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部屋別カーテンの選び方
マンションライフ

カーテンは部屋づくりの大切なポイント!<部屋別>おすすめの選び方

カーテンは、部屋の雰囲気づくりに大きく影響するアイテムです。
「お店で見た時にはとてもいい感じだったのに、いざ設置してみたら色や柄の印象が強すぎて圧迫感が出た!」「カーテンのデザインはすごく素敵なのに、部屋の雰囲気と少しずれている……」といったように、カーテンに関する失敗談はチラホラ耳にします。
どんなに素敵なカーテンでも、部屋に設置した際にどんな様子になるのかをしっかりとイメージして選ばないと、結局はお蔵入りに……ということにもなりかねません。

この記事では、部屋ごとのおすすめのカーテンの選び方と、カーテンの種類ごとの特徴をご紹介します。


<部屋別>失敗しないカーテンの選び方


最初に、どの部屋にどのようなカーテンを合わせれば良いのか、カーテンの機能面・デザイン面から考えていきましょう。

★基本的な考え方

まずは壁と床の色を見てみましょう。
一般的にはアイボリーや茶色といったシンプルで温かみのある色が多い傾向にありますので、カーテンもその色にマッチするアースカラーやパステルカラーを選ぶのがオススメです。

個人的には、カーテンは窓全体を覆う=部屋の広い面積を占めるものですから、適当に選ぶと失敗に繋がりやすいと感じています。
筆者も実は引っ越した際にカーテンの購入が間に合わなかったことがあり、友人から「使っていないからあげるよ」と譲ってもらったカーテンをひとまず取り付けていたのですが、部屋のコーディネートを進めれば進めるほどカーテンだけが浮いてしまい、部屋全体の雰囲気がよくわからなくなるという事態を招いてしまいました。
とてもシンプルなデザインのカーテンだったため、このままでも大丈夫かなと思っていたのですが、面積が大きい分とても目立ってしまうのですね。
その後、目指している部屋の雰囲気に合うものを吟味して購入・設置したところ、部屋の雰囲気がばっちり落ち着きました。

リビングでのカーテンの選び方

リビングでのカーテンの選び方
リビングは、家族全員やお客様がくつろぐ空間ですから、明るく居心地のいい雰囲気にしたいですね。
家具も、ソファ・ローテーブル・テレビボードと大きなものを複数配置する部屋なので、カーテンはできるだけ柔らかい色合いやシンプルなデザインを選ぶとコーディネートをしやすくなります。
また、長い時間を過ごすこと・日当たりのいい部屋をリビングとして使われているご家庭が多いこと・昼の採光と夜の落ち着いた雰囲気を両立することを考えると、「遮音や遮熱の機能がついたダブルカーテン」がオススメです。

カーテンに限らず、リビングのコーディネートは「誰もが落ち着ける色」でまとめると良いでしょう。
はっきりとした色や好みのデザインのアイテムは、アクセントとして取り入れるのが失敗を避けるコツです。
まずは全体の雰囲気をシンプルに作り上げてから、少しずつバランスを見て取り入れましょう。

寝室でのカーテンの選び方

寝室でのカーテンの選び方
1日の疲れを癒す部屋ですから、リラックスできる雰囲気にするのが重要です。
ベージュや落ち着いた茶色等のアースカラーを基本に、穏やかな緑や青を使うとリラックスできる空間を作りやすいです。
淡い色もしくは深みのある落ち着いた色を選ぶと良いですね。
遮光・遮音機能がついたものを選べば、さらに安眠のサポートになるはずです。

部屋の位置や構造上、厚手のカーテンを設置しなくても充分に静かで快適な空間を実現できる場合は、フラットなデザインのシェードカーテンやロールスクリーンを使うのもオススメです。
ベッドと布団で部屋に圧迫感を感じやすいのも寝室の特徴ですが、カーテンをフラットなものにするとそれを緩和することができます。

和室でのカーテンの選び方

和室でのカーテンの選び方
和の雰囲気を活かしたい場合は、ブラインドや、和紙や布・木といった和室に合う素材が選べるプリーツスクリーンなどがオススメ。
プリーツスクリーンのきりっとした水平模様や、ブラインドの隙間から差し込む柔らかい光が、和室のコーディネートとよく合うのです。
色は、生成りや落ち着いた緑、茶色、あずき色が和室の雰囲気と合いやすいでしょう。

