毎日の生活に欠かせないタオルですが、皆さんはどれくらいの頻度で買い替えていますか?手や体を拭くことはできているし…と考えると捨てる決断ができず、ずるずると使い続けてしまうこともあるのではないでしょうか。
古いタオルは使い心地が悪いですし、量が増えてくると置き場所にも困りますよね。タオルの捨てどきを知り、いつも使い心地の良いタオルで生活の質を少し高めてみましょう!
目次
タオルの捨てどき6つのタイミング
まだ使えそうだなと思っているタオルでも、実はもう捨てどきを迎えているということがあります。
この章では、タオルの捨てどきサインを6つご紹介いたしますので、一度ご自宅のタオルを総チェックしてみてください!
破れたり穴が空いたとき
破れたり穴が空いたりしてしまったら、それはもう捨てどきです。
「いやいや、まだ水分は拭き取れる!」と思っても、急な来客時にそんなタオルがかかっていたら、ちょっと慌ててしまいませんか?使い心地も悪いですし、人には見せられないなと思うのであれば、思い切って捨ててしまいましょう。
破れてはいなくても、ほつれが気になってきたら、こちらも捨てどきのサインです。
カビが発生したとき
タオルについている黒い斑点に気が付いたことがある方もいると思います。この正体は黒カビです。
水分を吸収しやすく乾かきにくいタオルは、とてもカビが繁殖しやすい環境です。黒カビは繊維に入り込んで繁殖するので、酸素系漂白剤でつけ置き洗いをしても、すっきりキレイにすることはなかなか難しいのが辛いところ。
カビが生えたタオルで手や体を拭くのはカビをこすりつけることになって不衛生ですし、アレルギーの原因にもなりえます。黒カビを見つけたら捨てどきと考えましょう。
嫌な臭いがするようになったとき
何かニオイの強いものを拭きとったり、生乾きの臭いがしみついてタオルが臭いなと感じたら捨てどきです。
ニオイが取れない場合は、目に見えなくてもカビが繁殖している可能性もあります。せっかくきれいに洗った手や体を拭くときに、タオルから嫌な臭いがしたら不快ですし不衛生です。臭いが気になったら処分してしまいましょう。
色が黒ずんできたとき
白っぽいタオルを使っているとわかりやすいですが、タオルを長く使っていると全体が黒ずんできます。濃い色のタオルであれば、なんとなく色がくすんでくるのがわかるでしょう。
この黒ずみやくすみは微細な汚れがたまることで発生し、もとに戻すことは難しいです。見た目が良くないですし、とれない汚れが染みついたタオルは捨てたほうがいいでしょう。
肌触りがゴワゴワしてきたとき
タオルを触って、ゴワゴワしていると感じたら捨てどきのサインです。使い心地が悪いですし、肌を傷つけてしまう可能性もあります。
なおタオルが固くなる原因は洗剤の洗い残し、乾燥しすぎ、雑菌の繁殖などで、これらを改善すれば改善することもあります。
洗濯時には少量のタオルだけを洗い、すぐに取り出してしっかりと振ることでパイルを立たせます。そして、完全に乾かすのではなく適度な湿度を保つことが大切です。また、乾燥機の使用もおすすめです。
一定期間が経過したとき
タオルに目立った汚れやほつれがないとなかなか捨てられないという方は、「使い始めて1年経ったら処分する」など予め決めておくのがオススメです。
標準的なタオルは30回ほど洗濯したらパイルや繊維が傷んでくるので、ホテルなどではそれを基準に処分することが多いようです。7枚のタオルをローテーションで使用し、週1回洗濯するとすれば、約7か月で処分の時期を迎えることになります。
家で使うタオルにホテルほどのクオリティは必要ありませんので、1年程度をひとつの目安にしてもいいのではないでしょうか。一度、洗濯頻度を確認してみてくださいね。
タオルの再利用方法の紹介
不衛生な状態になったタオルは捨てるしかありませんが、破損や触感の劣化で処分するのであれば、捨てる前に再利用ができないか考えてみましょう。
使い捨て雑巾として再利用
窓を拭いたり、床を拭いたり、日々の掃除の中で雑巾を使う場面は多々あると思います。わざわざ新しい雑巾を用意せずに、使い古したタオルを再利用しましょう。
タオルとしての役目は果たし終わっているので、汚れてしまったらそのまま処分。捨てる前のタオルを再活用できますし、掃除も手軽にできるので一石二鳥ですよ。
バスタオルなどの大きいタオルは、使いやすい大きさにカットしてストックしておくとさらに便利です。
汚れ物の片付けに再利用
汁物が入ったお鍋を落としてしまったり、ソースやしょうゆ入れを倒してしまったりして大量の汚れが発生してしまうと、雑巾一枚ではすまないこともあります。
そんな時に活躍するのが使い古しのタオル。フェイスタオルやバスタオルであれば、大量の汚れも一気に拭き取ることができます。
料理の油処理に再利用
料理をしていると避けることが難しい油汚れ。特に天ぷらやから揚げなどで大量の油を使用した後は、その処分に一苦労です。
そんな時にも使い古しのタオルは大活躍!二重にしたビニール袋や牛乳パックに捨てる前のタオルを詰めて、そこに油を染み込ませ、密閉してから処分しましょう。
また、処分前のタオルを小さくカットしたものをキッチンに常備しておき、フライパンやお皿についた油汚れを拭きとるのに使っても便利です。
ペットの遊び道具として再利用
ペットの遊び道具におもちゃを買ってあげるのもよいですが、捨てる前のタオルでも楽しく遊ばせることができます。
そのまま使ってひっぱりっこをするのもいいですが、ひも状に加工すると扱いやすくなります。
- フェイスタオルを縦長に置いて、下側から縦に3等分の切り込みを入れます。上側5cm程度は残すようにしてください。
- 上側を玉結びにします。(頭が小さい、3本足のタコのような状態になります)
- 3本の部分を三つ編みにしていき、残り10cmほどになったら結んでほどけないように止めます。
ひっぱり合いをするもよし、投げて取ってきてもらうもよし。購入するおもちゃと比べると耐久性には劣りますが、なんといっても捨てるはずだったタオルを使っているので無料!思いっきり遊ばせてあげることができますよ。
まとめ
1日に何度も使うことになるタオルですから、少しでも気持ちよく使いたいですよね。そのためには、やはり定期的なタオルの買い替えが必要です。
見た目や触り心地など、今回ご紹介した捨てどきのサインを処分基準として覚えておけば、買い替えの判断がしやすくなると思います。また、衛生面に問題がないタオルは、再利用して最後まで有効活用して処分することを心がけましょう。
後悔なく手放して、使い心地の良いタオルで1日を気持ちよく過ごしましょう!