「そろそろマイホームを・・・」
マイホーム計画を考え始めたときから、いろいろな場面で様々な選択をしていきます。中でも「マンションと一戸建て どちらがいいのか」という選択は大きなものです。
筆者は10年間の注文住宅の営業経験を経て、現在マンション販売に携わっております。一戸建て・マンションどちらにしても人生でおそらく一度のマイホーム計画。人生最大のイベントを陰ながらお手伝いさせていただく中で、私自身も満足できるお買い物をしていただけたこともあれば、「これでよかったのかな?」と悩んでしまう事例もありました。
今回は「マンションと一戸建て、自分が購入するとしたらどっち?」と、迷われている方に向け、それぞれのメリットとデメリットに加え、購入体験談もご紹介したいと思います。
マンションと一戸建て住宅、どちらかが良くてどちらかがダメということではありません。求めるライフスタイルがどちらにあるか、一人でも多くの方のマイホーム計画にお役立ていただければと思います。
これからマンション購入を検討されている方へ
アルファあなぶきStyle会員に登録すると、総合不動産ディベロッパー「あなぶき興産」が解説する住まい選びに役立つ資料のダウンロードや、デジタルブック閲覧ができます。
・マンションの購入を検討するときの注意点
・マンションを購入してから入居までの手続きの流れ
1.マンションと一戸建て それぞれのメリットとデメリット
最初にそれぞれのメリット・デメリットを簡単にご紹介します。
1-1.マンションのメリット
- 駅近くなど市街地で建設されることが多いため、生活利便性が高い立地にあることが多い。
マンションは一戸建てと比べ、生活・交通利便性の高い立地に建てられる傾向にあります。駅や学校、スーパーが近くにあることで、通勤や買い物の時間も短縮されます。
- オートロックや監視カメラ設置、有人管理が多く、セキュリティ面の安心がある。
共同玄関にオートロックシステムを採用していることが多く、来訪者は住戸内にあるモニターインターホンで顔を確認、対応できます。また、敷地内に監視カメラを複数設置するなど、不審者対策がとられていることが多いようです。
管理人のいる物件では人の目での監視にもなり、さらに安心といえます。
- 住戸内はワンフロアでバリアフリーになっていることが多く、リタイア後も大きなリフォームなく住むことができる。
近年の新築マンションはバリアフリーで建てられることが多いように思います。この場合、リタイア後に段差解消リフォームを行う必要はほとんどありません。
また、子育て世代にとっても、バリアフリーの家ならお子様が室内の段差でつまづきケガをする、という心配も解消されるのではないでしょうか。
- RC構造は比較的気密性が高く、空調効率が良い。また、高い耐火性も備える。
RC造住宅やSRC造住宅などで使用するコンクリートは、外気の影響を受けにくい特性があり比較的機密性は高い素材です。エアコン使用時は、少ないエネルギーで室内を暖めたり冷やしたりできます。
また、コンクリートは不燃材料でできています。万が一の火災でも木造などと比べ影響は少ないといえます。- RC造(鉄筋コンクリート構造)・・・主に鉄筋とコンクリートで構成された建物
- SRC造(鉄骨鉄筋コンクリート構造)・・・主に鉄筋・コンクリート・鉄骨で構成された建物
- 宅配ボックスや防災倉庫など共用部の設備が充実している。
宅配ボックスや防災倉庫など、各々で用意するとなるとコストがかかるものでも、マンションは集合住宅というスケールメリットを活かし、みんなで使う設備やサービスを充実させていることが多いようです。
1-2.マンションのデメリット
- 間取りの自由度が低い。「好みの間取りタイプを選ぶ」という感じである。
マンションは予め標準タイプの間取りが決まっています。建築前ですと、壁をとる・収納スペースを広げる等の軽微な変更や、ラインナップの中からカラーやオプションを選ぶことができます。ですが、浴室の位置を変えたりロフトをつくるというような大きな変更はできません。
「新居には岩風呂を」「暖炉が夢」など、こだわりのある方には一戸建ての方がオススメです。
- 「管理費」「修繕積立金」など、住宅ローン以外の費用が必要。
住宅の管理や修繕には費用が必要です。これは一戸建ても同じですが、一戸建てはマンションのように、毎月修繕費を積み立てる必要はありません。マンション購入時には、管理費などローン以外の費用を含めた資金計画をおすすめします。
- ほとんどの物件で駐車料金が必要である。物件にもよるが、敷地内で駐車場が確保できない場合も。
