4人家族が選ぶマンション間取り第1位は3LDK。その活用法と間取り選びの3つのポイント

4人家族マンション

「この家も4人で暮らすには手狭になってきたなぁ」
「年齢的にも、そろそろマンションでも買う時期かもね」

よくある夫婦の会話です。
このような動機から、マイホームの検討を始める4人家族の方も多いのではないでしょうか。
筆者が勤めるあなぶき興産のモデルルームでも、4人家族で見学に来られる方は多いです。

そんな4人家族のお客様に希望の間取り(部屋数)を聞くと、「4人家族なので希望は4LDKです」「予算を考えて3LDKにしようかな…」と選ぶお部屋は様々です。

では実際に4人家族の方はどれくらいいて、どれくらいの間取り(部屋数)・広さのマンション購入をしているのでしょうか?
あなぶき興産が販売した分譲マンション購入者約3,000組を調べてみると、10組に1組が4人家族でした。その4人家族が選んだ間取りは(部屋数)は3LDKが約85%と一番多く、また、部屋の広さは70㎡~75㎡未満が約45%と一番多い結果となりました。

今回は、4人家族が選んだマンションの間取りを、実際のデータからランキング形式で発表します。合わせて、その間取りが選ばれた理由もわかりやすく解説します。
この記事で、4人家族のあなたが自分にあったマンションの間取りを選択できるようになっていただければ幸いです。

この記事で使用したデータは、穴吹興産株式会社が2016年〜2020年に販売したマンションのうち、西日本エリアの60棟・契約者3,108組のものです。
穴吹興産株式会社は西日本の地方都市を中心に分譲マンションを提供しており、販売している間取りのタイプや広さには偏りがございます。結果にもその偏りの影響があることを予めご承知おきください

期間中販売物件の内訳
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マンション購入者の10組に1組は4人家族

マンションを検討し始めて最初に気になること、それは4人家族でマンションを購入する人はいるのか?です。
マンションでは広さが限られることを考えると、2人や3人家族でないと暮らしていけないのでは…。そんなふうに考える方もいると思います。

マンション購入者の家族数
マンション購入の家族人数内訳
[あなぶき興産のマンション購入者3,108組の調査(2016年~2020年に販売したマンションのうち、西日本エリアの60棟の成約者)より]

約3,000組のマンションの購入者を調べると10組に1組が4人家族という結果でした。
やっぱり少ない…そう感じたかもしれません。しかし、このデータは契約時の家族構成です。例えば2人目の子どもの妊娠がきっかけでマンションを検討し、出産前に購入した方は3人家族にカウントされています。また、子どもがいない2人家族でも、4人家族になることを見越して購入したという方もいらっしゃいます。
ということは、実際に4人家族でマンションに住んでいる方はもっと多いということになります。

4人家族の方がどんな条件のお部屋を選んでいるのか、また4人家族で生活するためにどんなことを検討しているのかを、次章より解説していきます。


4人家族に選ばれている人気の間取りランキング

それでは、4人家族にはどの間取り(部屋数)が人気なのでしょうか。
4人家族に選ばれた間取りTOP3を、図面と一緒に確認しましょう。

マンションを購入した4人家族が選んだ間取り
マンションを購入した4人家族が選んだ間取り
[あなぶき興産のマンション購入者3,108組の調査(2016年~2020年に販売したマンションのうち、西日本エリアの60棟の成約者)より]

第1位 3LDK 85.2%(2LDK+Sを含む)

3LDK4人家族に選ばれた一番の間取りは、部屋数が3つある3LDKの間取りです。2LDK+Sの間取りも、S(サービスルーム)を1部屋と考えてこの集計に含めています。
実に8割以上の方が3LDKを選んでいるのが分かります。

とはいえ、冒頭で注意をしている通り、あなぶき興産のマンションでは3LDKの間取りが最も多い(約75%)ので、購入する物件では選択肢が3LDKしかなかったというケースもあります。

しかし、4人家族のお客様に間取りの使い勝手を尋ねてみると、「部屋数が3つあると大人2人子ども2人の家族にちょうどいい」と納得して選んでいただいていることが多いです。
1部屋を主寝室、残りの2部屋をそれぞれの子ども部屋として使うという方が一般的です。

