入園準備のハンドメイド!基本の手提げ袋の作り方~裁縫初心者編~

入園準備の手提げ袋作り

春の幼稚園・保育園の入園を控え、ママ達はやるべきことがたくさん。
入園準備の中でも大変なのが、手提げ袋や上履き入れなどの手作りで用意する小物たちです。普段ミシンを使うなどの裁縫をしない方は、手作り小物の準備に頭を悩ませているのではないでしょうか。既製品やハンドメイドの手提げ袋などを購入することもできますが、晴れて入園する我が子に手作りのものを! と思い、作り方を探す方も多いかと思います。

準備しなければならない小物の中でも、比較的作り方が簡単なのが手提げ袋です。実は基本的なものであれば手提げ袋の作り方は意外と簡単! ミシンが自宅になくても大丈夫。ミシンはお店で借りることもできますし、ミシンを使わずに布用接着剤を使うという方法も。今回は、裁縫初心者の方向けに、基本の手提げ袋の作り方を紹介します。
これを機会に裁縫にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

1.サイズだけ指定されることが多い入園準備の小物

サイズだけ指定されることが多い入園準備の小物
幼稚園や保育園によって違いはありますが、手作りするべき小物として、手提げ袋、お着替え袋、上履き入れの3つを指定されることが多いようです。どの小物もサイズのみ指定され、作り方は自由ということが多いよう。

このようなざっくりとした指定では、普段裁縫をしない方には少しハードルが高く感じてしまうかもしれません。けれども基本をマスターしてしまえば、袋物はどれも同じ要領で作ることができます。また、シンプルな作りのものならば、考えているほど難しくありませんよ。

2.基本の手提げ袋の作り方

シンプルな手提げ袋を作ってみよう
シンプルな作りの基本の手提げ袋を作ることができれば、他の小物も作ることができます。まずはこの手提げ袋を作ってみましょう!

2-1.手提げ袋の基本の材料・道具

シンプルな手提げ袋であれば、材料・道具は手芸店などで揃うものばかり。最初に以下のものを準備してスタートです。
今回は、縦30cm×横40cm、持ち手25cmの手提げ袋を作るための材料です。

  • キルティング生地・・・70cm
  • 持ち手用の平テープ・・・70cm
  • 生地と同系色のミシン糸
  • チャコペン(布にしるしをつけるためのもの。時間がたつと消える水性のものがおすすめ)
  • まち針
  • ハサミ
  • 定規(50cmほど長さがあると便利)
  • ミシン

材料は100円ショップなどでもリーズナブルに揃えることができます。ただし、中には強度が低いものがあるので注意が必要です。
幼稚園や保育園での手提げ袋は最低3年は使うことになるので、ここはお金をかけても良いところ。強度の高いしっかりした素材を選ぶようにしましょう。

2-2.布の種類と選び方

布の選び方
手芸店に行くと、いろんな種類の布が並んでいます。裁縫初心者の方だとどの布を選んでよいのか悩んでしまうかもしれません。「この布でなければならない」ということはありませんが、初めての手提げ袋作りなら、扱いやすい布を選ぶと良いでしょう。

おすすめはキルティング。キルティングとは、二枚仕立てになっており中綿が入っている生地のことです。予め中綿が入っていて裏地をつける必要がないので、よりシンプルに作ることができます。

さらに柄選びにもポイントが! チェックやストライプは定番ですが、柄合わせの必要があったり、縫い目のズレが目立ってしまったりと扱いが難しいところがあります。
まずは、多少縫い目がズレてしまっても目立たない総柄のものを選んでみましょう。柄選びに迷ったら、手芸店の店員さんに作りやすい柄を聞いてみても良いかもしれませんね。

子どものことを考えると、丈夫さも大切です。まだ体が小さいのでバッグを引きずってしまったり、ふざけて振り回すことも。キルティングであれば丈夫で、繰り返し洗濯しても耐えられるので子どもにはぴったりです。

2-3.最初に布を裁断しよう

それでは実際に作ってみましょう。
布を裁断
まずは布を裁断します。

縦30cm×横40cmの手提げ袋を作るためには、布を横43cm×縦70cmの大きさにハサミでカット(縫い代を考えてバッグの大きさより少し大きめにカットします)。
定規で測ったら、チャコペンで印をつけて裁断します。

このとき、布のほつれを防止するために「端処理」をしておきます。
裁断した布の耳の部分(耳とは布が最初からほつれないように処理されている部分)以外の3辺を端処理します。これはミシンの「ジグザク縫い」または「ギザギザ縫い」を選択し、端の部分を縫うだけ。

2-4.縫い代のしるしをつける

チャコペンで印をつける
次に、布を半分に折りミシンで左右を縫っていきますが、その前に縫い代部分がわかるようにチャコペンでしるしをつけます。布を裏側に向け広げたら、左右の端から1.5cm内側に線を引きます。

2-5.左右をミシンで縫う

左右をミシンで縫う
布を中表になるよう(柄を内側にして)半分に折り、まち針で止めます。まち針は縫い目に対して直角になるよう刺すのがポイント。

まち針を止めたら、両端のチャコペンでしるしをつけた部分をミシンで縫います。このときバッグの下から上に向かうように縫いましょう。バッグの上部から縫うと生地がズレやすくなってしまうので注意して。
これで見た目に袋状のものができ上がります。

2-6.持ち手を取りつけて完成!

