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調理器具の素材別お手入れガイド|長持ちさせる習慣でキッチンを整えよう

普段 何げなく使っている調理器具も、きちんとお手入れをすれば愛着がわき、日々の料理がいっそう楽しく快適になります。お手入れによって長く使えれば、暮らしになじみ、より居心地のいいキッチンに変わっていきます。

今回は、調理器具の素材別のお手入れ方法や傷みの原因、トラブルの対処法、買い替えの目安まで紹介します。この機会に、毎日使う調理器具のお手入れを見直してみませんか?


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知っておきたい調理器具のお手入れ基礎知識

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まずは、調理器具が傷んでしまう原因を知ることが大切です。サビやカビ、焦げ付き、こびり付き、ぬめりなどの発生は、それぞれ原因が異なります。傷む原因とあわせて、基本的なお手入れ方法も見ていきましょう。

調理器具が傷む原因

傷みの原因は、日々の汚れの蓄積です。どんな道具でも、油汚れを十分に落とし切れていないとぬめりが生じ、水分の拭き取りが足りないと水道水のミネラル分が乾いて白く残ってしまいます。こうした汚れが蓄積すると、くすみや変色の原因となり、見た目が悪くなるだけでなく道具の寿命も縮めてしまいます。

以下の表のように、素材の特性によっても傷み方は異なります。

調理器具の素材傷み方主な原因
金属製サビ水分や塩分の残留
焦げ付き・こびり付き高温調理や食品の洗い残し
木製カビ湿気や通気不足
変形・ひび割れ湿気や温度変化
ホーロー製品欠け・ひび割れ衝撃や摩擦

金属製品のサビは水分や塩分が残ると発生しやすく、焦げ付きやこびり付きは高温調理や食品の洗い残しがあると発生します。木製の道具に生じるカビは、湿ったまま放置することが原因です。ホーロー製品は傷みにくいですが、表面がガラスなので、丁寧に扱わないと欠けたりひび割れを起こしたりします。

基本のお手入れ 3つのルール

日々のお手入れを習慣にすると、清潔な状態を維持し、長持ちさせられます。どの調理器具のお手入れも、以下の3ステップが基本です。

  1. 使ったらすぐに洗う
  2. しっかりと乾かす
  3. 素材に合わせた方法で手入れ・保管する

当たり前に思えることですが、基本を怠ると劣化を早めてしまう可能性があります。素材に適さない方法でのお手入れも、不衛生になったり道具の寿命を縮めたりするため、それぞれに最適なお手入れ方法を確認しておきましょう。


【素材別】調理器具のお手入れ方法とトラブル対処法

調理器具とひとことで言っても、さまざまな素材があります。ここでは、素材ごとの日常のお手入れ、トラブル対処法、長持ちさせるポイント、買い替えの目安を解説します。

鉄製|フライパン・鍋

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鉄製のフライパンや鍋は、適切に扱えば半永久的に使えるといわれています。ここでは、鉄製品のお手入れ方法を紹介します。

フライパン・鍋

鉄製フライパンや鍋のお手入れ方法は、以下のとおりです。

日常のお手入れ

サビや鉄のにおい移りを防ぐため、調理が終わったら、料理を早めに器に移すことが大切です。洗剤を使うとなじんだ油膜も落としてしまうため、使用後は温かいうちにたわしを使ってお湯か水だけで使い汚れをこすり落とします。

洗ったあとは、加熱して水分をしっかり飛ばしましょう。製品がまだ新しいうちや表面が乾燥しているときは、キッチンペーパーで油を薄く塗ってから保管するとさびにくく、長持ちします。

新品使用時・久しぶりに使うときの準備

焦げ付きやサビを防ぐために、鉄の表面全体に油膜をつくる作業「油ならし」を行いましょう。油ならしでは、多めの油を弱火で加熱します。

油ならしの詳しい手順は、以下の記事をご覧ください。

フライパンの買い替えどきはいつ?長持ちの「コツ」も素材別にご紹介
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トラブル対処法

