靴を捨てずに、どんどん新しい靴を買ってしまい、靴箱がパンパンになっていませんか?
用途ごとに必要な靴があり、ついつい数が増えてしまうものです。また、「いつかまた履くかも」「まだキレイだし」と考えてしまうことも多く、その捨て時が難しいアイテムの一つだと思います。しかし、靴箱がパンパンだと使いにくく、見た目も良くありません。
今回は3パターンに分けて靴の捨て時をご紹介します!ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
「寿命を迎えた靴」は処分
寿命が来た靴は迷わず処分しましょう!「まだ履ける」と思って残している靴の中にも、きっと当てはまる靴があるはずです。筆者もこのタイミングで、さらに3足の処分を決断しました。
靴の寿命を判断する8つのポイントをご紹介しますので、今すぐチェックしてみてください。
穴が空いたり、底が剥がれている
穴が空いたり、底が剥がれたり、状態が悪い靴は履き続けると怪我をしてしまう可能性があり、靴としての機能を果たしているとは言えません。すぐに処分しましょう。
「靴底が少し剥がれているだけなのでまだ履ける」と思って履いて出かけたら、一気に剥がれて歩けなくなってしまうなんてこともありえます。
カビが生えている
梅雨や夏場などの湿気が多い時期や、汗をたくさんかいた時など、靴が長時間濡れていたり湿気ていたりすると、カビが生えてしまうことがあります。洗ってキレイになれば良いですが、洗っても取れない場合はもう捨てる時期です。カビが生えた靴は衛生上の問題がある上、見た目もよくありません。
洗ってもキレイにならない
外で履く靴は、気をつけていてもいつの間にか汚れてしまっていることがありますよね。素材に合わせて、購入時に示されているお手入れ方法で洗ってみましょう。それでも汚れが取れないのであれば、捨て時です。
人によって気になる汚れの度合いは異なりますから、基準は自分自身の感覚で構わないと思います。洗っても「キレイならなかったな。」と感じたら捨て時だと判断してください。
装飾(リボンやビジューなど)がなくなった
リボンやビジューがついている靴は、その一部が取れてなくなってしまうことがあります。外れた飾りが見つかれば取り付け直したり、取り外しのできるタイプの飾りであれば、新たに購入して取り付けたりすることもできますが、そうでない場合、全く同じ飾りを探すのは困難です。
靴箱の中に落ちている可能性もあるので、まずは探してみましょう。それでも見つからなければ、その靴は捨て時といえます。諦めがつかなければ、1週間程度探してみても良いでしょう。それでも見つからなかったら、思い切って処分することをオススメします。
革が剥げたり、ヒビが入ったりしている
革の靴は少し剥げてきても、お手入れをすることでキレイになることがあります。しかし、それにも限界が…。磨いてもキレイにならず、剥げた感じがすると感じたら、捨て時を迎えていると考えましょう。そのほか、ひび割れがひどくなってきた時も捨て時ですよ。
お気に入りの靴でどうしても捨てる決断ができない!という場合は、一度靴の修理屋さんに相談してみましょう。プロがもう修繕できないというのであれば、諦めがつくのではないでしょうか。
修理できないほど靴底がすり減っている
靴を履いて歩くと靴底がすり減ってしまうのは避けられないことです。もし、靴底の張り替えができる靴であれば、張り替えることで引き続き履くことができます。しかし、張り替えられる部分以上にすり減っている場合は、修理できなくなってしまうことがあります。
靴底がすり減っている靴を履き続けると、バランスが悪くなり、疲れやすくなったり、転倒するリスクが高まったりします。靴底がすり減って修理できなくなった場合は、捨て時であると言えます。また、靴底の張り替えができないタイプの靴であっても、歩きづらさや走りづらさなどの履き心地に違和感を感じたら、捨て時のサインと考えるべきです。
靴の形が崩れている
靴には想像以上に負荷がかかっています。長く履いていると、だんだんと靴の形が崩れてきてしまいます。靴の形が崩れると、履きにくさを感じたり、履いているときに疲れを感じやすくなったりします。また、見栄えにも問題が出てきますので、捨て時と判断しましょう。
嫌な臭いが取れない
目に見えないけれども、臭いはなかなか厄介です。靴には嫌な臭いがつきやすく、洗っても、消臭スプレーをかけても解決できないことがあります。
履いている本人が気づいていなくても、周囲の人は気になっていることがあるので、靴の臭いを意識的にチェックすることをおすすめします。嫌な臭いが取れないと感じたら、思い切って捨ててしまいましょう。靴が臭っていたら、足をキレイに洗っても臭いは残ります。
「今日はちょっと買い物に行くだけだからいいか」と思って、臭いの気になる靴で外出したら、偶然友達に出会ってそのまま喫茶店へ…なんてことも起こりうるかもしれません。「この靴、履いてこなければよかった…」と後悔しないためにも、そろそろ捨て時かもしれませんね!