バッグの持ち手をつける
次はいよいよバッグに持ち手をつける作業です。
少しステップが多いですが、一つずつ確認しながら進めば大丈夫!

最初に持ち手に使う平テープを必要な長さにカットしておきます。
今回は持ち手部分が25cmなので、35cmにカットした平テープを2本準備して。

バッグの上部になる側を2.5cm外側に折り返します
次に、袋状に縫った状態でバッグの上部になる側を2.5cm外側に折り返します
このとき、しつけ(仮縫い)をして止めておくと後が楽です。

バッグの上部になる側をもう一度2.5cm外側に折り返し
さらに、バッグの上部になる側をもう一度2.5cm外側に折り返し、まち針で止めておきます。二度折り返すことになりますね。

上部の折り返した部分に平テープを挟み込み、まち針で止めます
上部の折り返した部分に平テープを挟み込み、まち針で止めます
持ち手を取りつける位置を決めたら、上部の折り返した部分に平テープを挟み込み、まち針で止めます(今回は左右の端から12cmのところに持ち手をつけています)。

平テープを挟み込んだまま、上部を一周ぐるりと縫います
平テープを挟み込んだまま、上部を一周ぐるりと縫います

バッグを表に返します。
平テープのみを上に折り上げ、バッグの上部を表側から一周縫います
持ち手の平テープのみを上に折り上げ、バッグの上部を表側から一周縫います。平テープのみを上に折り上げたところを裏から見ると上の写真のような状態です。
持ち手の強度が気になる場合は、平テープのところのみ二度縫いをするか返しミシンをすると良いでしょう。

これで完成です!
これで完成

3.自宅にミシンが無い!そんな場合の解決法

ミシンを使っての作り方を紹介しましたが、ご自宅にミシンが無いという方もいると思います。
そんなときの解決法をいくつかご紹介します。

3-1.解説法1:ミシンをレンタルする

ミシンをレンタルする
「やっぱりミシンで作りたい!」という方は、ミシンのレンタルはいかがでしょうか? 一言にレンタルと言ってもいくつか種類があります。

ミシンレンタル

自宅にミシンを届けてくれる「ミシンレンタル」。自宅でできるので、小さい子どもがいる方や1人で集中して作りたい方におすすめです。全国対応の店舗も多く、お住まいの場所関係なく利用できるのは助かりますね。
レンタル期間によって料金が決まっていて、2泊3日といった短期利用から1ヶ月といった長期間まで利用シーンに応じて選ぶことができます。

レンタルする際には「ミシンの種類」に加えて、「送料無料」や「破損した場合の補償サービス」、「返却のしやすさ」などにも注目し、自分たちに合ったレンタルサービスを選ぶようにしましょう。

ミシンレンタルスペース(ソーイングカフェ)

ミシンだけではなく、ソーイングするスペースも提供してくれる「ミシンレンタルスペース」。カフェと併設している店舗もあります。
「ミシンレンタルスペース」では、ミシンだけでなく裁縫道具も借りることができ、さらに布の裁断や型紙を広げるワークスペースも確保されていて、思う存分裁縫を楽しむことができます。スペースの利用時間によって料金が発生するシステムが多く、サポートをお願いできるところもあるようです。
職業用ミシンや布のカッティングマシンなど最新の道具を揃えている店舗もあり、ミシンの購入を検討している方や裁縫上手な人も集まるスペースです。
まだまだ店舗が少ないですが、じわじわと広がりつつあるようなので、ご自宅の近くにないか一度調べてみてはいかがでしょうか。

3-2.解決法2:「ワークショップ」を活用する

生地や裁縫道具を販売している手芸店では定期的にワークショップが開かれるところもあります。スキル別に講座が開かれていることが多く、裁縫初心者の方でも安心ですよ。手芸店で開かれているワークショップだと、その店舗で制作に必要な材料を揃えることもできるので、便利ですね。

ワークショップでは制作するものが決められています。入園入学を控えた1月~3月の時期には入園グッズを制作するワークショップや、「制作物は自由」といったワークショップもあるので、お住まいの近くで開催されているワークショップを調べてみましょう。
ただし、ワークショップは少人数に限定しているところが多いですので、早め予約することをおすすめします。

