汚れと臭いを解消!自宅でできるキャップの洗い方とお手入れ方法

スポーツやアウトドアシーンにとどまらず、日常のファッションアイテムとしても人気のキャップ。快適さとファッション性を兼ね備えたアイテムだけに愛用者も多いでしょう。
日差しの強い時期は特に手放せないアイテムゆえに、どうしても汗や皮脂汚れ・臭いなどが気になってしまいますよね。

でもご安心ください!自宅洗いが可能なキャップは、実は意外と多いのですよ。もちろん、中には自宅で洗えないタイプもありますが、その場合は日頃のお手入れで清潔な状態を保つことは可能です。
今回はキャップの自宅での洗い方と干し方、日頃のお手入れ方法を解説します。


このキャップは自宅で洗える?3つのポイントを確認しよう!

キャップは水洗いできるものが多く、洗濯機で回しても平気なものまであります。
ただし愛用のキャップを無理な洗濯で台無しにしてしまわないために、事前に水洗いが可能かどうかを確認しましょう。確認するポイントは3つです。

  • 洗濯表示タグ
  • 素材
  • 色落ちの有無

洗濯表示タグ

キャップに洗濯表示タグがついている場合は、タグに書いてあるマークを確認します。
たくさんの記号やマークがありますが、注目していただきたいのが「桶」もしくは「洗濯機」のマーク。このマークがあれば自宅洗いが可能という意味です。逆に桶や洗濯機のマークに「×」が書かれていたら自宅洗いは不可です。
なお「P」「F」の表示はクリーニング可能という意味ですので、クリーニング店に持っていけば対応してもらえます。

実際に、我が家にあるキャップの洗濯表示タグを事例に見ていきますね。
これは子ども用のメッシュキャップですが、左上に桶マークが表示されています。桶に手が入ったマークは手洗い可能という意味ですので、自宅で手洗いできることが分かります。

一方、アパレルショップで購入したキャップには、桶マークに×がついているので自宅洗いはできません。
また下段中央の「〇」に×を重ねたマークは、クリーニング不可を意味しています。つまりこのキャップは洗濯そのものができないということ。そのため、ブラッシングや部分ケアといった、日頃のまめなお手入れをする必要があります。

洗濯表示タグには洗濯方法以外に、洗濯水の適正温度や適した洗剤、適した干し方についても指示があります。消費者庁のサイトに洗濯表示記号の一覧がある(参考:新しい洗濯表示 | 消費者庁 )ので、目を通しておくと安心です。

素材

ビンテージものやインポートものなど一部のキャップには、洗濯表示タグがついていないものがあります。その場合は、自宅洗いができるかどうかを素材やデザインから、自己責任のもと判断することになります。

一般的に、ポリエステル・綿は水洗いが可能です。はじめに目立たない場所を洗濯液につけ、色落ちや型崩れに注意しつつ、洗えそうだと判断したら手洗いに挑戦してみましょう。
一方、ウール・レザー・アンゴラ・フェルト・麻・ラフィア(麦わら帽子)は水洗いができないので、部分的な手入れでフォローするしかありません。

素材自宅洗い特徴
ポリエステルシワになりにくい/丈夫で摩擦に強い
綿吸収性・通気性・耐久性に優れている/丈夫で摩擦に強い
ウール×色落ちしやすい/縮みやすい
レザー×色落ちしやすい/縮みやすい
アンゴラ×縮みやすい/抜け毛の恐れあり
フェルト×摩擦で毛羽立つ/色落ちしやすい/縮みやすい
×シワになりやすい/型崩れしやすい/色落ちしやすい
ラフィア(麦わら)×型崩れしやすい/色落ちしやすい

取り外しできない装飾品がついたキャップも丸洗いが難しいので慎重に判断しましょう。判断に悩む場合は、一度クリーニング店に持っていき、洗濯方法を相談してみるといいですよ。

色落ちの有無

初めて洗うキャップは、水洗いによる色落ちの有無を確認しましょう。
まずキャップの裏側など目立たない部分に中性洗剤の原液を少量つけます。それを白い布で拭き取り、布に色が移っていないかどうかで判断します。もし布に色が移ってしまう(色落ちする)なら、水洗いはやめておくのが無難です。


