後回しになっていない?意外と汚れている冷蔵庫の簡単掃除術!

冷蔵庫の簡単掃除術

猛暑日が例年より多かった今年の夏。みなさんのご家庭でも暑さ対策に冷蔵庫が大活躍したのではないでしょうか。

冷蔵庫内はつねに食材が入っているので、つい掃除を後回しにしてしまいがちですが、意外と汚れているもの。夏が過ぎ、涼しくなり始めた秋は、冷蔵庫の掃除に絶好のタイミングです!
今を逃すとまた年末には、ごちそうの準備、お節料理などで冷蔵庫はフル稼働状態になってしまいますよ。今回、簡単にできる冷蔵庫の掃除術をご紹介しますので、ぜひこの機会に冷蔵庫内をすみずみまできれいにしましょう!

1.冷蔵庫の汚れの原因を知ろう

冷蔵庫の汚れの原因を知ろう 冷蔵庫の汚れの原因を知ろう の原因を知ろう!
掃除をする前に、まずは冷蔵庫の汚れの原因について知っておきましょう。

1-1.カビの主な原因は「食品の汚れ」と「野菜に付着したカビ胞子」

「低温な冷蔵庫なのにカビが繁殖するの?」と不思議に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、カビは温度、湿度、栄養分の条件がそろえばどこでも繁殖します。

たしかに高温・高湿の方がカビは活動的になります。しかし冷蔵庫のような低温な場所でも、死滅するわけではなく、静かに生息し続け、少しずつ繁殖するので油断はできません。
たとえば、夏場の頻繁な開け閉めや、余熱をとらずに食品を保存するといった行動は、冷蔵庫内の温度・湿度上昇につながり、カビにとって活動しやすい環境を作ってしまいます。
また、おかずの汁、肉や魚のドリップ、野菜の泥、牛乳・ジュース・調味料…。これらがこぼれてついた汚れは長時間放置されると固まって冷蔵庫内にこびりつき、カビの栄養分になります。
特に野菜にはカビの胞子が多くついていますので、注意が必要です。傷んだ野菜や菜のくずは放置せず処分し、野菜の泥はきれい洗い落としてからビニールに入れて野菜室で保存するようにしましょう。

1-2.ニオイの主な原因は「強いニオイを持つ食品」と「食品の傷み・汚れ」

ニオイの主な原因は「強いニオイを持つ食品」と「食品の傷み・汚れ」
冷蔵庫を開けると「何か臭うなぁ…」と思うことはありませんか?冷蔵庫のニオイにはいくつもの原因が考えられます。

■ニオイが強い食材

たとえば、にんにく、キムチ、生魚、ネギ類などはニオイが強い食材の代表格です。長い間冷蔵庫に入れていると時間経過とともに、ニオイが冷蔵庫や他の食材などに染みついてしまうので注意してくださいね。
筆者は以前、小口切りの青ネギを小皿に入れラップをして冷蔵庫に保存したのですが、翌日には冷蔵庫内にネギの強烈なニオイが充満し、困ったことがありました。

ニオイが強い食材を保管する際、しっかり密閉できる容器にいれるか、買ってすぐに使いきるのがいいでしょう。

■食材が傷んでいる

食材が傷んでいる
冷蔵庫の奥で忘れられている食材はありませんか?傷んだ食材はニオイのもとになります。もし、期限切れの食材があればニオイが冷蔵庫に染みつく前に、早急に処分しましょう。
せっかく買った食材を消費期限内に使い切るために、冷蔵庫内は整理整頓するといいですね。

■冷蔵庫の中が汚れている

冷蔵庫で調味料やたれがこぼれていたり、食べ物のカスが残っていると、雑菌やカビが繁殖し、不快なニオイが強くなります。さらには食中毒の原因にもなりかねません。汚れの放置は禁物ですよ!

