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有料化されたレジ袋の代わりになるゴミ袋のアイデア12選

2020年7月にレジ袋が有料化されてから約1年が経ちました。エコバッグを持ち歩くことが当たり前になった方も多いのではないでしょうか。その一方で、これまで無料のレジ袋をゴミ袋として活用していた人の「ゴミ袋どうする?」「レジ袋の代わりになるゴミ袋はないの?」という悩みはいまだに多いようです。

そこで今回は、無料でできるレジ袋の代用方法12選を紹介!それに加えて、どうしても購入しなければならない場合のポイントについても、併せて紹介します。
この1年で長らくためていたレジ袋のストックが尽きてしまった方もいると思いますので、ぜひ参考にしてみてください。


 家にあるものを活用して<無料のゴミ袋>にする方法

これまで買い物をしたら自動的にもらえていたレジ袋なので、できるだけ費用をかけずにゴミ袋の代用品を探したいですよね。そこで、レジ袋の代わりに、これまでなら捨ててしまっていた家にあるものを活用する方法をを紹介します。
きっといくつかはあなたのお家にもあると思いますよ!

1.パン袋

食パンを毎日食べるご家庭であれば週に1〜2枚は入手できる食パン袋が、キッチンの生ゴミ収集袋に最適です。マチが広いので自立させることができますよ。もちろん食パン以外のパン袋でもOK!

臭いを吸着しやすいパンを包装している袋は、ポリプロピレン(PP)という素材を使っていることが多く、レジ袋よりも臭いを通しにくいというメリットがあります。口が広いのでゴミが入れやすいですし、素材がしっかりしているので破れにくく、捨てるときに口を縛りやすいのも使いやすさのポイントです。

2.米袋

米袋は丈夫で大きいので、レジ袋の代わりにゴミ箱に設置することができます。
そのまま口を広げてゴミ箱にひっかけて使うこともできますが、ゴミ箱よりも口が狭くて使いにくい場合は、上部をレジ袋の持ち手のようにハサミで切って加工すると使いやすくなります。こうしておけば、捨てるときにもレジ袋と同じように口を結ぶことができますよ。
とても便利ですが、頻繁には手に入らないのが残念なところです。

3.粉製品の袋(小麦粉、パン粉、コーヒー、ココアなど)

粉製品の袋は簡単に破れてしまっては大変なので、丈夫にできていることが多く、生ゴミ用のゴミ袋に最適です。しっかりした素材が多いので、そのまま立て掛けて使うこともできますが、バランスが悪く倒れてしまう場合には、マスキングテープでシンクの端などに固定すると使いやすいですよ。
捨てるときに袋の口を閉じづらいのが難点ですが、テープで封をするか、輪ゴムや紐で縛ると良いでしょう。

4.チャック式の袋(シリアル、ナッツ、乾物など)

シリアルやナッツ、乾物などが入っているチャック式の袋は封ができるので、捨てるときにも便利です。粉製品の袋でも、チャック式になっていることがありますよね。
チャック式の袋は、開けたり閉めたりして、ある程度長い期間使うことが想定されているので、袋も丈夫にできていることが多いです。特にシリアルの袋はマチがあることも多く、自立させられるのも嬉しいポイントでしょう。

捨てるときには、チャックをしめて密閉できるので中身がこぼれる心配もないですし、臭いもシャットアウトできるので、生ゴミの収集にオススメ。

5.お菓子の袋

ポテトチップスの袋や、大袋パックの外袋などがゴミ袋として活用できます。ポテトチップスの袋は中の汚れが取れにくいので生ゴミ用として、大袋パックの外袋は小さいゴミ箱に設置して使うと便利ですよ。後からゴミ袋として再利用できるように、開封するときはハサミを使いましょう。

キッチンなどでは、そのまま立て掛けて使うこともできますが、バランスが悪く倒れてしまう場合にはマスキングテープでシンクの端などに固定すると使いやすいでしょう。捨てるときに口を縛るのが難しいので、テープで封をするか、輪ゴムや紐で縛って捨てると良いでしょう。

