はじめてのアフタヌーンティーを楽しむための、最低限のマナーとは?

はじめてのアフタヌーンティーを楽しむための、最低限のマナーとは?

アフタヌーンティー、それはイギリスの貴族たちが好んだ優雅なティータイム。どこかラグジュアリーな雰囲気が漂います。日本でも高級ホテルを中心に、アフタヌーンティーを楽しむ人が増えているようです。

しかし、いざ足を運ぶとなると緊張しますよね。はじめてのアフタヌーンティーなら、なおさらです。
そんなアフタヌーンティーデビューのときに覚えておきたい、最低限のマナーをまとめました。

1.アフタヌーンティー、基本のメニューはこれ!

いちばんスタンダードなアフタヌーンティーは、紅茶とケーキスタンドのセットですが、訪れるホテルやお店によって出てくるものにも違いがあります。基本のメニューをおさえながら、アフタヌーンティーの中身をみていきましょう。

1-1.飲み物

飲み物
まずは、飲み物。アフタヌーンティー発祥の地であるイギリスは、紅茶の国とも言われています。英国式のティータイムに、紅茶は欠かせません。

しかし、紅茶と一言でいっても茶葉の種類はさまざま。こだわりのあるところでは、どれを選んでいいのか迷うほどです。
セイロンやダージリン、アッサムなどは聞いたことや飲んだことがある人も多いと思います。どれにすればいいか分からないときは、スタッフの方に相談してみましょう。食事にあった茶葉をおすすめしてくれるはずです。

紅茶以外にもコーヒーやジュースなど、数十種類のドリンクを用意しているところもあります。基本的に、飲みものは何杯でもおかわりできることになっていて、そのつど茶葉や飲みものを変えてもかまいません。ただしお店によってはシステムが違うことがありますので注意書き等を確認しておきましょう。

アフタヌーンティーの飲み物で気をつけたいのが、「ジャグ」と言われるポットの存在です。このジャグには、時間がたって濃くなった紅茶を薄めるためのお湯が入っています。紅茶が入ったティーポットと間違えないように、注意しましょう。

1-2.ケーキスタンド

ケーキスタンドアフタヌーンティーと聞いて、まず思い浮かぶのがケーキスタンドではないでしょうか?タワーになったお皿の上に、かわいらしいケーキやあたたかいスコーンがのっている、あれです。

ケーキスタンドは3段になっていて、下段からサンドウィッチ、中段にスコーン、上段にケーキをのせるのが基本のスタイルです。

しかし、この順番も決まりきっているわけではありません。あたたかいスコーンが1番上になっていたり、別のお皿で出てきたりするところもあります。ほかにも、フルーツやフィナンシェといった焼き菓子が置かれることもあります。

1-3.アミューズ(おまけの食事)

基本の紅茶とケーキスタンド以外にも、サラダやピクルス、スープ、フォカッチャなど「アミューズ」と呼ばれるおまけの食事が出されるところもあります。

訪れるお店のウェブサイトなどをチェックして、事前にメニューを把握しておくと安心ですよ。

2.アフタヌーンティーのドレスコードは「キレイめカジュアル」

服装はきれいめカジュアルで

2-1.キレイめカジュアルで、ちょっぴりオシャレに

はじめてのアフタヌーンティーだと、何を着て行けばいいのか迷いますよね。特に高級ホテルなど、普段行き慣れていない場所の服装選びは難しいものです。

アフタヌーンティーにおける洋服のポイントは、「キレイめカジュアル」です。露出を控えた、清潔感のある格好が好ましいでしょう。
「これでなくてはいけない」といった堅苦しい決まりはありませんが、ジーンズやTシャツなど普段使いのものは避けたほうが無難です。

例えば、ワンピースやスカート、ジャケット、パンツなどクローゼットに並んでいる中から、キレイめの洋服を選んでみましょう。足元は、ストッキングとパンプスを合わせるといいでしょう。

男性の場合、スーツにネクタイまでは必要ありません。ジャケットや襟つきのシャツ、革靴といったアイテムを上品に組み合わせてみてください。

2-2.ジーンズ、サンダル、露出多めはNG

どうしても服装が選べないのであれば、NGと思われるものを消去していきましょう。
具体的に言うと、ラフな格好になりすぎるジーンズやTシャツ、パーカーやスウェット、ジャージはやめておきましょう。また、露出の多いキャミソールやタンクトップ、ショートパンツやミニスカートなどもおすすめできません。

