「捨て活」という言葉はよく聞くけれど、いざ始めようとすると「何から手を付ければいいのかわからない」「勢いで大切な物も捨ててしまい後悔するのでは?」と、不安に思っている方も多いでしょう。
本記事では、心身に負担をかけず無理なくできる「1日15分」の捨て活の始め方を詳しく解説します。「断捨離」との違いや捨て活を始めるメリット、後悔しない方法などもあわせて紹介します。春の新生活を気持ちよく迎えるために、捨て活を始めてみませんか?
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捨て活とは?始める前に知っておきたいこと
捨て活とは、心地よく暮らすことを目的に、不要な物を捨てて、本当に必要な物だけを残す手段です。一方、断捨離はヨガの思想に基づき、外から入ってくる不要な物を「断ち」家の中の不要な物を「捨て」、物への執着から「離れる」ことを目的としています。どちらも片付けのノウハウですが、断捨離は捨てることを重視しているのに対し、捨て活は残すことを意識しています。
捨て活では、一度に捨てる必要はありません。完璧を目指さず、自分の価値観や生活リズムに合わせて少しずつ進めることが、無理なく続けるコツです。
捨て活を始める3つのメリット

捨て活を行うと、住まいが整うだけでなく、生活そのものの質を向上させる、以下のようなメリットを得られます。
- 探し物や片づけの手間・時間が減る
- ムダな出費を抑えられる
- 動線や使い勝手を今の暮らしに最適化できる
捨て活を始める3つのメリットについて詳しく紹介します。
探し物や片付けの手間・時間が減る
物が少なくなり使いたい物がすぐに見つかるため、探し物に費やす時間が減ります。例えば、クローゼットが服でパンパンだと着たい服が見つかりにくいですが、空間に余白があれば一目瞭然でサッと取り出せるはずです。その分、身支度も短時間で済ませられるようになるでしょう。
また、使った物を定位置に戻しやすくなり、散らかりにくくなるため、片付ける手間や時間も減ります。掃除も楽になり、日々の家事負担がぐんと軽減されます。「片付けなくちゃ」というプレッシャーから解放されるのも捨て活のメリットです。
ムダな出費を抑えられる
本当に必要な物がわかるため、安さにつられてセール品を買ってしまったり、いつか使うかもしれないといった、あいまいな理由で買い物をしたりすることが減ります。また、自分の持ち物を正しく把握できるようになるので、重複した物を買わずに済み、ムダな出費を抑えられます。
賞味期限の過ぎた保存食でパントリーがいっぱい、家じゅうにハサミが何本もある、などの事態がなくなり、心理的なストレスも軽減できるでしょう。
動線や使い勝手を今の暮らしに最適化できる
物の量をちょうどよく整えられると、動線や使い勝手が今の暮らしにフィットします。家族構成の変化、子どもの成長、在宅ワークの増減、趣味の広がりなどで暮らしや必要な物は常に変わっていくものです。
以前は必要だった物、便利だと感じた物も、暮らしの変化によって不要になったり使いにくく感じたりするケースもあるでしょう。ライフステージが変わるたびに捨て活を行えば、そのときどきの今の自分たちに合った形へ住まいがアップデートされていきます。結果として、家族みんながストレスなく過ごしやすい空間が整います。
捨て活で後悔しないための3つのルール
物をたくさん捨てようと意識したばかりに、やっぱり捨てなければよかったと後悔してしまうケースがあります。捨て活で後悔しないためには、次の3つのルールを守りましょう。
- 迷ったら保留する
- 思い出の品は後回しにする
- 勢いで一気に捨てず短時間で作業を区切る
それぞれ詳しく紹介します。
1. 迷ったら保留する
捨てるのかとっておくのか即座に判断できず迷ってしまったら、無理に捨てずにいったん保留ボックスに入れておきましょう。手で持ち上げられるぐらいのサイズの保留ボックスを、すぐに出し入れできる場所に置くと、見直しやすく便利です。
これにより、片付けの手が止まらずに、スムーズに作業が進みます。あらかじめ保管期限を決めておき、期間が過ぎたときに保留した物がなくても困らなかったと感じたら、思い切って捨てましょう。
2. 思い出の品は後回しにする
捨て活に取りかかる順番も大切です。写真や思い出の品などは、判断に時間がかかります。はじめにこれらに手を付けてしまうと、思い出に浸って作業が止まったり、勢いで捨てて後悔したりする可能性があります。
まずは、思い入れがない日用品などから手を付けましょう。例えば、使用期限が過ぎた薬やサプリメント、使い古した靴下、ためがちなレジ袋などは判断が容易です。こうして判断する感覚に慣れてきたあとで思い出がある物の整理へ進むと、勢いで処分してしまう失敗が少なくなるはずです。
3. 勢いで一気に捨てず短時間で作業を区切る
一気に片付けると、途中で集中力が落ちて判断力が鈍り、必要な物まで捨ててしまい後悔しやすくなります。特に疲労がたまると、「もう全部いらない」と勢いで手放してしまう事態にもなりかねません。
こうした状況を防ぐには、例えば15分ほどで終える範囲に区切って進める方法が効果的です。短時間で区切ることで、集中力が保たれている間に冷静な取捨選択ができるため、後悔なく捨て活を続けられます。
後悔しない捨て活の始め方3ステップ
捨て活で後悔しないためには、適切な進め方や手順がポイントになります。次の3つのステップに沿って、始めてみましょう。
- STEP1. 何を捨てる?今の自分に合った判断基準を決める
- STEP2. どこから始める?毎日使う場所を短時間にできる範囲で
- STEP3. どう手放す?ごみ以外の処分方法も検討する
STEP1. 何を捨てる?今の自分に合った判断基準を決める