3LDKを4人家族が選ぶメリット
4LDKに比べて購入価格が手ごろなので、無理のない支払い計画が立てやすい。
 
3LDKを4人家族が選ぶデメリット
部屋を全て使ってしまうと、親戚が泊まりに来た場合などに、客間がなく困る。

第2位 4LDK 11.8%(3LDK+Sを含む)

4LDK2位は部屋数が4つある4LDKです。3LDK+Sの間取りも、S(サービスルーム)を1部屋と考えてこの集計に含めています。
4LDKは、夫婦それぞれの寝室+それぞれの子ども部屋が欲しい方や、夫婦の寝室+子ども部屋2つ+書斎が欲しい方に選ばれています。

また、親戚やご両親がよく泊まりに来る家庭で、来客用として1部屋確保するために4LDKを選ぶという方も多いようです。

4LDKを4人家族が選ぶメリット
共同スペース(洗面所やお風呂)が広い場合が多い。
4LDKタイプは角部屋となることが多く、通風や採光に優れている。
 
4LDKを4人家族が選ぶデメリット
購入価格が高い。
面積が広いためランニングコストも高くなる。

第3位 2LDK 2.2%(1LDK+Sを含む)

2LDK3位は個室が2つある2LDKです。1LDK+Sの間取りも、S(サービスルーム)を1部屋と考えてこの集計に含めています。

2LDKは夫婦の寝室として1部屋、子ども部屋として1部屋あれば十分。という方に選ばれています。

また、将来実家に帰る予定がある方が、住宅コストを抑えるためにあまり広くない間取りを選択しているケースも多いようです。

2LDKを4人家族が選ぶメリット
購入価格とランニングコストを安くおさえることができ、教育費や貯蓄にお金をまわすことができる。
 
2LDKを4人家族が選ぶデメリット
家族構成が変わると手狭になる可能性が大きい。
物が増えた場合、収納スペースを確保する必要がある。

4人家族が選ぶ広さは70㎡~75㎡未満が最多

前章の通り、4人家族が選ぶ人気の間取り第1位は3LDKでした。
では次に購入した部屋の広さを見てみましょう。

マンションを購入した4人家族が選んだ広さ
マンションを購入した4人家族が選んだ広さ
[あなぶき興産のマンション購入者3,108組の調査(2016年~2020年に販売したマンションのうち、西日本エリアの60棟のもの)]

4人家族が選んだマンションの広さは70㎡~75㎡未満が一番多く約45%でした。
こちらについても間取りと同様、あなぶき興産のファミリー向けマンションでの一般的な3LDKの広さが、70㎡~75㎡未満となっている影響が大きいです(販売物件全体での70㎡~75㎡未満の広さの割合は約37.5%)。4人家族が選ぶ間取り=3LDK=70㎡~75㎡未満という結果につながっています。

一般的に、70㎡以上のマンションは4人家族で暮らす上で、各部屋の広さやリビング・ダイニングの広さ、収納の広さが最低限確保できていると考えられ、よく検討されています。


4人家族がマンションの間取りを選ぶときに考えたい3つのポイント

続いて、4人家族の方が自分たちに合ったマンションの間取りを選ぶときに、考えておいてほしいポイントを解説します。

[ポイント1] 今必要な部屋数と将来必要な部屋数を考える

間取りを考えるときに一番大事なポイントは、今実際に部屋数がいくつ必要なのかです。「子どもが2人」といっても、未就学児2人と高校生2人では部屋の必要性が大きく変わります。
また、仕事で使う書斎が必要なときや、客間が必要な場合は1部屋確保する必要があります。

例として、同じ3LDKの間取りで子供の年齢別の必要な部屋数を考えてみましょう。

未就学児の場合

子どもが未就学児の場合の部屋数

子どもそれぞれの部屋は必要ないので、1~2部屋は夫婦の書斎や客間として使うことができ、3LDKで十分です。

この間取り図の例のように、家族4人で一緒の寝室を使える時期は2部屋を書斎や客間として使えます。
子どもが成長して部屋が必要になっても、しばらくは2人一緒の子ども部屋とすることもできるので、1部屋は余裕があります。

高校生2人の場合

子どもが高校生の場合の部屋数

子どもそれぞれに1部屋ずつ必要というケースが多いでしょう。客間や書斎も必要だという場合は4LDKの間取りが必要になってきます。

ただし、子どもが独立したら部屋数に余裕ができるとも考えられるので、この年代の子どもがいる家族では、書斎が欲しい場合でも将来を見越して3LDKの間取りにしておくという方も多いです。

