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新築マンションと中古マンション、どちらが正解?資産価値・寿命・諸費用を徹底比較

最近のマンション市場は、建築費や人件費の高騰を背景に新築マンションの価格が高止まりしています。さらに新築が高騰して購入しにくくなったため、中古マンションを検討する人が増え、中古の価格も上昇傾向にあります。

このような状況から、マンションの購入価格だけで比較して検討する方もいらっしゃるでしょう。しかし、新築マンションと中古マンションではそれぞれに特徴があり、購入価格のみで判断すると結果的に損したり、理想の住環境が手に入らなかったりする恐れがあります。

マンション購入で後悔しないためには、各特徴や住み心地、税制優遇の適用範囲の違いを理解したうえで選択する必要があります。また、将来的な売却を見据えるためにも、「30年後のトータルコスト」まで比較することが大切です。

本記事では新築と中古のマンションの違いを整理したうえで、住み心地や税制、資産価値などの観点から、後悔しない選び方をわかりやすく解説します。


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新築マンションと中古マンションの違い

新築と中古のマンションには、さまざまな項目で違いがあります。まずはそれぞれの違いを整理し、新築と中古のマンションを選択できる基準を作りましょう。

 新築マンション中古マンション
価格中古に比べて高い傾向にある安い傾向にある(築年数による)
諸費用物件価格 × 3〜6%程度物件価格 × 6〜9%程度
設備最新の設備仕様が採用築年数や物件による
税制優遇要件を満たす物件が多く
優遇を受けやすい
適用可否を
物件ごとに確認が必要
入居時期引き渡しまで1年以上かかる場合がある契約から1~2か月後が目安

新築マンションは物件価格が中古に比べて高いものの、ローン控除などの税制優遇が大きかったり、仲介手数料がかからないなど、価格以外の点でコストが抑えられる場合があります。特に購入時にかかる諸費用の総額は中古に比べて抑えられる傾向にあります。

一方、中古マンションには価格自体が新築に比べて安い傾向にある、契約後早期に入居が可能などの特徴があります。

続いては、上記の比較項目以外で、新築と中古のマンションの特徴をご紹介します。

新築マンションの特徴

新築マンションの大きな特徴は、最新の基準に基づく高い住宅性能と、誰も入居していない住まいならではの安心感と清潔感です。

2025年4月以降に着工する住宅には、省エネ基準への適合が義務化されました。さらに、2030年にはZEH水準への引き上げが予定されており、高い省エネ性能のマンションがスタンダードになってきます。そのため、新築マンションでは高い省エネ・断熱性能が実現し、冬は暖かく、夏は涼しいと感じやすい快適な生活が手に入ります。

関連記事
ZEHマンションとは?住むメリットやデメリット、補助金などを解説

また、設備は全体的に最新の設備や仕様が採用されているため、生活利便性が高いうえ、だれも住んだことがないキレイな状態で入居できます。物件によってはフローロングや建具の色などを選択できるサービスがあったり、オプションとして設備の追加や自分好みの内装の実現ができたり、自由度があるのも魅力です。

参考記事
新築マンションで間取り変更を考えている人必見!現役営業おすすめの施工事例を紹介します

※カラー選択やオプション工事などは、建物工事の進捗に合わせて発注期限が設けられています。

中古マンションの特徴

中古マンションは新築と比較して購入価格を抑えやすく抑えた費用分を利用してリノベーションできる点が特徴です。

同じ立地で新築より数百万ほど低い価格で購入できるケースもあります。この差額を利用し、家族の趣味や理想の住まいを叶えるため、リノベーションをおこなう方は少なくありません。リノベーションをしない場合でも、新築よりも価格を抑えながら、立地条件のよい住まいを手に入れられるのは大きなメリットです。

また、中古マンションは実際の建物の状態、住環境を確認したうえで購入できるという特徴があります。
建物完成前の新築マンションでは、日当たりや眺望、間取り・共用部の動線は実際に確認できません。一方、中古であれば細かい部分まで自身の目で見て確認できるため、安心して購入の決断ができるでしょう。