「履かない靴」は処分
目立った汚れも傷もない、見た目にはまだまだ履けそうな靴の処分は、なかなか難しいですよね。でも、そんな靴も捨て時をも迎えている可能性があります。
置いていても場所を取るだけで、スッキリ靴箱を遠ざけているような靴は思い切って処分してしまいましょう。
1年間履かなかった
「そういえば長い間履いていないな。」という靴が靴箱に眠っていませんか?1年経って季節が一周しても履かなかった靴は、その先履く可能性はかなり低いでしょう。もしかしたら1、2回履くかもしれませんが、スタメン選手になることはほぼないと言えます。履くか履かないかもわからない靴を靴箱に置いておくと、空間を無駄にしています。
1年以上履いていない靴は捨て時と考え、思い切って捨てましょう。
履くと足が痛くなる
「素敵だな」と思って購入したものの、履いてみたら足が痛くなってしまったという靴は、なかなか「また履こう」とは思えません。何度か履いて馴染むこともありますが、何度履いても痛い靴や、慣らし履きをするのも耐えられないような靴は、きっとこの先も履くことはないでしょう。思い切って処分し、そのスペースにはもっと履きやすい新しい靴を迎えましょう。
デザインが古い、または好みが変わった
まだキレイだし、履き心地も悪くない。でも、なんとなくデザインが古くて、履いていてテンションが下がってしまう靴はありませんか?まだ履ける靴を捨てることは、もったいないと感じて躊躇してしまう気持ちはよくわかりますが、靴を履くたびにマイナスな気持ちになるなんて、もっともったいないことではないでしょうか。
デザインも靴の寿命のひとつです。古くなったデザインの靴は、思い切って手放しましょう。流行が一周回って戻ってきたとしても、その頃には素材が劣化している可能性が高いです。
「自分で決めたルール」で処分
靴をこれ以上増やさないためには、自分なりの捨て時基準を作っておくこともオススメです。自分にとって理想的な靴箱の状態を決めて、そこから外れないようにするにはどんな基準が最適なのか考えてみましょう。自分なりの基準を決めておくと、靴を処分する心理的なハードルがぐっと下がりますし、スッキリ靴箱をキープできますよ。
オススメの捨て時基準をご紹介するので、参考にしてみてください。
新しい靴を買ったら捨てる
新しい靴を買ったら古い靴を捨てるというルールを決めておくと、靴の数が増えることはありません。逆に、持っている靴を処分してから、新しい靴を買いに行くようにしても良いでしょう。
さらに、新しい靴が欲しいなと思った時、処分するような靴があるのかを一度考えることになるので、出費を抑えることにもつながるかもしれません。
靴箱が使いづらくなったら捨てる
靴箱が使いにくく感じたら、靴が処分時期に来ていることを示しています。捨てる時は躊躇するかもしれませんが、スッキリとした靴箱で靴を気持ちよく出し入れできる状態をイメージしてみてください。靴を処分した後は、「思い切って処分してよかった!」と感じられるはずです。
理想的な靴箱を保つために、収納する靴の数を上限を決めて、その数を超えた場合は靴を処分するというルールもアリですね。
まとめ
最後に、靴の捨て時についてまとめます。
まずは全ての靴を靴箱から出して、必要ないものや寿命を迎えたものを処分しましょう。1年以上履いていない、足が痛くなる、デザインが古い靴などは、思い切って処分することをオススメします。
靴の断捨離に成功したら、これ以上靴を増やさないためのマイルールを決めましょう。スッキリとした靴箱の快適さをキープするためにも、靴の数を管理することが大切です。靴箱には限りがあるため、仕事用やスニーカーなど、用途に合わせて収納する靴の数を決めておくと、より管理がしやすくなるでしょう。
あとは、スッキリ靴箱の快適さを胸に刻み込んでおくことが、スッキリ靴箱をキープする秘訣です!