部屋の目的に合った照明の選び方で快適空間を実現!お部屋を変える光の演出

自宅で過ごす時間が増えたことで、仕事や室内での趣味など「家ですることの種類」が増えたという方も多いと思います。

リビングや寝室でくつろいだり家事をしたりという日常的な行動だけでなく、仕事もするということになると、部屋の明かりが適正かどうかも気になるところです。勉強や仕事をするお部屋に適度な明るさが確保できていないと、目を傷めて作業効率が落ちてしまいますし、逆に寝室やリビングの照明が明るすぎると、落ち着かない部屋になってしまいます。

今回は、その部屋で行う行為を元に、それぞれの部屋に必要な照明器具の選び方と、カーテンなどのウィンドウトリートメントの選び方を解説します。
必要な照明と光の演出を確認して、快適なお部屋を実現しましょう!


3つの基本行為とは?

最初に、生活の基本行為と、それを行う部屋を整理しましょう。

食べる・くつろぐ…ダイニング・キッチン・リビングなど
学ぶ・仕事する…書斎・勉強コーナーなど
眠る・リラックスする…寝室など

この3つの基本行為を元に、それぞれの部屋に必要な照明の選び方を解説します。


[食べる・くつろぐ]十分な採光と照明で、明るくほっとするリビングを演出

リビングやダイニングは、食事スペースやくつろぎスペースとして、利用頻度の高い場所です。用途が限られた場所ではないので、照明とウインドウトリートメントを使って様々な表情を作って、メリハリのある演出をしたいものです。

[照明]間接照明をプラスしてメリハリのある演出を

明るめのシーリングライトを使う場合は、部屋全体に光が行き渡るので必要な明るさが確保できます。ソファのそば、ダイニングスペースなど人が過ごす場所に間接照明をプラスして、雰囲気の変化を楽しみましょう
ソファのサイドテーブルにスタンドを置けば、手元の明るさを確保する役割とともに、夜のリラックスタイムにはメイン照明として使って、落ち着いた雰囲気を作ることができます。
ダイニングテーブルにはキャンドルのように小さなテーブルランプを置くと、食事のおいしさも雰囲気もアップしますよ!

レール型の照明器具なら、リビング・ダイニング、それぞれのコーナーに明かりを当てることもできます。
スポットライトだと天井が暗くなりやすいので、スタンドライトや壁掛けライトなどの天井を照らす補助照明を併用しましょう。

※レール付きのスポットライトなど、重さのある照明器具を取り付ける場合は、天井の強度に注意。補強工事が必要になる場合があります。

[ウィンドウトリートメント]外からの視線をしっかり遮るカーテンを

リビング・ダイニングは利用頻度の高い場所。だからこそ、外からの視線をしっかりさえぎることができるウインドウトリートメントを心がけましょう。

ドレープ(厚手)とレースのカーテンのダブル使いなら確実です。
昼はレースのカーテンのみにして外からの視線をカットしつつ光を取り入れます。夜はドレープカーテンも引いて室内が見えてしまうのを防ぎましょう。
心配なら、防透性機能がついたカーテンを選ぶといいでしょう。

[照明プランのポイント]いろんな場所からまぶしさチェックを

ダイニングでは、テーブルを照らすペンダントを食卓から60~80cmの高さに設けるのが一般的。照明器具はテーブルのサイズとバランスを取って選びましょう。
幅120~150cmの4人がけテーブルなら、1灯だとテーブル幅の1/3の直径が目安になります。180~200cmの大テーブルなら、幅広い器具や小さな器具の多灯使いもOKです。
立ったり座ったりして、いろんな角度からまぶしさをチェックしておきましょう。

リビング・ダイニングに採用したい照明器具

シーリングライト
天井に直付けする照明器具。
高い位置からまんべんなく部屋全体を照らすので、部屋が明るくなります。
一般的に部屋を広く感じさせる効果がありますが、厚みのあるシーリングライトは天井が狭く見えてしまうこともあります。

ペンダントライト
コードやチェーンで天井から吊り下げるタイプの照明器具。
アクリルやガラスなどのシェードで光源を覆って真下と周囲を照らすタイプが多く、ダイニングテーブルの上などを照らすのに使われます。

スタンド(フロアスタンド/ロースタンド)
床や家具の上に置いて使う可動式の照明器具。
インテリア性が高く、装飾品としての役割もあるのでデザインが重要。背の低いものは落ち着き感を演出してくれます。

スポットライト
天井や壁に取り付けるタイプの照明器具。
絵など特定のものを照らすのに最適で、光の方向が自由に変えられるのも特徴。クリップタイプや直付けタイプ、レール型に付くものなど、さまざまな形態があります。


[学ぶ・仕事する]無機質になりがちな書斎にもやさしい変化を

仕事や勉強をするスペースには十分な明るさが必要ですが、部屋の一部を書斎コーナーとしてスペースをとる場合、部屋の片隅になることが多く、暗くなりがち。
照明とウインドウトリートメントの照明計画で、無理せず使える書斎コーナーを作りましょう。