焦げ付きやサビが出たら、スチールたわしやナイロンたわしでこすり落として洗い流します。乾燥させたら再度油ならしを行いましょう。

長持ちさせるポイント
  • 日常的に使い続けると、油がなじみトラブルが減る。
買い替えの目安・サイン
  • コンロに置いたときにガタつくほど底にゆがみが生じている。

木製|まな板・しゃもじ・木べら

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木製の道具は、カビや変形を防ぐため、湿気を残さないよう乾燥させましょう。

まな板

木製のまな板のお手入れ方法は、以下のとおりです。

日常のお手入れ

使う前は、汚れの染みこみやにおい移り防止のため、水でぬらして布巾で軽く拭いておきます。使用後は除菌効果のある中性洗剤をかけて、木目に沿ってたわし でこすり、丁寧にすすぎましょう。

肉や魚などのタンパク質を十分洗い流すことで、カビの発生を防げます。水気を清潔なタオルなどで拭き取り、風通しの良い場所でしっかり乾かしたら、湿気を逃がすために立てかけて保管しましょう。

トラブル対処法

軽い黒ずみが発生したら、60~80℃のお湯をかける か、塩や重曹を振りかけてやさしくこすって除去します。ヤスリやサンドペーパーで削り落とす方法も有効です。
反りやゆがみでまな板が安定しないときは、両面をしっかりとぬらし、日陰で立てかけて乾かすと改善する場合があります。

長持ちさせるポイント
  • 定期的にお湯で消毒したり、塩や重曹で除菌したりしてメンテナンスを行う。
  • 熱湯は反りの原因となるので避ける。
  • 黒ずみが目立ってきたら、メーカーで削り直してもらう。
買い替えの目安・サイン
  • 表面の傷が多い。
  • 黒ずみが内部に入り込み、落ちなくなった。
  • 反りやゆがみで、安定して置けない。
まな板の素材別除菌方法と、毎日の”簡単3ステップ”お手入れ方法
食品が直接触れることから、清潔を保ちたいまな板。正しい除菌方法と、清潔に保つための方法を解説します。

しゃもじ・木べら

しゃもじ、木べらのお手入れ方法です。

日常のお手入れ

使用後は少なめの中性洗剤とスポンジでやさしく洗い、水分をしっかりと拭き取り、風通しの良い日陰で自然乾燥させましょう。

トラブル対処法

軽い焦げ付きや毛羽立ち、ささくれがあるときは、サンドペーパーでみがきます。

長持ちさせるポイント
  • 黒ずみやカビ、割れの原因になるので長時間水につけない。
  • 無塗装の製品で木の表面が乾燥していたら、エゴマ油やアマニ油などの食用油を布に含ませて薄く塗ると、ひび割れを防げる。
  • 変形や割れ防止のため、長時間の浸水や急な温度変化を避ける。
買い替えの目安・サイン
  • カビが深く入り込んで取れない。
  • 内部まで焼き焦げてしまった。
  • ひび割れやささくれが発生し、不衛生になった。

ステンレス製 ①|包丁・キッチンバサミ ・おろし金

刃物は、サビや刃こぼれを防ぐなど、刃が傷まないようお手入れすることがポイントです。

包丁

包丁のお手入れ方法です。

日常のお手入れ

刃の劣化につながるので、使用後の包丁はすぐに洗い、水分をしっかり拭き取って乾燥させます。サビ防止のために、酸や塩分を含んだ汚れは放置せず、速やかに洗い流しましょう。

トラブル対処法

切れ味が落ちてきたときや、軽い刃こぼれがあるときは砥石(といし)でとぎます。深く欠けた場合は、専門店やメーカーで研ぎ直しを依頼しましょう。

長持ちさせるポイント
  • 刃先が欠けたり折れたりする可能性があるので、冷凍食品や魚や肉の骨などの硬い食材を切らない。
  • 刃当たりが悪いガラス製や陶器のまな板を使わない。
  • 高温乾燥やほかの食器との衝撃はサビや刃こぼれの原因になるため、食洗器の使用はできるだけ避ける。
買い替えの目安・サイン
  • 柄がぐらついてきた。
  • といでも切れ味が戻らない。