さらに、物件の選択肢が多いのも、中古マンションの特徴です。
例えば学校区を限定して住まいを探す場合、新築マンションは、希望するエリアや時期(入学時など)にタイミングよく販売されるとは限りません。一方、中古マンションの場合、過去に建てられたマンションが売りに出され、希望するタイミングで購入できる可能性があります。


トータルコストで考えるためのポイント

新築と中古のマンションの物件価格には差があります。しかし、住宅購入において重要なのは、物件価格よりも諸費用や維持費を合計したトータルコストです。ここでは、トータルコストで差が出る、以下の項目について解説します。

  • 住宅ローン控除
  • 税制優遇と維持費の差
  • 購入時にかかる諸費用と追加費用

それでは、各項目の内容を見ていきましょう。

住宅ローン控除

 借入限度額 
※()内は子育て・若者夫婦世帯
控除期間
新築マンション
買取再販住宅
中古マンション
長期優良住宅
低炭素住宅
4,500万円
(5,000万円)
13年
3,500万円
(4,500万円)
13年
ZEH水準省エネ住宅3,500万円
(4,500万円)
13年
省エネ基準適合住宅2,000万円
(3,000万円)
13年
2,000万円
(3,000万円)
13年
2028年以降入居分は対象外
※2027年末までに建築確認を受けたものは2,000万円/10年
その他の住宅対象外2,000万円
10年

住宅ローン控除とは、住宅ローンの年末残高に応じて所得税および住民税の一部が控除される制度です。2026年に制度の拡充が決定し、既存住宅の借入限度額・控除期間が住宅の環境性能に応じて引き上げられました。

ただし、地方の築古マンションは「その他住宅」に該当するものが多く、住宅ローン控除の借入限度額や控除期間が新築よりも制限される可能性があります。中古マンションを検討する場合は、どの環境性能に該当する物件か、また省エネ性能の証明書があるかを契約前に確認しましょう。
新築マンションの場合は省エネ基準の見直しや税制改正に応じてZEH水準の省エネ住宅が一般的になっており、広告やパンフレットでも確認できます。不明な場合は、不動産会社に確認しましょう。

ZEH水準の新築マンションの場合、13年間の合計で最大318万5,000円(409万5,000円)の控除が受けられます。しかし、その他住宅に該当する中古マンションの場合、10年間の合計で140万円しか受けられません。控除額が200万円程度変わるため、住宅ローン控除における新築マンションの優位性は依然として高いといえるでしょう。物件価格と合わせて、ローン控除額も確認しましょう。

 「ZEH水準」の
新築マンション
※()内は子育て世帯等
「その他住宅」の
中古マンション
住宅ローン控除の内容控除期間:13年
控除率 :0.7%
借入限度額:3,500万円(4,500万円)
控除期間:10年
控除率 :0.7%
借入限度額:2,000万円
最大控除額 ※控除期間合計最大318万5,000円
(409万5,000円)
最大140万円
※子育て世帯等も同じ
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【2026年】住宅ローン控除が変わる!省エネ性能の高い中古物件は拡充の予定
住宅ローン控除では納めた税額が上限になる
住宅ローン控除は、取得する住宅によって借入限度額が設定されていますが、実際に控除を受けることができるのは、納税額が上限となります。納税額は年収や扶養人数などによって異なるため、最大控除額が大きくても満額を受けられない可能性があります。
住宅購入時は、自身の納税額の見込みを源泉徴収票や住民税決定通知書等で確認しましょう。

