お家の中で最もよく過ごす場所といえば『リビング』ですよね。家族と過ごしたり、ご飯を食べたり、テレビを見たり、くつろいだり・・・日々、リビングで様々な過ごし方をしているのではないでしょうか?また、最近では友達を家に招いたときでも、リビングに通す人が多いと思います。
そんな過ごす時間も長く、人目にもつくようになってきたリビング。リビングの照明選びは、実は重要なポイントなのです。照明の明るさや色、デザインでお部屋の印象はガラッと変わります。
そこで今回は、【リビング照明の選び方】 をご紹介したいと思います。
1.リビング照明を選ぶ際の3つのポイント
1-1.リビングの使い方やイメージにあった“種類”を選ぼう!
1つ目のポイントは【種類】です。照明と一言でいっても、様々な種類があります。ここで、リビングの照明に選ばれることの多いものを、いくつかご紹介したいと思います。
◎迷う人はコレ!シーリングライト
天井に直接設置するタイプです。一般的によく使われている照明です。薄い形状のため、あまりスペースを取らず、高い位置からリビング全体に明かりを届けることができます。調光機能付きのものや明かりの色を変えることができるタイプもあります。価格面でもお求めやすいものも多くあるので手に入れやすいですね。シンプルでインテリアを邪魔しないので、どんなリビングにも合わせやすいですよ!
◎他の人と差をつけたい!ペンダントライト
天井から吊り下げるタイプの照明です。照明の高さで光の印象を変えることができます。大きさも多様にあるので、リビングの広さに合わせて選ぶといいでしょう。また、デザイン性があるものもたくさんあるので、個性を出したい方にはオススメです。ペンダントライトはリビング全体に明かりをもたらすというよりは、テーブルなどといった照明の下にあるものを照らす場合が多いです。ペンダントライトと一緒に後ほどご紹介する【フロアライト】や【テーブルライト】を使われることをオススメします!
◎華やかさの王道!シャンデリア
こちらも天井から吊り下げるタイプですが、電球が何個も付いているのでいろんな方向に光が広がります。“シャンデリア”と聞くと、よく映画で出てくるような大きなものを想像しがちですが、一般的なリビングにも付けることのできる小ぶりなものも、たくさんあるんです!リビングを明るく、華やかな印象を作ってくれます。華やかにしたい方にはもちろんオススメですが、シャンデリアはアンティーク調のものが多いので、アンティークな雰囲気が好きな方にもオススメです!
◎アクセントに使いたい!フロアライト
自立タイプの照明です。リビングのコーナーや壁際など、自由に設置することができます。使い方として、リビングの明るさの足しにすることもできますし、インテリアの一部として使用することができます。一灯のものから多灯のものがあるので、リビングの広さや明るさで選んでみてもいいかもしれません。ただし、必ずコンセントが必要になってくると思うので、コンセントの位置には注意してください。
◎間接照明にぴったり!テーブルライト
テーブルや棚などといった家具の上に置くことのできる小型の照明です。この照明もフロアライトと同様に、明るさの足しに使われることが多いです。また壁を照らすことで、間接照明としても重宝します!テーブルライトであれば、コンセント式のものだけでなく、電池式のものもありますので、場所を考えることなくどこにでも置くことができますよ!
1-2.リビングの広さにあった“明るさ”を選ぼう!
2つ目のポイントは【明るさ】です。照明選びにおいて、明るさは最も重要なポイントです。お部屋の広さにあった明るさでないと、目が疲れたり、睡眠に障害を及ぼしたりと身体にも様々な影響があります。健康的な日常生活を送る上でも大切となってくる明るさですが、購入する前にリビングの広さを確認してから、畳数に合った照明を選ぶようにしましょう。
1-3.“明かりの色”でリビングの雰囲気が変わる!