まず「捨てる・残す」の判断基準を決めます。最初に自分なりの基準を決めておくと、作業中に迷いにくくなります。判断基準の例を見ていきましょう。
例1.今の自分に必要か
現在の自分や家族にとって、本当に必要なのかを考えます。それがあると暮らしが楽になったり、充足感があったりする物を残しましょう。「高価な物だったから」「いつか使うかも」といった基準よりも、現在の自分軸が必要としているかどうかで判断しましょう。
例2.使用頻度が高いか
使用頻度が高かったかどうかを振り返ります。例えば、ここ1年間で使わなかった物であるなら、今のライフスタイルには不要な物かもしれません。自分なりに設定した期間を基準に判断してみましょう。
なお、残す物の量としては、収納スペースの8割程度を目安に調節できるとストレスなく物を出し入れできるようになります。
STEP2. どこから始める?毎日使う場所を短時間にできる範囲で
毎日必ず使う場所や、判断に迷いにいくい物がある場所から着手しましょう。おすすめは、15分ほどでも成果が見えやすい、洗面所や玄関といった小さなスペースです。短時間に限定して始めると、スムーズに進みます。
反対に、大きなスペースは作業量も多くなるので序盤には向きません。思い出の品や家族の物が混在しやすい場所も、判断が難しくなりがちで、最初のステップとしてはハードルが高めです。こういった場所は、捨て活にある程度慣れてから取り掛かると良いでしょう。
まずは、時間を短く区切って毎日使う小さなスペースから始めてみると、効果を実感できるため、無理なく習慣化しやすくなります。
STEP3. どう手放す?ごみ以外の処分方法も検討する

不要になった物をごみとして捨てる以外の選択肢も視野に入れると、より納得感をもって手放せます。まだ使えそうな物は、リサイクルショップの買取サービスやフリマアプリを活用すれば、現金化もできます。
譲渡や寄付などの選択肢もあります。知人に譲ったり団体に寄付したり、寄付を受け付けている団体に託したりすることで、次に必要とする人のもとで再び活かされます。最近ではリサイクルサービスを行っている自治体もあります。自分に合った処分方法を選び、後悔のない捨て活を進めましょう。
15分で完了!家のスポット別の捨て活術
捨て過ぎの後悔を防ぐためには、15分だけの捨て活が有効です。ポイントは、すべての物を一度取り出す作業は時間がかかるため省き、15分で終えられる程度の範囲に絞ってスタートする点です。ここでは、15分でできる捨て活の方法を場所別に詳しく紹介します。
玄関:履かなくなった靴を見直す
今の自分と家族が本当に履く靴だけに絞りましょう。以下のような靴は、思い切って見直します。
- 玄関の見直しポイント例
- サイズが合わない靴
- 底がすり減っているなど古くなった靴
- 履き心地が悪い靴
- 1年間で出番がなかった靴
傘も同様で、壊れている物や使わなくなった物を手放し、必要な本数だけに整えると管理も容易になるでしょう。
靴箱に余白が生まれると、出し入れしやすくなり、玄関の動線も自然と整います。靴を脱ぎ履きするスペースに靴があふれていることがなくなるため、出入りも楽になり掃除もしやすくなるはずです。
さらに人別に靴をしまう場所を定位置として決めておけば、朝の外出時に探す手間が減り、帰宅後もすぐに片づけられます。
洗面所:使わないタオル・スキンケアを見直す