その他の税制優遇とランニングコスト

新築マンションと中古マンションでは、税制優遇と維持費にも差が生じます。

ローン控除以外の税制優遇

新築と中古のマンションでは、住宅ローン控除以外にも税制優遇を受けられる範囲や維持費にも違いがあります。まずは、税制優遇を受けられる範囲について見ていきましょう。

 新築マンション(居住用)中古マンション(居住用)
固定資産税
  • 5年(長期優良住宅は7年)は建物の固定資産税が1/2になる
    ※ただし、面積等の適用要件あり
  • 建物の評価が高いため税額自体は高くなりがち
  • 築年数に応じて建物の評価額が下がる傾向にあり、税額が安い
登録免許税【建物分】
固定資産税評価額の0.15%
※長期優良住宅、低炭素住宅の場合は0.1%
【建物分】固定資産税評価額の0.3%
※長期優良住宅、低炭素住宅の場合は0.1%
不動産取得税

固定資産評価額から1,200万円(長期優良住宅は1,300万円)を控除して税額算出

1997(平成9)年4月1日以降に建築された住宅は1,200万円を控除
これ以前に建築された住宅は築年数に応じて控除額が減少

※参照:国土交通省「新築住宅に係る税額の減額措置
※参照:財務省「登録免許税に関する資料
※参照:総務省「不動産取得税

上表のように、新築マンションの優遇税制の適用範囲は広く、購入時の税額を大幅に抑えられます。ただし、新築は新しい分、建物の評価が高いため、固定資産税の軽減措置が終了すると負担が大きくなる点に注意が必要です。

一方、中古マンションは、新築のような税制優遇が適用されないケースが一般的です。ただし、税額の基準となることが多い「固定資産税評価額」は、築年数に伴い、建物部分の評価額が下がる傾向があります。実際の税額は物件ごとに異なるため、税制優遇の有無で考えるのではなく、不動産会社に具体的な費用を算出してもらうとよいでしょう。
税制に関する詳しい解説は、以下の記事を併せてご覧ください。

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マンションの固定資産税っていくらくらい?計算方法・軽減措置について解説します
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気になる!新築マンションの『登記費用』について徹底解説
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ランニングコスト

続いて、ランニングの差について見ていきましょう。

 新築マンション中古マンション
光熱費高い省エネ・断熱性能の建物が主流のため、光熱費が抑えられる・築年数によって異なるが、新築に比べて断熱性が低く、光熱費が高くなる傾向がある
管理費・修繕積立金
  • 入居時は低い金額に設定されていることが多い
  • 段階的に値上げされる可能性がある
  • 値上げや一時金は管理組合の協議によるため、入居時には予測しづらい
  • 段階的に引き上げられて高い場合が多い
  • 一時金や値上げの予定が決まっていることがある
  • 適切な修繕計画や費用が運用されているか確認できる
住宅ローン金利
  • 完成までに数年かかる場合もあり、その間に住宅ローン金利の上昇リスクがある
  • 物件や不動産会社によって、優遇金利が適用されている場合がある
  • 一般的に数カ月で引き渡しが可能で、住宅ローン金利の変動がすくない

一般的に新築物件では、建築当初は積立金額を抑え、段階的に増額していく「段階増額積立方式」が一般的です。そのため入居当初は負担が少ない傾向にあります。しかし実際にどのような値上げをしていくかは管理組合の運営次第になるため予測しづらい点がデメリットです。

一方、中古はランニングコストが高いことが多いものの、値上げや一時金などの計画・光熱費等は前所有者や管理組合への聞き取りで、ある程度予測できます。中古はしっかり事前調査することで、想定外の負担が発生するリスクは低いといえます。

