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「収納」は暮らしやすさの決め手!収納から見るマンションの間取り選びのポイント

「収納」は、日々の暮らしを快適にする上で重要なポイントです。満足度の高いマンションを購入するためには、自分に合った収納プランを考えることが不可欠です。

住まい選びで後悔や不満を感じるのは、多くの場合、予想外の問題が起きたときです。理想の間取りを見つけるためにも、事前に収納プランをしっかり検討しておくことが大切です。

この記事では、マンション購入前に知っておきたい収納の考え方を解説し、後半では、近年注目されているおすすめの収納プランもご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

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・生活スタイルから考えるお部屋の向き
・家事動線のよい間取りの選び方

 

収納プランを選ぶ際の4つのポイント

Point1.使いやすい収納プランを選ぶための準備 ー自分の持ち物を見直すー

間取りを考える前に、まずは、現在の荷物の量を把握することが大切です。

今の住まいの収納スペースにすべての荷物が収まっているのか、もし収めきれていないのならどのくらいのスペースがあれば足りるのかを考えてみましょう。もし荷物が多すぎるようなら、処分の検討が必要です。数ヶ月、年単位で使っていないものは、今後も使わない可能性が高いものです。また、「何がどこにいくつあるかをしっかり把握出来ているもの」が本当に自分に必要なもの。引っ越しをきっかけに、不要なものは思い切って処分してしまいましょう。
ただし“趣味の物”と“思い出の品”についてはなかなか捨てにくいと思います。 しかしこの類の物が、本来、生活必需品が収納されるべきスペースを占領してしまっているのはよくあることです。解決策としては、収納を有効活用するため写真に撮っておくなどしてデータ化しましょう。

今後のライフプランも見越して荷物は増えることを想定し、現在の荷物プラスアルファでの収納プランを検討していきましょう。

Point2.収納の動線がシンプルかを見る-分散収納のすすめ-

収納スペースを確保する際、大きな納戸や一つの収納にまとめがちですが、それが必ずしも最適とは限りません。重要なのは、物が「取り出しやすく、しまいやすい」ことです。そのため、分散収納の考え方が効果的です。

分散収納では、使う場所ごとに必要な物を収納することで、動線が短くなり、片付けもスムーズです。たとえば、キッチン用品はキッチンに、掃除道具はリビング近くに置くことで、取り出す手間が省け、家全体の整理もしやすくなります。

また、大きな収納に詰め込むと奥の物が取り出しにくくなりますが、分散収納なら視覚的にも整理がしやすく、必要な物をすぐに取り出せます。各部屋ごとに適切な収納を設けることで、家全体が快適に整うでしょう。

 住戸全体の収納量よりも、各部屋それぞれに必要な分量だけの収納があるかという視点で収納プランを検討してみましょう。

Point3.床面積ではなく「壁面積」で収納量をはかる

収納スペースを考える際、つい「広い床面積があれば収納がしやすい」と思いがちです。
しかし、実際には「壁面積」を基準にすることが、効率的な収納を実現する大切なポイントとなります。

壁に棚やフックを設置すれば、限られたスペースを有効に活用し、垂直方向に物を整理できます。床を占有せずに済むため、狭い床面積でも壁をしっかり使うことで十分な収納力が確保できるのです。
例えば、クローゼット内に壁一面の棚やハンガーパイプを設置すれば、無駄なスペースが減り、物の出し入れもスムーズになります。
また、床に物を置かないことで掃除がしやすくなり、清潔で快適な環境を保ちやすくなるというメリットもあります。

広ければ良いの概念は捨てて、どれだけ壁面積を確保できるかという視点で、各収納スペースの収納量をはかってみてください。

Point4.内部の収納計画はイメージが大事

戸建てからマンションに引っ越す際、独立した家具収納に慣れていた場合、それを処分した後、収納家具やケースを準備せず、クローゼットに物を直置きしてしまうことが多いようです。効率的に収納するためには、クローゼットの中に必要な収納ケースの調達など、実際に物を出し入れする際の動作を具体的にイメージしながら計画を立てることが大切です。

また、引っ越し時にありがちな失敗として、収納ボックスがスペースに入らないケースもあります。設置場所の寸法をあらかじめ測っていても、見落としがちなのが「収納の出入口」です。開き戸や引き戸の場合は問題ありませんが、クローゼットの「折れ戸」は意外に幅を取るため、注意が必要です。扉の幅を差し引いたスペースに合う収納家具を選ぶことが大切です。折れ戸は設置時にプロの手で調整されているため、簡単に取り外しや再設置をするのはお勧めできません。自宅での取り付けは特に難しいので、最初から扉を考慮に入れた上で、収納スペースの内部計画を立てましょう。


最近の収納傾向から生まれたおすすめ収納間取りをご紹介

ここで、最近の収納傾向を踏まえて誕生した収納プランをご紹介します。

※収納プランの採用物件について、詳しくはあなぶき興産の各物件公式サイトお問い合わせフォームより販売状況をお問い合わせください。

廊下と洋室の両方から出入りできる「マルチクロゼット」

マルチクロゼット(洋室側)

マルチクロゼット(廊下側)

マルチクロゼット図面

マルチクロゼット図面

廊下(またはリビング・ダイニング・キッチン)側と洋室側の両方から出入りできる「マルチクロゼット」が人気です。

通常のウォークスルークローゼットとの違いは、単に開口部が2方向にあるだけでなく、廊下側からは大きな荷物を、洋室側からは洋服をすぐに取り出せるように、収納が設計されている点です。収納する、取り出すといった動作を具体的にイメージして設計されており、大容量でありながら無駄のない動線を実現しています。

