見どころたくさん!鹿児島市南部最大のお祭り「谷山ふるさと祭」

鹿児島県鹿児島市、南部「谷山」で秋に開催される「谷山ふるさと祭」。このお祭は鹿児島の副都心と呼ばれる「谷山」のさらなる発展の為に、地域の保育園、幼稚園をはじめ、小中学校などの子供たちから地域の方たちが参加する鹿児島市南部最大のお祭で、全国的にも数少ない国道を2kmにわたって歩行者天国にした一大イベントです。毎年約5,000人の参加者と約50,000人の観覧客で賑わい、大きなお祭ではありますが、どこかほっこりするようなアットホーム感もある、そんな「谷山ふるさと祭」の魅力や歴史をご覧になる皆さまにお伝えする事ができると嬉しく思います。

1.谷山ふるさと祭はどんなお祭り?

谷山ふるさと祭は毎年秋に開催される鹿児島市南部最大のお祭りと言われています。南九州最大のお祭りである「おはら祭」の地域祭として昭和55年にスタートしました。この地域際とは、同年におはら祭が30回目を迎えたことと、鹿児島市が50万都市の仲間入りをしたことを記念して、祭りを市内全域に広げようとのねらいで設けられました。また、「おはら祭」に多くの人が集中して大型化し、収集がつかなくなる事態を懸念することから周辺地域に地域際を設けて祭りの参加者を分散させるという意図もありました。

谷山地区で開催される谷山ふるさと祭は、毎年10月第4日曜日に前夜祭と合わせて2日間開催し、38回目を迎える今年は10月21日(土)に前夜祭、22日(日)に本祭を開催、また今年は鹿児島市と谷山市が合併して50年目を迎える記念の年としてこれまで以上にパワーアップしたお祭をご覧頂けます。

【主なスケジュールや日程】

◆10月21日(土)前夜祭・・・谷山サザンホール

・18:20~太鼓演奏、音楽演奏、日本舞踊、社交ダンス、HIPHOPダンス

・20:25~お楽しみ抽選会

◆10月22日(日)本祭・・・・国道225号(南警察署入口交差点~谷山港区入口交差点)

・10:30~16:00

音楽パレード、踊り連による総踊り、浜下り(傘鉾行列)、フリーマーケット、ステージショー 、図画コンクール、写真コンテスト

2.谷山ふるさと祭りの魅力、見どころは?

2017年は【躍動、谷山、秋の陣】をキャッチコピーに掲げて、前夜際はオープニングの大滝稲妻太鼓や音楽演奏、日本舞踊、ダンスなどのステージショーが楽しめます。本祭では、国道225号を歩行者天国にして鹿児島消防音楽隊を先頭に鹿児島市長や地元議員の方々も参加します。小さな子供たちが一生懸命楽器を演奏する姿に心温まる保育園児のマーチング隊をはじめ、小学校吹奏楽部の音楽パレード、地域の企業の方や消防団、小学生たち踊り連がお揃いの浴衣や衣装を着て、威勢の良い掛け声で踊る総踊り、中には気ぐるみや戦隊者の衣装を着て踊る方も。また、伊佐智佐神社の浜下り行列など見どころ盛りだくさんです。

■音楽パレード

・鹿児島市長やかごしま親善大使、地元議員の方々も笑顔で参加!(2015年の様子)

・一生懸命演奏をするマーチング隊(2015年の様子)

・鹿児島消防音楽隊(2015年の様子)

・小学校吹奏楽部の子供達(2015年の様子)

■総踊り

総踊りは、鹿児島県の民謡おはら節や鹿児島ハンヤ節、中でも毎年恒例となっている皆さまご存知のAKB48の大ヒット曲「恋するフォーチュンクッキー」に合わせて踊る<1万人の恋チュン>も見どころです。参加する人だけではなく、沿道にいる沢山の観覧客も自然と体が動いてしまう、みんなが一緒に踊って歌って盛り上がるふるさと祭の名物なんです。

                                                (2015年の様子)

昨年2016年は雨の中のお祭でしたが、踊り連の皆さんが雨にも負けず笑顔で踊っている姿、地域を盛り上げていこうとする姿にとても感動しました。(2016年の様子)

