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心機一転!不要な物を処分して新生活を始めよう!

3月・4月は新しい環境で新生活を始める人が増える季節。また住まいは変えずとも、心機一転、インテリアや生活スタイルを変えてリスタートしようと考えている方も多いのではないでしょうか。

そんな、軽やかな気持ちに水を差すようにのしかかってくるのが、不要な物の処分ですよね。今回は、物の要不要の見極め方のコツや家具の処分する方法などをギュッとまとめてご紹介します。


新生活で使う?使わない?物の要・不要を見極めるコツ

いざ物を処分しようと思うと、全部、「使う物、必要な物」だと思えてくるから不思議。特に、「あまり使っていない物、高かった物、思い入れのある物」ほどその傾向は強くなるよう。

「いつか使う」「もしかしたら使う」「たぶん使う」
この物を処分させない誘惑3ワードが頭に浮かんだものは要注意です。物は使って初めて活きることを肝に銘じて、処分を検討しましょう。

新居の収納スペースに収まるかどうか

収納できるかどうか

引越しの場合、新居は広いウォークインクローゼットがある部屋を選んだから、服は処分しないで全部持ちこもう!と考える人も少なくないでしょう。

でもちょっと待って。一度、洋服だけでなくすべての物と新居の収納スペースを比べてみて。他の物入れスペースがこれまでより狭くなっていれば、クローゼットの一部を物入れとして使わないといけないかもしれませんよ。

新生活で使うイメージがわかなければ処分の対象

みなさんが本当に望んでいるのは、「物を処分すること」ではなく「必要な物だけに囲まれて過ごす素敵な暮らしです。物の要る、要らないにのめりこんでしまうとつい忘れてしまいがちですが、ここがブレると中々物は捨てられなくなります。

新生活をどんな風に過ごしたいのか、それを想像しながら、鏡の前で洋服は実際に着てみる、靴は履いてみる。その服を着て、靴を履いて新生活を送っている自分の姿が素敵だと思えないものは、処分の対象になります。

用途を変えて使う

思い切って物の処分を決めても、大量の不用品を目の当たりにすると、捨てることに罪悪感がわいて「やっぱりまだ使えるからとっておこう」ともったいない精神が心をつついてくることがあります。

そんな時は、別の用途で物を使ったり、物を使い切ったりすることを考えてはいかがでしょう。
例えば、洋服やリネン類を小さく切って拭き掃除に使ったり、カバンを収納道具として使ったり。物を無駄にせず使い切るすがすがしさも得られますよ。

どうしても見極めがつかない物は
どうしても要る要らないの見極めがつかない物は、段ボールに入れて部屋の目立つところに期限を決めて置いておくという荒療治があります。
部屋の入口の前や廊下の真ん中など、とにかくあると邪魔なところに置くのがコツ。1か月くらい続け、それでも取り出すことがなければ不要品と判断しましょう。

不要な物を手放す方法は「売る」「あげる」「処分」の3つ

不要な物がまとまったら、次はどのように手放すかを考えましょう。
方法は大きく分けて3つ。「売る」「あげる」「処分」です。

物をできるだけ無駄にしないようにするため、考え方としては、まず売ってみる→それでもダメならあげる→最後に処分の順で考えるとスマートです。

物を「売る」には手間も時間もかかる

ものを売るにも手間がかかる

まずは「売る」。これは、携帯アプリやインターネット掲示板の登場で、フリーマーケットに出店する手段しかなかった頃に比べてずいぶん身近になりました。

初心者でも簡単にできますが、そうはいっても、写真を撮ってアップしたり、コメントを書いたり、購入希望者との値段交渉や梱包、発送など、手間と時間がかかります。
ただ、物を売る大変さを知ることで、無駄買いの防止につながるのではないでしょうか。

「あげる」=「もらってもらう」くらいの謙虚な気持ちが大切

次に「あげる」。これはあげる相手に対して、譲る、もらってもらうという謙虚な気持ちがあるとうまくいきます。基本的に「自分がいらない物は、他人にとってもいらない物」というスタンスで、相手が喜んで使ってくれる場面を想像できる物を譲るように心がけたいですね。

