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取り出しやすくてスッキリ収納!ウォークインクローゼットの使い方

ウォークインクローゼットを「ムダ無く有効的に使いたいな」「みんなどんな使い方をしているのだろう」と思われる方もいるのではないでしょうか。ウォークインクローゼットは人が歩いて入れるスペースが確保してあり、洋服はもちろん小物、キャリーケースやゴルフバッグ、季節家電などをまとめて収納できるところがいいですよね。でもまとめて収納できるからこそ、この限られたスペースを上手に使わないと人が入るスペースまで物が溢れてしまって取出しが不便になる事も・・・

そこで今回は、ウォークインクローゼットの基本的な使い方や、ウォークインクローゼットだからできてしまうデッドスペースの使い方などをご紹介していきます。使い方は人それぞれありますが、この記事を読んで頂いた皆さんの収納のお手伝いが出来ると嬉しいです。

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1.ウォークインクローゼットの有効的な使い方は

マンションのウォークインクローゼットは形がきまっていて、ウォークインクローゼット内はハンガーを掛けるパイプと枕棚だけの空間になっていることがほとんど。この限られたスペース、まずは何をどこに収納するのか収納する物の場所から決めていきましょう。
※枕棚とは・・・ハンガーパイプの上にある固定されている棚の事を言います。

1-1.入り口は人が1人分入れる幅を確保する!

ウォークインクローゼットに入り口から奥まで物をぎっしりと置いてしまっては物が取り出しにくく、収納場所がバラバラになってしまいます。そうならない為にまずは、入り口は人が1人分入れるスペースは確保するようにしましょう。人の肩幅は約500mm程、人が余裕を持って通れる幅となると600mmは必要となります。人の入れる幅の確保ができると、ウォークインクローゼットに入った時に、収納している物が手の届く範囲に配置でき、取出しがスムーズにできます。

1-2.収納する物の場所を決める!

何も考えずに収納してしまっては「あれはどこだっけ?」と物の行方が分からなくなることも・・。しまう物の場所を決めておけば、そのような事は起こらないはずです。

◆枕棚に置く物(枕棚の上段は軽い物を置いて取り出しやすく!)

枕棚には帽子やバッグなど軽い物をそれぞれケースにまとめて収納して、さらに何を収納しているか分かるようにラベルを貼っておくといいでしょう。ケースを選ぶ時は持ち手のついた不織布でできたケースにすると軽くて安全です。
また、枕棚の「奥行き」を上手に活用して、手前には使用頻度の高いもの、奥には使用頻度の低いものと2つに分けると収納の量も増えます。例えばあまり読んでいないけど捨てられない本やアルバムなど保管してもいいですね。
ただし枕棚に置く物は重さも十分に気をつけたいところです。軽い物でも置けば置くほど重さが加わり枕棚いっぱいに物を置いてしまっては取りたい物も取り出せなくなります。ある程度余裕を持たせる事も大事です。

◆床に置く物(床には衣装ケースにしまう「たたむ収納」)

ハンガーに掛けずたたんで収納できる下着やトップス、ズボンなどは衣装ケースに収納して、さらに奥行きに合わせた衣装ケースにすることで見た目もスッキリします。また収納する衣類は「立てて」 収納すると引き出した時に何の衣類が収納されているか一目で分かり取り出しやすいです。

◆ハンガーパイプにかける物(ハンガーパイプに掛ける衣類は種類によって分別を!)

良く着る衣類やシワになりやすいシャツやジャケット、スーツ類は丈の長さを揃えて、さらに種類ごとにハンガーで色分けすると分かりやすく取り出しやすいです。ここで気をつけたいのは、ハンガーパイプに掛けられるだけ掛けてしまおうと、たたんでしまえる衣類までハンガーに掛けないことです。そうしてしまうとぎゅうぎゅうになってしまい服にとってあまり良くないばかりか衣類同士が重なり合って選びにくくなります。たためる衣類は衣装ケースにしまうようにしましょう。またハンガーパイプに掛ける物は衣類だけではありません。ハンガーパイプに取付けるだけの吊下げラックにパジャマやタオルなど頻繁に出し入れするものをしまうと取り出しやすくて便利です。

1-3.ウォークインクローゼットのスペースを使い分ける!

枕棚に置く物、床に置く物、ハンガーパイプに掛ける物と収納する場所を決めたら次はそれぞれウォークインクローゼットのどこのスペースに収納していくか使い分けていきます。
 

・シワになりやすいシャツ、ジャケット、スーツなどハンガーパイプに掛けるスペース
・真冬にしか着ないコートやシーズン物のたためない衣類のハンガーパイプに掛けるスペース
・ハンガーに掛ける衣類と衣装ケースを組み合わせたスペース
・家族の物をまとめて収納する場合は持ち主別のスペース

以上のように、スペースを分ける事は当たり前のことのようですが、そこがしっかり出来ず取り出したい物がすぐに取り出せなかったりします。

また、ちょっとした空間も無駄なく使う方法として、衣装ケースとハンガーパイプに掛けた衣類との間にできる空間、ここにはベルトやネクタイ、スカーフなどのファッション小物をカゴに入れて衣装ケースの上に置く事でちょっとした空間も上手に活用できます。


2.デッドスペースも無駄なく使う

ウォークインクローゼットはハンガーパイプがコの字に配列されたコの字型とL字に配列されたL字型が一般的です。一見するとより多く収納ができそうですが、実はウォークインクローゼットのコーナー部分はデッドスペースになりがちなんです。
そこでコーナー部分のデッドスペースになりがちな所も無駄に残すのはもったいないので使用頻度の低い持ち物の収納として活用しましょう。

キャリーケースや除湿機、空気清浄機、扇風機などの重たい電化製品を置いてみたり、 あるいはセーターなどのシーズンオフの衣類をケースに収納して床に置いてもいいです。その場合キャスター付の物にすると出し入れがラクです。ここで気をつけたいのは、キャスター付は便利ですが、床にキズがついてしまう可能性もありますので使用される際は注意が必要です。また枕棚のコーナー部分の奥には季節飾りや小さな季節家電などを収納してもいいですね。


3.番外編:子供の秘密基地として

ウォークインクローゼット=収納する場所と思いますよね。
でも小さなお子様にとってはこの四角いスペースが隠れ家になったりおもちゃで遊ぶ遊び場にもなります。
お子様のいるご家庭は子供心をくすぐる秘密基地を作ってあげるのもいいかもしれません。

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4.まとめ

筆者の私もウォークインクローゼットを使っていますが、
使い始めの頃は物の配置を決めずにとりあえず収納をしていました。
そうすると、やはり物の取り出しが不便で「あれどこいったっけ?」と探したこともあります。ですが今では物の配置を決めすっきりとした取り出しやすい収納を作ることができています。使い方を悩んでいる方、ぜひ参考にして頂けると幸いです。

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