6.トイレットペーパーやティシュペーパーの袋

トイレットペーパーの袋は、レジ袋のMサイズ程度の大きさ。口も大きく、ゴミ箱に設置するゴミ袋に最適です。
開封するときにビリっと破いてしまうと使えなくなってしまうので、上部をハサミでキレイに切って使いましょう。長さがあり、伸びもいいので、口を縛りやすいのも嬉しいポイントです。

箱タイプのティッシュペーパーはフィルムでシュリンクされていることが多いですが、ビニールタイプのティッシュペーパーは外袋もビニールでできていることが多く、トイレットペーパーよりは小さめですがゴミ袋として活用できますよ。

7.紙オムツの袋

紙オムツの袋は、とても丈夫にできています。一般的な1パックのサイズは、ゴミ箱に設置するのにもちょうど良い大きさです。
袋に入れたまま紙おむつを一枚ずつ取り出せるように、側面に切り取り線が入っていることも多いですが、その開け方をしてしまうとゴミ袋には使えなくなってしまいます。上部をハサミで切って開けるようにしてください。

そのまま口を広げてゴミ箱にひっかけて使うこともできますが、使いにくい場合は、上部をレジ袋の持ち手のようにハサミで切ると使いやすいです。こうしておけば、捨てるときにもレジ袋と同じように口を結ぶことができますよ。

8.郵送物の袋

郵送物の袋のうち、A4サイズ程度の袋もゴミ袋に使えます。
ダイレクトメールの袋は折り目が裂けやすいので、生ゴミを捨てるにには向きませんが、小さめのゴミ箱に設置して使うことは可能です。
衣料品や書籍などを購入した際の郵送袋は厚手で丈夫なものが多く、水分も通さないので、ゴミ箱に設置する以外に生ゴミ用にも使うことができます。口が狭くて使いにくい場合は、左右にハサミで少し切れ目を入れると使いやすくなりますよ。

ゴミの量が少なければ口を縛って捨てることもできますが、難しい場合はテープで封をするか、輪ゴムや紐で縛って捨てると良いでしょう。

9.クリーニングのビニールカバー

クリーニングに出した服にかかっているビニールカバーをゴミ袋にする方法です。
そのままではハンガー用の穴が開いた状態ですので、穴が開いた部分を縛って袋状にして使います。ジャケットやコート用のカバーは大きいので、大きめのゴミ箱にも設置することができますよ。

クリーニングカバーは外さずそのまま保管をするから使えない、という人も多いと思いますが、実はビニールカバーをつけたままの保管はNGです。ビニールカバーをかけたままでは通気性が悪く湿気がこもり、カビが発生する原因になる可能性があります。
実は見落としているだけで、店員さんから「受け取り後はカバーを外して保管してください。」と声をかけられていたり、宅配の場合でも注意書きが入っていたりすることが多いんですよ。ビニールカバーはすぐに外して、ゴミ袋として活用しましょう!

10.スーパーのロール式ビニール袋

スーパーできゅうりやブロッコリーなどの野菜、豆腐などの水漏れがするもの、肉類魚類などの汁が出やすいもの、フライなどの油が出やすいものを購入した時には、サッカー台に設置されているロール式ビニール袋に入れてから、エコバッグに入れて持って帰ってくることが多いと思います。そのビニールの袋を捨てずにとっておくと、ゴミ袋(主に生ゴミ用)として活用できますよ。特別に生ゴミが多い日でなければ、4人家族の生ゴミはスーパーのロール式ビニール袋1枚に収まっています。

自立させることは難しいので、我が家では15cm程度の高さがあるタッパーに設置して使っています。タッパーの代わりに大きめの空き瓶を使ったり、クリップに挟んでぶら下げたりして使っても良いでしょう。牛乳パックや大きめのペットボトルを適度な高さに切って、そこに設置する方法もあります。

