マイホームを購入するなら、まずはモデルルームを見学しますよね。
そんな場合は事前の予約が絶対におすすめです。予約をすることで時間を無駄にすることがなく、確実に、しかもより深くモデルルームを見学できるからです。
今回はモデルルーム見学時に予約をおすすめする理由と、上手な予約方法について解説します。
目次
予約をおすすめするのは、した方が圧倒的にメリットがあるから
もちろん、事前に予約をしなくてもモデルルーム見学できることもありますが、あらかじめモデルルーム見学が決まっているのなら絶対に予約をした方がよいです。それは予約をしない場合に比べてメリットがたくさんあるからです。
具体的には以下のようなメリットが挙げられます。
- 満席や対応できる営業スタッフが少ない場合でも、待たずに見学することができる(出直す手間が省ける)
- 子供連れの場合は、予約時に伝えておくことで様子を見やすいキッズルーム(キッズスペース)に近い席を案内してもらえることがある
- 事前に知りたい情報がある場合は、予約時に伝えておくことで自分専用の資料を準備してもらえる
このように予約をすることで、案内する側と見学する側の両者の準備が万端になり、よりスムーズに・無駄なく効率的に見学をすることが可能になるのです。
また、予約者限定の特典が受けられるキャンペーンをしていることもあります。
予約の方法は目的に合わせて使い分けよう
予約の方法は、大きく分けて(1)電話予約(2)インターネット予約(3)直接店に行って予約 の3つがあります。目的に合わせて使い分けると良いですよ。
【質問や要望がある・当日予約をしたい】電話予約をする
電話での予約のメリットは、その場で予約が完了することです。例えば自分の希望する時間が満席だった場合でも、空き時間を教えてもらって予定の調整がすぐにできます。
また「なるべく人混みを避けたい」「ベビーシッターがいる時に見学したい」といった要望がある場合や、事前に聞いておきたいことがある場合も、電話での予約がスムーズでしょう。
当日すぐに見学したい場合も、その場で空き状況が分かる電話での予約をおすすめします。
【都合のよいタイミングで予約したい】インターネット予約をする
電話が苦手な人や、予約できるタイミングがモデルルームの定休日や営業時間外しかないという人には、インターネット予約がおすすめです。見学時の要望がある場合は、予約フォームに入力して伝えることもできます。
ただし電話での予約に比べると、空き状況の確認から予約完了までに多少時間がかかります。時間に余裕を持って予約することをおすすめします。
また、当日すぐに見学したい場合の予約にはおすすめしない方法です。
【モデルルームが家の近くにある】直接行って予約してもOK!
モデルルームが家から近い、通勤路の途中にあるなど、アクセスしやすい場合は直接店に行って予約するという手段もあります。その場で予約が完了することに加えて、パンフレットや資料がもらえることもあるので、事前にじっくり検討することもできますね。
ただしモデルルームが定休日などで開いてないことも考えられます。事前に営業時間や定休日を調べておきましょう。
予約する時に確認しておくこと・伝えておくこと
見学をより充実したものにするためには、予約の時に希望の日時を伝えるだけでなく、営業スタッフに事前に確認や伝えておくとよい事柄があります。
【確認すること】モデルルーム見学する時に持っていくべきものがあるかどうか
見学当日に話が進み、住宅ローンの事前審査をすることになるかもしれません。それに備えて源泉徴収票などの年収が分かるものや印鑑を持参しておくと、出直す必要もなくなりスムーズです。
持っていっておくといいもの
- 源泉徴収票など年収が分かるもの:住宅ローンの事前審査、住宅ローン減税の目安額の確認に役立ちます
- 身分証明書(運転免許証やマイナンバーカードなど)、保険証:住宅ローンの事前審査の際に必要です
- 印鑑:住宅ローンの事前審査の際に必要な場合があります
- メジャー:置く予定の家具が置けるか等の確認用に。モデルルームに用意していることも多いですが、持っておくと便利です
- 置きたい家具のサイズ表:あらかじめ家にある家具のサイズを測ってメモしていくことで、実際の生活スペースのイメージがつきやすくなります
子供を連れて見学する場合
- 子供用のお菓子やおもちゃ:食べ慣れたお菓子や遊び慣れたおもちゃがあると安心です
- 替えのおむつやおむつ替えシート:モデルルームに替えのおむつの準備がないこともあるので、持っておくと安心です
【確認すること】子連れの場合は、キッズルーム(スペース)ががあるかどうか
子供と一緒に見学する予定なら、キッズルーム(スペース)があるか確認しておきましょう。あわせてベビーシッターがいるかも確認しておくと良いでしょう。
【確認すること】車で行く場合は、駐車場があるかどうか
車で行く予定なら停める場所があるのか、ある場合は場所を確認しておきましょう。モデルルームに駐車場がない場合は、近隣にコインパーキングがあるかどうかを聞いておくと安心です。
【確認すること】見学するのに必要な時間
モデルルームの見学にかかる時間を確認しておきましょう。特に次の予定が入っている場合は「○時までに見学を終えたい」等と伝えておくことをおすすめします。さらに見学当日にも、再度伝えておくと安心です。
当日確認したり聞きたいことの内容・分量によっても多少異なりますが、筆者が案内しているモデルルームの場合、見学に必要な時間は約1〜2時間です。
【伝えておくこと】見学して何を知りたいのか
見学をして、特に何について詳しく知りたいのかを伝えておくことをおすすめします。筆者が実際によく聞かれるのは、次のような内容です。
- 建設地について知りたい
- 建設地を案内してほしい
- 月々の支払いについて知りたい
- マンションと戸建て住宅の違いを知りたい
- 自分の希望額を借入れできるのか知りたい
- 近隣の保育園や小学校までの距離や評判について知りたい
- 賃貸に出す場合の賃貸相場を知りたい
- 住宅ローン減税などの制度について知りたい
- 購入するのに、いつ・いくら必要なのか知りたい
知りたい内容を事前に伝えておくと、より具体的な提案を受けることができます。また、事前に資料を準備してもらえることもあります。
まとめ
モデルルームを見学するときは、時間を無駄にせず有意義な見学ができるよう、事前に予約することをおすすめします。目的に合わせた方法(電話・インターネット・店で直接)を使い分け、以下のポイントをおさえておけば完璧です。
- 【確認すること】モデルルーム見学する時に持っていくべきものがあるかどうか
- 【確認すること】子連れの場合は、キッズルーム(スペース)ががあるかどうか
- 【確認すること】車で行く場合は、駐車場があるかどうか
- 【確認すること】見学するのに必要な時間
- 【伝えておくこと】見学して何を知りたいのか
見学当日はこちらを参考にどうぞ。やはり事前にポイントをおさえておくことで、スムーズで有意義なモデルルーム見学ができますよ。