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IHクッキングヒーター
くらしのヒント

卓上IHクッキングヒーターを選ぶポイントは?お鍋以外の活用術もご紹介♪

寒い今の時期、あったか~いお鍋を食べると心も体も温まりますよね!
ところでみなさん、お鍋などをするときに使うのは、卓上IHクッキングヒーターですか?それともカセットコンロですか?筆者の家はカセットコンロを使っていますが、最近卓上IHクッキングヒーターを購入しようと考えています。というのも、子供が2歳になり活発になったので、テーブルで火を使うのが怖くなったからです。

いざ購入しようとネットで調べたところ、価格も性能も色々あり、予想以上にたくさんの製品が売られていたのでびっくり!あまりに種類が多いと、どれを買おうか迷ってしまいますよね。そこで今回は筆者が購入するにあたり、製品をあれこれ見比べてわかった“選び方ポイント”をご紹介します。卓上IHクッキングヒーターのメリットや特性を生かしたお料理も要チェックですよ。


この4点に着目して選べば失敗なし!

IHクッキングヒーターを選ぶポイントは

種類が多いとなんとなく直感で選んでしまいがちですが、買ってから後悔しないためにここでは着目すべきポイントをご紹介します。全てのポイントを押さえた製品はその分価格が高くなるので、欲しい機能に優先順位をつけて予算と相談しながら選んでくださいね。

高い「ワット数」×細かな「加熱調整」が便利

卓上IHクッキングヒーターのワット数は、1000Wのタイプと1400Wのタイプが多く売られており、価格面ではあまり差がありません。1000Wのタイプは、電力が低いことからブレーカーが落ちにくいので、卓上IHクッキングヒーターを使うコンセントと同じところで、他の電化製品を並行して使う場合に向いています。1箇所のコンセントで使える電力は1500Wまでなので、ブレーカーが落ちる可能性があるからです。
一方、1400 Wのタイプは強火に相当する火力なので、スピーディーに調理できます。筆者としてはこちらがおすすめ!火力が強いと鍋料理をする時もすぐに沸騰させることができ、お腹がぺこぺこの時にも嬉しいですね。
また、強い火力だけでなく、細かく調整できるタイプなら、さまざまな料理に対応できるので使い勝手抜群。揚げ物の際の温度設定もラクですし、失敗することがありません。

ちなみに、メーカーによっては、鍋が沸騰すると自動で火力をセーブする「だし作り」モードや、煮崩れしないのに味をしっかり染み込ませることができる「煮物モード」など、とても便利な機能もあります。卓上IHクッキングヒーターで普段の調理もしたいという人はチェックしてみてください。

「モーター音」は極力静かなタイプを

ネットで卓上IHクッキングヒーターを探していると、『モーター音がうるさい!』という口コミをよく見かけました。電源を入れている間は作動音がするからですね。中には“ゴーッ”と割と大きめの音がする製品もあるようです。『みんなでワイワイ楽しんで食事をする時、音に邪魔されるのはちょっと……』という人は「静音設計」タイプを選びましょう。最近ではいくつかのメーカーから出ているので、実際の口コミを比較しながら検討するといいですね。

子供がいるなら「安全機能」も大切

卓上IHクッキングヒーターは、火を使うカセットコンロに比べて安全ですが、子供がいる家庭ならより安心して使うために安全機能もチェックしましょう。主な安全機能としては、以下のようなものが挙げられます。

■小物検知機能

IHクッキングヒーターは、本体に埋め込まれた磁力発生コイルに電流を流すことで磁力線を発生させ、それが鍋底を通過して発熱するという仕組みですが、本体に調理器具が乗っていなくてもスプーンなどの金属製の小物が乗っているだけで発熱します。しかし、「小物検知機能」が搭載していると、小物が乗っている場合は発熱しないので安心です。

■空焚き防止機能

空焚きで鍋が高温になった際、センサーが検知して自動的に電源が切れます。うっかりつけっぱなしにしていてもお鍋を焦がしてしまうことはありません。

■チャイルドロック機能

この機能をオンにしておくと、子供が間違えてスイッチを押したりいたずらをしたりした際にも作動しないので便利です。

ほかにも、小さな子供のいる家庭ではコンセントが長いとひっかけて転ぶ危険が減ります。最近多いマグネット接続タイプなら、コンセントにひっかけたとしても鍋がこぼれることがありませんよ。

「セット商品」なら手間いらず

卓上IHクッキングヒーターで料理をする際は、IH対応の調理器具を使う必要があるので、あらかじめチェックしておきましょう。調理器具も新たに買う場合は、本体とセットになっているものだと手間がかかりません。メーカーによっては、鍋以外にもフライパンや焼肉プレートがセットになっているタイプもあるので、用途に合わせて選べますよ。

【IH対応の調理器具の見分け方】

IHクッキングヒーターでは、ステンレス・鉄・ホーロー製のお鍋は使うことができ、アルミ・耐熱ガラス製・土鍋は使えません。
最近の調理器具には、IH対応かどうかが記載されている場合が多いと思いますが、記載がない場合は“調理器具の底部分に磁石がピタッとくっつくか”どうかでも見極めることができます。調理をする前に事前にチェックしておきましょう。