■浜下り行列

500年もの伝統を持つという鹿児島市和田名にある伊佐智佐神社(かつての谷山の総鎮守神)の五穀富豊穣、無病息災を願うお祭で、武者行列・お神輿・傘鉾・雅楽等の行列からなり、大きな傘鉾が見どころになります。この浜下りは一時中断していましたが、谷山地区に住む方々の努力により復活し、谷山ふるさと祭で行われるようになりました。また、今年は総踊り後に傘鉾体験も予定しています。

【傘鉾・・・祭礼の飾り物で、大きな傘の上に鉾や造花などの飾りをつけたものの事です】

                                               (2015年の様子)

■移動販売車両が大集合

フリーマーケットや働く自動車の展示やパフォーマンス広場、なんといっても道路上に20台の移動販売車両を並べてグルメやスイーツが楽しめる、フードトラックマルシェも見どころになります。

※2017年出店予定のお店です。

また、沿道では地元企業の方が鹿児島豚汁1,000杯ふるまいとして朝早くから仕込みをされ1,000人分の豚汁をふるまったりと毎年行列をつくっています。10月は肌寒い季節でもあるので、地元ならではのふるまいが心温まります。

谷山ふるさと祭は“ふるさと”と言われているように、地域の方々の協力があるからこそ開催されるお祭で、地元をさらに盛り上げていこうとする方々の強い思いが伝わってくる、そんなアットホーム感のある楽しいお祭なんです。

3.谷山ふるさと祭りの歴史

昭和42年に鹿児島市と谷山市が合併して新鹿児島市が誕生した当時は、谷山駅前を中心とした国道225号沿いの約1,800mには多くの専門店があり、谷山における一大商店街が形成されていて、谷山駅をはじめ、鹿児島市電の終点の谷山駅前電停、それにバスが行き交うなど交通アクセスも良く、買い物をされる人も多く訪れるなど商店街は活気に満ちていました。

合併後は、鹿児島市では谷山地区の区画整理事業を行い宅地化が進み、合併当時約4万人だった人口が今では約17万人の約4倍に増加して、谷山駅前商店街にスーパーが4店舗できるなどますます街は活気溢れ、商店街が中心となって伊佐智佐神社の豊穣(ほぜ)祭を実施するなどとにかく商店街は元気がありました。

ところが、海岸線が埋め立てられ様々な企業が進出し、さらに車社会が到来して郊外に駐車場を備えた大型スーパーが次々とできるなど、この50年で谷山地区は大きく様変わりをし、その結果、谷山駅前商店街は衰退し4店舗あったスーパーも全て撤去していく形となりました。

そのような状況の中で、かつての賑わいを取り戻そうと、豊穣(ほぜ)祭に代わる一大行事として谷山ふるさと祭が開催されるようになり、谷山ふるさと祭は谷山地区のさらなる発展の為に、谷山地区の経済活動を展開する「かごしま市商工会」を中心に、地域の皆さんが協力し合い開催されるお祭です。

 

4.交通アクセス

昭和55年にスタートした谷山ふるさと祭は、毎年たくさんの観覧客が訪れる為とても混雑します。

本祭の10月22日(日)は10時30分~16時まで国道225号南警察署入口交差点~谷山港区入口交差点一帯にかけて交通規制が実施されます。その為、お車よりも公共交通機関を利用される事をおすすめ致します。

■公共交通機関でアクセスする場合■

JR指宿枕崎線「谷山駅」下車されるか、または鹿児島市電「谷山電停」下車されて下さい。

※紹介している写真や資料は谷山ふるさと祭振興会より提供頂きました。

谷山ふるさと祭振興会

住所:鹿児島市谷山中央4-4849(鹿児島商工会谷山本所内)

TEL:099-268-3576

5.まとめ

谷山が鹿児島市と合併して50年目を迎える節目の年として、今年はこれまで以上にパワーアップしたお祭をご覧頂けます。鹿児島出身の筆者も谷山ふるさと祭を観覧した事がありますが、小さなお子様からご年配の方まで年齢問わず、参加する人も見る人も会場が一体となって盛り上がるお祭を楽しむことができます。是非「谷山ふるさと祭」に足を運んでみて下さいね。

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