とても便利なロール式ビニール袋ですが、必要以上の枚数をゴミ袋用にもらうのではなく、必ず必要枚数だけを使い、再利用するようにしてくださいね。


袋以外のものを<無料のゴミ入れ>に活用する方法

レジ袋の代わりは、必ずしも袋だけではありません。家にある袋以外のものを使って、ゴミ袋として活用する方法を紹介します。

11.新聞紙やチラシでゴミ袋を作る

新聞紙やチラシを使ったゴミ袋は、子供の頃に作ったことがある、もしくは使ったことがあるという方もいるのではないでしょうか。テーブルの上に置いておくと、日々のちょっとしたゴミを集めるのに活躍してくれます。新聞紙の場合は水分を吸収してくれるので、何枚か重ねて作れば生ゴミの収集にも使えますよ。

まとめて作っておいておけば、必要なときにさっと使えて便利です。作るのが面倒…という場合は、新聞紙やチラシを重ねて広げた上にゴミを捨て、最後にくるっとまとめてゴミ箱に捨てるという使い方もできますよ。

12.牛乳パックをゴミ袋の代わりにする

牛乳パックはキレイに洗って乾かしておくと、ミニゴミ箱として活用できます。水分漏れの心配がないので、生ゴミ収集用に最適です。ゴミが溜まったあとは、先端を折りたたみテープで止めてから捨てれば、臭い漏れの心配もありません。もちろん、牛乳パック以外の紙パックでも可能です。


有料化されたレジ袋を利用する場合に、できるだけ安く入手する方法

ゴミ袋として使用するためにレジ袋を購入しなければならない場合であっても、できるだけ安く入手したいですよね。そのための方法を2つご紹介します。

100円ショップやホームセンターでレジ袋をまとめ買いする

レジ袋を購入する場合は、50枚や100枚単位でまとめ買いをした方が安い場合が多いです。
サイズも様々ありますので、ご自宅のゴミ箱に合わせたものを選びましょう。一般的な床置き型のゴミ箱に設置してちょうど良い袋のサイズは、35号〜45号サイズですので、迷ったときはこの辺りのサイズを試してみてください。

同じ号数でもメーカーによってサイズ感が異なりますので、値段だけではなく、サイズ感も確かめながら最適なレジ袋を探してくださいね。100円ショップやホームセンターで購入できるほか、スーパーマーケットに売っていることもあります。

環境保護が気になる方は、環境に優しいバイオマスレジ袋も販売されていますので、そちらを選ぶと良いでしょう。

買い物の際、レジ袋が安い場合は購入する

 

お店によっては、お買い物の際のレジ袋が1枚1円で購入できることもあります。まとめ買いした場合より1枚あたりの値段が安い場合は、エコバッグを持参していてもレジ袋を買ってしまいましょう!そうすることで、お買い物ついでに安くレジ袋を入手できます。
判断しやすいように、普段まとめ買いしている袋の1枚あたりの単価を事前に調べておくと良いですよ。

レジ袋の購入枚数については、必ずお店のルールに従ってくださいね。


まとめ

改めて家の中にあるものを見直してみると、レジ袋の代わりにゴミ袋として活用できるものが意外とたくさんあります。これまで捨ててしまっていた袋を残しておくことで、レジ袋有料化前と同様に、お金をかけなくてもゴミ袋として活用できるのです。
ただし自治体によってはプラスチック包装の袋は資源ゴミとして回収される場合があるので、その場合は自治体のルールに従ってくださいね。

そもそもレジ袋の有料化は、海洋プラスチックゴミ削減などの環境問題への対応を目的としています。
新聞紙やチラシ、牛乳パックなども資源ゴミですから、できるだけ可燃ゴミにするのは避けたいところ。そのためには、まずゴミを減らす努力をすることが最も大切だということを、意識して生活したいですね。

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