1-3.製氷機の給水タンクにつく水垢汚れの原因は、「水の入れっぱなし」と「水道水以外で製氷」

製氷機の給水タンクにつく水垢汚れの原因
冷蔵庫の中で、特に製氷機の給水タンクは水垢汚れがつきやすい場所です。

水垢防止のためにできる工夫としては、給水をするたびにタンクをすすぎ洗いすることや、製氷機にジュース・お茶などの清涼飲料水や塩素除去された浄水器の水・ミネラルウォーターなど雑菌が繁殖しやすいものは使わないようにすることが挙げられます。

2.【汚れ別】冷蔵庫の掃除におすすめの洗剤7選

汚れの種類や汚れ具合によって適した洗剤がそれぞれにあります。この章では、汚れ別におすすめの洗剤7選をご紹介します。

とはいえ、これらすべてを使う必要はありません。ご自宅の冷蔵庫の汚れ状況や、使いやすさなどで洗剤を選ぶようにしましょう。

2-1.家にあるもので手軽に掃除をしたいなら「食器用洗剤」

食器用洗剤
「食器用洗剤」ならどのご家庭のキッチン周りにもひとつは置いてあるのではないでしょうか? わざわざ買いに行かなくてもいい手軽さがメリットですね。食品を入れる冷蔵庫を掃除するのに安心して使えるうえ、油汚れをしっかり落とすので大変便利な洗剤です。

〈使い方〉

布に1~2滴洗剤をたらし、汚れをふきとった後、水拭きと乾拭きを順に行います。

2-2.あぶら汚れやニオイを落としたいなら「重曹」

様々な掃除シーンで活躍する自然由来の「重曹」は、冷蔵庫掃除においても頼りになる存在です。油のべたべた汚れを落とす効果のほか、消臭・除菌にも有効です。

〈使い方〉

水100mlに対し重曹小さじ1杯の割合で混ぜ「重曹水」を作ります。
それをスプレーボトルに入れ、汚れに吹き付けてから布で拭き取ります。
もしくは、布に直接「重曹水」を含ませて、汚れを拭くという方法でもよいです。

最後は、水分が残らないように乾拭きをします。

※「重曹」に関しては、こちらの記事でも詳しく解説していますので参考にしてください。
 →重曹1本で家中まるごとキレイ♪赤ちゃんにも優しいエコ掃除のすすめ

2-3.「重曹」でも落ちないガンコなあぶら汚れには「セス機炭酸ソーダ」

「セス機炭酸ソーダ」も「重曹」と同じく体に影響がない自然由来の洗剤です。水に溶けやすい性質があり、油汚れに対する洗浄力は「重曹」以上です。しつこい油汚れを落としたいときにはぜひ試してみてください。

〈使い方〉

水200mlに対し、「セス機炭酸ソーダ」小さじ1杯の割合で混ぜ「セス機炭酸ソーダ水」を作ります。それをスプレーボトルに入れ、汚れに吹き付けてから布で拭き取ります。
もしくは、布に直接「セス機炭酸ソーダ」を含ませ、汚れを拭くという方法でもよいです。

最後は、水分が残らないように乾拭きをします。

2-4.水垢を落としたいなら「クエン酸」

「クエン酸」は水垢を落とすのに効果を発揮します。また、抗菌効果もあるので「重曹」や「セス機炭酸ソーダ水」で拭いた後の仕上げとして使用するケースも多いです。

〈使い方〉

水100mlに対し「クエン酸」小さじ1/2の割合で混ぜ「クエン酸水」を作ります。
それをスプレーボトルに入れ、汚れに吹き付けてから布で拭き取ります。
もしくは、布に直接「クエン酸水」を含ませ、汚れを拭くという方法でもよいです。

最後は、水分が残らないように乾拭きをします。

※製氷機のヌメリや水垢とりには…
水300mlに対して「クエン酸」大さじ1の割合で混ぜた「クエン酸水」を製氷機に入れ製氷しましょう。「クエン酸水」の氷になって出てきたらすべて捨てます。
次は水道水で氷を作り、また全て捨てるという作業を2~3回繰り返したら洗浄完了です。

2-5.黒カビをとるなら「塩素系漂白剤(キッチン用)」

冷蔵庫のパッキンが黒ずんでみえることはありませんか?その正体は黒カビ。黒カビ対策には「塩素系漂白剤(キッチン用)」が効果的です。

〈使い方〉

「塩素系漂白剤(キッチン用)」を100〜300倍に希釈します。それをペーパータオルに含ませ、黒ずみが気になるところへ貼っていきます。
およそ10〜30分放置したのちに拭き取り、最後に水拭きを行います。

