年末年始はイベントシーズン。
忘年会・新年会やクリスマスパーティーのお誘いを受けたり、自身でパーティーの企画をしたりと、楽しい予定が目白押しですね。
お酒好きの仲間が集まるホームパーティーを企画するなら、「おうちBar」を作ってカクテルパーティーを開いてみるのはいかがでしょうか。
今回は、冬のホームパーティーにぴったりの、身近なお酒を使ったカクテルをご紹介します。
せっかくのおうちBar。シェイカーを使った本格レシピにも挑戦してみましょう!
専門道具を使わないカクテルのレシピは、こちらの記事でも紹介しています。合わせて参考にしてみてください。
→夏はキレイ色カクテルで家飲みのお酒をおしゃれに♪SNSにも◎
パーティーでのカクテル作りの第一歩。材料と道具を用意しよう
まずは、今回ご紹介するレシピで使うお酒と道具をご紹介します。
パーティーでカクテルを作るなら、用意する材料が複数のレシピに対応できるよう、作るカクテルのレシピを考えて、事前に一度作ってみておきましょう。今回のレシピも、だいたいの材料を使い回しできる構成にしています。
材料[1] お酒
比較的入手が容易なお酒を選びました。
お近くのスーパーマーケットなどにない場合は、洋酒を扱う酒店か、輸入食品店などを探してみてください。
- ブランデー
- ジン
- シャンパンまたはスパークリングワイン(白)
- 黒ビール
- カシスリキュール
- コアントロー(ホワイトリキュール)
- チョコレートリキュール
- ホワイトチョコレートリキュール
- ミントリキュール
材料[2] ソフトドリンク等
スーパーやコンビニエンスストアで購入できる商品で大丈夫です。
グレナデンシロップは、洋酒を扱う酒店か、輸入食品店などを探してみてください。
- 生クリーム
- パイナップルジュース(できれば果汁100%)
- オレンジジュース(できれば果汁100%)
- レモンジュース(またはレモン果汁)
- グレナデンシロップ
食器類・カクテル道具など
今回は本格カクテルに挑戦するということで、いくつか専門道具も用意しましょう。
- カクテルグラス
一般的なカクテルグラスは容量90mlです。
それに合わせて、ショートカクテルは合計60mlの材料で作ります。
- シャンパングラス
こちらは扱いやすいサイズのものを用意してください。
曇りや汚れがないように、乾いた食器用布巾できれいに磨いておきましょう。
- カクテルシェイカー
パーティー用のプラスチック製でも機能的には問題ありませんが、ステンレス製のシェイカーの方が割れにくく扱いやすいと思います。
初めて買うシェイカーなら、スタンダードタイプで、両手の中に収まる小さめのサイズをおすすめします。
- メジャーカップ
初めて買うなら「30ml/45ml」サイズをおすすめします。
30mlカップの2/3=20ml、45mlカップの1/3=15ml、45mlのだいたい-5ml=40mlなど、目分量である程度正確な量が計れるよう、目安を確認しておきましょう。
- バースプーン
装飾用にシロップを沈めたり、グラスの中の飲み物をかき混ぜたりするのに使います。
- 氷
溶けにくい市販の氷を用意しましょう。
冷凍庫から出してすぐの氷をシェイカーで振ると、氷が欠けてカクテルが氷混じりになってしまいます。一旦アイスペールなどに開けて、表面を少し溶かしてから使うといいでしょう。
トッピングで冬のカクテルを演出しよう
冬のパーティーシーンらしく豪華なカクテルを作るのに活用してほしいのがトッピングです。
ココアパウダーやスパイスなどの粉末や刻んだチョコレートをカクテルの表面に載せたり、グラスをスノースタイルにして金箔を飾ってみたりと、カクテルを装飾するとパーティー気分が盛り上がりますよ。
今回の記事では、表面にものを載せやすい、生クリームを使ったカクテルレシピも紹介しています。
レシピ内で使っているトッピングは以下の材料です。
それぞれ製菓用品店などで手に入ります。
- レッドチェリー(シロップ漬けまたは砂糖漬け)
- グリーンチェリー(シロップ漬けまたは砂糖漬け)
- ナツメグ
- オレンジピール(砂糖漬けでもOK)
- 金箔
- 刻んだチョコレート
- グラニュー糖
- アラザン
パーティー向け、簡単おしゃれな本格カクテルレシピ13選
それではいよいよカクテルのレシピをご紹介します。
乾杯シーンに!ビールやワインを使ったロングカクテル
まずは乾杯シーンにぴったりの、ビールやワインを使った簡単カクテルをご紹介します。