購入時にかかる諸費用と追加費用

購入時にかかる諸費用や追加費用も、新築と中古のマンションでは異なります。新築と中古のマンションに共通でかかる諸費用と、それぞれで異なるものは以下のとおりです。

  • 新築・中古どちらも共通してかかる諸費用
項目概要
印紙税売買契約書や住宅ローンの契約書に貼付する印紙代
登記費用所有権保存・移転登記、抵当権設定登記などの登記にかかる費用(登録免許税も含む)
住宅ローン事務手数料・保証料住宅ローンを借入にかかる費用
火災保険料火災保険の加入料
固定資産税・都市計画税の清算金固定資産税・都市計画税を引き渡し日(月)に応じて負担する場合は諸費用にて精算されることが多い
管理費・修繕積立金引渡日から発生する管理費・修繕積立金の日割り負担費用
不動産取得税不動産購入時に課される税金
※引き渡し(入居)後に都道府県より通知書が郵送
  • 新築マンションと中古マンションそれぞれでかかる費用
 項目概要
新築マンションのみ修繕積立基金新築入居時に発生する修繕積立金に充当する費用
管理準備金新築入居後にスムーズな管理を行うための一時金。
※物件によって支払の有無が異なる
オプション費用希望に応じて、間取り変更やオプション追加工事などを行う場合に発生する費用
中古マンションのみ仲介手数料不動産仲介会社に支払う手数料
改修費用リフォームやリノベーション工事をする場合に発生する費用

上記のうちで注意が必要なのは、新築のオプション費用と中古の改修費用です。工事内容によっては、高額になり、数百万円かかる場合があります。とくに、中古マンションのリノベーションでは工事内容によって非常に高額となり、新築や築浅物件と変わらない価格になる場合もあり注意が必要です。リノベーション前提で購入を考える場合は、事前に見積もりを確認したうえで購入手続きを進めましょう。


性能や住み心地の違いは?

新築と中古のマンションでは設備の新旧だけでなく、建物自体の性能や住み心地にも違いがあります。ここからは、新築と中古のマンションの性能、住み心地の違いについて解説します。

広さ(面積)の傾向

近年の新築マンションは、建築費の高騰や単身・小家族の増加の影響で、専有面積が縮小傾向にあります。60㎡台の3LDKなど従来よりもコンパクトに設計されている物件が増え、居住空間が狭いと感じる方もいるでしょう。4LDK以上の間取りも少なくなっています。

一方、15年ほど前に分譲された中古マンションは90~100㎡近い面積の4LDKもあるなど、広い住まいを求めるファミリー層にとっては魅力的な選択肢となります。

ただし、やみくもに広さを求めるのはあまりおすすめできません。広くなる分、購入価格は高くなる傾向にありますし、近年は広さを重視しない家族形態が増えているため、将来的に売却する際には売りづらくなる可能性があります。さらに子どもが独立して、部屋を持て余すことも考えられます。あくまで「自身や家族にとって必要な広さ」を見極めることが重要です。

耐震・防災とコミュニティ

マンションの防災性能においてもっとも重要なのは、旧耐震基準か新耐震基準かの違いです。それぞれの基準の違いは、以下のとおりです。

旧耐震基準
  • 1981年5月31日までに建築確認を受けて建てられた建物
  • 震度5強程度では建物が倒壊しない構造
新耐震基準
  • 1981年6月1日以降に建築確認を受けて建てられた建物
  • 震度6~7程度では建物が倒壊しない構造

1981年6月を境に、マンションの耐震性が大きく変わり、より高い耐震基準で建物が建てられるようになりました。新築マンションの場合は最新の高い耐震基準で建設されているため、安心といえるでしょう。近年は、ハザードマップ記載のリスク情報を参考に、高基礎設計や制震・免震構造などより高い災害対策をおこなっている新築マンションも増えています。
さらに、防災用倉庫・非常用蓄電池の導入など、避難所を利用せずに生活できる施設の設置も進んでおり、新しいほど防災により配慮したマンションが多い傾向にあります。

中古マンションでは、旧耐震基準で建てられている物件もある一方、管理組合独自で防災対策を強化しているマンションもあります。また、1981年6月以前の旧耐震基準で建てられたマンションでも、独自に耐震性を確認、改修工事を行い、新耐震基準をクリアしているケースもあるため、年数だけで判断するのではなく、物件個別に耐震性能・対策を確認するとよいでしょう。