スニーカーやサンダル、ミュールや生足はNGです。
カバンもリュックサックやウエストポーチといったものより、服装にあったハンドバックやクラッチバックがあればいいですね。

アフタヌーンティーにカジュアルすぎる服は、避けたいところです。せっかくの優雅な時間ですから、いつもより少しだけオシャレをして出かけましょう。

3.これだけは知っておきたい、最低限のマナー

れだけは知っておきたい、最低限のマナー
いよいよ本題である、アフタヌーンティーのマナーについてお話ししていきます。
もともとアフタヌーンティーは貴族の社交の場でしたが、現代のイギリスでは自宅で気軽に楽しむお茶会になっています。

ぜひ、気負わずにアフタヌーンティーのマナーに親しんでくださいね。

3-1.ケーキスタンドのお皿は外さない

アフタヌーンティーにいくと、素敵なケーキスタンドに目を奪われるでしょう。「実物を見るのははじめて」という方も多いかもしれません。

ケーキスタンドのお皿には、それぞれに軽食やお菓子がのせてあります。ケーキスタンドは、あくまでそれらのティーフードを飾る器です。
食べるときは、ケーキスタンドから自分の目の前に置かれた取り皿にお料理を取り分けてから頂きます。くれぐれもケーキスタンドのお皿に手をかけて、外そうとしないようにしてくださいね。

3-2.取り分けるときはナイフとフォークで

ケーキスタンドにのったお料理は、ナイフとフォークで自分のお皿に取り分けるのがスマートです。ケーキスタンドから手で取って直接口に運ぶのは上品とはいえず、マナー違反になりますので注意しましょう。

また、何個も同じものを食べるのは控えましょう。
ケーキスタンドには、全員分のお料理が一緒にのってきます。美味しいからと言って同じものを何個も食べてしまうと、ほかの方のお料理がなくなってしまいますよ。

フォークやナイフ、取り皿はいつでも新しいものに取りかえてもらえます。
口をつけてしまったナイフやフォークでケーキスタンドのお料理に触るのは、同席している方にも失礼ですよね。スタッフの方に声をかけて、取りかえてもらいましょう。

3-3.食べるときはお皿の下から

アフタヌーンティーのお料理には、食べる順番があります。基本的には、ケーキスタンドの下から食べていくのがマナーとされています。
下段のサンドウィッチ→中段のスコーン→上段のケーキといった具合です。お皿の中で食べる順番に迷ったときは、色の薄いものから濃いものの順に食べるようにしましょう。

アミューズがついていた場合は、ケーキスタンドのお料理より先に頂くのがいいでしょう。スープがでたときは、スープが温かいうちに口に運びましょう。

ただし、これはあくまでも原則です。例えばスコーンが上段にのっているなど、お店によってケーキスタンドの順番が違うことがあります。
お店としては、温かいスコーンが中段にあると上段のケーキが温まってしまうので、あえて1番上にもってきているというわけです。その場合、たとえ上段にあってもケーキより先にスコーンを食べるようにしましょう。塩気のあるお料理→締めのスイーツという流れが覚えやすいかもしれません。

3-4.飲みものはスタッフの方にお願い

飲みものはスタッフの方にお願いアフタヌーンティーの飲み物をおかわりするときは、自分で注がずにスタッフの方にお願いするのが一般的なマナーになっています。ソーサーはそのまま、カップだけを渡します。
茶葉の種類をかえたいときも、スタッフの方に声をかけます。そのとき、ティーポットの中身が全部なくなっていなくても大丈夫です。

常にスタッフの方が近くにいないお店では、自分で注いでもかまいません。このあたりは、臨機応変に対応しましょう。

イギリス製のティーポットには、片手で注いでもフタが落ちないようにストッパーがついています。日本の急須と同じように、手でフタを押さえながら注ぐと少しやぼったい印象になってしまいます。利き手だけで注ぐとスマートですよ。

4.アフタヌーンティー当日までに、いつものティータイムで練習!

ここまで、アフタヌーンティーのマナーをいくつかお伝えしてきましたが覚えられましたか?