1.ブラック・ベルベット
最初はビールとワインを混ぜた簡単カクテル。
今回はパーティーらしくおしゃれ感を出して黒ビールでのレシピ「ブラック・ベルベット」をご紹介していますが、普通のビールでも同様のレシピがあります。黒ビールが手に入らないときは、普通のビールで楽しんでみてください。
ビールとワインを混ぜるというとちょっと意外に感じるかもしれませんが、ビールの苦味にワインのフルーティーな香りが混じった、乾杯にぴったりの爽やかな味になりますよ。
<材料>
- 黒ビール
- スパークリングワイン
<作り方>
- シャンパングラスに、黒ビールとスパークリングワインを1:1の割合で注いで混ぜる。
両側から同時に注ぐとおしゃれな演出になります。
2.ブラックカシスビア
こちらは、ビールを使ったカクテル「カシスビア」の黒ビール版です。
普通のビールを使うと色は金色と赤できれいな彩りになりますが、カシスの甘みが生きるのは黒ビールではないでしょうか。
後味に甘いカシスが香る、味わいを楽しんでほしいカクテルです。
<材料>
- 黒ビール…180ml
- カシスリキュール…30ml
<作り方>
- グラスに黒ビールとカシスリキュールを入れて混ぜる。
3.キール・ロワイヤル
定番のワインカクテルです。スパークリングワインは何でも合いますが、合わせるカシスリキュールが甘口なので、辛口がいいと思います。
スパークリングワインを白ワインに変えるとキール、カシスリキュールをフランボワーズリキュールに変えるとキール・インペリアルと、様々なバリエーションがあります。参加者の手土産にワインがあったら、そのまま飲むだけではなく手持ちのリキュールとの組み合わせを試してみるのも楽しいですよ。
<材料>
- スパークリングワイン…90ml
- カシスリキュール…15ml
<作り方>
- シャンパングラスにカシスリキュールを注ぐ。
- 上からスパークリングワインを注いで混ぜる。
4.ミモザ
こちらも定番のワインカクテル。
鮮やかなオレンジ色と軽い飲み口が特徴です。アルコール度数が低めなので、お酒があまり強くない方の乾杯の一杯にいかがでしょうか。
<材料>
- スパークリングワイン…適量
- オレンジジュース…60ml
<作り方>
- シャンパングラスにオレンジジュースを注ぐ。
- 上からスパークリングワインを注ぐ。
クリスマス&新年のパーティにぴったりの彩りカクテル
続いては、シェイカーを使ったショートカクテルをご紹介します。
クリスマスパーティーにぴったりの緑色のカクテルと、今回想定している材料で作れる定番カクテルをご紹介します。
5.アラウンド・ザ・ワールド
クリアな緑色が美しい、「世界一周」という意味のカクテルです。パイナップルジュースの甘さにすっきりしたペパーミントの風味が独特。
本来は底にグリーンチェリーを沈めるのですが、クリスマス向けの装飾として、レッドチェリーを縁に飾ってみました。
<材料>※装飾用のチェリーを差し替えた改造レシピです
- ジン…30ml
- ミントリキュール…10ml
- パイナップルジュース…20ml
- レッドチェリー…1個
- (あれば)金箔…少々
<作り方>
- レッドチェリー以外の材料をシェイクしてカクテルグラスに注ぐ。
- レッドチェリーに切り込みを入れて縁に飾り、あれば表面に金箔を貼り付ける。
6.オレンジ・ブロッサム
ジンベースの定番カクテル。オレンジの花言葉「純潔」にちなんで、結婚式の食前酒としてよく飲まれています。
鮮やかなオレンジの花束のようなこのカクテル。新年のパーティー用に、初日の出をイメージしてレッドチェリーを沈めてみました。
<材料>※装飾用にチェリーを追加した改造レシピです
- ジン…40ml
- オレンジジュース…20ml
- レッドチェリー…1個
<作り方>
- ジンとオレンジジュースをシェイクしてカクテルグラスに注ぐ。
- 底にレッドチェリーを沈める。
7.サイドカー
ブランデーベースの定番カクテル。
コクのあるブランデーにオレンジの風味を足した爽やかな味わいです。
こちらも類似・派生レシピの多いカクテルです。
そもそもがジンとホワイトキュラソー、レモンジュースをシェイクした「ホワイト・レディ」というカクテルのブランデー版として誕生したもので、ブランデーをラムに変えれば「X.Y.Z」、ウォッカに変えれば「バラライカ」というカクテルになります。このうち、「ホワイト・レディ」は今回準備している材料で作れますよ。
<材料>
- ブランデー…30ml
