいかもしれません。

10年前と今のエアコンでは電力消費量が違う
経済産業省 資源エネルギー庁 家庭の省エネ徹底ガイド 春夏秋冬 P7エアコン より
年代によるエアコン消費電力の推移
経済産業省 資源エネルギー庁 家庭の省エネ徹底ガイド 春夏秋冬 P7エアコン より

2-7 冷気&暖気を逃さない工夫で節約!

暖気・冷気を逃さない工夫を
冷やすときも暖めるときも、エアコンの空気を部屋にとじこめることが省エネのポイントになります。窓や扉をきちんとしめて、エアコンが必要な空間を小さくしておくことが基本です。

冷房の場合は、冷気を逃さない工夫をしましょう。あわせて、家を熱くさせないように意識してみてください。家が必要以上に熱くなると、エアコンの効きも悪くなります。
窓の内側から、遮熱カーテンなどで部屋に入る日差しを防いだり、オーニングやすだれを使って外側から太陽の光を遮断したりするのが効果的です。また、カーテンをおろしておけば、部屋の窓から冷気が逃げるのを防ぐことができます。

暖房の場合は、暖気を逃さない工夫が必要です。
冬のあたたかい空気の約半分は、窓から出ていってしまうといわれています。暖めた空気を逃さないよう、厚手のカーテンを窓より少し長めにつけると、室内の暖気をとじこめることができます。布より断熱効果の高い、ブラインドを取り付けるのもいいでしょう。カーテンやブラインドは、外の冷気が窓から部屋の中に入ってくるのも防いでくれます。

2-8 薄着&厚着の工夫で節約!

冷暖房の設定温度を変える前に、着ている服を変えてみましょう。

夏は、お家でもクールビズを実践し、通気性のいい素材、ノースリーブや短パンといった熱を逃しやすい服を選ぶようにしてみましょう。
冬は、1枚多めに着てみたり、ひざ掛けやストールを使ったりしてみてください。また、太い血管のある部分(首・手首・足首)をあたためると体温があがって、寒さをしのぎやすくなります。

2-9 クールシェア&ウォームシェアで節約!

クールシェア&ウォームシェア

「クールシェア」「ウォームシェア」という言葉があります。これは、冷暖房にかかるエネルギーをみんなでシェアしようというものです。

例えば、多くの人が集まるショッピングモールや図書館といった共有スペースで過ごすことで、各家庭で使われているエアコンの電力を節約することができます。
お家の中にエアコンが必要な部屋がたくさんあれば、それだけ電気代はかさみますよね。家族がリビングに集まったり、寝室を1つにしたりすることも立派な節約になります。

3.まとめ

節電しながら快適空間

エアコンを使う季節、電気代が上がることは覚悟しているのに、請求に驚いてしまうのはどうしてでしょうか? それは、具体的にいくらになるか分かっていないことに加え、なんとなく考えていた金額より高いからではないかと思います。想定内におさまれば、悩むことはないはずです。

しかし、エアコンにかかる電気代を正確に予想するのはとても難しいことです。
契約している電気料金プランの違い、外気温と室温の差、使用するエアコンの機種、部屋の広さなど、様々な要因で消費電力は変動するからです。

だとすると、「もっと節約できたのでは」という気持ちをなくすだけでも、一喜一憂しなくてよくなるのではないでしょうか
今回ご紹介した節約方法を全てやってみたうえでの電気代であれば、「家族が快適に過ごすために必要な電気代」と、納得できるかもしれません。

どうか身体に無理のない範囲で、エアコンの電気代を上手に節約していただければと思います。

アルファジャーナルの
「今読みたい」厳選記事がメールで届く!

アルファジャーナルの記事をもっと読みたいという方のために、「アルファあなぶきStyle会員メルマガ」では

  • 季節ごとの暮らしの楽しみ方
  • 今実践したい住まいのお手入れ法
  • 模様替えの参考になるインテリア情報
  • 今住宅購入を検討するなら、知っておきたいお得な情報

など、暮らしと住まいのご検討に役立つ記事を、毎月選りすぐってお届けしています。

「アルファあなぶきStyle」に会員登録すると、メルマガの他にもこんな特典が!

  • 素敵なインテリアグッズが当たるプレゼントに応募できる
  • マンション購入資金として使えるポイントが貯まる
  • お住まいの地域に合わせた新築分譲マンション情報がメルマガで届く

年会費・登録料はかかりません。この機会に「アルファあなぶきStyle」にぜひご登録ください。