お車をお持ちの方は、(2)の管理費等に加え駐車料金が必要になる場合が多いです。敷地内で確保できると安心だが、確保できない場合は、周辺で駐車場を探さないといけません。その場合、地主さんの都合などで賃料見直しや、駐車場明け渡しの可能性もあります。
- 防音対策がされているものの、集合住宅という特性上、お互いに配慮が必要である。
RC造のマンションは、外の騒音が伝わりにくいといった特徴がありますが、「RC造だから問題ない」という過信は禁物です。マンションは集合住宅ですので、互いの配慮が必要です。
1-3.一戸建てのメリット
- 全体の面積は比較的広く、間取りの自由度が高い。土地の面積・法律の制限等があるが3階建等も可能。
一戸建てのメリットは「限りなく自由」ということです。これは注文住宅に限りますが、構造・法令が許す範囲で、様々な希望が叶えられます。
- 建替や増改築などは自由にいつでも行える。修繕についても自分の裁量次第。
将来、建替や増改築の必要が出てきたとき、その時期や予算、どのように建替・増改築するかは自分で決められます。修繕するかしないかも自分の判断です。ただし油断すると建物の傷みがすすんでしまう点はデメリットといえるかもしれません。
- 敷地内で駐車場・庭がとれる。複数台の車も、敷地内に駐車できるよう設計できる。
設計時に工夫することで、駐車場や庭をとることができます。庭で家庭菜園やガーデニングをしたい方、お車を複数台駐車したい方などには、これらの場所を敷地内にとれるのは魅力的だと思います。
- ペット飼育について制限がないので、大型犬などの多頭飼も可能。
マンションでは近年「ペット可」の物件が増えてきていますが、管理規約によるルールがあります。一戸建てですとそうしたルールがあるところは少なく、自由にペットと暮らせます。ただし、騒音などが近隣への迷惑にならないよう、配慮は必要ですよ。
- 建物内での音に対して、騒音問題になりにくい。
建物が一棟ずつ独立しているため、隣家同士の騒音問題は少ないといえます。全く気遣いがいらないというわけではありませんが、マンションと比べると気にならないのではないでしょうか。
ですが、一戸建ての場合は、窓など開口部が多くなりますので、外部からの音は聞こえやすくなります。
1-4.一戸建てのデメリット
- 防犯については自己責任。防犯性を高めるためには各々でホームセキュリティなどを導入する必要がある。
一戸建てのセキュリティは自己責任。防犯性能を高めるためホームセキュリティを導入すると、初期投資費用や月々のランニングコストが負担増となります。
- 経年劣化やメンテナンスのための費用を計画的に貯めておかないと、高額な出費が必要になることがある。
修繕などメンテナンスは自分の裁量次第ですが、いざというときには費用は全額自己負担。計画性をもっておかないと、充分なメンテナンスが行えなくなり建物を傷めることに。
- 駅から距離があるケースが多い。利便性を高めようとすると費用がかかる。
マンションと比べると交通利便性が劣る立地になる傾向があります。駅やバス停といった公共交通機関が近くないため通勤用に車が必要ということになれば、利便性の高い立地ならかからなかったかもしれない費用が発生することになります。
- リタイア後などライフスタイルが変わったときに、大きなリフォームが必要になる場合がある。
例えば二階建て住宅を建てた場合。「子供が独立したあと二階には年に数回しか上がらない」といったお声を聞いたことはありませんか。
使わないからといって放置するのは建物にとってはダメージです。高齢者でも快適に住めるよう、思い切ったリフォームが必要となることもあります。
2.マンション購入者の体験談
では、実際にマンションを購入しているのはどんな人たちでしょう。
購入済の先輩達は、購入前にはどんな計画だったのか。簡単にご紹介していきます。
2-1.リタイア後にマンションを購入したA夫婦「ワンフロアで快適な生活に」
(購入者プロフィール)
夫/60歳 妻/60歳 住まい/持家
定年退職を機に、現住居の建替えを計画していました。30年以上前に建てた二階建て住宅も、子供が独立し二階を全く使わなくなったためです。
「次は平屋にしよう」と夫婦で話しあい、住宅展示場の見学をしていました。
そんなとき、新聞で駅近くにできるマンションのチラシを見つけました。娘夫婦の住まいの近くでもあったし、今後の参考になればと軽い気持ちでモデルルーム見学に行きました。見学してみると意外と広く、間取りもワンフロアで生活しやすそう。それまでマンションという考えは無かったけれど、「マンションの方が自分たちに向いているのでは」と思うように。