[照明]自由に動かせる照明と手元照明の組み合わせがおすすめ

机上に照明が当たるように、自由に向きが変えられる照明器具がおすすめ。コーナーを十分照らしながら壁などまわりの部分も照らすことができるので、使う人のイメージに合わせた演出ができます。
全体を照らす明かりが1個、手元を照らすものが1個、計2個の照明器具を使うのが理想です。
手元の照明に明るいランプを選べば、照らされた部分に意識が集中でき、作業がはかどります。

[ウィンドウトリートメント]やわらかい光を取り込むシェードを

無機質になりがちなスペースなので、たとえばローマンシェードでインテリアにアクセントをつけるのはいかがでしょうか。やわらかい光を採り入れられるうえに、すっきりした印象のシャープスタイルなら、仕事の邪魔になりません。

曲線を描いてたたみ上げるルーススタイルのローマンシェードなら、フラットな面とプリーツの面が表情を作るので、事務的になりがちな部屋のイメージをさらに和らげます。

[照明プランのポイント]手元に十分な照度を確保しよう

部屋全体を照らすシーリングライトをつけた場合、スタンドをプラスして手元を明るくしておきましょう。日中に窓から十分な自然光が入る場所なら、スタンドだけで十分明るさを確保できます。

主照明をスポットライトにするのなら、レール型の機具に設置して多目的に使えるようにしましょう。照らす先を机の上に集中させたり、壁や本棚を照らしてバリエーションを。
目を酷使しがちなパソコン作業などをするなら、目にやさしく光質のよいランプを選びましょう。

※レール付きのスポットライトなど、重さのある照明器具を取り付ける場合は、天井の強度に注意。補強工事が必要になる場合があります。

書斎に採用したい照明器具

シーリングライト
天井に直付けする照明器具。
高い位置からまんべんなく部屋全体を照らすので、部屋が明るくなります。
一般的に部屋を広く感じさせる効果がありますが、厚みのあるシーリングライトは天井が狭く見えてしまうこともあります。

スポットライト
天井や壁に取り付けるタイプの照明器具。
絵など特定のものを照らすのに最適で、光の方向が自由に変えられるのも特徴。クリップタイプや直付けタイプ、レール型に付くものなど、さまざまな形態があります。


[眠る・リラックスする]暗すぎず明るすぎず、行動を意識した照明計画を

十分な暗さを確保しつつ、やすらげる空間にするためにも、寝室には昼間と夜間での用途を考慮した照明計画を考えましょう。
パートナーへの配慮も考えて、枕元の読書灯などの部分照明を組み合わせるといいでしょう。

[照明]部分照明を組み合わせて、必要なところだけを明るく

全体を照らす照明には、カバーが付いた器具や半間接光のものを選び、光が直接目に入らないようにします。
ベッドに入ったまま点灯・消灯ができるよう、リモコン付きの器具ならより便利です。さらに、光の強弱が変えられる調光器つきなら、そのときに必要な明るさを作ることができますよ。

また、主照明を消してもある程度の明るさを保てるスタンドをおきましょう。
床置き型のスタンドをベッドヘッドの後ろに置いて壁を照らせば、安らぎ効果も高まり寝室としての落ち着きも出ます。
入り口近くやベッドサイドにフットライトやフロアスタンドがあると、夜中にトイレに立つときなどに便利です。

[ウィンドウトリートメント]遮光性の高いものがおすすめ

遮光性のあるものを第一に選びましょう。ロールスクリーンとレースのカーテンのダブル使いなら、防音効果も期待できます。
また、ブラインドなら遮光性が高く明るさも調整しやすいので重宝します。
彩度の高い色を控えて、ナチュラルカラーや濃い目の色にすれば、部屋全体がしっとりと落ち着いた雰囲気になります。

[照明プランのポイント]光が目に入りすぎない光のコントロールが大事

寝室は窓からの採光も大事なポイントです。プリーツスクリーンなど上下に開閉できるタイプなら、昼間のうちの光量コントロールもしやすくて便利です。
横になった時に光が目に入らないように、白色の光があまり広がらない小さい照明器具がおすすめです。

寝室に採用したい照明器具

スタンド(フロアスタンド/ロースタンド)
床や家具の上に置いて使う可動式の照明器具。
インテリア性が高く、装飾品としての役割もあるのでデザインが重要。背の低いものは落ち着き感を演出してくれます。

フットライト(足元灯)
床面に近い壁に埋め込んだり、床に置いて足元を明るく照らす照明器具。
歩行時の安全のため、廊下や階段に設置することが多い。


まとめ

インテリアコーディネートを考えていると、昼間の見栄えばかりを考えて疎かになりがちな照明。
照明がちぐはぐなお部屋は、実際に生活すると不便を感じる空間になってしまいます。

一見難しい照明プランですが、この記事で解説しているように、「その部屋でどんなことをするか」を起点にすれば簡単に組み立てられます。
この機会にお部屋の照明プランを見直して、快適なおうち生活を実現してみましょう!

※この記事は、2012年2月に公開されたアルファあなぶきStyle内コンテンツ記事を再編集したものです。

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