ハンガーパイプは、家族全員分の衣類を収納できる幅があり、1段パイプ・2段パイプと、洋服の長さに合わせて掛ける場所を選べるようになっています。

洋室で家族が就寝している際には、廊下側から静かにアクセスできる2WAY構造のおかげで、物音を最小限に抑えて収納を利用できる点も魅力です。

  • 2WAYでの出入りが可能
  • スッキリ暮らせる豊富な収納量
  • 便利な1段・2段ハンガーパイプを設置

あなぶき興産では、通称「マルチクロゼット」として、現在販売中の多くの物件に採用されています。

好みの収納空間をセレクト「選べるクロゼット」

選べるクロゼットイメージ

選べるクロゼット全6パターンバリエーション

「選べるクロゼット」全6タイプのバリエーション

選べるクロゼット図面

選べるクロゼット図面

「もっと使いやすく、もっと自分らしい収納が欲しい!」

そんな声にお応えするために誕生したのが「選べるクロゼット」。収納内部の設計を自分の好みに合わせてセレクトできる商品です。

あなぶき興産では、通称「選べるクロゼット」として商品を展開しており、全6タイプのバリエーションをご用意しています。ハンガーパイプの配置、棚の位置、開口部の数や方向、そして収納内部をさらに区切る間仕切りの設置など、細部までお好みのデザインをお選びいただけます。

  • 全6タイプのバリエーション
  • ハンガーパイプの配置、棚の位置、開口部の数や方向など、ライフスタイルに合わせて選べる
  • 収納内部をさらに区切って収納を2つに分けることも可能

あなぶき興産では、主に【アルファスマート】シリーズの物件にて「選べるクロゼット」を採用しております。あなたのライフスタイルにフィットするクロゼットをぜひ探してみてください。

家事効率を極めた収納「ウォークスルークロゼット」

ウォークスルークロゼットの写真

ウォークスルークロゼット図面

ウォークスルークロゼット図面

ウォークインクローゼットの派生形の収納です。
「ウォークスルー」と「ウォークイン」の違いは、収納の中を通り抜けられるか、通り抜けられないか。ウォークインは収納の中を歩き回れて、ウォークスルーは入口が2箇所設けられており部屋から部屋へ移動ができます。
欧米では寝室の隣のシャワールームと洗面に通り抜けられるようにウォークスルークロゼットとセットになっているのが定番ですね。

こちらの記事で紹介しているような、ウォークスルークロゼットを中心に「洋室」「サニタリー」「バスルーム」「キッチン」「家事室」を集約させたプランでは、さまざまな家事の動線短縮が出来ます。また他の家事を同時並行で行うことも可能になります。
家事の効率化を極めたプランです。

参考記事
これで解決&満足!家事動線の良い間取りの選び方<実践編・洗濯の家事動線を優先した間取り選び>
  • 家事動線の効率化に最適
  • 開口部が2箇所以上あり、風通しがよく湿気がこもらない
  • 着替える順番に衣服を収納することで、収納内を移動しながら身支度することができる

あなぶき興産では、通称「ウォークスルークロゼット」としてこの収納プランを取り入れています。

空間をあえて分ける「セパレートウォークインクロゼット」

セパクロの写真

通常のウォークインクローゼットを二つに分断した収納プラン。

一見、せっかくの広い収納スペースを分けてしまうともったいないように感じてしまいますが、先述の通り、空間の広さよりも「壁面積」をどれだけ多く取れるかが大事です。
二つに分断する分、壁面積が増えるので、同じ床面積の収納でセパレートとそうでないクローゼットを比較した時には、セパレートの方が実質収納量が多くなります

そのほか、使う人や用途によって使い分けができるのもこのプランの魅力。
例えば、1つの部屋を2人の子供部屋として使う場合、明確にスペースを分けておくことで、場所の取り合いにならないですし、朝の忙しい時間には同時に身支度が出来ますね。また、収納だけでもパーソナルスペースを確保できることは心理的にも良いのではないでしょうか。

  • 空間を二つに分けることで、壁面積を増やし、実質収納できる量を増やしている
  • 使う人や収納物によって使い分けができる
  • 季節で使い分ければ、衣替えの必要がない

押入れの一部がクローゼットになった収納「ふとんクロゼット」

ふとんくろーぜっとの写真

マンションの購入者への調査によると、一間半の押入れは、一間分しか活用されていないのが現状。すべて使っているという方も、一間半の空間をうまく活用できていないことが多いようです。

余っている半間分を大胆にクローゼットにしてしまったのがこのプランです。過去にご購入いただいたお客様の「あったらいいな」のお声から、押入れとクローゼットの良さを両方取り入れた収納が誕生しました。
具体的な使い方としては、家庭の中でも一番多くなりがちな衣類、とりわけ季節物や礼服などの保管場所に。
また、和室をゲストルームとして使う場合、ゲスト用の布団収納だけでなく、ゲストの衣類も一箇所にまとめて収納ができます。

  • 従来の押入れどおり、布団が収納できる
  • ゲストルームとしての収納機能が抜群
  • 家庭の中で多くなりがちな衣類の収納場所確保に

あなぶき興産では、和室に配置してある収納、通称「ふとんくろーぜっと」として、この収納プランを取り入れています。

新築マンションの「間取り変更工事」施工事例

さいごに

アルファあなぶきStyleのInstagramアカウントでは、アルファマンションシリーズを、さまざまな角度から写真で紹介しています。
収納プランの活用事例も続々公開中ですので、ぜひ参考に覗いてみてくださいね。

。.*゚Instagramを見る゚*.。

※収納プランの採用物件について、詳しくはあなぶき興産の各物件公式サイトお問い合わせフォームより販売状況をお問い合わせください。
※あなぶき興産では、商品名においては「クロゼット」と表記しております。

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