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マンションライフ

子ども部屋のレイアウト、部屋選びや家具配置のポイント

子どもが大きくなってきたとき、抱える悩みのひとつが「子ども部屋」です。子どもの成長に合わせて子ども部屋を設ける家庭は多いですが、快適な環境で健やかに育ってほしいと願うほど、子ども部屋の場所やレイアウトで悩んでしまう方も少なくないでしょう。

勉強に集中したり部屋の片付けがしやすかったりなど、子ども部屋のレイアウトはとても大切です。勉強や片付けといった子どもの自発的な行動を促すことができれば、精神的な成長にも繋がります。一方で、子ども部屋のつくり方によっては、家族のコミュニケーションが減るといったデメリットもあります。子どもとのコミュニケーションの機会を保ちながら、成長を促せる環境づくりを目指しましょう。

今回は、子ども部屋をつくるときに意識すべきポイントをご紹介します。「そろそろ子ども部屋を用意する時期かな」と考えている方は、ぜひ参考にご覧ください。


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子ども部屋を決めるポイント

3LDKや4LDKの間取りであれば、いくつかの部屋から子ども部屋を選べます。多くの場合、どの部屋も一長一短があるものです。子どもをどのような環境で育てたいのか考えながら、以下のポイントを参考に決めてみてください。

部屋へ行くためにリビングを通る

ひとつ目のポイントは、「部屋へ行くためにリビングを通る」ことです。子ども部屋を用意するときの大きなデメリットのひとつが、家族のコミュニケーションが減ること。玄関・廊下から直接子ども部屋にアクセスできると、顔を合わせる機会が少なくなってしまいます。部屋への動線にリビングがあれば、家族が集まる場所を経由することで自然とコミュニケーションが誘発されることでしょう。

戸建て住宅の場合、2階に子ども部屋をつくって階段をリビングの横に設置すれば、リビングを通って子ども部屋にアクセスできるようになります。一方、マンションでは廊下沿いに部屋を配置し、その先にリビングがあるケースが多いです。そのため、リビングを介して部屋へ行くような間取りの物件は、探すのが難しいのが実情です。そのなかでも、リビングの横に洋室がある間取りなど工夫されている物件もありますので、マンションでこのような間取りを希望される場合には、一度不動産会社に相談してみてください。

鍵の付いていない部屋

子ども部屋をつくるときのもうひとつのデメリットが、子どもが部屋にこもって様子がわからなくなってしまうことです。特に、鍵付きの部屋の場合はドアを開けることの物理的・心理的なハードルが高くなることがあり、なおさら様子を確認しづらくなってしまいます。「鍵があるほどひきこもり傾向が高まる」と報告されてる論文もありますので、子どもとの距離を広げないようにするためにも、鍵の付いていない部屋を子ども部屋にするとよいでしょう。

外や他部屋からの音が気にならない

子どもが集中して勉強に取り組む、快適に寝るなどのことを考えると、子ども部屋は外や他の部屋からの音が気にならない位置にあるのが望ましいでしょう。会話やテレビの音が出るリビングから離れた位置に子ども部屋を置くことが、ひとつの方法として挙げられます。

特に、マンションでリビングの横にある部屋を子ども部屋にするときは注意が必要です。「戸を全開にすればリビングを広く使える」というメリットからドアをスライドウォールにしているケースが増えており、防音性が十分でないことがあります。勉強や睡眠に集中しにくい可能性があるほか、子どものプライバシーという観点でも快適な環境をつくりにくいかもしれません。親からすると様子が分かりやすいというメリットもありますが、子どもの意向を考慮して部屋を決めるとよいでしょう。

正方形ではなく長方形の部屋

子ども部屋に限ったことではないですが、部屋の形状は正方形より長方形の方が使いやすい傾向があります。同じ広さでも壁面が多く取れるので、家具を配置しやすいからです。正方形の部屋の場合は、壁に家具を並べたときに中央のスペースが無駄になりやすいので留意しておきましょう。スペースを効率的に使うためには、子ども部屋をつくる前に寸法を測りながら、ベッドや机などの大きな家具の位置を考えておくことをおすすめします。

一方、正方形の部屋はレイアウトの自由度が高いというメリットがあります。部屋を長く使っていると、子どもが模様替えをしたくなるものです。部屋が正方形であればベッドや机の向きを変えやすく、幅広いレイアウトに対応できます。自分で部屋のレイアウトを考えて快適な環境をつくることも、ひとつの勉強といえるでしょう。子どもの発想力を育むためにも、自由度の高い部屋を与えるのもよいかもしれません。

部屋の向き

子ども部屋の場所を決めるときは、部屋の向きも意識しておきましょう。部屋向きによって、過ごしやすさが大きく異なります。特に、太陽の光が入ると心地よい部屋になる一方で、机に光が反射すると勉強に集中しにくくなってしまいます。どの向きも一長一短があるので、以下を参考に子どもにぴったりの部屋向きを選びましょう。