一週間ほど考え、思い切ってそのマンションを購入することに。駅が近いので、孫だけで遊びにきてくれる頻度が増えました。
夫婦2人にはちょうどよい広さだったので。ワンフロアで階段が無く生活しやしそうだったから。
駅が近く便利な立地なので、孫だけで遊びに来ることができる。
2-2.一戸建てのため費やした時間は二年以上。結果マンションを購入したB家族「私たちが求めたのは快適なライフスタイルだった」
(購入者プロフィール)
夫/40歳 妻/37歳 子/9歳 住まい/賃貸アパート
私たち夫婦のマイホーム計画は、当初から一戸建てしか考えていませんでした。マンションと一戸建てを比較検討したわけではなく、最初から「マイホーム=一戸建て」と思いこんでいたのです。
ですが、気に入る土地も見つからず、どんな家がいいのかわからないまま二年以上なんとなく展示場を巡ることに。結果、見過ぎただけで何も決まらず夫婦とも疲れてしまい計画を中断しました。
計画中断後に、駅近くに建設されていたマンションの実物が見学できることを知りました。
マイホーム計画に疲れていた私たちは、気分転換にそのマンションを見に行きました。一戸建てのモデルハウスは100件近く見ていましたが、マンションは初めてです。そして初めて見たそのマンションの立地と、スーパーやクリニックなどが近隣に充実した住環境を夫婦ともとても気に入り購入を決めました。
入居後、私たち夫婦の通勤時間は短縮できました。子供の学校は徒歩5分と安心の距離です。結局、私たちが住まいに求めていたのは住宅そのものというより快適なライフスタイルだったのです。
立地と周辺住環境が気に入った。
便利な立地で通勤・通学の時間短縮ができ、時間のゆとりができた。
2-3.当初は一戸建てを新築するはずだったC家族「マンション生活で家計が助かっています」
(購入者プロフィール)
夫/27歳 妻/24歳 子/2歳・1歳 住まい/賃貸アパート
私は駅の近くのマンションに住んでいます。友人からは「いい場所だね、お店も揃っていて便利そうだし眺望も最高」と言ってもらえます。ですが最初はマンション購入するつもりはなく、一戸建てを新築する予定だったのです。
マイホーム計画は当初、私の父が所有している土地に新築する予定でした。その土地の地目が農地だったため、宅地への農地転用手続きをすすめているときです。「転用の許可が下りない」という大きな壁にぶつかり、その土地での新築を諦めることになったのです。
それからしばらくして近くでマンションが建設されている事を聞き、「参考に見るだけ」と見に行きました。マンションは窓も少なく窮屈だろうなと感じていましたが、その部屋は明るく風通しがよく快適そうでした。何より手が届く価格だったことが決め手となり、そのマンションを購入することになりました。
マンションにして良かったと感じることがあります。車通勤から電車通勤になったので通勤時間が短縮できたことと、今まで2台所有していた車を1台にして維持費などを削減できたことです。おかげで家計がとても助かっています。
思いのほか快適そうだったこと、手が届く価格だったこと。
車通勤から電車通勤になり、車の維持費などが削減できたため家計が助かっている。
2-4.学校区の希望を貫いてマンション購入に踏み切ったB家族「この時に買っておいてよかった!」
(購入者プロフィール)
夫/41歳 妻/39歳 子供/6歳・4歳 住まい/賃貸マンション
子供の学校区に強いこだわりを持っていました。希望している学校区は、その町でも特に人気の校区。この地域で家を購入すれば後々売却するのも困らないだろうし、共働きなのでセキュリティを重視したらマンションだと考え、子供の入学に間に合うよう物件探しをはじめました。
物件探しに難航しているとき、同僚からその校区に新築マンションができるらしいと聞きました。すぐにマンションギャラリーへ行き時期を確かめると、ちょうど小学校入学に間に合うこともわかりました。「ここしかない!」と盛り上がりましたが、最大のネックは価格。「今まで見てきたほかのマンションより高い」というのが第一印象。ですが「子供の教育が最優先」という原点に戻り、念入りに資金計画を行った上、支払いにも問題なく決断しました。
希望通りの校区に購入でき入学が楽しみです。子供の教育のためと、ぶれずに決断してよかったなと思っています。
希望の学校区だったから。
共働きなので子供達だけで留守番をすることになっても一戸建てよりは安心。
