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くらしのヒント

一人暮らし歴10年の料理男子が、包丁を握るのも初めてレベルの超初心者向けレシピを紹介します

進学や就職、または単身赴任で一人暮らしを始めた男子たち、毎日ちゃんと食事をとっていますか?一人暮らしになって初めて自分で料理をしなければならなくなった人も多いと思いますが、仕事や学校で忙しい上に、立ちはだかる「初めての自炊」という高い壁……ついコンビニや外食で済ませてしまいがちではないですか。

そんな男子諸氏に向けて、一人暮らし歴10年の筆者が経験を踏まえながら、初心者向けの超簡単レシピを紹介します。自炊を始めるにあたって揃えておきたい調味料や道具も厳選!最少のアイテムと最低限の手間で、美味しくお腹いっぱいになれる方法を考えました。
さぁ、一緒に男飯をつくってみましょう!


作ることに慣れよう!包丁不要・洗い物少な目レシピ

まずは「料理」をすること自体に慣れましょう。
そのために、包丁不要で洗い物がほとんど出ないレシピを紹介します!シンプルなレシピなので、慣れてきたら色々自分好みのアレンジを加えてみてもいいですね。

朝はこれだけ!のっけ御飯でスタート

時間のない朝に洗い物までするのは大変ですよね。のっけ御飯なら、洗い物は丼ひとつで楽できますよ。

がっつり食べたいときに!BEG(ベーコンエッグ丼)

筆者は仕事やプライベートの大切な日は朝からがっつり食べて気合を入れたいので、この料理を作っています。ベーコンは厚切りを選ぶと、がっつり感が増すのでおすすめです。

ベーコンエッグ丼

材料
  • ベーコン(3枚)
  • 卵(1個)
  • カット済みキャベツ(好みの量)
  • ご飯(丼1杯程度)
  • 塩/醤油/ソース(お好みで選ぶ)
作り方
  1. フライパンに油を熱しておく
  2. ベーコンを焼く
  3. 上から卵を割り落とす
  4. どんぶりにご飯をよそう
  5. ご飯にカット済みキャベツをのせて、ベーコンエッグをのっける
  6. 塩・醤油・ソースからお好みの調味料をかけて完成!

卵の黄身の固さはお好みで!(※あくまで目安時間です)

  • 半熟の場合の焼き時間の目安・・・蓋をせず弱火で約5分
  • 固めの場合の焼き時間の目安・・・蓋をせず弱火で約12分

朝からスッキリ!わさび丼

わさびのツーンとした刺激が、朝のボンヤリした頭をスッキリさせてくれます。筆者は夜更かしした次の日の朝や二日酔いの朝に作ることが多いです。

わさび丼

材料
  • チューブわさび(ひと回し)
  • 鰹節(好みの量)
  • ご飯(丼1杯程度)
  • 醤油(適量)
作り方
  1. どんぶりにご飯をよそう
  2. 鰹節をかける
  3. わさびをひと回し程度のせる
  4. 醤油を適量かけて、混ぜれば完成!

昼は手軽に!男のワンプレート飯

コスパ最強!焼きそば

「今月の生活費がピンチ」「今月は良いものを買ったから節約しなきゃ」
そんな時に家計を助けてくれるのが、焼きそば用の蒸し麺です。スーパーやドラッグストアで、数十円(お店や時期・地域によって異なります)で購入できる「安い」「パッと作れる」「おいしい」の三拍子が揃った料理。
筆者も、お財布がピンチの時は登場回数が増える料理です。

焼きそば

材料
  • 蒸し麺(1袋)
  • カット済み野菜(1袋)
  • 豚肉(好みの量)
  • ソース(適量)
作り方
  1. フライパンに油を熱しておく
  2. 豚肉を炒める
  3. 豚肉に火が通ってきたら、カット野菜を入れて炒める
  4. 野菜がしんなりしてきたら、蒸し麺入れてほぐす
  5. 麺に火が通ってきたら、ソースを入れて絡める