洗面所は、鏡の裏収納だけ、棚一段だけなどと範囲を決めて行うとスムーズに進みます。次の物を見直してみましょう。
- 洗面所の見直しポイント例
- 使い古してごわごわになったタオル
- 使わなくなったヘアケア用品、スキンケア・化粧品
- いつか使うおうと保管している試供品
タオル類は必要な枚数だけを残すと、格段に出し入れしやすくなります。次に、使わなくなったヘアケア用品や化粧品も見直しましょう。小さなアイテムが多い洗面所は、不要品が無くなれば驚くほど見た目がすっきりします。
毎日使う場所だからこそ、ストレスなく物を出し入れできる場所にしておきたいものです。
キッチン:期限切れのストック・使っていない道具を見直す
キッチンでは、引き出し一つ、棚一段など小さな範囲を決めて見直すと、負担なく続けられます。次の物を見直してみましょう。
- キッチンの見直しポイント例
- 期限切れのお菓子、調味料、レトルト食品
- 使わなくなった調理器具
- 重複しているキッチングッズ
- 使い古した布巾
まずは期限切れの食品ストックを処分し、収納の奥に眠ったままの調理器具をチェックしてみてください。使いにくい道具や重複しているアイテムは思い切って手放せば、必要な物がすぐ取り出せる状態になります。
物が動線をふさいでいる場合は、置き場所を変えてみましょう。調理中の「探す」「どかす」といった無駄な動きが減り、家事全体がスムーズになります。小さな見直しでも、キッチンの使い心地は大きく変わります。

クローゼット:一度も着なかった服を見直す

まずは、左端のハンガーから10本分だけなど、範囲を小さく区切って見直すと気楽に取りかかれます。掛かっている服の中で、明日着たいと思える服、今の好みや体型に合う服だけを残し、以下を見直してみましょう。
- クローゼットの見直しポイント例
- 経年劣化した服
- 今年一度も袖を通していない服
- 「いつか着るかも」「高価だったから」という理由で残していた服
これらの服は、出番がないまま場所を占領しがちです。それらを見直すと、クローゼットが一気に軽やかになります。服の選択肢が絞られれば、朝の支度が楽になりますよ。
こちらの記事では、マンションのクローゼットをすっきり整える収納アイデアをご紹介しています。

捨て活で整えた住まいをキープする買い物習慣

捨て活で住まいを整えたあとは、心地よい状態を維持するための工夫も必要です。特に買い物をする際は、新たな不要品を増やさないよう、次のような点を心掛けましょう。
1つ買ったら1つ手放す
持ち物を増やし過ぎないためには、収納スペースに収まる量を基準に買い物をすることが大切です。新しい物を1つ迎えるなら、同じカテゴリーの物を1つ手放すのが理想的です。そうすることで、物の量を常に一定に抑え、散らかりにくい状態が続きます。
「本当に必要か」「今ある物を手放してでも欲しいか」を考えて買い物をする習慣が、無駄な買い物を防ぎ、暮らしを軽やかに整えてくれます。
「安いから」ではなく「必要か」で買う
買い物をするときも、価格の安さよりも「今の自分に本当に必要か」を基準に考えましょう。セールや100円ショップでは、安さを理由に気軽に買ってしまいがちですが、家の中に必要のない物を増やす事態につながりかねません。
とりあえず買うのではなく、代わりに使える物が家にないか、使う場面が具体的に思い浮かぶかどうか、いったん立ち止まって考えてみましょう。きちんと見極めれば、無駄買いが自然と減っていきます。
捨て活に関するよくある質問
最後に、捨て活の始め方に関してよくある質問をまとめました。困った時の参考にしてください。
Q. 保留ボックスの中身がいつまでも減らない時はどうする?
保留ボックスの中身がたまり続けないよう、見直すタイミングを決めておきましょう。例えば、3か月後などと保存期間を設定しておき、期限がきたら中身をチェックします。その期間に一度も使わなかった物は、暮らしに必要な場面がなかったと判断できます。
設定した期限で一区切りつければ、保留ボックスがただの置き場にならず、片付けが滞りにくくなるでしょう。
Q. 家族の物が多くて困っている場合の対処法は?
家族の持ち物が多く散らかっているときは、家族専用の一時置き場をつくりましょう。置き場が決まるだけで、リビングや共有スペースでの物の散乱を防げます。一定期間が過ぎたら、本人に見直してもらう方法も効果的です。
無理に捨てさせようとしたり、家族の物を勝手に捨てたりすると、トラブルになる可能性があるので避けましょう。
Q. 思い出の品を減らしたいのに捨てられない時はどうする?
思い出の品は感情が強く結びついているため、手放すのが難しいものです。まず、写真や書類は、特に心が動く物だけに厳選して、残りはデータ化して保存しましょう。
子どもが小さい頃の服や工作などは、しばらく飾って楽しんだあと、期限を決めて手放す方法も有効です。自分にとって無理のない方法で向き合うことが、後悔しない捨て活につながります。
1日15分、後悔のない捨て活で心地よく暮らそう
捨て活はたくさんの物を捨てることが目的ではなく、今の自分に負担をかけている物を少しずつ手放し、心地よく過ごせる空間を取り戻すための手段です。不要な物を減らすと、探す時間や片付けの手間がなくなり、驚くほど暮らしやすくなります。まずは15分、効果を感じやすい小さなスペースから始めて、心地よい暮らしに整えてみてはいかがでしょうか。
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