ホームパーティーはゲスト同士が交流を深めるための重要な「場」。パーティーを心から楽しむためにも大人として最低限のマナーは心得ておきたいですよね。
今回は、ホームパーティーに招かれたときのマナーと、失敗しない手みやげのコツをホームパーティースタイリストの國谷さんが伝授します。
ポイントをしっかり抑えて、楽しいホームパーティーを盛り上げましょう!
基本のき!お呼ばれマナー4箇条
まずはこちらの4箇条から。
最低限のマナーは守りつつ、お呼ばれ先に合わせてスマートに対応しましょう。
- ホームパーティーに誘われたら速やかに出欠の返事をしましょう。
同時に参加メンバーやパーティーのスタイル、車で訪れたいときは駐車場をどうするか等を確認しておくと良いでしょう。
- ホストは当日バタバタしているので、定刻より早く着くとホストの手間を増やしてしまうことに。
定刻ジャスト、または少しだけ遅れていくのがお約束です。
- 服装はカジュアル過ぎては×。華やかな色やデザインを選びましょう。
しかし長過ぎるネックレスや袖口が広い服は食事時に邪魔になったり、タイトなボトムは座り辛かったりするので避けた方が無難です。
- 必要以上に手伝わないこと!
勝手にキッチンに入ってはいけません。すべてホストに任せましょう。
王道の手みやげは花とワイン。手みやげ選びの考え方
欧米でホームパーティーの手みやげと言えば「お花」か「ワイン」が定番。ケーキやお惣菜を持って行くと、「自分で持って来た物を食べたい!」という意味に取られてしまうためNGです。
ホームパーティーではホストのおもてなしを楽しむために、お花、お酒、軽いスナック、果物などを持って行きましょう!
ちなみにお花は花瓶がなくてもすぐに飾れるアレンジメント、お酒は気分も上がるスパークリングワインがおすすめですよ。
いずれにしても、ホストに手間をかけず、パーティーを助ける手みやげがベスト。
シーン別の手みやげの選び方は、こちらの記事でも解説しています。合わせて参考にしてくださいね。
→ホームパーティーへ手土産を持参するときの3つのポイント
手みやげは玄関を通されたときにホストに渡すようにしましょう。
ワインに合うおしゃれなフードを選ぶときの注意点
気の置けない友人が集まればやはりお酒が進みますね。ワインやワインに合う食べ物はいくらあっても困らないので、ぜひ手みやげにしたい品です。
しかしチーズやおつまみはホストが用意しているかもしれないので、持っていくならチョコレート、パテ、フルーツがおすすめです。
<ワインに合うフード選びの注意点>
- ホストが用意してくれそうなメインのおつまみは避けましょう。
- 乾杯用のスパークリングワインに合わせるなら、チョコレートはミルクチョコレートよりリキュールやナッツ、オレンジピール、レーズンを使ったものがおすすめです。
- パテにはバゲットも付けましょう。
- フルーツは切らずに食べられる物がgood!
会話が弾むユニークな手みやげも◎!
ホームパーティーでは、食事はもちろん会話も楽しむことが大切です。そのためには、話題を提供できるようなユニークな食べ物を手みやげにするのもアリですよ!
例えば、今、話題になっている場所や、参加メンバーの思い出の場所のお酒やおつまみはいかがでしょう?
パーティーのテーマに沿ったお菓子や有名なパティシエが手掛けたスイーツ、期間・地域限定のスナックも会話がはずみます。自分の故郷のおすすめのお菓子を紹介するのもいいですね。
ただし、ホストに手を煩わせないように、手軽につまめる物を選んでくださいね。
まとめ
ホームパーティーのすばらしさとは、世界で最もプライベートな場所である「ホーム=家」で大切な仲間とコミュニケーションを深められることです。
ホームパーティーに招かれたときはマナーを守ることも大事ですが、肩肘をはらずに会話が盛り上がる手みやげや振る舞いを意識してくださいね。
國谷 典子
ALL ABOUT キッズパーティーガイド
(キッズパーティースタイリスト)
キッズパーティースタイリスト。ベルギーでの在住経験、子育て経験を活かし、ユニークなパーティーアイデアや、誰にでも簡単に楽しめる演出のコツを紹介している。日本野菜ソムリエ協会認定 ホームパーティースタイリスト。
※この記事は、2015年6月に公開されたアルファあなぶきStyle内コンテンツ記事を再編集したものです。