キッチンバサミ

キッチンバサミのお手入れ方法です。

日常のお手入れ

使用後は、すぐに中性洗剤で洗い、水分をしっかり拭き取ります。分解できるキッチンバサミは、分解した状態で洗うと隅々まで汚れを落とせます。分解できないタイプは、刃を開いて合わせ目の水分もしっかり乾かしましょう。

トラブル対処法

サビが出てしまったときは、サビ消しゴムやクレンザーを使って落とします。

長持ちさせるポイント
  • 刃先が欠けたり折れたりする可能性があるので、骨付き肉や硬い肉などの食材を切らない。
  • 高温や湿気はサビの発生につながるため、食洗機の使用を避ける。
買い替えの目安・サイン
  • 切れ味が悪くなった。
  • 刃が欠けた。

おろし金

おろし金のお手入れ方法は、以下のとおりです。

日常のお手入れ

使用後は、すぐに流水で食材のかすを洗い流します。中性洗剤や重曹を含ませた硬めの歯ブラシ、またはたわしを使って、刃の向きに沿って軽くこすりましょう。

トラブル対処法

銅製のおろし金などの手作り品は、刃先が摩耗したら刃の立て直しができるので、購入店に相談しましょう。

長持ちさせるポイント
  • 切れ味を長持ちさせるために、力を入れずに洗う。
買い替えの目安・サイン
  • 食材をおろすときの切れ味が落ちてきた。

ステンレス製 ②|鍋・ボウル・ざる

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ステンレスは丈夫で傷みにくいですが、その分洗浄が雑になりがちです。丁寧に汚れを落としておきましょう。

ステンレス製の鍋のお手入れ方法を紹介します。

日常のお手入れ

使用後は、温かいうちに中性洗剤を使ってスポンジで洗います。しっかり汚れを洗い流したら、水分を拭き取って、湿気の少ない場所で保管しましょう。

新品使用時の準備

内面に付着している鉄粉などの細かい汚れを取り除くため、鍋に米のとぎ汁やくず野菜を入れて煮立たせます。または、水に10%ほどの酢を入れて沸騰させる方法も有効です。

トラブル対処法

空焚きや高温調理で外側が茶色く変色したときは、ステンレス製品専用のみがき剤を使って落とします。水道水に含まれるミネラル成分が表面に白く付着したら、鍋の半分くらいまで水を入れ、水量に対して10%程度のクエン酸か酢を入れて沸騰させましょう。

焦げ付いたときは重曹または酢を入れた水を沸騰させて焦げを柔らかくしたあと、スポンジなどでこすり落とすと、焦げが取りやすくなります。 サビは、スポンジにクリームクレンザーをつけてこすり落としましょう。

長持ちさせるポイント
  • サビがつかないように、塩分や油分が付いた状態での放置、鉄やアルミなどの異種金属と接触した状態での放置を避ける。
買い替えの目安・サイン
  • 取っ手が破損した。
  • 鍋底に穴があきそうなほどの腐食が見られる。

ボウル

ステンレス製のボウルのお手入れ方法です。

日常のお手入れ

使用後は柔らかいスポンジなどで洗い、水気を拭き取って乾燥させます。生肉・生魚・卵を扱ったあとは、70℃以上の熱湯を回しかけるか、台所用アルコールで除菌しましょう。

トラブル対処法

カビや細菌の温床になるため、長時間ぬれた状態で重ねておかないようにしましょう。

買い替えの目安・サイン
  • 破損があり、異物混入の恐れがある。

ざる

ステンレス製のざるのお手入れ方法です。

日常のお手入れ

使用後は、すぐに食材のかすを洗い流します。汚れがこびり付いているときは、容器に水を張って中性洗剤を溶かし、ざるを浸してスポンジやたわし、歯ブラシなどで目に詰まった汚れをこすり洗います。