自宅で行うキャップの洗い方〜準備物と手順〜

水洗いができるかを確認したら、いよいよキャップを洗っていきましょう。
洗い方は「手洗い」と「洗濯機洗い」がありますが、型崩れや色落ちが心配な素材・デザインのものは、必ず手洗いでやさしく洗い上げましょう。折り畳みが可能なアウトドア系のキャップ、幼児・児童用の体操キャップは洗濯機洗いが可能なアイテムが多いです(洗濯表示は必ず確認しましょう)。

手洗いでの洗い方

キャップは複雑な形をしたデリケートなアイテムです。つばが折れ曲がる、全体のシルエットが崩れる、色落ちするということにならないように、基本的には手洗いで洗います。

準備する物

  • 中性洗剤
  • 洗い桶(洗面器や洗面台のシンクで洗ってもOK)
  • スポンジ・洗濯ブラシ・古い歯ブラシなど(ない場合は手や指でこすって洗えばOK)
  • キャップの大きさに合うザル(型崩れ防止役立つが、なくてもOK)
  • 洗濯機用のり剤(はり良く仕上げたい場合)
  • 柔軟剤(柔らかく仕上げたい場合)
  • 乾いたタオル

手順

  1. キャップの内側(テープ裏)のほこりをブラシや指先でかき出す。肌に密着するテープ部分の汚れに中性洗剤を直接つけて指でなじませておく
  2. 洗い桶に水(30℃以下)と規定量の中性洗剤を入れ洗濯液を作る
  3. キャップをザルにかぶせて洗濯液に浸け、スポンジやブラシで全体を優しく洗う
  4. 洗濯液を流して、きれいな水(30℃以下)に入れ替える。キャップはザルにかぶせたまま2~3回すすぎを繰り返す(洗剤の泡がなくなるまでしっかりすすぐ)
  5. 乾いたタオルでキャップを包み、優しく水分を吸い取る
ザルを使わない場合
  • キャップを洗濯液に浸けて、やさしく押し洗いをする(目安:20~30回)
  • 水を入れ替えてキャップをやさしく押しながら2~3回すすぎを繰り返す
    キャップをはり良く仕上げたい場合
    • すすぎの後、水を入れて洗濯機用のり剤を溶かす。3分程度浸して水気を軽く切る
    キャップを柔らかく仕上げたい場合
    • すすぎの後、水を入れて柔軟剤を溶かす。3分程度浸して水気を軽く切る

    洗濯機での洗い方

    タグに「洗濯機洗い可能」の表示があれば、洗濯機に入れてしまって大丈夫。洗濯機が使えるなら、より手軽に洗うことができますね。
    ただし型崩れを防止するために、必ず洗濯ネットを使用しましょう。特にデリケートな素材のキャップを洗うときは、洗濯ネットを2重にするとよりダメージを防ぐことができます。帽子専用の洗濯ネットを使うと安心。
    また型崩れのリスクが高くなるうえ、黒や紺色など色の濃いキャップは色移りの恐れがあるので、キャップは他の洗濯物と一緒にせずに単独洗いすることをおすすめします。

    準備する物

    • 洗濯ブラシや古い歯ブラシ(ない場合は手や指でこすって洗えばOK)
    • 中性洗剤
    • 洗濯ネット

    手順

    1. キャップの内側(テープ裏)のほこりをブラシや指先でかき出す。肌に密着するテープ部分の汚れに中性洗剤を直接つけて指でなじませておく
    2. キャップを裏返して、洗濯ネットに入れる
    3. 中性洗剤を入れ「ドライコース」もしくは「手洗いコース」を選択する
    4. 洗濯が終わったら、型崩れしないように短時間で脱水をする(1分程度)

    「陰干し」「平干し」が基本!型崩れ・色落ちを防ぐキャップの干し方

    推奨される干し方はキャップによって異なるので、まずは洗濯表示を確認していただきたいのですが、表示がない場合は基本「陰干し」&「平干し」と覚えておきましょう。

    陰干し
    「直射日光が当たらない風通しのよい場所に干す」という意味です。キャップは日光に当たると、色落ち・縮みが生じることがあるので、日の当たらない風通しの良いところでじっくり乾かしましょう。

    平干し
    「平らな場所に置いて干す」という意味です。洗った直後の濡れたキャップは、伸び縮みしやすい状態になっています。生地を丁寧に伸ばし、ゆがみを整えて平らな場所に置いて干すことで型崩れを防ぐことができます。