レトルトを使って手軽に!豚の角煮丼

レトルトの角煮を使うので、調理の手間もほとんどありません。塊のお肉は食べたときの満足感も高く、忙しい時にパッと作れるおすすめのレシピです。
カイワレ大根はなくても大丈夫ですが、角煮の味の濃さとカイワレ大根のさっぱりさの対比が味のキモなので、できればのせてください。

豚の角煮丼

材料
  • レトルトの豚の角煮(1袋)
  • カイワレ大根(適量)
  • ご飯(丼1杯程度)
作り方
  1. 市販の豚の角煮(レトルト)を湯煎で温める
  2. どんぶりにご飯をよそう
  3. 温めた豚の角煮を煮汁ごとご飯にのせる
  4. カイワレ大根を切ってのせる

夜は美味しくガッツリだけど、手早く楽に作れるものを

ひとりでゆっくり楽しむ鍋

友人や家族と大人数食べる鍋もいいけど、自分の好きな具材や、自分のペースで鍋を楽しみたい人におすすめです。しかも鍋つゆとと材料を買って鍋にいれるだけなので、非常にラクです。
ラクすぎて、筆者は1週間ずっと鍋を食べている時期もありました……

ひとり鍋

材料
  • 市販の鍋つゆ
  • 鍋用カット済み野菜(好みの量)
  • 肉・魚貝など好みの具材
  • ご飯またはうどん・ラーメンなど(〆用)
作り方
  1. 市販の鍋つゆを沸騰させます
  2. 鶏肉や根菜など、火の通りにくいものを先に入れる
  3. その他の具材を入れて、火が通るのを待つ
  4. 〆はご飯を入れて雑炊にしても良し、ラーメンやうどんなどの麺類を入れても良し。お好きなように楽しんでください!

レトルトカレーで手軽にカレーうどん

レトルトのカレーを使うので調理が簡単。しかも約10分程度で完成するので、面倒くさがりの人だけでなく、疲れたけど美味しいものが今すぐ食べたい気分の人にもおすすめの料理です。

カレーうどん

材料
  • レトルトカレー(1袋)
  • 冷凍うどん(1玉)
  • めんつゆ(100cc)
  • 水(300cc)
作り方
    1. 鍋に、レトルトカレー・めんつゆ・水を入れて火にかける
    2. 沸騰してとろみがつけばOK
    3. 冷凍うどんを解凍する(パッケージの説明書きをよく読む)
    4. 2のカレーだしの中にうどんを入れて温める

5つだけあればOK!超役立つ鉄板調味料

料理を始めようと思ったときに意外と大変なのが、調味料を揃えることです。でも大丈夫です。これだけ揃えておけばOK!な鉄板調味料を独断と偏見で5つ選んでおきました。

鉄板の調味料

味付けの基本になるもの

塩コショウ

味付けの超基本。味を調えるために使います。
お肉を塩コショウで炒めるだけで、簡単におかずになります。

醤油

味を調えるために使います。目玉焼きや卵焼きに少し垂らすと美味しいですよね(筆者は醤油派です)!

これさえかけとけばOK!なひとつで済む系調味料

焼肉のたれ

男の料理といえば焼肉のたれを使うイメージですよね。その通りです。
野菜とお肉を炒めたところに焼肉のたれを投入するだけで、十分おいしいおかずになります。チャーハンを作るときも、これで味付けができます。

焼きそばソース

コスパ最強の焼きそばや、そばめしを作る際には欠かせない調味料です。味が濃いので、がっつり感が出るのもおすすめのポイントです。

味に変化とパンチを!ちょい足し系調味料

薬味・辛味調味料(わさび・七味唐辛子等)

わさびや七味、タバスコなどを準備しておけば自分好みの辛さにすることができます。途中で加えて「味変」してもいいですね。


これだけは買っとけ!超役立つ三種の神器

これから料理を始める男子の皆さんに「とりあえずこれを買っておけば間違いない!」アイテムを紹介します。
いろいろ買いたくなってしまいますがグッと我慢して、まずは基本アイテムだけを買うのがおすすめ。こだわった調理器具は、料理に慣れた頃に買いましょう。