2-5.定年後が不安になり購入を決断したEさん「住宅ローンが利用できるうちに購入してよかった」
(購入者プロフィール)
本人/40歳 住まい/社宅
きっかけは同じ職場の先輩がマンションを買ったと聞いたことです。
「独身なのに?転勤があるのに?」というのが率直な感想でした。
先輩も私も独身で現在は社宅暮らし。年齢も近く、似たようなライフスタイル。日々の業務に忙殺され、気づけば20年近く経っていたという状況。しかし会社員として働けるのも社宅で暮らせるのも定年まで。
「定年後はどうするんだろう」
ここで初めて将来の不安が現実的なものになりました。
先輩が購入したマンションを参考がてら一緒に見に行ったとき、私の実家近くでも新築マンションを販売していることを知りました。そこで色々と話を聞き、「ローンを利用できる今のうちに何とかしておこう」と思い、前向きにすすめることに決めました。
この先転勤になってもマンションは賃貸にだしやすいですし、リタイア後の安心のため、住宅ローン利用ができる年齢のうちに購入できたことはよかったと思っています。
実家に近かったこと。住宅ローンが利用できる年齢の限界だと思ったから。
リタイア後までに転勤があれば賃貸にだしやすいし、将来の安心が得られた。
3.一戸建て購入者の体験談
それでは次に一戸建て購入者の体験談についてもご紹介します。
3-1.夫婦の意見の折り合いをつける一戸建てを建築したF家族「家族の関係改善にもなった」
(購入者プロフィール)
母親/65歳 夫/29歳 妻/26歳 子/5歳 住まい/親子同居
結婚してから夫の実家で義母と同居をしていました。私は義母と折り合いが悪く、別居したいと常々考えていました。
実家近くに新築マンションが販売されたときは、これまで以上に夫を説得。出費は大きくなるが、とにかく一日も早く別居に踏み切りたかったのです。
悩んでいたところ、義母から「敷地内に新築したらどうか」と。夫の実家の敷地は、もう一軒建てるとしても充分な広さがありました。もとより立地は学校や病院も近く、主要駅まで徒歩圏内という便利な場所です。
今では敷地内別居という形になり、ほどよい距離感がとれるようになって義母との関係も良好になりました。月々の支払いは建物費用だけなので大きな負担もありません。あの時、一時的な感情に任せてマンションを購入していれば、支払いに苦労したと思います。土地を提供してくれた義母には感謝し、敷地内別居スタイルは意外と便利で満足しています。
建築用地を提供してくれたから。
毎月、負担の少ない支払いで済んでいる。生活を分けることで家族関係が改善した。
3-2.主人実家近くで一戸建てを建てたG家族「忙しすぎる私たちに本当にあっていたのは……」
(購入者プロフィール)
夫/39歳 妻/38歳 子/6ヶ月 住まい/賃貸マンション
第一子出産から半年経った頃です。家族が増えたことがきっかけで実家近くに土地を見つけ、家を建てることになりました。住宅見学や見積りなどは主人にも手伝ってもらいながらすすめたかったのですが、仕事柄多忙を極める主人には強く頼めません。私だけではわからないことも多く、お互いの両親に手伝ってもらいながら何とかすすめました。
一戸建ては契約した後も打合せ回数が多く、地鎮祭や上棟などもあります。主人は多忙なため、ほとんど主人不在のまますすめました。
計画開始から約一年後、無事に引渡しを受けました。仕事が落ち着いたときに引っ越そうとしていましたが、職場復帰をした私も忙しくなり、引っ越しができたのは引渡しから半年以上経ってからでした。
入居後も自宅でくつろぐ時間はほとんどありません。夜遅くなる日も多く、子供はほとんど毎日お互いの両親の家にいます。私たちのライフスタイルにはマンションの方があっていたのかな、と思うことがあります。
気に入った土地が実家と近かったから。
多忙なライフスタイルを考えると、マンションのほうがあっていたのではと少し後悔。
3-3.両親の反対にあった結果一戸建てを建てたH家族「家族全員が満足する家ができた」
(購入者プロフィール)
夫/39歳 妻/36歳 子/8歳・4歳・3歳 住まい/借家
家を建てるきっかけになったのは、近くの新築マンションにキャンセルが出たことです。取り急ぎ夫婦でそのマンションを見に行きました。妻は、場所もいいし眺めも最高だと乗り気です。私は反対する理由もなく妻に任せた感じでした。
ところが互いの両親にマンション購入を報告したときです。妻の両親がマンションはダメだと猛反対したのです。両親はマイホームなら一戸建てという考えでした。