3-3.解決法3:布用接着剤を使った作り方

「家にミシンがないけれど、売っているものではなく子どもの好きな柄で作ってあげたい」「とにかく時間がない」、そんなときは布用接着剤を使って作るという方法があります。
布用接着剤とは、糸と針を使って縫うことなく、布を接着できるというもの。ミシンが苦手でも手軽に裁縫が楽しめる接着剤として、手芸店やホームセンターで売られています。

これなら忙しい方も時間を短縮して作ることができそう! ただし、ミシンで作ったものに比べると強度は劣ってしまうので、そこは注意してください。
材料布用接着剤を使う場合は以下のものを準備しましょう。
※ミシンでの作り方と同じく、縦30cm×横40cm、持ち手25cmの手提げ袋を作る想定です。

  • 布用接着剤
  • 生地・・・横43cm×縦70cm
  • 持ち手用の平テープ・・・70cm
  • チャコペン(水性のもの)
  • アイロン、あて布

ポイントは布用接着剤で接着しやすい生地を選ぶこと。
接着しやすいのは、綿布やアクリル、フェルトなどです。手提げ袋を作るなら、おすすめは綿布です。

作り方

作り方の基本的な流れは2章のミシンで縫う方法と同じです。「ミシンで縫う部分を布用接着剤ではりつける」というイメージをするとわかりやすいかもしれません。

  1. 最初に生地を縦43cm×横70cmに裁断します。裁断の方法はミシンを使って作る方法と同じです。
    裁断をしたらほつれを防止するために端の処理を。生地の端にミシンをかける代わりに布用接着剤を塗っておきます。布用接着剤は上から塗っても下から塗っても大丈夫。
     
  2. いよいよ接着していきます。
    生地を中表になるよう半分に折り、ミシンで作る場合に縫い代になる部分に布用接着剤を塗り接着します。まずは左右から。接着した部分は、当て布をしながらアイロンをかけます。
    以下、布用接着剤で接着した部分は当て布をしてアイロンをかけるようにしてください。
     
  3. 次に、バッグの上部にあたる部分です。
    バッグの上部にあたる部分も、ミシンで縫う場所を布用接着剤でつける要領で。
    布用接着剤で作る場合にはしつけは必要ありませんが、やりにくい場合は布用接着剤で数か所仮止めをしておくと良いかもしれません。
     
  4. 最後に持ち手になる平テープをつけます。
    布用接着剤を使って作る場合は、持ち手は挟み込むのではなく、バッグの内側に直接接着してしまってOK
     
  5. これで完成です!
    持ち手の部分など、強度に心配がある場合は手縫いで補強してみてください。

3-4.番外編:オーダーで作ってもらう

「ミシンもないし、時間もない!」「作り方を見たけど、私には無理そう!」という方には、オーダーで作ってもらうという手もあります。
手芸用品や生地を販売している店や洋服のリフォームとしている店舗では、入園グッズをオーダーメイドしてくれるサービスを行っているところもあります。生地やサイズを指定でき、プロが作ってくれますので仕上がりもきれい。

市販に比べると非常に高く感じられるかもしれませんが、市販ではないサイズやオリジナルのグッズがどうしても必要な場合は、お願いしてみてはいかがでしょうか。?

4.裁縫初心者でもできる!子どもが喜ぶ手提げ袋の工夫

手提げ袋に、子どもが喜ぶ一工夫
基本の手提げ袋ができあがったら、子どもが喜ぶ工夫をしてみるのはいかがでしょうか。

手芸店やホームセンター、100円ショップを覗いてみると、アイロンやボンドを使って手軽につけることができるワッペンや飾りがたくさん売られています。動物や乗り物のワッペンをつけたり、リボンやスパンコールなどで飾ってあげると喜びそう!

ちょっとした工夫は、バッグを他の子のものと区別するのにも役立ちます。
入園を控えた年齢の子どもは、名前を書いてあげても読めない子が多いもの。そんなとき子どもの好きな飾りをつけておいてあげると、子どもが自分で区別することができます
飾りを選ぶときは、ぜひ子どもと一緒に。楽しく選んで、子どもも愛着を持てる一品ができ上がりますよ。

まとめ

基本の手提げ袋の作り方と、ミシンがない場合の解決法をご紹介しましたが、チャレンジできそうでしょうか。
裁縫初心者の方にはなかなか簡単には思えないかもしれませんが、段階をおって作っていけばそう難しい作り方ではありません。これを機会に基本の手提げ袋の作り方をマスターしてみてはどうでしょうか。幼稚園・保育園用の手提げ袋だけでなく、習い事用のスクールバッグなども、サイズを変えて同じ手順で作ることができますよ。

用途に合わせての材料の選び方や作り方に迷ったら、手芸店の店員さんに聞いてみましょう。基本的なことなら教えてもらうことができますよ。

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