マンションライフを楽しむための3つのバルコニー活用方法

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バルコニーを日々どのように活用されていますか?
洗濯物を干すところ?ガーデニング?はたまた物置スペースになっているかも…?

分譲マンションでは、特にいろいろと決まり事も多いバルコニー。
せっかくのスペースを有効活用したいと思っていても、なかなか思うように使えていないのが現状かもしれません。

マンションはさまざまな人が住んでおり、共同生活を送る場所です。
お互いが快適に過ごせるようにルールを守り、その中で自分なりのバルコニーの楽しみ方を見つけることが出来たら素敵ですね。

ここでは決まり事をしっかり押さえて、マンションライフを楽しむためのバルコニー活用法をご紹介していきます。

マンションのバルコニーは共有部分

バルコニーの活用方法をご紹介する前に、前提として心得ておくことがあります。
まず、マンションのバルコニーは専有部分か共用部分かご存知でしょうか?

専有部分とは?
区分所有権の目的となる建物部分のことで、マンションの部屋にあたる部分です。構造上・利用上独立していることが区分所有法で定められています。

共用部分とは?
躯体やエントランスホール、外廊下、階段室、エレベータ室など専有部分以外の建物部分、また、エレベータ籠や受水槽、集合郵便受けなど専有部分に属さない建物の附属物、そして規約で定められた規約共用部分、これら3つの総称をいいます。

通常バルコニーは、その部屋の住人のみが使う場所であり利用上独立しているので、専有部分のような気もしますね。

しかし、実は共用部分が正解。

なぜ共用部分なのかというと、まずバルコニーは避難経路として使う場合があるから、というのが大きな理由です。非常時には、同階や上階の住人が通行できるような構造になっています。

また、バルコニーを専有部分にしてしまうと、区分所有者によって自由に改変が可能になり、外観の景観を損ねたり、建物の容積率をオーバーしてしまったり、防水上問題があったり…など、いろいろと弊害が出てきてしまうので、共用部分とされているのです。

しかし、バルコニーにはその専有部分の区分所有者が独占して使用できる「専用使用権」というものが規約で定められており、日常的にはその部屋の住人のみが使えるように考慮されています。

まずは前提知識として、バルコニーは自分が専用使用できるけれどもあくまで共用部分ということを覚えておきましょう。
そして、使用前にはお住まいのマンションの管理規約や使用細則を必ず確認しておきましょう。

バルコニーを活用する上で押さえておきたい注意点

すぐに元通りの使い方ができるかどうか

先ほど「専用使用権」のご説明をしましたが、マンションの規約によっては、禁止事項を細かく定めているところもあります。

まずは分譲マンション「アルファシリーズ」を例にとって、使用細則を見てみることにしましょう。

<バルコニー等での禁止行為>

  1. 煉瓦、モルタル、コンクリート及び多量の土砂による花壇等(芝生を含む。)の設置又は造成
  2. 家屋、サンルーム、ビニールハウス、その他の工作物の設置又は築造
  3. 物置、縁側、遊戯施設の築造又は設置(移動可能かつ簡易な据置き型のものは可)
  4. アマチュア無線アンテナ、音響機器及び照明機器等の設置
  5. 緊急避難の妨げとなる物品の設置又は放置
  6. 手すりを毀損し、又は落下のおそれのある物品の設置若しくは取付け
  7. 多量の散水
  8. 手すりに寝具、敷物、洗濯物をかけて干すこと
  9. 枯葉、ごみその他の廃棄物の埋設、散布又は焼却すること
  10. バーベキュー、花火等の火気(喫煙は除く)の使用
  11. その他バルコニーの通常の用法以外の使用

    ※「アルファステイツ下松駅前 管理規約集使用細則」より
    ※マンションによって規約・使用細則の内容は異なります。

こうやって見ると、なんだかたくさん決まり事があるように感じてしまいますね。

特に、「物置」や「緊急避難の妨げとなる物品の設置」については、どの程度の物までが置けるのか、バルコニーを活用する上で気になる点です。

ここまではセーフ、ここからはNGといった明確な境界線はありません(マンションによっては具体的に決まっているケースもあります)。

ここでの考え方としては、

  • 緊急時の邪魔にならないようにする(避難用の壁や避難ハッチを物で塞がない)
  • 共用部として修繕・立ち入りが必要になった時にすぐに元の状態に戻せる(簡単に物を動かせる)

といった「すぐに元通りの使い方ができる」 ことが重要なポイントとなります。

お隣や上下階への配慮を忘れずに

バルコニーの使い方をめぐってトラブルになり、お隣や上下階にお住まいの方との関係が悪くなってしまっては、楽しく活用どころか、元も子もない話になってしまいます。

お互いが快適に過ごすために、代表的なトラブル3つの事例について注意点をまとめました。

ケース1|ガーデニングでのトラブル
ガーデニングの土や枯葉が排水溝に詰まり水漏れを起こしてしまったり、花木に害虫が発生したり、ガーデニングを楽しみたい方は注意しておきたい点です。掃除をこまめにする、害虫が発生しにくい花木を選ぶなどの配慮が必要でしょう。また花木の成長を見越してバルコニーの内側に収まるようにレイアウトすることも、落下防止のために大事なことです。
ケース2|ペットの飼育や世話の問題
ペットをバルコニーで飼ってはいけませんが、夏場などに窓を開け放しにしていてペットが部屋の中とバルコニーを自由に行き来したために、においや鳴き声などの苦情が発生したという事例もあるようです。基本的にペットは専有部分の中で飼うということを守りましょう。また毛の手入れなども部屋の中で行いましょう。動物アレルギーの人にとっては、少しの毛や皮屑でもつらいもの。飼い主は大丈夫なことでも他人にはそうではない場合が多いという意識を持っておきましょう。
ケース3|バルコニーでの多量の喫煙や話し声などのマナー
バルコニーでの喫煙は、禁止とまではされていないマンションもありますが、こちらも基本的には専有部分内での喫煙が望ましいです。吸う場合、時間帯や頻度などやはり配慮が必要になるでしょう。お隣や上下階の方には迷惑がかかっていないか確認しておくのも良いですね。そしてバルコニーでの話し声なども控えめに。常識の範囲内でのマナーを心掛けたいですね。