3つ目のポイントは【明かりの色】です。照明の明かりには、【昼光色】、【昼白色】、【電球色】の3つの種類があります。
【昼光色】
【昼白色】
【電球色】
このように同じリビングでも、明かりの色が変わるだけで雰囲気が変わります!ここで少し、それぞれの特徴をご紹介いたします。
◎昼光色・・・青白い色の明かり
すっきりとした印象のリビングを演出してくれます。また、集中力を高めてくれる明かりの色と言われています。クールなリビングやモダンなイメージのリビングにオススメです
◎昼白色・・・自然な白い明かり
いきいきとした印象の明るいリビングを演出してくれます。どんなイメージのリビングにも合う色です。自然な明るさをお求めの方にはオススメです。
◎電球色・・・暖かみのある明かり
落ち着いた印象のリビングを演出してくれます。リラックスできるオレンジ系の色となっています。また、白っぽい色の明かりよりも電球色の方が、お料理なんかも美味しそうに見えると言われています。リビングでくつろぎたいという方にはオススメの色です!
2.照明のコーディネートをご紹介
最近の間取りでは、“リビング”の単独としてではなく、“リビングダイニング(LD)”としての使い方が多くなっています。そこで、この章では【リビングダイニングの照明コーディネート】をご紹介したいと思います。
2-1.シーリングライト×シーリングライト
シーリングライトを使ったコーディネート。照明自体の主張は少ないですが、お部屋全体を満遍なく照らすことができます。コーナーにフロアライトを置くことで壁を照らし、間接照明としての役割も果たしていますね。
こちらの写真もシーリングライトを使ったコーディネート。先ほどの写真のシーリングライトよりもデザイン性があるものを使っているので、照明にも目がいきますよね。シーリングライトでお部屋全体を照らしたいけど、シンプルなものは嫌!という方は、こういったデザイン性のあるものを選んでみてはいかがでしょうか?
2-2.ペンダントライト×シーリングライト
ペンダントライトとシーリングライトのコーディネート。ダイニングテーブルの上にペンダントライトをつけることで、テーブルの上を明るく照らしてくれます。ご飯を食べるテーブルですので、明かりの色は電球色にすると、なおいいですね!1章でお伝えしたように、ペンダントライトだけでは明るさが物足りないので、シーリングライトと組み合わせることで明るさをカバーしてくれます。
ペンダントライトには、こちらの写真のようなデザイン性のあるものもたくさんあります。お部屋の雰囲気に合わせて選ぶといいですね。また、ここで紹介している2枚の写真のように、明かりの色でもお部屋の印象が変わります。1枚目は暖かみのあるお部屋ですが、2枚目はクールな雰囲気のお部屋に見えると思います。どんな印象にしたいか?どんな雰囲気のお部屋か?によって、明かりの色も調整するといいですよ!
2-3.シャンデリア×シーリングライト
シャンデリアを使ったコーディネート。写真のシャンデリアは小ぶりなものではありますが、電球が何灯も点いているだけあって、華やかに見えますね。シャンデリアに灯されながら食べるご飯。気分まで華やかになりそうです!また、シャンデリアはアンティークなお部屋によく合います。写真のように、シーリングライトもシャンデリアに合わせてアンティーク調のデザインのものを選ぶといいですね。
2-4.番外編!ダウンライトを使ったコーディネート
番外編にはなりますが、ダウンライトを使ったコーディネート。今回、ご紹介した照明とは違って、天井に埋め込むタイプの照明です。建設中のマンションや一戸建てにおいて、施工業者に依頼をしてつけてもらうことが多いです。照明が埋め込まれていることで、天井がすっきりと見えますね。ダウンライトだけだと暗いのでは・・・と思われがちですが、写真のようにお部屋全体に散らすことで明るくなります。
3.まとめ
いかがでしたか?『照明はお部屋を明るくする道具』と思われがちですが、照明にもたくさんの種類があり、どんな照明を選ぶかによってリビングの印象も変わってきます。リビングの照明を選ぶ際には、どんな雰囲気のお部屋にしたいのかをイメージしながら、今回ご紹介したポイントを参考に選んでみてください。
照明を選ぶ際の注意点としてお部屋によっては間取りや構造上、つけることができない照明もあります。ペンダントライトやシャンデリアに関しては重さがあるものもありますので、重い照明を希望される場合は事前にお店の人や施工業者に確認することをおすすめします。また、ダウンライトに関してですが、工事の進み具合によっては、施工可能時期を過ぎている場合もありますので、つけたい場合はこちらも一度施工業者に相談してみましょう。購入する際にはお店の人に相談したり、ネット通販であれば商品説明を確認した上で購入するようにしてくださいね!
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