物を「処分」するのにこれだけお金がかかる

処分するのにもお金がかかる

今は、物を捨てるのにお金がかかる時代。さらに、正しく捨てなければいけない時代です。
処分にお金がかかる物には、次のようなものがあります。

家電

次の4つの家電は家電リサイクル法によって粗大ごみとして処分することはできず、家電リサイクル券を利用して処分する必要があります。

家電名リサイクル料
エアコン972円~
テレビ(ブラウン管、液晶・プラズマ)15型以下1,836円~
テレビ(ブラウン管、液晶・プラズマ)16型以上2,916円~
冷蔵庫、冷凍庫(170l以下)3,672円~
冷蔵庫、冷凍庫(171l以上)4,644円~
洗濯機・衣類乾燥機2,484円~

このリサイクル料の他に、業者に回収を依頼した場合は、収集・運搬料がかかります。
選べる回収業者や手順は各自治体で異なる場合があるので、必ず確認してそれに従って適切に処分してください。

パソコン

資源有効利用促進法によって、適切に処分しなければなりません。パソコンにリサイクルマークがついていればメーカーに無料で回収してもらえます。ついていない場合は、3,000~4,000円程度の費用がかかります。

自作のパソコンやメーカーが回収していない場合は、一般社団法人パソコン3R推進協会などに3,000~4,000円(税別)で回収を依頼できます。

民間のパソコンリサイクル業者の中には、データを消去して処分してくれるところもあるので、それらを利用する手もあります。

家具

家庭から出る一辺の長さがおおむね30cmを超える家具、寝具、電気製品などは粗大ごみとして処分する必要があります。粗大ごみを出す方法や料金は自治体によって異なるので確認しましょう。

例)神奈川県川崎市の粗大ごみ処分料金
最長辺が50cm以上180cm未満のものは500円、最長辺が180㎝以上の物は、ひとつにつき1,000円


自分の時間や労力にあった物の処分方法を選ぼう

引越しや部屋の模様替えで、心機一転、新生活を始めようと思ったのに、物を処分することにエネルギーを使い果たしては本末転倒。
物の処分は、あくまでも「快適に暮らすための手段」です。無理せず自分に合った物の処分方法を選びましょう。

愛着のある物を手放すなら、フリマアプリやネット掲示板で

ネット掲示板やフリマアプリを使おう

新居にどうしても入らない家具や、断腸の思いで手放す思い入れのある物は、フリマアプリやネット掲示板などで手間と時間をかけて手放すのがおススメです。欲しい、使いたいと思ってくれる人へ物の命をつなぎましょう。

そして、お金が手に入った場合は、新生活をグレードアップさせてくれる物や体験など、有意義に使いたいものです。

不用品が多すぎる人はまとめて処分できる方法をセレクト

家具や家電など、とにかく一式まとめて処分したい!という人には、不用品回収業者に依頼する方法はいかがでしょう。量によってはリサイクルショップの自宅訪問サービスを利用する手もあります。

いずれにしても業者を選ぶ時は、金額はもちろん、補償内容や時間指定の可否などサービス内容をよく確認すること。
安いだけで選んでトラブルに巻き込まれたというのもよく聞く話です。

引越しする場合は不用品引き取りサービスの利用も一案

引越し時の不用品引取サービスを利用しよう

引越しの予定がある人は、引越し業者の不用品買取サービスを検討するのも一手です。
引越しと同じタイミングで不用品を回収してくれるだけでなく、その品物をリサイクルして売れた金額を引越し料金から引いてくれる業者もあるようです。


まとめ

新生活に備えて不要物を処分したいという方は、以下の4点を検討してみてください。

  • 不要な物を手放す方法は「売る、あげる、処分」の3つ
  • 愛着あるものは手間と労力をかけてフリマアプリや掲示板を使う
  • まとめて一気に片づけたいなら、業者に一括で依頼する
  • 引っ越しのタイミングなら不用品引き取りサービスを活用

自分に合ったストレスのない方法を選び身も心も身軽になって、スッキリ理想通りの新生活を始めてくださいね。

不要物の見極め方については、断捨離の方法について解説するこちらの記事も参考にしてください。

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