お部屋の大部分を占めている“壁”。ふとした瞬間、『殺風景だな・・・』と感じてしまうことはありませんか?『お洒落にアレンジしたい!』と思っても、壁に穴を開けることに抵抗を感じる方もいると思います。実際問題、賃貸物件で穴を開けてしまうと、退去の際に原状復帰費用が掛かる場合もありますし、分譲マンションであれば、規約での決まりがありますよね。
そこで今回は、賃貸物件や分譲マンションに住んでいる方でもできる、“穴不要”の壁面インテリアをご紹介します。
1.壁面アレンジ “貼る”編
1-1.ウォールステッカーで壁を賑やかに!
壁面をアレンジする際に、最も使われることの多い“ウォールステッカー”。最近では、いろんな絵柄のものがあり、種類も豊富です。ワンポイントとして貼るのももちろんですが、大柄のものを壁一面に貼ると、かなりのインパクトが出ますよ!
ただし、分譲マンションでウォールステッカーを利用される際は、防火対応しているものを選ぶようにしてください。
1-2.マスキングテープを使ってアレンジ!
実はこの“マスキングテープ”、壁面をアレンジするのに重宝する万能なアイテムなのです!
◎写真を飾る
“写真を飾る”となると、写真立てに入れて飾るのが一般的ですが、写真立てを壁に飾るとなると壁に穴を開けることになりますよね。そんな時に活躍するのが“マスキングテープ”です。
マスキングテープで写真を囲むことでフレームを再現でき、様々なマスキングテープを使うことでカラフルになります!大切な写真ですので、写真に直接マスキングテープを貼りたくない方は、透明な袋に入れて貼るといいですよ。
◎マスキングテープアート
マスキングテープには、様々な色や柄、太さのものがあります。それを組み合わせて、壁面に形や文字を作ることで、オリジナルのアレンジを楽しむことができます。
季節やイベントごとに、その時期に合った形やデザインに貼りかえるのもいいですね。
◎模様作り
マスキングテープを使って、無地の壁紙を模様のある壁紙に変えることができます!
このように、幅の太いマスキングテープを縦に貼ることで、ストライプ柄の壁紙に変身します!また、●(丸型)や★(星型)に切ったものを、散らばるように貼ってみるのもいいですよ。
2.壁面アレンジ “置く”編
2-1.ファブリックパネル
お洒落な壁面に登場することの多い“ファブリックパネル”。正方形のものを壁に掛けていることが多いですが、大きいものや小さいものを組み合わせて壁に立てかけるのも◎です!テレビボードなどの家具に飾って高さを出してみるのもいいですね。
また、ファブリックパネルは自分でも簡単に作ることが可能です!
ファブリックパネルを作ろう!
【準備物】
・お好みの布
・パネル(木製でも発泡スチロールでもOK)
・タッカー(無ければホッチキスや両面テープでもOK)
【作り方】
①パネルより四方が5cm以上大きくなるように布を準備しておく。
②布の中央にパネルを置き、1辺をタッカーで留める。
③次に、向かい側を留める。その際に、布をしっかりと張った状態で留める。
④同じように、残りの2辺を留めると完成!
パネルやタッカーは100均にも売っているので、お手軽に自分好みのファブリックパネルを作ることができますよ♪
2-2.額縁(フレーム)
“額縁”と聞くと、やはりこれも“壁に掛けるもの”と想像してしまいますよね。しかしこれも壁に立てかけることでアクセントになります!絵や写真の入っているものを飾ってもいいですし、中身を抜いた空洞の状態で飾るのもOK。大小を組み合わせて置くのもいいですよ♪
また、床に置くことで視線が下に向き、天井を高く見せる効果もあります!
2-3.鏡
実は、“鏡”には壁面に飾ることで素敵な効果もあります。鏡を壁面に立てかけると、お部屋の中が映ることで、お部屋に奥行きが出て広く見せる効果があります。これは、モデルルームでもよく使われている方法なのです!
このように、ドアの前に鏡を設置して広さを演出しています。大きめの鏡を置くことで、普段は姿見としても使えますし、一石二鳥ですよ!
3.注意点
3-1.日焼けに注意!
お部屋の中も日焼けをすることはご存知でしょうか?屋内とはいえ、窓から太陽の光が入ってくることでお部屋の中も日焼けをしてしまいます。長年動かしていなかった家具を動かしてみると、周りと比べて壁が白かったという経験はありませんか?1章でご紹介したウォールステッカーや写真を壁に貼ることで、その部分だけが白い状態で跡になる場合があります。定期的に壁の模様替えをするなどで、日焼け対策は行うようにしましょう。
3-2.剥がし方に注意!
貼ってあるウォールステッカーに飽きた場合や、賃貸物件であれば退去する際には壁から剥がす必要がでてきます。貼ってあるものが強力なものであれば、剥がす際に思わず壁紙を傷つけてしまうことがあります。そうならないように、剥がす際はそっと剥がすようにしましょう。『端の方が剥がれているから思いっきり剥がしても大丈夫』なんて油断は禁物です!傷つけていないかを確認しながら剥がすようにしましょう。
3-3.どうしても穴が必要・・・必ず確認しよう!
今回は穴を開けずにアレンジする方法をご紹介しておりますが、どうしても穴が必要になった場合は管理会社や管理組合に必ず確認してから開けるようにしましょう。賃貸物件であれば、原状復帰の費用を要するのか、分譲マンションであれば穴を開けてもいい壁なのか、しっかり確認した上で穴を開けるようにしてください。
4.まとめ
いかがでしたか?壁面を飾り付けるには“穴必須”と思われがちですが、穴を開けなくてもアレンジ可能です。一工夫加えることで、自分らしい壁面インテリアを作り上げることができますので、『賃貸物件だから・・・』とか『分譲マンションだから・・』と諦めていた方は、今回ご紹介したアレンジ方法を使って、素敵な壁面に変えてみてください!
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