- ホワイトキュラソー…15ml
- レモンジュース…15ml
<作り方>
- 材料をシェイクしてカクテルグラスに注ぐ。
食後に飲みたい、デザート感覚のクリームカクテル
食事があらかた片付いて、歓談の時間になったら、ぜひ楽しみたいのがデザート感覚の甘いカクテル。
その中でも今回は、チョコレートリキュールや生クリームなど、クリーム系の材料を使った冬にぴったりのデザートカクテルをご紹介します。
※この章のカクテルは比重が大きく違う材料を混ぜるレシピなので、しっかりシェイクする必要があります。
シェイクは「強めに」「直線的に」を心がけてください。
8.チョコレート・アレキサンダー
本来の「アレキサンダー」はブランデーとカカオリキュールに生クリームを加えたカクテルですが、カカオリキュールは手に入りにくいので、代わりにチョコレートリキュールを使ったレシピをご紹介します。
チョコレートリキュールは大きなお店ならスーパーマーケットでも小瓶を販売していることがあります。
<材料>
- ブランデー…30ml
- チョコレートリキュール…20ml
- 生クリーム…10ml
- ナツメグ…少々
<作り方>
- ナツメグ以外の材料を強めにシェイクする。
- カクテルグラスに注ぎ、中央にナツメグを少しふりかける。
9.チョコレート・グラスホッパー
こちらも、本来の「グラスホッパー」のレシピではホワイトカカオリキュールを使いますが、今回ご紹介するのはホワイトチョコレートリキュールに置き換えたレシピです。
パーティー向けに、縁にグリーンチェリーを飾ってみました。
<材料>※装飾を追加した改造レシピです
- ホワイトチョコレートリキュール…30ml
- ミントリキュール…25ml
- 生クリーム…5ml
- グリーンチェリー…1個
- (あれば)金箔…少々
<作り方>
- グリーンチェリー以外の材料を強めにシェイクしてカクテルグラスに注ぐ。
- グリーンチェリーに切れ込みを入れて縁に飾り、あれば表面に金箔を貼り付ける。
10.チョコレート・ベルベット
こちらも「ブラウン・ベルベット」というカクテルの、カカオリキュールをチョコレートリキュールに置き換えたレシピです。
材料の実に半分が生クリームなので、しっかりシェイクすることで、ベルベットのようになめらかな口当たりになります。
アルコール度数が低いので、あまり酔いたくない人に最適のデザートカクテルです。
オレンジ風味のホワイトキュラソーに合わせて、オレンジピールを縁に飾ってみました。
<材料>※装飾を追加した改造レシピです
- チョコレートリキュール…15ml
- ホワイトキュラソー…15ml
- 生クリーム…30ml
- オレンジピール…1~2片
<作り方>
- オレンジピール以外の材料を強めにシェイクして、カクテルグラスに注ぐ。
- 縁にオレンジピールをひっかけて飾る。
※オレンジやレモンの果実を皮ごと使うときは添加物表示に注意。主に外国産の柑橘類には保存目的でポストハーベスト農薬がかけられていることがあります。皮を使う料理には「防ばい剤不使用」の商品を選んだほうが安心です。
11.パパゲーナ
モーツァルトのオペラ「魔笛」の登場人物にちなんだカクテル。
そのため、「モーツァルト・チョコレート・リキュール」を使うようにと、レシピで銘柄を指定されています。モーツァルト・チョコレート・リキュールは比較的手に入りやすいので、ぜひキープしておきましょう。
ブランデーとチョコレートという相性の良い組み合わせなので、どちらかが好きな方にぴったり。
今回はパーティー向けに、刻んだチョコレートをトッピングしてみました。包丁でチョコレートを薄く刻むか、刻んだものは「チョコレート・コポー」の名前で売られていますので、製菓用品店などを探してみてください。
<材料>※装飾を追加した改造レシピです
- ブランデー…15ml
- モーツァルト・チョコレートリキュール…30ml
- 生クリーム…15ml
- 刻んだチョコレート…ひとつまみ
<作り方>
- チョコレート以外の材料を強めにシェイクして、カクテルグラスに注ぐ。
- 刻んだチョコレートを表面に乗せる。
お酒が飲めない参加者に。シェイカーで作るノンアルコールカクテル
お酒が飲めない人や、ハンドルキーバーにもおうちBar気分を味わってもらうために、シェイカーで作るノンアルコールレシピをご紹介します。
お酒が入ってしまわないよう、ノンアルコールカクテル用のシェイカーをできれば別に用意しておきましょう。
12.シンデレラ