トラブル対処法

黒ずみができたときは、80℃ほどのお湯に水量の1%程度の重曹を入れた鍋にざるを入れ、20分放置して汚れを落としましょう。

長持ちさせるポイント
  • ゆがみや変形につながるため、過度に重ねない。
買い替えの目安 ・サイン
  • ゆがみやサビがひどくなった。
  • 汚れや黒ずみが洗っても落ちない。

ホーロー製|鍋・保存容器

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ホーローは、衝撃でひびや割れが生じやすいので、やさしく扱いましょう。

鍋・保存容器

ホーロー製の鍋や保存容器のお手入れ方法は、以下のとおりです。

日常のお手入れ

表面が傷まないように、柔らかいスポンジと中性洗剤で洗います。洗ったら水気をよく拭き取り、十分乾燥させましょう。

トラブル対処法

鍋に焦げ付きやがんこな着色汚れがついた場合は、重曹水を入れて加熱し、火を止めて数時間おいてから柔らかいスポンジで洗うと汚れが落ちやすくなります。

長持ちさせるポイント
  • ほかの器具との衝撃を避け、高所から落とさないよう配慮する。
  • 割れやはがれの原因になるため、空焚きをしない。
  • いため物や焼き物を避ける。
買い替えの目安・サイン
  • 表面にひび割れが発生した。

銅製|鍋・フライパン

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銅製の調理器具で特に気をつけたいのは、銅製品に発生しやすいサビ「緑青」対策です。

鍋・フライパン

銅製の鍋やフライパンのお手入れ方法を紹介します。

日常のお手入れ

中性洗剤とスポンジで汚れを落とし、水分を拭き取って乾燥させましょう。

新品・久しぶりに使うとき

中性洗剤で洗って煮沸してから使うと、加工時についたにおいや油分を除去できます。

トラブル対処法

緑青(サビ)が付いたら、同量の酢と塩を混ぜた溶液を布かスポンジに付けてこすり落とします。粒子の細かいクリームクレンザーでも代用できます。
内側のメッキがはがれたときなど表面の劣化が気になる場合は、メーカーや専門業者にメッキの塗り直しを依頼しましょう。

長持ちさせるポイント
  • 内側の柔らかいメッキを傷めないよう、一緒に使う調理器具は木製かシリコン製を使う。
  • 塩分や酸が内側のメッキに侵食するため、調理後は速やかに料理を器へ移す。
  • メッキが溶ける可能性があるので、強火での長時間調理や空焚きは避ける
  • 外側は、ときどき専用のクリーナーかクレンザーで一定方向にやさしくみがく。
買い替えの目安・サイン
  • ひどい変形やゆがみ、取っ手のぐらつきがある。
  • 焦げ付きや加熱むらが目立つようになった。

定期的に入れ替えたい調理小物のお手入れと交換目安

布巾や菜箸、スポンジなどの消耗品のお手入れ方法と買い替えの目安も確認しておくと、清潔なキッチンをキープするのに役立ちます。

布巾のお手入れと交換のタイミング

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毎日使う布巾は、使うたびに中性洗剤で丁寧にもみ洗いして、乾燥させましょう。週に1、2回は、漂白剤のつけ置きや数分間の煮沸による消毒も必要です。電子レンジでの消毒は、完全に細菌やウイルスを取り除けるわけではないので、過信しないようにしましょう。

穴があいたり、汚れが落ちなくなったりしたら、最後は雑巾として拭き掃除に使ってから捨てましょう。

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菜箸のお手入れと交換のタイミング

菜箸の使用後は、中性洗剤で洗います。木製・竹製は、湿気を吸うとカビが発生しやすくなるので、洗ったあとは清潔な布で水気を拭き取り、風通しの良い場所でしっかり乾燥させましょう。

洗っても汚れが落ちないときにクレンザーでこすると、表面の防水塗装が落ちて劣化を早めるおそれがあります。また、漂白剤の使用は薬剤が染みこんでしまう場合もあるため、避けましょう。消耗品と割り切って取り替えることをおすすめします。