もし、一度やって取り切れないなら、同じ作業を数回繰り返します。より効果を高めようと濃度を濃くしたり、浸漬時間が長すぎたりすると、パッキンを傷める恐れがあるので気を付けましょう。

〈注意点〉

  • 使用する際は必ず換気をして、手袋の着用を忘れないようにしましょう。
  • 塩素系漂白剤に酸性の製品や酢・アルコール・生ごみをまぜると塩素ガスが発生して大変危険なので、慎重に扱ってください。

2-6.仕上がりの消毒をしたいなら「アルコールスプレー」・「消毒用エタノール」

「アルコールスプレー」
「アルコールスプレー」も「消毒用エタノール」も原料は植物由来のため冷蔵庫の清掃に安心して使えます。
除菌効果が高く、また水や油にも溶けやすいため、様々な汚れの除去にも役立ちます。そしてもう一つの特徴として蒸発しやすいということ。冷蔵庫内に液が残らないことで2度拭きの手間が省けるメリットがあります。

「アルコールスプレー」と「消毒用エタノール」、特徴はほぼ同じですが、何か違いはあるのでしょうか。
双方の違いはエタノールの含有量です。「アルコールスプレー」は、一般的に医薬部外品、もしくは雑貨に該当します。一方「消毒用エタノール」は、第三類医薬品で、アルコールスプレーよりもエタノール含有率が高いので、殺菌力が強いです。

〈使い方〉

「アルコールスプレー」も「消毒用エタノール」もスプレーボトルに入った状態で売られていることが多いです。布にしみ込ませて拭くか、スプレー使って直接汚れにアルコールを吹き付けることが一般的です。

スプレー以外に、除菌用のウエットティッシュを代わりに使ってもよいでしょう。汚れ拭きと除菌が一度に済むので、さっと掃除をしたい時に便利ですよ。

〈注意点〉

  • 肌が弱い方は手荒れ防止に手袋を着用しましょう。
  • アルコールは引火しやすいので、火の近くで使うことは厳禁です。火のある場所は避け、必ず換気をしながら掃除をしましょう。また掃除が終わった後も、念のためしばらくコンロやタバコなどの火気の使用を控えるほうがベターです。
  • 様々な場面で使用できる「アルコールスプレー」・「消毒用エタノール」ですが、桐、白木、ニス加工の床や家具、革製品、スチール製品に使用するとシミや変色になるので注意しましょう。

3.いざ実践!押さえておきたい掃除の手順8つ

ここまでご紹介してきたことを踏まえて、いざ実践です!冷蔵庫掃除を行う手順をチェックしましょう。

3-1.冷蔵庫内の中身を出す

まずは掃除をしやすいように冷蔵庫内の中身を全て出します。
これをきっかけに賞味期限切れのもの、これから先も消費することはないであろう不要なものは思い切って捨てましょう。必要な分だけをクーラーボックスなどに入れておきます。

できれば掃除の1時間前から冷蔵庫の電源を抜いておくと冷蔵庫内が常温になり汚れが落ちやすくなります。

3-2.冷蔵庫のパーツは丸洗いする

冷蔵庫掃除2
ドアポケット、棚板、引き出し、卵入れトレイなど、パーツはすべて取り出し、台所用洗剤で丸洗いをします。各メーカーによって冷蔵庫に備えられているパーツの種類は異なるので、取扱説明書で取り外せるパーツを確認すると洗い忘れが防げます。

3-3.洗剤を使って冷蔵庫内を丁寧に拭く

冷蔵庫掃除03
冷蔵庫内は、2章でご紹介した洗剤を使って、すみずみまで丁寧に拭いていきます。もし、こびりついた汚れがあったら、洗剤を含ませたキッチンペーパーでパックすると、汚れが落ちやすいですよ。
また、冷蔵庫内の溝やパッキンに汚れが溜まっている場合に便利なのが綿棒です。これを使って掃除すると細かいところまできれいになります。