3種類のジュースをバランスよく組み合わせたカクテル。
甘みを加えたコーディアルのレモンジュースではなく、レモン果汁を使う場合は、酸っぱくなりすぎるので砂糖を加えましょう。
今回はシンデレラのティアラをイメージして、グラスの半分をスノースタイルにし、銀色のアラザンを飾ってみました。
<材料>※装飾を追加した改造レシピです
- オレンジジュース…20ml
- パイナップルジュース…20ml
- レモンジュース…20ml
※レモン果汁を使うときは、グラニュー糖1tsp(ティースプーン1杯)を加えます。 - (スノースタイル用)グラニュー糖…適量
- アラザン…数粒
<作り方>
- カクテルグラスの口の半周にレモン果汁をつける。
- お皿やバットなどにグラニュー糖とアラザンをまぜて広げ、グラスの口にをつけてスノースタイルにする
- 3種類のジュース(+必要に応じてグラニュー糖)をシェイクして、カクテルグラスに注ぐ。
13.フロリダ
シンデレラからパイナップルジュースを抜いた、オレンジとレモンのノンアルコールカクテル。
本来は「アンゴスチュラ・ビターズ」という、苦味を加えるお酒を2滴ほど加えますが、今回は省略します。代わりに、あればレモンの皮の油を表面に飛ばしてもいいと思います。
こちらには、甘みを加える目的も兼ねて、グレナデンシロップを底に沈めてみました。朱に染まる元旦の朝焼けのイメージです。
<材料>※ビターズを省略し、装飾用にシロップを追加した改造レシピです
- オレンジジュース…30ml
- レモンジュース…30ml
- グラニュー糖…1tsp
- (あれば)レモンの皮
- グレナデンシロップ…1/2tsp
<作り方>
- ジュースとグラニュー糖をシェイクしてカクテルグラスに注ぐ。
- 伏せたバースプーンを伝わせてグレナデンシロップを沈める。
- (あれば)カクテルの水面にレモンの油を少し飛ばす。
※オレンジやレモンの果実を皮ごと使うときは添加物表示に注意。主に外国産の柑橘類には保存目的でポストハーベスト農薬がかけられていることがあります。皮を使う料理には「防ばい剤不使用」の商品を選んだほうが安心です。
バーの雰囲気を演出するなら、おうちにカウンターを作ろう
カウンターを挟んでマスターとお客様とが語らうのがバーの醍醐味。
おうちBarをバーらしくするために、パーティーシーンでは「カウンター」にこだわってみましょう。
キッチンが対面式ならカウンター部分を装飾したり、カウンターキッチンではないなら、カウンターテーブルやキッチンワゴンにお酒を並べて簡易カウンターにしてもいいでしょう。
磨いたグラスや小さな酒瓶、きらきら光るキャンドルホルダーなどを並べると、バーの雰囲気が出てきます。
今回は、キッチンの柱に電飾を施してクリスマス感を出してみました。
その他お部屋全体のインテリアの作り方・考え方は、こちらの記事をご覧ください。
こんなカウンターで、好みのお酒を飲みながら語らうと、友人の違った一面が見えてくるかもしれませんよ。
おうちBarのための、カクテル作りの基礎知識
パーティーの後もおうちBarを楽しむために、自宅でのカクテル作りに役立つ基礎知識をご紹介します。
揃えておきたいお酒と道具
お酒・ソフトドリンク
お酒は大きく分けて「蒸留酒」「醸造酒」「混成酒」に分けられ、カクテルはこれらやジュース等を混ぜ合わせた飲み物です。
それぞれの種別で、揃えておきたいお酒をご紹介します。
- 蒸留酒(スピリッツ)
- ウォッカやブランデーなどの、醸造酒を蒸留したお酒。アルコール度数が高いのが特徴です。
カクテルのベースとしてポピュラーなのは、ジン・ウォッカ・ラム・テキーラあたりでしょうか。好きなカクテルで使われている蒸留酒を一つ二つと、単体でも飲みやすいブランデーかウイスキーが自宅にあると便利です。
- 醸造酒
- ワインやビール・日本酒などの、果実や穀物を発酵させたお酒です。カクテルにせずにそのまま飲まれることが多いので、普段から馴染みがあるのがこの醸造酒ではないでしょうか。
カクテルに使う醸造酒は、家に揃えておくというより、その日に飲みたいものを都度購入するのが一番いいと思います。
- 混成酒(主にリキュール)
- 醸造酒や蒸留酒に果実等のフレーバーをつけたのが混成酒です。各種リキュールやハーブ酒、みりんなども混成酒に含まれます。
カクテル用に用意したい混成酒はリキュールですが、リキュールにはさまざまな種類があるので、すべて揃えるのは大変です。よく使われるのはキュラソー等オレンジのリキュールやカシスリキュールですが、好きなカクテルに使うものを1本購入してみて、そのリキュールを軸に、組み合わせられるものを追加していくといいでしょう。