もし当日までに時間があるのなら、自宅でアフタヌーンティーをやってみましょう。3段のケーキスタンドがなくても大丈夫。いつものティータイムを少し華やかにして、楽しみながら練習してみてください。

4-1.ナイフとフォークを使ってサンドウィッチを食べてみよう

アフタヌーンティーの定番は、キュウリのサンドウィッチ
アフタヌーンティーのサンドウィッチは、フィンガーサンドウィッチといって一口で食べられるサイズになっています。その場合は、手でつまんでそのまま口に入れて大丈夫です。
ただし、大きめのサイズのときはナイフとフォークを使って食べやすいサイズに切ってから頂くのがマナーです。普段、サンドウィッチをナイフとフォークで食べることって、なかなかないですよね。

まずは、ナイフとフォークをつかって、取り皿にサンドウィッチをうつします。ナイフを軽くそえながら、フォークをつかってパンの1番上から具材をとおって、1番下のパンまで突きさします。
フォークでサンドウィッチを固定したあと、ナイフで一口サイズに切ります。ナイフで少し支えながら、一口サイズにきったサンドウィッチをフォークで口へ運びます。

アフタヌーンティーの定番は、キュウリのサンドウィッチです。キュウリがアフタヌーンティー全盛期のイギリスで、高級野菜として扱われていたことに由来しています。キュウリのサンドウィッチが上流階級の証だったのです。
キュウリがはみ出さないよう、優雅に食べるには少しテクニックがいりそうですね。

4-2.きれいに食べるのが難しい!?スコーンに挑戦

スコーンの食べ方
スコーンはアフタヌーンティーの代名詞ともいえる存在です。パン屋さんやカフェのテイクアウトなどで見かけるものの、あまり馴染みのないお菓子ではないでしょうか。スコーンはくずれやすく、きれいに食べるのは難しいものです。

スコーンもサンドウィッチと同じように、ナイフとフォークで取り皿に移しましょう。そのままかぶりつくのはマナー違反。ボロボロになってしまい、見た目にも美しくありません。

まずは、手で横半分に割ります。続いて、備え付けのスプーンやナイフを使って、ジャムやクリームを自分の取り皿に必要な分だけとります。さきほど割ったスコーンに、取り分けたジャムやクリームをぬって、手で頂きます。

テーブルを汚さずに食べるコツは、スコーンがこぼれないようにジャムやクリームをたっぷりとつけることです。そうすれば、口の中でパサパサになることもありません。

アフタヌーンティー当日にはじめてスコーンを食べるというのは、少し難易度が高いかもしれません。できれば、前もって試食しておきたいですね。

4-3.カップとソーサーを用意して紅茶を飲んでみよう

アフタヌーンティーでは、華奢で繊細なデザインのティーカップとソーサーが用意されます。マグカップで気軽に飲む紅茶とは、少し違いますよね。

アフタヌーンティーで紅茶を飲むときは、利き手でカップをもち、反対の手でソーサーも持ち上げましょう。ソーサーを持って飲むと、優雅でエレガントに見えますよ。

また、スプーンはカップの奥に置くのが英国式のマナーです。奥に置いておけば、カップを持ち上げるときにも邪魔になりません。

ティーカップは、持ち手に指をかけずにつまむように持ち上げます。湯呑のように両手で飲むのではなく、片手で持ちましょう。指をそろえて持つと、よりスマートです。

カップとソーサーの扱いは慣れていないと難しいので、ぜひ自宅で練習して頂ければと思います。

5.まとめ

アフタヌーンティーで1番大切なのは、ゆったりと流れる時間や会話を楽しむこと
200年ちかく前の貴族たちも、美味しい紅茶とお料理で楽しいアフタヌーンティーの時間を過ごしたにちがいありません。
時代や場所、場面やお店によって必要とされるマナーは変わってきます。今回ご紹介したのも、現在一般的とされるマナーの一例なので、実際にアフタヌーンティーに参加したときは、その場面に合わせた振る舞いを心がけてください。

最低限のマナーを知って守っておくのも大事ですが、アフタヌーンティーで1番大切なのは、ゆったりと流れる時間や会話を楽しむことです。
まずは、その気持ちを大切に。素敵なアフタヌーンティーデビューになりますように。

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