3-4.自動製氷機のお手入れも忘れずに

最近の冷蔵庫は、タンクに水を入れておくと自動で製氷する機能がついたものが多くなっています。

自動製氷機がある冷蔵庫では、給水タンク、フィルター、製氷皿、貯氷タンクなどのお手入れが必要です。
取り外せるパーツは外し、食器洗い洗剤を使って水洗いを行います。詳しい掃除手順は、お使いの機種により異なるので、取扱説明書で確認するようにしましょう。

3-5.仕上げの除菌作業

冷蔵庫掃除
冷蔵庫内がきれいに拭けたら、仕上げに除菌のアルコールスプレーをします。除菌・消臭に加え、カビ・汚れの予防効果もあります。

3-6.背面や床部分も掃除する

冷蔵庫の背面や床部分は静電気の影響でほこりが溜まりがちです。電気プラグにほこりが溜まると火災にもつながり大変危険です。
なかなか掃除がしにくい箇所ですが、時々掃除をしておくと安心です。

3-7.冷蔵庫の外側を拭く

冷蔵庫の外側を拭く
冷蔵庫はキッチンに設置されていることがほとんどです。ホコリや油で汚れが固まりやすいため、定期的な手入れが必要です。冷蔵庫の外側の掃除には油汚れに強い洗剤を使うときれいに落ちます。
また、ドアの開け閉めに使用する取っ手は、頻繁に触れる箇所ですので、念入りに掃除をしておきたいですね。

3-8.パーツや食品を戻し、電源を入れる

取り外していたパーツやクーラーボックスに避難させていた食品を冷蔵庫内に戻して、電源を入れたら大掃除完了です。

4. 冷蔵庫の掃除頻度は3カ月に1回を目安に

冷蔵庫の掃除頻度は 冷蔵庫の掃除頻度は 3 カ月に 1 回を目安に
毎日使う冷蔵庫は常に清潔に保ちたいもの。そのためには、日常のこまめな掃除に加え、3カ月に1回、季節ごとに大掃除を行うのがよいと思われます。
ただ、季節によって冷蔵庫の状況は異なるため、季節別の大掃除のコツやポイントがありますので、参考にしてみてください。

気温が上がり始め梅雨を迎える頃、冷蔵室はカビが繁殖しやすくなります。そのため、梅雨に入る前にカビを根こぎ取り除き、カビ防止対策をしておきましょう。
 
気温が低い季節にはほとんど使われない製氷機が最も利用される時期です。夏の初めには製氷機を徹底的に掃除しましょう。
また気温と湿度が高いことでカビが繁殖しやすくなります。食中毒予防のためも、こまめな拭き掃除と除菌を心がけましょう。
 
気温が下がり始めた秋は、冷蔵庫内の食品を出しても傷みにくいので、冷蔵庫の大掃除に適しています。
気温・水温が低すぎないうちに念入りに掃除をしておくことで、年末の忙しい時期の掃除が楽になります。
 
1年の中で気温が最も低い季節なので、冷蔵庫の中でも特に冷凍室の掃除に適しています
ただクリスマスや大晦日、お正月など何かとイベントが多い時期なので、秋の大掃除を念入りにしたのであれば、年明けの落ち着いた時期に掃除を行うのもよいでしょう。

5.まとめ

冷蔵庫の大掃除について解説しました。

実のところ、筆者は冷蔵庫の大掃除を面倒くさく感じ、後回しにしていた主婦のひとりでした。まとまった時間が取りにくいという理由もあり、「大掃除」に身構えてしまっていたのでしょう。
そこで取り入れたのが、大掃除を小分けにして1週間ほどかけて行うという方法。
1日1ヵ所、たとえば1日目は冷蔵室・2日目は冷凍室・3日目は野菜室…といった感じに小分けに
掃除をしたところ、精神的にも時間的にも負担はなく、3カ月に1回ペースで大掃除ができるようになりました。
つねにきれいな状態を保っていれば、汚れが気になるようになるので、こまめに掃除をする習慣が生まれます。

家族みんなが使う冷蔵庫です。ぜひ定期的な掃除を実践してみてくださいね。

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