また、災害時にはマンション内のコミュニティも重要になります。新築なら同世代の人が集まりやすく、イチからコミュニティを形成していくため、付き合いやすいと感じる人が多いようです。災害時を想定し、あらかじめコミュニティ強化のサービスを取り入れているマンションもあります。
一方、中古マンションではすでにコミュニティが形成されている中に入るため、マンション内でどのような連携がされているのか、災害時の体制はどうなっているかなど、確認することができます。マンション内の活動の有無、管理規約以外の自治会でのルールなどは、日常のマンション生活にも影響するため、事前にチェックしておくべきポイントです。

災害共助SNS「ゆいぽた」

あなぶき興産が分譲するアルファマンションでは、災害共助SNS「ゆいぽた」という、災害時の不安を和らげるサービスが導入されています。ゆいぽたでは、いち早く要配慮者の居場所が確認できたり、被害状況の情報を入手できるサービスです。一定以上の災害が発生した場合、マンション居住者の情報を共有できるため、お互いに助け合える環境が構築され、万が一のときも安心して生活できるでしょう。


資産価値で考える物件選び

将来的な売却(リセール)を視野に入れる場合は、購入時に資産価値を意識した物件選びが重要となります。

リセールを考える際には、購入価格と売却価格との差が少ない物件を購入しなければなりません。損益の幅が小さくなる資産価値が落ちにくい物件の特徴を理解すれば、リセールしやすいかどうかが判断しやすくなります。判断基準として重要な項目は、以下のとおりです。

  • 管理の質は高いか
  • 立地条件はよいか
  • 実需が取り込めるか

ここからは、判断基準として重要な項目、築年数と価格下落カーブについて解説します。

管理の質

資産価値を考えるうえで、もっとも重要な要素となるのが管理の質です。管理を計画通りに進めている管理組合は、適切なタイミングで補修工事がおこない、建物の劣化を防ぎます。建物が劣化しにくくなれば、建物の長寿命化につながり、資産価値の下落幅が小さくなります。

また、補修工事がおこなわれれば外観や共用部の美観が維持され、買い手に好印象を与えられます。印象のよい物件は、問い合わせが多く買い手の競争を生み、値下げ交渉を受けにくくなったりして、価格の上昇や下落防止が期待できます。

新築マンションでは、国土交通省が策定する「長期修繕計画ガイドライン」をもとに修繕計画が立てられます。建物完成当初は大きな問題が発生するケースは少ないですが、長期的な視点で修繕計画を見直す必要があります。これらは管理組合の協議で進めていくことになるため、適切に管理し、資産価値を維持していけるかどうかは、自身を含む区分所有者の運営意識や取り組みに大きく左右されます。

一方、中古マンションは管理の状況を実際に確認することができます。共用部の清掃状況や修繕履歴、修繕積立金の計画や滞納状況など、適切な管理が行われているマンションは資産価値が維持しやすいといえます。中には建物完成当初の計画が甘く、修繕積立金が十分に積み立てられていない物件もあります。中古は購入前に管理の質を確認できるため、計画通りに運営できているかどうかの見極めが可能です。

立地条件

立地は資産価値を決める重要な要素であり、とくに駅近の物件は価値が高くなります。

エリアにもよりますが、駅近や人気エリアはすでにマンションが建設されており、新たにマンションが建てられる土地が少ない傾向にあります。そのため、過去に建てられた中古マンションのほうが、立地条件がよい場合も多くみられます。立地がよい物件なら安定した需要が見込めるため、築年数が経過しても資産価値の減少が抑えられます。

一方で、駅前などの再開発で新築マンションが建築される場合は、新しい街づくりへの期待感や都市機能の向上などから居住地として人気が高まる傾向にあります。特に、再開発地のランドマーク的な新築マンションなら投資対象にもなり、大幅な価格上昇が期待されます。

新築・中古にかかわらず、立地は非常に重要です。物件自体の状態だけでなく、周辺環境も調査したうえで購入を検討しましょう。

実需が取り込めるか

売却をする際、自宅として「その物件を買いたいと思う人がどれだけいるのか」が重要となります。実需が高いマンションは流通性が高く、中古市場においても高い評価を受けるのが一般的です。

