住宅ローンの仮審査を徹底解説!通らないときに確認したい3つのポイント

住宅ローンの仮審査

これから住宅を探してみようかなと考えたときに「自分は果たしてローンを組めるのか」「どれくらいの借入ができるのか」とお悩みになられる方も多いのではないでしょうか。そのお悩みの一つの答えとなるのが「住宅ローンの仮審査(事前審査)」というものです。

今回は住宅ローンを組むときの入り口である「住宅ローンの仮審査」について、分かりやすくご説明いたします。

1 住宅ローンの仮審査とは

住宅ローンの仮審査とは

1.1 何のために住宅ローンの仮審査を受けるのか

住宅ローンの本審査を受ける前に、「住宅ローン仮審査」という手順を踏まえます。

そもそも、仮審査は何のために受けるのでしょうか?
仮審査では、現在の、自身の経済状況でこの金額の住宅ローンを組めるかどうかという項目を主に審査しています。
後でご説明しますが、住宅ローンの本審査には時間がかかります。結果が出るのが早い仮審査の時点でこの項目に通るように対策を立てておくと、安心して本審査に臨むことができます。
※仮審査を通過したからといって、必ず本審査も通過できるというわけではありません。

また、仮審査の時点で、ご自身に適用される優遇条件を確認することができます。
仮審査は複数の金融機関で受けることができるので、金融機関を選ぶ下準備としても利用することもできます。

1.2 住宅ローン仮審査の概要

仮審査を簡単に説明すると以下のようになります。

  • 仮審査は、住宅(土地・建物)の契約前に、本人が申請した金額を住宅ローンで借りることができるかどうか主に審査するものです。
  • 仮審査では、前年度の年収や勤め先の属性、個人信用情報(クレジット支払いや携帯電話の本体価格分割支払いなども含む、返済に関わる滞納・遅延がないか等)の内容などが主に調査されます。
  • 住宅ローン仮審査においての簡単な流れは以下のようになります。

    1.モデルルームや金融機関、インターネットにて審査の申請を行う

    2.審査用紙に必要事項を記入し、仮審査の申込みを行う

    3.仮審査の実施

    4.仮審査結果の通知

    5.本審査実施
    ※物件の引き渡し時期(入居時期)によって、本審査を受ける時期は異なります。

2 仮審査と本審査の違い

住宅ローンの仮審査と本審査の違いは、「審査にかかる期間と必要書類」です。

2.1 審査期間の違い

仮審査では、早ければ当日、一般的には2,3日程度で審査結果が出ることが多いようです。
一方、本審査では短くても1週間程度はかかることが多く 、長ければ1ヶ月程度かかることもあります。
何故、仮審査と本審査でこのような違いが発生するのかと言うと、一般的には、本審査でもあらためて保証会社による審査を行うとともに、保険会社による団体信用生命保険※の審査も入るため、結果が出るまでに期間を要してしまうのです。

※団体信用生命保険とは、債務者が住宅ローン返済期間中に、死亡・高度障害になった場合に、本人に代わって生命保険会社が住宅ローン残高を支払うという保険です。
 団体信用保険については、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
 →徹底解説!住宅ローンの団体信用生命保険について

2.2 必要書類の違い

住宅ローン審査には様々な書類が必要です。本審査では、仮審査時に必要とされる書類に追加して本人確認の書類や物件についての書類が必要となってきます。
以下が、仮審査と本審査の準備いただくものの違いです。

必要書類等一覧
※あくまで一例です。お申込内容や金融機関によって違う場合があります。
書類名 仮審査 本審査
本人確認書類 運転免許証、健康保険証、パスポート等 左記書類+住民票(現住所のもの)
年収確認書類 給与所得者の場合
 源泉徴収票(直近のもの)、公的所得証明書類等(課税証明書等)
会社経営者の場合
 源泉徴収票(直近のもの)・3期分の決算報告書、3期分の確定申告書
自営業者の場合
 納税証明書・3期分の確定申告書
他の借入がある場合の書類 他の借入の償還表、残高表等
持参物 印鑑(認印可・シャチハタ不可) 実印(認印可の場合もあり・シャチハタ不可)
購入予定の物件についての書類 物件概要書、間取り図、配置図等 左記書類+売買契約書、重要事項説明書、
公図、土地・建物の登記簿謄本等

※お申込内容や金融機関によって必要書類が異なる場合があります。詳しくは、営業担当や金融機関にご確認ください。
※一戸建て住宅購入の場合は、必要書類が少し異なります。

3 住宅ローン仮審査の期間

住宅ローン仮審査の期間
仮審査は、前述のように問題がなければ2,3日程度で審査結果が出ることが多いようです。
しかし、必要書類が多い自営業者・会社経営者の方の場合、他に借入をしている方の場合は、時間がかかることがあります。
また、金融機関による住宅ローンの金利優遇などのキャンペーン期間中や、月末や年度末などの住宅ローン審査の申込みが多い繁忙期では、普段よりも結果が出るまでに日数がかかるケースもあるようです。