北向き

北向きの部屋は敬遠されがちですが、実は太陽の日差しが直接入らないため、夏場も比較的涼しく過ごしやすい環境です。なお、太陽が眩しくて勉強に集中できないということはありませんが、昼間でも照明が必要になるケースがあります。

東向き

朝の日差しで気持ちよく起きることができるため、発育によい環境です。お昼以降は太陽が入りにくくなるので、勉強に集中しやすい環境になります。勉強と睡眠の環境をバランスよく整えられる部屋向きといえるでしょう。

西向き

朝の日差しが入らないので、夏場も気持ちよく寝ることができます。ただし、夕方は西日が厳しくなり、机を窓に向けていると勉強に集中しにくくなってしまうことがあります。その際は、カーテンやブラインドで対応するとよいでしょう。

南向き

明るく開放的で気持ちよく過ごせますが、夏場は特に暑くなります。太陽が直接入り込む時間が長いため、昼間に部屋で勉強することが多い場合は机の向きやカーテンなどで対策しましょう。


子ども部屋に必要な家具や家電

子ども部屋には、以下のような家具・家電があるとよいでしょう。

  • ベッド
  • 勉強机+デスクライト
  • 本棚
  • クローゼット
  • Wi-Fiルーター(リビングから電波が届かない場合やパソコンを設置する場合)

家具のサイズやデザインは、今後の成長を考えて選ぶことが大切です。特に勉強机は高校生や大学生まで使うことになるので、ずっと同じものを使うのか、成長にあわせて買い替えるのかを考えてサイズを決めましょう。デザインはシンプルな方が飽きにくく、長持ちする傾向があります。

その他に考えられるものとして、テレビやパソコンが挙げられます。テレビやパソコンは子どもの娯楽時間を増やして勉強の集中を妨げるだけでなく、部屋にこもりやすくなってしまう傾向があります。そのため、子ども部屋には置かないという家庭が多いようです。予備校などはオンライン授業が増えているという背景もありますが、オンライン授業のときだけタブレットを貸すなどの方法も考えられるので、適切な対応を考えましょう。

 

中学生や高校生くらいになると、子どもが段々と自立してきます。そうなれば、テレビやパソコンといった趣味に関するものを強く望まれるかもしれません。そのときは、子どもとよく会話して設置を検討してみてください。近年は、ITやAIをはじめとするデジタル技術が世界を大きく変えています。このようなスキルは、これからの社会のさまざまな場面で必要になるでしょう。そのため、子どもが自由にパソコンを使える環境を整え、自分の興味や才能を伸ばせるようサポートしてあげることもひとつの育て方とされています。


家具配置を考える際のポイント

子ども部屋の家具配置を考える際は、勉強に集中できる環境を整えることを意識するのがおすすめです。ここでは、家具配置のポイントをご紹介します。

勉強机の横に本棚を置く

本棚は勉強机の横に置くとよいでしょう。教科書や参考書などを取りやすくなり、勉強が捗るようになります。特に、椅子に座ったまま長時間集中できる、立ち上がることで集中が切れてしまうといった場合におすすめです。

一方、マンガなど勉強に関係のない本を置くと、つい気になって集中を切らす原因になることが考えられます。子どもの勉強にも息抜きは必要ですが、読み始めると休憩が長くなりすぎてしまうことがあります。集中が途切れやすい場合、マンガなど勉強に関係のない本は椅子から届かない場所に置いた方がよいでしょう。

勉強机やベッドの近くに本棚を置く場合はしっかりと固定し、重い本は低い位置にしまうようにしましょう。地震時に本棚が転倒したり重い本が落ちたりすると、子どもにぶつかってケガをしてしまう可能性があります。また、日当たりのよい場所に本棚を置くと、本が日焼けしやすくなってしまいます。アルバムなどをしまう場合は留意しておきましょう。

勉強机は壁向きに置く

子ども部屋の窓に面してマンションの廊下がある場合、勉強しているときに通行人が気になって集中が切れてしまうことがあるかもしれません。外の景色に気が散ってしまう要因があるときは、勉強机を壁向きに置くレイアウトが効果的です。いつでも同じ環境で勉強に取り組むことができ、集中しやすい空間をつくることができます。

また、勉強机を窓に面して置くと、太陽の光が反射して手元が見えにくくなってしまうことがあります。カーテンやブラインダーで対応することも可能ですが、自然光を取り入れられた方が心地よい部屋になるので、勉強机の置き方で対応するのがおすすめです。