食器は「どんぶり」だけで大丈夫

どんぶり

おすすめの理由は、なんといっても洗い物が少なくなること!おかずとご飯をまとめて「のっけ御飯」にしてしまえば、ひと皿で済ませることができますからね。
また、みんな大好きな麺類や汁物を食べるときにも、どんぶりは大活躍します。

大きさ・デザイン等さまざまな種類があるので、好みのものを選びましょう。雑貨屋や量販店で1,000円程度で購入できます。

「片手鍋」があれば何でもできる

片手鍋

片手鍋なら「お湯を沸かす」「煮る」「焼く」「揚げる」という基本的な調理をすべてカバーすることができます。鍋とフライパンのいいとこ取りですね。蓋をしめれば蒸し焼き状態になるので、中までじっくり火を通したい時にも対応します。
小さいゆえに火にかけてから温まるまでが早いので、一人分のご飯をサッとつくることができるのも利点。

フッ素樹脂加工されているものなら、こびりつきにくく、お手入れも楽でおすすめです。ちなみに写真のものは琺瑯鍋。フッ素樹脂加工の鍋より少し扱いは面倒ですが、こちらもこびりつきにくい特徴があります。

 

おすすめのサイズは?

16~18cmの片手鍋がおすすめです。
食べる量は人それぞれですが、お湯を沸かす・ひとり分の料理をつくる際にはこのくらいの大きさのもので十分対応できると思います。

どこで購入できますか?

スーパーや、雑貨屋・家具屋さん等で購入可能です。物にこだわらなければ、約1,000円~2,000円で購入可能です。

購入の際に気を付けることは?

思ったよりも高さがあるので、自宅のキッチン収納に収まるかどうかを確認しましょう。収納に入らないと、外に出しっぱなしになってしまいます。
また自宅のコンロがIHなのかガスなのかを確認しておきます。IHヒーターであれば、IH対応のものを購入する必要があります。

料理の幅が広がる「両手鍋」

両手鍋

鍋料理を作ったり、カレーやシチューなどを大量に作り置きしたい時には、大きめの両手鍋が向いています。汁物・うどんやパスタを茹でたり、レトルトパウチを温めるときにも両手鍋は大活躍。大きい分洗い物が大変というデメリットはありますが、ひとつ持っておいても損はしないかと思います。

 

おすすめのサイズは?

20cm程度のものがおすすめです。
食べる量は人それぞれですが、20cm程度の鍋なら2~4人分くらいの料理が作れるので、鍋やシチューなどの汁物などは、多めに作って作り置きすることもできます。

どこで購入できますか?

スーパーや、雑貨屋・家具屋さん等で購入可能です。物にこだわらなければ、約2,000円~で購入可能です。の料理が作れるので、鍋やシチューなどの汁物を作る際は多めに作って作り置きすることもできます。

購入の際に気を付けることは?

取っ手や鍋の高さなど鍋自体が大きいので、自宅のキッチン収納に収まるかどうかを確認しましょう。収納に入らないと、外に出しっぱなしになってしまいます。
また自宅のコンロがIHなのかガスなのかを確認しておきます。IHヒーターであれば、IH対応のものを購入する必要があります。


まとめ

以上、包丁を握るのも初めてレベルの、これから料理を始めてみようと思う人向け簡単レシピを紹介しました。

「こんなの、簡単すぎて料理じゃないじゃないか」と思う人もいるかもしれません。でも、いきなり手の込んだ料理を作ろうとすると、準備や洗い物が大変だったり、うまく作れなかったりといった理由から「自分は料理に向いていないのでは」と諦めてしまう声をよく聞きます。せっかく料理を始めようと思ったのに、それはもったいないことだと思います。

簡単に作れるものも立派な「料理」です。いきなり手の込んだ料理をするのではなく、簡単なものから一歩ずつ始めてみるのはいかがでしょうか。

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