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くらしのヒント

初心者でも出来るラッピング!コスパ良くおしゃれな包み方

ネットで買ったものを人にプレゼントしたいとき、いろんなお店で買ったものをまとめて包みたいとき、お土産を小分けしたいとき…。自分でラッピングをする場面って結構ありますね。

心をこめた贈り物をラッピングでさらに素敵に仕上げられたら、手渡す瞬間がさらに楽しみでしょう。

今回は自宅で簡単にできるラッピング方法をご紹介。家にあるもの、100円ショップで揃えられる材料を中心とした、低予算でもおしゃれに仕上がるラッピングのアイデア集です。


ラッピング初心者の心構え

例えば紅茶とお茶菓子のセット。これをラッピングしようと思ったとき、そこには幾通りもの包み方が存在します。

まずはラッピング方法を決めて、それにあった材料を用意することから始まりますが、失敗しないためにも以下の3つのポイントを押さえながら、準備してみましょう。

自分に出来るラッピング方法を選ぶ

例えば百貨店のように、1枚の包装紙でピシッと箱をラッピングする「キャラメル包み」。

素敵な包装紙とリボンを用意していざ真似してみても、なかなかうまくいかなかったという経験はありませんか?残念ながらこれでは材料が無駄になってしまうだけですね。

ラッピングは、自分に出来る方法を選ぶことが鉄則です。無理のない包み方で120点の完成度を目指す気持ちで望みましょう。

「リボン結びが得意でないので、シールで留める方法にする」、「紙をきれいに折れないので、袋状のものを使う」というように、自分のできる範囲で絞っていきましょう。

プレゼントに適した包装にする

重みのある瓶を薄い紙袋に入れると底が抜けてしまう、ペンを不織布に包んだら中で動いてしまう…というように、プレゼントごとにラッピング方法の向き不向きがあります。

中に入れるものの特徴に合わせて、安定感・バランスの取れるラッピング方法を選びましょう。持ち運びしても崩れないかまで予測しておくとさらに安心です。

自分の好みではなく、相手の好みに合わせる

プレゼントを用意するとき、「自分がすすめたいもの」と「相手の好みのもの」のどちらを選びますか?

気持ちだけでも十分ですが、そのプレゼントを実際に使ってもらえるかまで考えると、後者の方が間違いないですね。

ラッピングも同様に、自分らしさを押し出すよりも、相手の好みや年齢に合わせて包装する方が喜ばれるでしょう。

いつも着ている服や持ち物などから連想して、相手が手にした時にしっくりくるようなラッピングにすることが成功の秘訣です。


低予算でもおしゃれに仕上がるラッピング方法「7選」

それでは、具体的なラッピング方法を7つご紹介します。サイズや素材は一例なので、今回紹介する作り方をベースにアレンジをしてみてもよいと思います!

ぜひ、あなたのアイデアをプラスして楽しみながらラッピングしてみてください。

「紙袋」を小さくリメイクして可愛らしさ倍増!

お店でもらう紙袋には、手の込んだデザインのものがたくさんありますね。

大きすぎて使う機会がない紙袋や、一部がシワになってしまった紙袋などをリサイズしてみましょう。新しい印象のミニ紙袋に生まれ変わります。

見慣れたロゴの紙袋も切り取って使うと、おもしろみが増します。

材料

  • 大きめの紙袋 1つ
    (縦11cm × 横10cm × マチ5cmくらいのミニ紙袋を作ります)

使う道具

  • カッター
  • はさみ
  • 定規
  • 鉛筆
  • セロテープ
  • 両面テープ

作り方

  1. 紙袋を以下のように分解する。
    ・大きい長方形(15cm × 31cm)1枚
    ・小さい長方形(3cm × 7cm)2枚
    ・持ち手(15cm)2本
    ※紙をカットするときは、カッターを使った方がきれいに仕上がります。
    ※大きい長方形はミニ紙袋の本体になる部分。きれいな箇所、使いたい柄を切り取るようにしましょう。

  2. 大きい長方形の裏側が見えるように置き、下の写真のように谷折りで折り目を付ける。
     

  3. 小さい長方形の裏側が見えるように置き、持ち手をセロテープで留める。その上から、しっかり両面テープを付ける。
     

  4. 大きい長方形の正面になる部分の上部に3を貼り付ける。
     

  5. 大きい長方形ののりしろに両面テープを付け、左端としっかり貼り合わせる。
     

  6. 紙袋の側面になるところに折り目をつける。折り目は真ん中で内側に折り込む。反対側の側面にも同様に折り目をつける。
     

  7. 紙袋の底部分を作る。まずは底の両端を下の写真のように三角に折り上げて、折り目をつける。
     

  8. 底部分を一度開いて、写真のように折る。
     

  9. 見えなくなる部分に両面テープを貼り、底を貼り合わせる。
     

  10. 全体の折り目をもう一度しっかり整えて、完成。
     

今回の作り方では、スマホがストンと入るようなサイズになります。応用して好きなサイズの紙袋を作ってみてください。細かい作業になりますが、サイズが小さいほどレア感、かわいらしさが増します。