学校の机は、基本的に西向きに置かれています。そうすることで、南からの太陽光によって右手の影が紙面に落ちないようになるからです。窓や照明と机の位置関係を工夫することで、影が紙面にかからず快適な学習環境を整えることができます。

勉強机とベッドは対角線に置く

ベッドが近くにあるとつい休憩したくなってしまうため、勉強机とベッドは離して、できれば対角線の位置に置くとよいでしょう。勉強と休憩の場所を明確に分け、生活にメリハリをつけることができます。

また、大きな家具であるベッドと勉強机を離して置くことで、間の空間を広く取りやすくなります。マンションでは、収納スペースも悩みのひとつとなるかもしれません。ベッドの下が貴重な収納スペースになっている住まいも多いのではないでしょうか。収納付きベッドの引き出しを収納スペースとして使用する場合は、ベッドの前に十分な空間を確保するようにしましょう。

ベッドは朝日が入りやすい場所に置く

朝日が入りやすい場所にベッドを置くと、体のリズムが整えられて目が覚めやすくなります。明るい光には体内時計をリセットする効果があり、リセットされてから15時間程度で眠くなるのが一般的とされています。そのため、太陽光で自然に体内時計をリセットすることで、21時前後には眠くなるというリズムをつくることができるのです。

遮光カーテンで朝日をシャットアウトしてしまうと、体内時計をリセットすることができません。遮光カーテンではなくレースのカーテンにする、起きてほしい時間の30分前にカーテンを開けてあげるなどの工夫をすることで、より効果的に睡眠のリズムを整えることができるでしょう。


【広さ別】おすすめのレイアウト例

最後に、広さ別で子ども部屋のおすすめのレイアウト例をご紹介します。

4~4.5帖

4.5帖と聞くと狭いように感じるかもしれませんが、勉強机とベッドを置くには十分な広さです。他に余計なものを置くスペースがないため、ミニマムな部屋を維持することができ、勉強に集中するにはぴったりの環境をつくることができます。

部屋を広く使いたい場合は、ベッドではなく布団を使うのもおすすめです。布団をたたむ習慣を身に付けることで生活にメリハリがつき、勉強中につい横になってしまうことも少なくなります。

※イメージです。写真の部屋の帖数は4~4.5帖ではありません。

4.5帖の子ども部屋で悩ましいのは、収納スペースを確保するのが難しいことです。勉強に集中できるミニマムな部屋を維持するには、そもそも物を増やさないようにするべきでしょう。しかし、収納スペースが必要な場合は、収納付きベッドや壁面収納が便利です。上の例では壁面に天板を取り付け、デスクおよび収納スペースとして活用しています。しっかりした勉強机を置きたい場合は、天井まで使える大型の壁面収納を設置する方法もあります。あえて子どもが届かない高さにおもちゃを収納すれば、勉強中に気が散りにくくなるかもしれません。

5~6帖台

5~6帖は、多くのマンションで採用されている居室の広さです。勉強机とベッドのほか、本棚などの家具を置くことができます。空間にゆとりがあるため、友達が遊びに来たときは子ども部屋で遊ばせることもできるでしょう。

また、少し工夫すれば、2人部屋としても使うことも可能です。具体的には、寝具や収納に関して以下のような方法が挙げられます。

  • 2段ベッドにする
  • 寝具は布団にして昼間は片づける
  • ロフトベッドの下に収納や勉強スペースを設ける

勉強机を並べると隣が気になったり一緒に遊んだりしてしまうため、できれば背中合わせになるように置けるとよいでしょう。また、2人分の家具で部屋が狭く感じる場合は、明るい色の壁紙や床・天井材、家具にすることをおすすめします。明るい色には空間を広く認識させる効果があるため、実際よりも広い空間を演出することが可能です。

※写真はイメージです。

7~8帖

7~8帖の広さであれば、子どもが2人でも小学校高学年になるくらいまでは十分に生活できるでしょう。部屋を2つに区切るようにロールスクリーンを設置し、それぞれが自分の空間で勉強に集中できる環境をつくることもできます。スクリーンを上げれば兄弟が遊ぶための広いスペースを確保でき、さまざまなシーンで使える部屋になるでしょう。2LDKで2人の育児を考えている場合はおすすめの広さです。

1人部屋なら、高校生や大学生でも不自由なく暮らせます。勉強机・ベッド・本棚のほか、ゲーム・パソコン・楽器といった趣味に関するものを置けるようになるため、子どもの成長に合わせて幅広い希望に応えてあげることができます。

※写真はイメージです。


まとめ

子どもには、よい環境で育ってほしいものです。そのためにも、子ども部屋の場所やレイアウトは、しっかりと考えて計画することが大切です。部屋の広さによって適した使い方が異なるため、子ども部屋をつくるかどうか検討するなら、子どもの育て方をイメージしながら進めましょう。

これからマンション購入を検討されている方へ

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