塗装が剥げたり先が割れてきたら、買い替えのタイミングです。雑菌やカビが繁殖しやすくなるので、気づいたら早めに交換しましょう。

スポンジのお手入れと交換のタイミング

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1日の終わりには、スポンジのお手入れもしておきたいものです。食べかすなどの汚れや水分が残ると雑菌が繁殖しやすくなるので、しっかり洗い流したら固く絞り、除菌効果のある洗剤を全体にもみ込んでそのまま置くと除菌できます。 スポンジは熱に弱く、熱湯消毒は変形や劣化につながるため、耐熱温度100℃以上の専用品以外は避けましょう。

スポンジはきちんとお手入れをしても、衛生面の観点から定期的に交換することが理想です。弾力が低下した、カビや黒ずみが発生した、嫌なにおいがする、泡立ちや洗浄力が落ちたなどのサインが見られたら交換しましょう。


調理器具のお手入れでよくある質問

最後に、消毒に関することや収納のコツなど、調理器具のお手入れ方法に関してよくある質問をまとめました。

アルコール消毒は木製や鉄の調理器具にも使える?

木製・鉄製いずれの調理器具にも、アルコールスプレーを吹きかけることは可能です。水分が残っていると効果が弱まるので、完全に乾いた状態で「キッチン用」「食品添加物」と表示されたタイプを使用しましょう。

ただし鉄製のフライパンに使う場合、アルコールの油を溶かす性質によって、油膜をはがしてしまうおそれがあります。調理時の予熱でも殺菌できているため、アルコール消毒の必要性は少ないでしょう。取っ手や無塗装部分に使う場合は、水分が残らないよう速やかに乾拭きするのがポイントです。

煮沸消毒できる・できない調理器具は?

沸騰したお湯の中で約5分以上加熱すると、一般的な細菌を死滅できるので消毒に有効といわれています。

煮沸消毒できる
  • 耐熱ガラス
  • 布巾
注意が必要
  • プラスチック製
  • シリコン製
煮沸消毒は避ける
  • 木製
  • 耐熱性のないプラスチック製品
  • 金属本体に樹脂や木の柄を組み合わせた製品

煮沸消毒できるのは、耐熱ガラス、布巾です。ガラス製品は割れを防止するため、水の状態から鍋に入れ、取り出したあとも自然に冷ましましょう。プラスチック製、シリコン製の調理器具は、耐熱温度が100℃ちょうどでも、変形の原因になります。十分な耐熱性があるか、耐熱温度表示をよく確認しましょう。

木製品は割れや反りの原因になるため、熱湯をかける程度にとどめましょう。耐熱温度が100℃未満のプラスチック製品や、本体は金属製でも持ち手にプラスチックや木材を使った製品も、変形するおそれがあるので煮沸消毒は適しません。

マンションのキッチンで湿気を防ぐ収納のコツは?

気密性の高いマンションの中はエアコンの効きがよく、いつも快適な室温に保てるメリットがある反面、換気が不足すると湿気がこもりやすい傾向です。収納内の湿度が高いと調理器具にサビやカビが発生しやすくなるため、調理をしたら換気扇を回したり、窓を2カ所以上開けたりして、風が通る道をつくって湿気を逃しましょう。 サーキュレータで空気を循環させるだけでも湿気の対流を防げます。

また、閉め切りがちな収納やシンク下などには除湿シートや除湿剤を置くと、湿度の上昇を抑えられます。

まとめ


素材に合ったお手入れでキッチンを整えよう

調理器具は、素材に応じた適切なお手入れを行えば、サビ・カビ・焦げやぬめりなどの傷みを防ぎ、清潔な状態で長持ちさせることができます。そのためには、素材に合ったお手入れが欠かせません。本記事を参考に、いつものお手入れをほんの少し丁寧に行ってみてください。ピカピカの調理器具に囲まれれば、キッチンがより心地よい空間に変わります。

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