その他にも、手続方法によって時間が余分にかかる場合があります。
ネット銀行で取り扱っている住宅ローンを利用するとき、仮審査を「仮審査申込用紙」にて郵送で行うこともできます。この場合は、郵送でのやりとりになるので時間がかかってしまいます。
仮審査をインターネット上で申込むことができる銀行もあるので、仮審査に時間をかけたくないという方は、インターネットを使った仮審査申込みをおすすめします。

4 住宅ローン仮審査はどこで行えるのか

住宅ローン仮審査はどこで行えるのか
ここでは、仮審査を行える場所について詳しくご説明します。

4.1 住宅展示場・不動産会社・モデルルーム

購入したい物件が決定している場合は、住宅展示場や不動産会社の担当営業に相談して住宅ローンを斡旋してもらうという方法もあります。購入物件の大よその資金計画を練ることができ、具体的な将来設計に役立つのがおすすめポイントです。

4.2 金融機関窓口

各金融機関には、住宅ローンについて相談ができる窓口があります。
また、金融機関によっては住宅ローンセンターという住宅ローンを専門に扱っている部門もあります。住宅ローンセンターは土日も対応できることが多いので、土日でも銀行の担当者に直接相談できる点がおすすめポイントです。平日に時間が取れない方に特におすすめします。

4.3 インターネット

ネット銀行の代表的な特長は、対面の手続きがなくインターネットでの仮審査を申し込むことができる点です。時間等を気にせず、自身のペースで手続きができる点が便利です。
なお、ネット専用の金融機関に限らず、一般の金融機関でもインターネットで手続きを行うことができる場合があります。

5 仮審査に落ちてしまったときに確認したい3つのポイント

仮審査に落ちてしまったらここを確認
住宅ローンの仮審査に通過しないと不安になると思いますが、通過できないときは原因があります。
金融機関は、ローンを返済してもらえないリスクを避けるため、ローンを借りる人が返済を滞らずに行えるかどうかという点を審査しています。
仮審査に落ちてしまうときは、返済しやすくなるよう、他の借り入れやローン条件を見直してみましょう。

ここでは、仮審査に落ちてしまったときに、対処しておきたいポイントをご紹介します。

5.1 他の借入額を減らせないか検討する

他の借入があることで、住宅ローンを借りられないことがあります。
この「他の借入」には、携帯の機種代金、クレジットカードの分割払い、キャッシング枠も含まれる場合があります。

しかし、他の借入をまとめて住宅ローンとして組むことができる金融機関もありますので、これらの借入を返済してしまうべきか、返さなくても住宅ローンを組めるか、担当営業もしくは金融機関で相談してみることをおすすめします。

5.2 頭金の増額を検討する

住宅ローンには頭金ありと頭金なしがありますが、頭金(自己資金)を多く用意することで審査が通過しやすくなることもあります。
仮審査で減額回答が返ってきたときは、頭金を増やすことで審査を通せるようになることがあります。更に上記のように他に借入がある場合は、その頭金を返済に充てることで、審査を通しやすくなることもあります。

具体的な頭金の金額に関しては、適切な額を担当営業もしくは金融機関に相談するのが良いでしょう。

5.3 借入期間を伸ばす

ローンを組むときは、決められた範囲内で返済期間を自分で設定することになります。
返済期間を長くすると毎月の返済額が小さくなります。
短い返済期間を設定して仮審査が通らない場合は、返済期間を最長にしたローンに変更すると、年収に対しての住宅ローンの負担率が少なくなることから、審査が通りやすくなることもあります。

住宅ローンの審査を通過するためのコツについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。
あなたは本当に大丈夫!?住宅ローン審査に落ちる人に当てはまる7つの特徴
こちらも参考にしてローン審査の対策を立ててみてください。

※上記の確認点は、あくまで審査に通りやすくするために対策を立てられるポイントです。
 対応すれば必ず審査を通過できるというわけではありませんので、その点はご了承ください。

6 まとめ

住宅ローンの仮審査は、主に本人に返済能力があるかどうかを事前に審査して、希望の金額を借り入れできるかどうかを確認する手続きです。
仮審査に臨む際には、他の借入状況や、ご自分の貯蓄の状況を確認して、通らない要因を取り除く、または通らなかったときの対策を事前に検討しておくことをおすすめします。
また、金融機関や購入する物件によって仮審査のチェックポイントが違うこともありますので、実際にプロの金融機関の窓口や住宅の担当営業に相談してみると良いでしょう。

住宅ローンの仮審査について理解することで、本審査までスムーズに通過する助けにしていただければ幸いです。

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