なお、それぞれのお酒は、カクテル一杯あたり数十mlずつしか使いません。
スピリッツは長もちするので大きな瓶で買っても問題ありませんが、リキュールは長期保存に向かないものも多いので、自宅に揃えるなら50ml~300mlくらいの小瓶をおすすめします。また、砂糖が固まってしまわないように、リキュールは蓋を締める前に瓶の口を拭うのを習慣づけておきましょう。
醸造酒は、開封したら早めに飲み切りましょう。
- ソフトドリンク(ジュース等)・その他
- カクテルには、お酒だけなくジュース等のソフトドリンクやシロップ、牛乳や卵なども使います。ジュースはできるだけ果汁100%のものが望ましいですが、コンビニエンスストア・スーパーで手に入る一般的な商品を用意すれば大丈夫です。
ただ、甘みのあるカクテル用のレモン・ライムジュースや、グレナデンシロップなどのシロップ類は、スーパーでは見かけないかもしれません。カクテル用のお酒を揃えている酒店や製菓用品店などを探してみてください。
カクテル道具
冒頭で紹介したものに加えて、こんな道具があると便利です。
- ミキシンググラス・ストレーナー
比重が似た材料を混ぜるときは、シェイクではなくステアという技法を使います。
ステアにはミキシンググラスとストレーナーがあると便利です。
ミキシンググラスに氷と材料を入れて、バースプーンで数回かき混ぜ、ストレーナーをかぶせて中身だけをカクテルグラスに注ぎます。
バースプーンで氷を避けて注ぐこともできるので、慣れてくるとストレーナーは使わなくてもよくなると思います。
カクテルシェイカーを扱うときの注意点
カクテルシェイカーは「トップ(蓋)」「ストレーナー」「ボディー」の3つのパーツでできています。
ボディに氷と材料を入れ、ストレーナーをかぶせ、トップを被せてしっかり締めてからシェイクし、トップのみを開けてカクテルをグラスに注ぎます。
このときの注意点は3つ。
- シェイカーを閉めるときは、必ずストレーナー→トップの順で
トップをつけたストレーナーを被せてしまうと、シェイクの途中でトップが外れたり後でシェイカーが開かなくなったりしてしまいます。
- シェイカーを振るときは、食卓や人のいる方向を向かない
手が滑ってシェイカーがすっぽ抜けてしまう可能性があります。
シェイカーを振るときは、正面に人がいない方向を向きましょう。
- シェイカーを握り込まない
シェイクの目的は「材料を混ぜて味をまろやかにすること」と「材料を冷やすこと」です。シェイカーに手のひらを密着させて握り込んでしまうと手の熱が材料に伝わってしまいます。要所を指で押さえ、手のひらをつけないように気をつけましょう。
1~2杯分の小さめのシェイカーの持ち方は以下のとおりです。- 利き手の親指をトップに、薬指と小指の間にボディを挟む
- 逆の手の親指でストレーナーの肩を押さえ、中指をボディの底に当てる
指の位置まで指定されているので難しそうに見えますが、実際にやってみると、利き手でトップを、逆の手でストレーナーを外れないように押さえているのがわかると思います。
シェイカーの振り方は様々なスタイルがありますので、やりやすく、自分の好みの味になる方法を探してみてください。筆者は基本的に、直線的に振ってしっかり混ぜる方法を採っています。
まとめ
冬のホームパーティーでぜひ挑戦してほしい本格カクテルをいくつかご紹介しました。
今回のレシピは、パーティー用に装飾を施していたり、手に入りにくいお酒を別の材料に置き換えたりと、アレンジレシピが多いのが気になった方も多いのではないでしょうか。
カクテルレシピには、材料や作り方が少しだけ違う派生レシピやアレンジ版が数多くあります。レシピ通りに作るだけでなく、目的に合わせて材料を変えてみたり、その場にある材料を加えたりと自分でアレンジを加えるのもカクテルの楽しみ方の一つ。
意外と美味しい!という組み合わせを見つけて、ぜひパーティーでシェアしてみてください。
今回もお酒を使ったレシピなので、
- お酒は20歳になってから
- 帰りに車を運転する予定の人には、絶対にお酒をすすめない・飲ませない
この2点にはくれぐれも気をつけて、おうちBarで楽しいホームパーティーを演出してくださいね♪
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