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フラワーアレンジメント
くらしのヒント

おうち時間で手軽にお花を楽しもうー花のある暮らし-

おうち時間をきっかけに、花やグリーンを暮らしに取り入れた「花のある暮らし」を始める人が増えています。花を飾るとお部屋が明るく感じられ、癒しやリラックスなどの効果も期待できるのだそうです。

今回は、これから花を暮らしに取り入れていきたいという方に、
手軽にお花を楽しむ方法とステップ、花を生けてから枯れるまでの1~2週間の間の楽しみ方までご紹介します
意外と簡単に始められるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。


準備

用意するもの

  • 季節のお花 3~4種
  • 花用ハサミ
  • 底が深いバケツ
  • 花器

揃えるものはこれだけ。

季節のお花は、5月頃だと「バラ」「カーネーション」などが見頃です。好きな花・花屋で一番気に入った花を買うのもいいと思います。
花用ハサミは、100均などでも売っています。普通のハサミは茎がつぶれてしまうので、スパッと切れる専用のものがいいですね。
花器も気に入ったものを使うのがいいですが、小ぶりで口の小さいのものがはじめはアレンジしやすいです。

花を買う

花屋はほかのお店と違って、なかなか入りにくいと感じている人も多いようですが、通勤途中の道やご近所にある花屋に気軽に立ち寄ってみてください。

店内をぐるっと周ってみてまず主役となる花を決めます。そのあとに2~3種合わせる花を選びますが、どんな花を合わせればいいか迷ったときは、お店の人に聞いてみましょう。つぼみの状態のものを買うと長く楽しめますよ

ちなみにお庭やプランターで育てている花をアレンジに使いたいときは朝に摘むのがベストです。

おうちに帰ったら、花を休ませる

花を休ませる

花を買って帰ったら、生ける前に花を水に入れて休ませましょう
花のラッピングを外し、ハサミで茎の切り口を斜めにカットしておきましょう。切り口を新しくすることで、水を吸う力がアップして花が元気になります。バケツに水をたっぷり入れて用意し、花を水に入れて、そのまま30分から1時間ほど置いておきましょう。

 


花を生けてみよう

使う花器を決める

花器を選ぶ

花器を選ぶときには、実際に生ける花を花器にあててみて、花色が綺麗に見えるものを選ぶのがポイント
高さの高い物や低い物、口の広い物から狭い物まで花器の種類はいろいろ。口が広がっている物はたくさんの花を大きく生ける時に使いやすいですが、日常的に花を買って生ける場合は、花の本数が少なくてもまとまりやすい口が小さめの物がおすすめです
花器は専用のものでなくてもジュースやジャムの空き瓶などでも案外おしゃれに決まりますよ。

花を生ける

下準備

花を1本ずつ花器にあてながら、以下の手順で必要な本数の長さを切っていきます。

  1. 完成の全体像を想像する
  2. 花の向きを見ながら、花器にあて位置と長さを決める
  3. 切り口は斜めにカット
  4. 水につかる部分の葉は腐りやすいので取る

土台をつくる

花を生ける

最初に生ける花を2本、十字に交差させるように挿します。
これが土台となり、その後に挿す花を交差の隙間に入れていくことで、花が固定され思いどおりの位置に花を留めることができます。

 

 

主役の花を生ける

花を生ける

最後に主役にしたい花を生けます。最初にメインの花を入れがちですが、あとで入れた花に押されて沈んでしまい、目立たなくなってしまいます。メインの花は他の花を入れたあとに、上に乗せるような感じで生けます。

 

 

完成

フラワーアレンジメント完成

今回の主役はつるバラのスパニッシュビューティー。
バラは香りもさることながら、つぼみから花開き、枯れるまでの過程が美しく、とても癒されますよ。
品種も豊富で年中花屋に出回っていますが、ちょうど今が見頃の花です。


長く花を楽しむには

水は1~2日の頻度で替えて、そのたびに生け直します。これを繰り返していると自然とアレンジが上手くなりますよ。
水を替えるときは、花の状態をチェックして、花が終わっていたら摘み、傷んだ葉があれば取り除きます。そして茎の切り口を新しくして(切り戻し)から生け直します。

memo
切花を長持ちさせるには身近にある、砂糖と漂白剤を水に混ぜると効果的。
砂糖は栄養剤や延命剤の代わりになります(水1Lあたり砂糖20g程度)。
漂白剤は防腐剤になります(水1Lあたり漂白剤5滴程度)。
漂白剤を入れることで水替えの頻度も少なくて済むなどのメリットもあるので試してみてくださいね。

アレンジを変える

小さな花器に生け直す

生け直し

1~2週間経つと色褪せたり、花首がもたれてきたりいくつかの花に痛みが出てきます。
復活できそうであれば水揚げ(深めの水に3~4時間程度つけて、水圧で吸水を促進する方法)するのも手ですが、どうにも難しいときは、残った花で別のアレンジに変えてみるのがおすすめ。花器を小ぶりなもの変えて、花を飾る場所もダイニング→洗面台など変化をつけるとまた違った楽しみ方ができます。

 

フローティングフラワー

フローティングフラワー

ほとんどの花がダメになってしまっても、一輪でも元気な花があれば、さいごは花の部分だけ残してフローティングフラワーに。浅い器に水を張って、茎を切った花を浮かべてみましょう。花器に生けたときとはまた違うアングルで花を見ることができて新鮮です。

 

 


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