リサイズするときは、特に底を作るところ(工程7〜9)に注意しましょう。底を貼り合わせるときに隙間ができないよう、余白をきちんと取ることがポイントです。

「ワックスペーパー」お菓子にぴったり

焼いたクッキーなどをラッピングするときは、ワックスペーパー(クッキングシート)を使うと便利です。直接入れても油分が滲んだりしません。

特に大量にラッピングするときには、ロールタイプで販売されているワックスペーパーを使用すると、コスパもいいです。

ミシン糸で封をすると、ハンドメイドの温かみをさらに演出できます。

材料

  • ワックスペーパー(クッキングシート)1枚
    ※二つ折りしてプレゼントが入るサイズ
  • ミシン糸 適量
  • リボン(10cm以上)1本

使う道具

  • ミシン
  • はさみ

作り方

  1. 中に入れるものに合わせてワックスペーパーをカットする。ワックスペーパーを二つ折りしてプレゼントを置いた時に、上部に5cm、左右に2cmくらいの余白が残るように切る。この余白が縫いしろ、折りしろになる。
     
     
  2. 二つ折りしたワックスペーパーの両端を縫う。端から5mmくらいのところにミシンをかける。縫い始め・縫い終わりはきちんと返し縫いをする。
     

  3. 上部分をで三つ折りする。折り目が付いたら1度開いて、中身を入れる。
     

  4. 「Vの字」になるようにリボンを半分に折る。リボンの折り目をワックスペーパーの三つ折りした部分に差し込む。
     
     
  5. リボンを挟み込んだまま、三つ折り部分の真ん中にミシンをかける。縫い始めと縫い終わりは返し縫いをする。これで完成。
     

特に食品を包む時は、糸くずなどが中に入り込まないよう気をつけましょう。ワックスペーパーはお菓子以外にも、手作り石鹸やキャンドルなどを包む場合にもぴったりな素材です。

「ジッパー付きビニール袋」は子どもが喜ぶ

ハロウィン、クリスマス、お誕生会など、子供の集まるイベントで大活躍するポシェット型のプレゼントバッグ。100円ショップでもかわいい柄のジッパー付きビニール袋が手に入るので、性別やイベントに合わせて柄を選んでみては?

とても簡単に作れるのに、かなり喜んでもらえるラッピング方法です。

材料

  • ジッパ付きービニール袋 1枚
  • リボン(約1m:子供の身長に合わせて調整) 1本

使う道具

  • はさみ
  • 穴あけパンチ

作り方

  1. ジッパー下の左右に、穴あけパンチで穴を開ける。端になりすぎるとそこから破れてしまうので、少し内側になるように開ける。
     
     
  2. 両方の穴にリボンを通して固結びを2回する。結んだ後、リボンの端をV字にカットする。
     
     
  3. 中にプレゼントを詰めて出来上がり。
     

大勢が集まるパーティーなどでは、袋に渡す相手の名前を袋に書いてあげるのもいいでしょう。子供にありがちな「どれが自分のものかわからなってしまった」とトラブルを防げます。

「ビニールバッグ」スノードームのような華やかさ

小物のラッピングや、お土産の小分けによく使われる薄手のビニールバッグ。中にプレゼントを入れてシールをペタっと貼る…というワンパターンな方法からちょっとステップアップしてみましょう。

袋を二重にして、スノードームのような華やかさを演出したラッピング方法です。

材料

  • ビニールバッグ(縦24cm×横12cmくらいのもの)2枚
  • おりがみ(好きな包装紙などでも可)1枚
  • シール、マスキングテープ、スパンコールなどの飾り 適量

使う道具

  • はさみ
  • セロテープ(マスキングテープでもOK)

作り方

  1. 袋のサイズにカットしたおりがみを1枚のビニールに入れ、さらにそのビニールごと、もう1枚のビニールに入れる。
     
     
  2. スパンコールなどの飾りを外側と内側の袋の間に入れる。内側の袋にプレゼントを入れて、テープなどを使って裏側で封をする。表側にシールなどでワンポイントを添えたら完成。
     

スパンコールなどの飾りがプレゼントと混ざらない、でも全体に散りばめられているという仕掛けがポイント。スパンコール以外にもビーズやフレークシールでもいいでしょう。

崩れやすいドライフラワーなどを添えるときにも、この方法が使えますね。

「ガゼットバッグ」スタイリッシュな仕上がり

紙袋と紙ひもでできた昔ながらの米袋。

今でもお米屋さんで直接購入したり、贈り物としてお米をいただいたときなどに、この素敵な包装を目にすることがあります。この形からヒントを得たラッピング方法です。

透明感のあるトレーシングペーパーを中央に施すことで、素朴なクラフト紙の袋もスタイリッシュに仕上がります。

材料

  • ガゼッドバッグ(縦24cm×横13cm×マチ7.5cmくらいのもの)1枚
  • トレーシングペーパー(約5cm×25cm)1枚 
  • ペーパーラフィア(約60cm)1本
  • シール 1枚