    洗濯ばさみを使って吊るす干し方は、はさみ跡がつくうえ、重力によりシルエットが崩れてしまう恐れがあるのでキャップには向いていません。キャップの丸いかたちをきれいに保つ干し方を3つご紹介しましょう。

    ザルにキャップをかぶせる

    手洗いをするときに使ったザルは、干すときにも活躍します。丸みがありしっかりとした素材で型崩れを防止するだけでなく、その通気性の良さは中に入れても乾燥の邪魔をしません。
    ただしキャップとザルのサイズが合っていないと、キャップが乾いた時にしわができてしまうことがあります。サイズ感はよく確認するようにしましょう。

    内側にタオルを詰める

    キャップの内側にタオルを丸めて入れる方法です。形がキープされ、型崩れしにくくなります。ポイントは、キャップのしわがしっかり伸びるように、少し大き目のタオルを詰めること。
    タオルは吸水性があるので、中に入れることで乾くスピードがUPするメリットもありますよ。

    内側に膨らませた風船を詰める

    膨らませた風船を内側に入れることで、キャップの丸いシルエットがキープされます。風船がなければビニール袋で代用可能。
    風船やビニール袋を膨らませるときは、キャップの中で膨らませるのがポイントです。そうすることでキャップのサイズにぴったりとフィットさせられます。空気量を調節するだけで、どんなサイズのキャップにも対応できますよ。


    洗濯できないキャップの手入れ方法

    洗濯できないキャップは、普段のお手入れが重要になってきます。洗濯できるキャップでも、頻繁に洗うと型崩れ・色落ちが生じるので、こまめに手入れして洗う回数を減らすと長く愛用できるようになりますよ。

    • ブラッシングする
    • 薄めた中性洗剤を布に含ませて、汚れ部分をたたき拭きする
    • 除菌・消臭スプレーを使う
    • キャップの内側にライナーテープを貼る

    ブラッシングする

    キャップ使用後は、帽子用ブラシや洋服用のブラシを使って表面をブラッシングしましょう。使うたびにキャップに付着したほこりやゴミを取っておけば、汚れの蓄積を防ぐことができます。

    薄めた中性洗剤を布に含ませて、汚れ部分をたたき拭きする

    額が直接触れるキャップの内側(テープ部分)は、汗や皮脂汚れが付着しやすく特に汚れが気になる場所。薄めた中性洗剤を布に含ませて、トントンとたたき拭きで汚れを取り除きましょう。
    水洗いできないキャップの場合は、本体が濡れないように注意してください。

    たたき拭きの手順

    1. 洗い桶に水(30℃以下)と中性洗剤を入れ、手洗い濃度の洗濯液を作る
    2. 洗濯液に布を浸して固く絞る。布で汚れ部分をたたき拭きする
      ※ゴシゴシとこすると素材を傷めてしまうので、トントンとたたくのがポイント
    3. たたき拭きが終われば、洗濯液を含んだ布をきれいな水ですすぐ
    4. すすぎ終えた布を絞り、汚れていた部分を再び叩いてキャップに残る洗濯成分を取り除く(2~3回)
    5. 風通しのよい場所で陰干しする

    除菌・消臭スプレーを使う

    臭いが気になる時は、除菌・消臭スプレーをしてから陰干しで乾燥させましょう。
    ただし水が使えない素材のキャップは、スプレーした部分がしみになることがあります。目立たない部分にスプレーして、問題ないかどうかを確認してから全体に使いましょう。

    キャップの内側にライナーテープを貼る

    内側のテープ部分に、ライナーテープを貼っておくのもおすすめです。ライナーテープを貼ることで、キャップ本体に汗や皮脂がつくのを予防できます。汚れたら貼り替えればOK!
    いろいろなタイプのライナーテープが売られていますが、洗って繰り返し使えるものが使い勝手がよくて便利です。


    まとめ

    日除けにファッションにと大活躍のキャップ。日頃から清潔にしておくことで、常に気持ちよくかぶることができますね。まずは洗濯表示や素材を確認し、自宅で洗えそうなら定期的に洗うようにしましょう。同時に日頃のお手入れもぜひ取り入れてくださいね。
    キャップに合った正しい洗い方とお手入れで、大切なキャップを長く愛用しましょう。

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