これらの注意点を押さえて、次章からはバルコニーの活用法を3つご提案していきます。

バルコニーの3つの活用方法

提案1-1|バルコニーで朝食を食べよう!

breakfast
Photo by Jana Reifegerste

朝 少し早く起きられた日には、バルコニーで朝食をとってみてはいかがでしょうか。
バルコニーは、空気が綺麗な朝にぜひ活用してもらいたい空間です。
小鳥のさえずりや風が吹いて聞こえる葉音を聞いて、朝の貴重な時間を過ごしてみるのも良いと思いませんか?
バルコニーから見下ろす街並みも昼間とは違って見えるかもしれません。

提案1-2|朝食スタイルに合う素敵なガーデンファニチャーを

バルコニーに置く家具が素敵だと「外に出てみよう!」という気分が一層高まります。
庭園用のテーブルやイス、ベンチなどの家具のことをガーデンファニチャーと呼びますが、空間を演出するデザイン性もさることながら、屋外で使用するため耐久性が必要になります。
マンションのバルコニーに設置する場合は、前章でお伝えした「必要なときに簡単に動かせる」ことも重要になってきます(ただし、高層階の場合は、軽量すぎると風に倒される危険性もありますから注意が必要です)。
これらのポイントを押さえて、朝食スタイルにぴったりなガーデンファニチャーをいくつかご紹介しましょう。

モザイクストーン&アイアン

ironchair

ガーデンファニチャーの王道といえば、アイアン製の家具です。
モザイクストーンはそれだけで主役級の存在感とおしゃれさがありますし、ガーデニングとの相性も非常に良いです。

 

天然木(チーク材)

woodchair

あたたかい風合いの木製の家具もバルコニーで使用できます。
屋外で使うならば耐久性があって防腐効果が高く水にも強いチーク材をおすすめします。

 

人工ラタン

rattanchair

雨に濡れても拭き取ればOKな人工ラタン。
見た目は重厚感がありますが、素材としては非常に軽量です。程よい弾力があって長く座っていられるのも魅力です。

提案2|実のなる木を育ててみよう!

バルコニーでガーデニングや家庭菜園を楽しんでいらっしゃる方も多いと思います。
殺風景なコンクリート風景が一気に華やかになるガーデニングですが、初心者の場合には、レイアウトの仕方や管理方法が難しく、なかなか手を出しにくいジャンルかもしれません。
そこで、比較的世話が簡単で、数が少なくても存在感の出せるプランター樹木を配置してみてはいかがでしょうか?せっかくなら見た目も楽しめて、美味しくいただける「実のなる木」をオススメします!
お子さまがいらっしゃるご家庭では、一緒に収穫を楽しむこともできそうですね。
マンションのバルコニーの環境に向いていて、初心者でも育てやすい樹木をご紹介します。

ブルーベリー

Photo by Martin Stone
Photo by Martin Stone

樹の大きさもあまり大きくならない為、バルコニー向きのブルーベリー。
また比較的、害虫も少ない部類と言われています。
春には釣鐘状のかわいらしい花が咲き、夏には実がなり、秋には紅葉と一年を通して楽しめるのも魅力です。

 

イチジク

Photo by Daniel R. Blume
Photo by Daniel R. Blume

鉢植えでもたくさん実をつけてくれるのがイチジク。
耐寒性があって-10度まで耐えられる強健な性質で育てやすいと言われています。
夏に実をつけるタイプと、秋に実をつけるタイプ、夏秋両方に実をつけるタイプと3タイプあります。

 

オリーブ

Photo by Ronald Saunders
Photo by Ronald Saunders

銀色を帯びた細長い葉っぱが特徴的でインテリアとしてもおしゃれなオリーブ。
シンボルツリーとしても人気です。
実がなるには数年生育する必要があるので、成長するまでは葉の状態を楽しむのも良いかもしれません。

提案3|夜景や星空を眺めよう!

balcony02

マンションを購入される方は、やはりバルコニーからの眺望に価値をおかれていることも多いでしょう。
バルコニーで夜景を見ながら、ゆっくりお酒を飲むのもいいですね。夏には部屋から花火大会が見られることを売りにしているマンションもあります。
高層階のお部屋の場合は、星空観察を趣味とされている方も多いそうですよ。
マンションでの星空観察に興味のある方は下記の記事を参考にされてみてください。

参考記事:ベランダから宇宙へ カンタン天体観測のススメ

まとめ

お気に入りの活用方法は見つかったでしょうか?
ところで、バルコニーって部屋の帖数に換算したら、何帖くらいなのでしょう?
スパン7m、奥行き2mの1面バルコニーの場合で計算すると、なんと約8.4帖!部屋の広さとして見ればこんなに広い空間だったんですね。
せっかくのスペースを有効活用しなければもったいないですよね。
決まり事をしっかり守って、あなたらしいバルコニーの使い方を実現してみてください!

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