使う道具

  • はさみ
  • 両面テープ

作り方

  1. 袋の上部を約1cm幅でくるくると4〜5回折り込み、折り目をつける。
     
     
  2. プレゼントを袋の中に入れる。折り目がついたところにペーパーラフィアを置き、巻き込むように折る。
     
     
  3. 袋を閉じた部分の上で、ペーパーラフィアを蝶々結びする。結んだ後、紐が長すぎるようであれば、カットする。
     
     
  4. 紐の結び目と巻き込んだ袋の口の間に、トレーシングペーパー通す。トレーシングペーパーの両端を袋の下部に両面テープで貼りつける。
     
     
  5. ワンポイントのシールをトレーシングペーパーに貼って、出来上がり。
     

入れるものの高さによって、袋の口を巻き込む回数に若干の差が出ます。プレゼントのサイズに合わせて緩みのないように巻き込んでください。またその都度、トレーシングペーパーの長さも調節しましょう。

「不織布」リボンをベルト風にアレンジ

100円ショップなどでよく見かける、不織布の袋とリボンのセット。巾着風にして使うという定番のラッピングアイテムですね。

このセットをちょっとアレンジすると、見違えるほど素敵なギフトに。蝶々結びが苦手という方にもおすすめです。

材料

  • 不織布の袋(32cm × 17cm)1枚
  • リボン(約40cm)1本
  • 厚紙(6.5cm × 4.5cm)1枚
  • お好みの紙(厚紙と同じサイズのもの)1枚
  • マスキングテープ 適量
  • シール 1枚

使う道具

  • はさみ
  • カッター
  • 両面テープ

作り方

  1. 厚紙にお好みの紙を、柄が表面になるように両面テープで貼り付ける。リボンの幅に合わせて、厚紙の上下にカッターで通し穴をつける。リボンを二重にしても通るくらいの幅が目安。
     
     
  2. 厚紙と紙の剥がれを防止するため、マスキングテープで縁取りする。マスキングテープを貼ったら、下図のようにリボンを通す。リボンの片端を厚紙の表側から穴に通し、裏側を通してもう一方の穴から表に出す。反対側の端は、もう一方の端が出ている穴の表側から通して裏側に通すだけにしておく。こうすることでベルトのようにサイズを調整できる。
     
     
  3. 不織布の中にプレゼントを入れ、輪になっている状態でリボンをかける。プレゼントのサイズに合わせて、リボンの両端をやさしく引っ張って絞る。リボンが長すぎる場合は、適宜カットする。厚紙にシールを貼って完成。(シールではなく直接メッセージを書くのもアリです)
     

不織布の色、リボンの色、厚紙に貼る紙の柄…この3つの組み合わせを考える作業も楽しいです。相手の好みに合わせて、あなたのセンスを発揮してみてください。

「巾着」包みもプレゼントに

アクセサリーなどを購入したときに巾着に入れて渡してくれるお店がありますね。お手頃に購入できる無地の巾着にちょっと手を加えれば、包み自体もプレゼントになります。

材料

  • 無地の巾着(縦15cm×横12cmくらいのもの)1つ
  • リボン(約40cm)2本

使う道具

  • 紐通し(安全ピン、ヘアピンを代用してもOK)
  • スタンプ
  • 布用インク

作り方

  1. 巾着にもともと付いていた紐を解いて抜く。
     
     
  2. 紐通しなどを使ってリボンを通す。1本は左側から入れてぐるっと1周させて左側に出し、もう1本は右側から入れて右側に出す。リボンの両端をしっかり固結びをする。
     

  3. 右下にスタンプで贈る相手の名前やイニシャルを入れる。
     
     
  4. 中にプレゼントを入れたら、巾着の紐を絞り、上で蝶々結びして完成。
     

巾着に名前を入れてあげることで特別感がプラスされます。名前入りの巾着はそのまま使ってもらえるアイテムになるでしょう。

無地の巾着を映えさせるために、リボンの色を工夫することがポイント。大人っぽいものが好きな方へは黒や紺、女性らしいものが好きな方には明るいピンクがおすすめです。


まとめ

1年を通して、誰かに贈り物をする機会は結構ありますね。

1つでもよいので、自分の得意なラッピング方法を習得しておくと、いざというときにとっても役立ちます。また、お手製のラッピングを纏わせることで、相手を思う気持ちがより伝わるでしょう。

相手の喜ぶ顔を楽しみに、ぜひプレゼントをドレスアップしてみてください。

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