カセットコンロよりメリットがいっぱい

IHクッキングヒーターのメリット

『うちにはカセットコンロがあるから……』という人も必見!実は、卓上IHクッキングヒーターにはこんなメリットがあるんです。

火を使わないから安心

卓上IHクッキングヒーターの最大の魅力は、やはり火を使わないことではないでしょうか。前項でも触れたように、磁力で発熱する仕組みなので、電源を消し忘れるなど万が一の際でも火事が起こる心配がありません。また、火を使わないと空気がクリーンなのもメリット。小さな子供がいる家庭では特に安心ですね。

お手入れが楽ちん♪

プレート部分は凹凸が無くフラットなので、お手入れしやすいのも嬉しいポイント。万が一お鍋が吹きこぼれて本体が汚れてしまっても大丈夫です。軽い汚れ程度なら、水で濡らしたふきんでサッとひと拭きすればok。また、油汚れがついた場合は、台所用の洗剤を薄めたものをふきんに染み込ませると、簡単に拭き取ることができます。

燃料いらずで経済的

カセットコンロを使う際はカセットボンベが必要ですが、卓上IHクッキングヒーターは電気式なので燃料は必要ありません。コストを比較すると、鍋料理で1時間使用する場合、前者は100円程度かかるのに対し後者は10~20円程度!
しかも、わざわざボンベを買いに行かずに済むのも魅力。ボンベはセット組で売られていることが多いので意外と重たくなりますし、いざお鍋を始めようとした際にストック切れに気づいて慌てて買いに走る……なんてこともありません。使用済みのボンベを処分する手間がかからないのもいいですね。

収納に困らない

卓上IHクッキングヒーターは、厚みがカセットコンロの半分程度でかさ張らないので、収納に困りません。カセットコンロを使っている筆者は、すぐに取り出せるところに収納したいものの、意外とかさ張るので置き場所に困っているため、これはとても魅力的に感じます。『頻繁に使いたいけれど出しっぱなしにするのは嫌』という人にもおすすめです。


お鍋だけじゃない!卓上IHなら幅広い料理が楽しめる♪

せっかく買ったんだからお鍋だけではもったいない!ここでは、卓上IHクッキングヒーターならではの料理の楽しみ方をご紹介します。家族でするのはもちろん、パーティーにもおすすめですよ。

揚げたてが楽しめる!「串揚げ」

IHクッキングヒーターで串揚げ

普段揚げ物は家でする人でも、串揚げは少しハードルが高いと感じていませんか?お店のように揚げたてをその都度食べると考えると、なかなか自宅では手間がかかりますもんね。しかし、卓上IHクッキングヒーターがあればテーブルに鍋を置くことができるので、揚げたてを楽しむことができます。ワンタッチで温度設定ができる製品が多いので、簡単に作れるのもポイント。小学校高学年以上の子供なら、自分で揚げて食べられるので、楽しんでくれること間違いなしですよ。もちろん、パーティーのメニューに加えるのもおすすめです!

みんなでわいわい♪「チーズフォンデュ」

IHクッキングヒーターでチーズフォンデュ

チーズフォンデュは、火が強すぎると焦げてしまい、加減がなかなか難しいもの。しかし、細かく加熱調整できる卓上IHクッキングヒーターなら、低温設定や「とろ火モード」にすることができるので、チーズを“ちょうどいい具合”にキープできます。また、焦げ付かないように火加減を調整できるということで、チョコレートフォンデュも楽しめます!女子会などでも喜ばれそうですね。
なお、上記の串揚げ・チーズフォンデュともに専用鍋が売られていますが、「串揚げ用」の鍋があれば1つでどちらもできますよ。

アツアツが嬉しい「おでん」

IHクッキングヒーターでおでん

寒い冬にあったかいおでんを食べると幸せ♪ところで、おでんを器に盛って食べると、最後の方は冷めてしまいますよね?こんな時は卓上IHクッキングヒーターの出番!おでんをアツアツに温めた後は、「保温モード」でその温度をキープできるので、加熱しすぎておだしが蒸発していく心配もありません。体の芯から温まるので、外から帰ってきた子供や旦那さんにも喜ばれますね。


まとめ

卓上IHクッキングヒーターは、値段や機能によって様々な製品がありますが、みなさんはどんなものが欲しいかイメージが膨らんできましたか?筆者は色々な料理を楽しみたいので、ワット数が高くて加熱調整が細かくできる製品に決めました。また、子供が小さいので、安全機能も充実しているタイプで探しました。はじめに『どういったときに使いたいか?』を考えることで、製品を絞り込むことができますよ。

現代は、子供が部活や塾などで帰りが遅かったり旦那さんが残業したりと、なかなか毎日家族みんなでご飯を食べることが難しい家庭が多いもの。だからこそ、週に一度はお鍋をみんなで囲んで楽しい食卓にしたいものですね!

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