筆者の祖母の家では、和室の小さな窓に、レトロな雰囲気の木でできたブラインドカーテンがかけてあります。
庭との境界線は窓ではなく障子+縁側という「いかにも日本風の家」で、小さな窓だけにカーテンがかかっているのですが、全体の雰囲気にマッチしていて、心地よい空間となっています。

子ども部屋でのカーテンの選び方

子ども部屋でのカーテンの選び方
子ども部屋では、敢えて子どもが喜ぶ色や柄のカーテンを楽しむのがおすすめです!
何と言っても子どもが主役の部屋ですから、大人の目線に寄りすぎず、子どもが自分たちの部屋を「好き!」と言える空間に仕上げると良いでしょう。
また、一般的なカーテンの寿命は数年~長くても7,8年程度ですから、子どもたちの成長に合わせてカーテンごと換えることを前提に、大人の部屋では使いづらい可愛らしいデザインを取り入れてはいかがでしょうか。


カーテンの種類と特徴

カーテンの種類と特徴
カーテンには、厚手のカーテン&レースカーテンの組合せ(ダブル)や、シェードカーテン、ロールスクリーン等さまざまな種類があります。
先の紹介で触れた、カーテンの種類と特徴について整理しておきましょう。

カーテンの種類と特徴

ダブル
上記にもあるような、厚手のカーテン&レースカーテンの組合せです。
レースカーテンがあるため、採光時も外からの視線を遮り、部屋が丸見えになりません。
また、厚手のカーテンに遮音や遮熱等の機能があるものを選ぶと、部屋の快適性をUPすることもできます。
シェードカーテン/ロールスクリーン
生地を水平に折りたたむ形(シェードカーテン)、ロール式になっているもの(ロールスクリーン)です。
上から引き出す形で使用します。
外見がフラットで、すっきりとした印象に見せられることと、ひだが出ないため、布の柄や質感をタペストリーのように楽しめるのが特徴です。
プリーツスクリーン
こちらも1枚のカーテンを上から引き出すタイプですが、その名のとおりプリーツを入れて畳み上げているものです。
布や和紙の素材に規則正しく美しい折り目がついているのが魅力で、スタイリッシュな部屋づくりに役立ちます。
断面がハニカムになっているものもあり、そちらは断熱効果が期待できますよ。
ブラインド
何枚もの羽を組み合わせ、角度を変えることで開閉します。
木製や竹製、アルミ製など、布以外の素材も豊富にあり、インテリアに合わせて選べるのが嬉しいところです。
また、樹脂製のものを選べば浴室にも使えます。

それぞれの種類における特徴を活かしつつコーディネートすると、部屋の雰囲気がグッとまとまります。

もっとたくさんの種類のカーテンのことを知りたい!という方は、こちらの記事も参考にしてください。

カーテンの種類を知ろう!カーテンはお部屋の印象を左右する重要アイテム
お部屋の雰囲気作りに威力を発揮するカーテン。ここではカーテンの種類を知って楽しくお部屋作りをしていただくために、カーテンの種類をご紹介していきます。
カーテンを購入する前に、マンションの規約を確認しましょう。

例えば、防火機能がついているカーテンの設置が義務づけられている場合があります。
購入してから気づくといったことのないように、必要事項をよく理解してから買い物をしてくださいね。

また、標準のカーテンレールでは対応できないカーテンもあります。
その際はカーテンレールごと取替えが必要になるため、こちらも十分に規約を確認してください。
場合によっては設置できないこともありますから、管理会社に問合せるのが安心です。


まとめ

カーテンは部屋づくりの大切なポイント!おすすめの選び方

カーテン選びでポイントとなるのは、以下の3点です。

  • 壁紙やカーペットと同じくらい、大きな面積を占めることを意識する。
  • カーテンにつける機能をあらかじめ決めておく。
  • 部屋全体の雰囲気に合わせた色・デザイン・素材を選ぶ。
    ※マンションの規約確認も忘れずに!

大まかに分類すると、温かみやリラックス感を重視する場合は布製のカーテンをダブルで、素材の質感や柄自体を楽しみたい場合はシェードカーテン・ロールスクリーン・ブラインドを選ぶと希望を叶えやすいのではと思います。
カーテンは部屋全体の雰囲気に大きく影響するものですから、時間と手間を惜しまずにぴったりのものを探してくださいね!

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