新築の場合、現在の生活スタイルに合わせた間取りが多く、10〜15年経過しても実需層への売却がしやすい傾向があります。

一方で、古いマンションでは独立キッチンや収納が少ない間取りなど、近年のライフスタイルに合わない間取りも少なくありません。そのため、売却しづらい傾向にあります。また、立地に合っていない投資物件・リゾート物件などもあり、注意が必要です。

間取りの使いやすさや現代ニーズとの適合性も、売却しやすさに影響することが

あります。そのため、「その物件を買いたいと思う人がどれだけいるのか」の視点で物件をみることも重要なポイントです。


後悔しないためのマンション選びのポイント

新築と中古のマンションでは、確認するポイントに違いがあります。それぞれのポイントを確認してから購入を進めましょう。

新築マンション選びのポイント

余裕を持った資金計画

新築マンションは余裕を持った資金計画を立てることが不可欠です。
新築マンションは中古マンションに比べて価格が高くなるため、借入金額も大きくなる傾向があります。借入期間が長期に及ぶため、金利の上昇による返済額増加のリスクが高くなります。

また建物建設中の新築マンションでは引き渡しまでに1年以上かかる場合もあり、住宅ローンの金利が確定するまでに上昇するリスクもあります。2024年に日銀がマイナス金利政策を解除してから、住宅ローン金利の上昇が連日ニュースにもなっています。売買契約時の返済シミュレーションよりも返済負担が大きくなる可能性があるため注意しましょう。

さらに、修繕積立金の値上げも考慮しておくべき重要なポイントです。前述したように、新築物件では建築当初は積立金額を抑え、段階的に増額していく「段階増額積立方式」がとられていることが多く、将来的に修繕積立金が増額される計画になっています。また最近では、物価や修繕費の上昇等により、計画以上に積立金が必要となる可能性も考えられます。

これらの想定外の負担にも対応できるよう、新築マンションでは余裕を持った資金計画を立てることが重要です。

周辺環境

新築マンションではモデルルームで販売されていることが多いですが、現地の周辺環境をよく確認しておくことも重要なポイントです。騒音や臭い、周辺の交通量など、時間や日にちを変えて確認することをおすすめします。さらに周辺に大きな駐車場や空き地がある場合は、将来的に建物が建ち、日照や眺望が阻害される恐れもあります。購入するマンションとの位置関係を確認しておきましょう。

中古マンションのポイント

長期修繕積立金と修繕積立金

中古マンションでは、長期修繕計画の正確性と修繕積立金の残高の確認が重要です。もし、計画よりも大規模修繕の実施時期が遅れている、次回の工事費用が貯まっていないなどの場合は、値上がりリスクが考えられます。

リフォーム・リノベーションの可否

リフォームやリノベーションを考える場合、希望する工事がおこなえるかどうかも確認しましょう。例えば、築年数の古いマンションは二重床・二重天井になっておらず、構造の中を配管が通っている可能性があります。このような物件では、キッチンや浴室などの水回りの位置を変更できないケースが多く、自由に間取り変更できません。

リフォーム・リノベーション前提で物件を選ぶ場合は、希望の工事内容を明確に伝え、実施可否を確認できてから購入手続きを進めるようにしましょう。


まとめ

新築と中古のマンションにはそれぞれの特徴があり、購入者の考え方によって、どちらが適しているのかは異なります。ただし、どちらを選択するにしても、税制・光熱費・資産価値などを含めたトータルコストの比較が重要です。

また、居住性の高さも見逃せない大きなポイントです。購入したマンションで快適に過ごすには、防災性・省エネ性の高さ、現在のスタイルに適合した間取りの物件を選ぶことが大切です。トータルコストの低さと居住性の高さを確認すれば、後悔のないマンション選びが実現するでしょう。

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