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モデルルームと実際のお部屋の違いを知って後悔のないマンション購入をしよう-5つの注意点-

マイホームを考えるとき、ほとんどの人はまず「モデルルームを見学しにいこう!」となるのではないでしょうか?素敵なモデルルームを見学することで、新生活のイメージも膨らみますよね。
ただ、気をつけないといけないことがあります。それは実際の部屋ではないということです。

モデルルーム見学では、実際に購入検討する部屋とモデルルームとの違いを知っておくことが大切です。知らないままだと後に大きな後悔につながることもあります。
営業スタッフである私もお客様をモデルルームに案内していると、実物との違いについて質問をよく受けます。「説明してなかったら誤解を招いていたかも?」と感じる事もあります。

そこで今回は、購入後に実際の部屋を見たとき、「えっ、モデルルームと違うじゃない!」と後悔しないために知っておきたいモデルルーム見学時の注意点をご紹介させていただきます。

なおこちらの記事は私が今までに、マンションの営業スタッフとして「体験したことや聞いたこと、失敗したことや成功したこと」を参考に、皆様に「ここだけは後悔しない為に、知っておいてもらいたい!」という内容をまとめたシリーズ第3弾・モデルルーム見学編 となります。

マイホーム 購入で後悔しないために知っておきたい6つのポイント

  1. 入居後のトラブルを回避するためには、どんな人が住むのかを理解することが大切。生活スタイルの違う人がお隣さんの場合は要注意!
  2. 住宅ローンの説明が分からない場合は、納得いくまで質問しよう。「ライフスタイルに合った提案をしてくれているのか?」がポイント!
  3. モデルルームは、ハイグレードなオプションや高級感を出す変更工事がいっぱい。間取りや広さ、窓や梁の大きさなどは確認が必要!(今回の記事)
  4. 眺望重視の方は、周辺環境(周辺建物、電柱、電線、鉄塔など)をしっかり確認。窓が透明ガラスだけでなく、網入ガラスの場合もあるので要確認!
  5. 営業スタッフの説明だけでなく、重要事項説明書もしっかり確認しよう。重要事項説明書をしっかり聞いていないと、大きなトラブルになる事も!
  6. 請求を忘れがちな「固定資産税」、手続を忘れがちな「住宅ローン減税」固定資産税は手続なしで請求がくるけど、税金の還付には手続が必要!

これからマンション購入を検討されている方へ

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・マンションの購入を検討するときの注意点
・マンションを購入してから入居までの手続きの流れ

【注意点その1】天井の梁と柱の大きさは、部屋ごとに違うので注意しよう!

 

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モデルルームと同じ場所、同じ大きさで梁や柱があるというわけではありません。検討する部屋での確認が必要です。梁の大きさと出てくる場所を確認しておかないと、「こんなところに梁があったの!?」「家具が収まらない!」、「圧迫感がある!」といった問題が生じます。図面に記されている場合もありますが、寸法までは記載されていないこともあるので注意しましょう。


【注意点その2】エアコン配管の通り道と室外機置場に注意しよう!

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エアコン本体と室外機をつなぐ配管は、部屋の中からバルコニー又は廊下側に出ます。モデルルームでは、エアコン配管が出ていなかったり、室外機が設置されていない場合があります。実際の配管の通り道と、室外機置場のスペースを確認しておきましょう。確認しておくことで、「見た目が悪い」、「家具が置けない」、「バルコニーはもっと広く使えると思っていた!」といった問題を避けられます。


【注意点その3】窓ガラスが、透明ガラスか網入りガラスかを確認しよう!

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建築基準法上と消防法上の関係上、窓ガラスが網入りガラスとなっている場合があります。

  • 網入りガラス:火災の際に、ガラスが崩れ落ちるのを防ぎ延焼を抑えてくれるが、ガラスに網目が入る。
  • 通常ガラス:視界はクリアだが、火災の際にガラスが崩れ落ちる。

眺望も魅力の一つであるマンションでは、「眺望が購入の第一の決め手!」という方もいます。ガラスに何も入っていないと思い込んでいると、「網目が眺望の邪魔!」となってしまいます。モデルルームと同じタイプの部屋でも階数によって網入りガラスとなる場合もあるので、気になる方は必ず確認しておきましょう。


【注意点その4】キッチン、バスルーム、洗面化粧台の大きさを確認しよう!

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広い間取りがモデルルームとして採用されるケースが一般的です。その為、キッチン・バスルーム・洗面化粧台の大きさも一番大きいサイズとなっていることがあります。「もっと広いと思っていたのに・・・。」と後悔しない為にも、モデルルームと別の間取りを検討する場合には、どのように大きさが変わるかを確認しておきましょう。


【注意点その5】オプション品・コーディネート品・設計変更に注意しよう!

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標準仕様品はもちろん無料ですが、その他の対応は基本的には有料です。モデルルームと同じような部屋にするには、多額の費用が必要となります。シールを貼って標準仕様品と区別している場合もありますが、見落としやすいので担当者に確認しながら見学するとよいでしょう。


まとめ

ココだけは必ず確認! モデルルームと実際の部屋との違い

  • Point1 梁・柱の位置と大きさについて確認しておく
  • Point2 エアコンの室内配管の通り道と室外機置場を確認しておく
  • Point3 眺望を気にする場合は、窓ガラスが透明ガラスか網入りガラスかを確認しておく
  • Point4 キッチン、洗面化粧台、バスルームの大きさの違いを確認しておく
  • Point5 担当者から標準仕様品以外について説明してもらう

素敵な部屋で夢が膨らむモデルルームですが、実際の部屋ではありません。有料でモデルルームのようにできることもあれば、できないこともあります。初めから知っていれば何でもないことでも、知らなかったことで後悔することも。
実物の部屋を見たときに「こんなはずじゃなかったのに」とならないためにも、モデルルーム見学時にしっかり確認しておきましょう。今回の記事が、皆様の満足できるマイホーム選びの参考となれば幸いです。

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