今必要な部屋数は最低限確保することと、将来必要になる部屋数を考えて間取りを決めましょう。
将来も見越した家族の部屋割りの考え方は、こちらの記事で詳しく紹介しています。合わせて参考にしてください。

4人家族の方が予算内で選べる最適なマンションの間取り(筆者体験談付き)

[ポイント2] 家族の過ごし方で必要な部屋の広さを考える

部屋数とともに気をつけておきたいのが、部屋の広さのバランスです。
それぞれの部屋やリビング・ダイニングの広さは、家族が普段家でどんな過ごし方をするかで考えましょう。

例えばリビング・ダイニングの広さでいうと、部屋よりリビング・ダイニングで過ごすことの多い家族は、広めのリビング・ダイニングを選びましょう。寝室は寝るときしか使わないということなら広い部屋は必要なく、場合によっては一人一部屋確保する必要もないかもしれません。

逆に、それぞれ部屋で過ごすことが多い家族は、リビング・ダイニングの広さよりも広めの個室が確保できる間取りを選びましょう。

[ポイント3] 今ある荷物が収納スペースに収まるかを考える

収納が充実した間取り

2人や3人家族と比べて、4人家族では一般的に衣類などの荷物も多くなります。
部屋数や部屋の広さだけを考えて間取りを選ぶのでなく、収納スペースも必ず確認をしましょう。

まず、今ある荷物の量が、実際に収納スペースに収められるか考えます。マンションの間取りには大きな納戸や、ウォークインクロゼットを備えたものもあるので、荷物が多いご家族には収納が充実したプランがお勧めです。もっと荷物が多い方では、1部屋丸々を収納部屋にすることもあります。

また収納場所を確保するだけでなく、引っ越しの際に不要物を処分し、それ以上物が増えないよう心がけることも大切です。


4人家族におススメ!3LDK田の字プランの間取り

筆者が4人家族におススメする3LDKの間取りは「田の字プラン」です。

田の字型間取り

田の字型間取りは玄関から奥に伸びる廊下の左右に洋室、突き当たりにはLDKと洋室または和室ひと部屋が配置された、マンションでは最もよく目にするタイプの間取りです。

玄関からバルコニーまでの縦のライン、お部屋の真ん中にある水回り(キッチン・バスルーム)が配置される横ライン、その2つのラインで仕切られた形で居室とリビング・ダイニングが配置されているのが基本のレイアウトとなります。

アルファジャーナル「多彩なライフスタイルに対応!田の字型間取りの魅力を徹底公開」より

この田の字プランは、幅広い家族構成に合わせることができる上、家族の成長とともに間取りの使い方を変化させられるおススメの間取りです。

田の字プラン一番のおススメポイント
リビングが縦長になっていて、ダイニングスペースとリビングスペースの比率を変えることで、家族の状況に合わせることができます。
例)子どもが小さいときはダイニングスペースを小さくし、リビングは広く使う。子供が大きくなればダイニングスペースも確保する。
こどもの成長に合わせて部屋の使い方を変える

また、3LDKで3つの部屋を確保できるため、家族の成長に合わせてそれぞれの部屋の使い方を変えることができます。2人の子どもそれぞれに部屋を与えたいという時期が必ず出てくる、4人家族の方に特におススメしたい間取りです。

家族の成長に合わせて、3LDK田の字プランの部屋をどう使い分けていくかは、こちらの記事で詳しく解説しています。ぜひ合わせて参考にしてください。

5人家族の私が3LDKの間取りで得ることの出来たメリットとは!?


まとめ

4人家族がマンション購入を検討するときの間取りの選び方について解説しました。

あなぶき興産のマンションギャラリーにも、たくさんの4人家族のお客様が来場されます。
4人家族の方が間取りを検討するときに、筆者がマンション営業としてお伝えしたいことはこの2つです。

  • 4人家族が自分に合った間取りを選ぶポイントは3つ
    1. 今必要な部屋数と将来必要な部屋数を考える
    2. 家族の過ごし方で必要な部屋の広さを考える
    3. 今ある荷物が収納スペースに収まるかを考える
  • 私が4人家族におススメしたい間取りは、3LDK田の字プランの間取り

ぜひ参考にして、満足できるマンション購入を実現してください。

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