このことでマンション購入は諦めましたが、両親のすすめもあって一戸建てで計画をすすめることになりました。マンションではできない自由度の高い注文住宅で、こだわり満載の一戸建てです。
新居は、夏には子供の友達が来て花火やバーベキュー、冬は暖炉の部屋でホームパーティと、家族みんなで満喫しています。
当初は、両親の反対のせいでマンションをやめ一戸建てにしたという意識がありましたが、暖炉のあるリビングや庭で洗車をすることは、マンションだとできません。今となっては一戸建てにして本当によかったと思っています。
両親に一戸建てをすすめられたため。
こだわった設計や、庭での洗車など一戸建てならではの生活を満喫できている。
3-4.マンションを売却し念願の一戸建てを建てたI家族「ペットをとおして夫婦の会話が増えた」
(購入者プロフィール)
夫/49歳 妻/48歳 住まい/分譲マンション
夫婦とも実家はマンション、私たちも分譲マンションに住んでいました。子供が独立し夫婦2人となってからときどき寂しく感じ、ペットを飼いたいと思うようになっていました。ですが、当時住んでいたマンションは、規約でペット飼育を禁じていたのです。
「一軒家なら自由にできる」と主人と相談を重ねていたところ、夫婦でたまに立ち寄る公園の近くで売り土地を見つけました。周辺に自然が多いその場所は、私たちが考えている環境にピッタリです。
それからしばらくしてその土地で念願の一戸建てを新築し、住んでいたマンションは売却しました。
一戸建てに住んでみて気づいたことがあります。一戸建てには宅配ボックスが無いので、荷物の受け取りに苦労しています。また、不要な訪問者が多いことには驚いています。今まではオートロックがあったから防げていたのかもしれません。
色々気づいたこともありますが、広い庭で愛犬と過ごす時間は充実しています。愛犬をとおして夫婦の会話も増えました。一戸建てでなければ実現しなかった毎日に満足できています。
管理規約にしばられずペットを飼えるから。
広い庭で愛犬と過ごせる時間がもて、夫婦の会話が増えた。
3-5.こだわりの風水のため一戸建てを建てたJ家族「注文住宅でしか叶えられない家ができた」
(購入者プロフィール)
夫/34歳 妻/36歳 子供/3歳・6ヶ月 住まい/社宅
私たち夫婦の住宅に対しての最大のこだわりは風水でした。
二人目がうまれ「そろそろマイホームを」と考えていたとき、住んでいる社宅の近くで「完成現場内覧会」があり見に行ってみました。
豪華なモデルハウスとは違って、現実的で生活に対して工夫された間取りはとても参考になりました。案内してくれた担当者に「こだわりは風水」と伝え、プランを描いてもらうことに。風水を優先すると、リビングが暗くなったりサニタリーがすごく広くなり無駄なスペースができたりと、問題も数多くありました。
何十回も打ち合わせを重ね、やっと設計図ができました。それから半年後に完成した我が家は、思い通りの出来栄えでした。
私たちの間取りへのこだわりは、納得するまで何度も打ち合わせができる注文住宅でしか叶えられなかったことだと満足しています。
風水を取り入れた間取りにしたかったから。
納得できるまで何度も間取りの打ち合わせができたこと。
4.まとめ
マンションと一戸建て。
「どちらがお得」「どちらが優れている」ということはありません。実際の購入した方の体験談を読んで共通点を見つけていただけたり、「私にはマンションが合っている」、「やっぱり一戸建てだな」と気づいていただければ幸いです。
これからマンション購入を検討されている方へ
初めてのマンション購入。
たくさん手続きがあって不安になることがあると思います。
マンションという大きな買い物だからこそ、ミスなく・不安なく・効率よく、そしてお得に、購入手続きを進めたいですよね。
アルファあなぶきStyle会員に登録すると、総合不動産ディベロッパー「あなぶき興産」が解説する、住宅購入に役立つ以下のような情報が定期的に受け取れます。
・マンションの購入を検討するときの注意点
・マンションを購入してから入居までの手続きの流れ
等
総合不動産ディベロッパー発信の信頼性・正確性の確かな情報を入手して、住宅購入をスムーズに進めましょう!
その他の記事はこちらをCHECK
https://journal.anabuki-style.com/
編集・発行
<著作権・免責事項等>
【本紙について】
・メディアサイト「アルファジャーナル」に掲載された記事を印刷用に加工して作成しております。
・アルファジャーナルにはあなぶきグループ社員および外部ライターによって作成される記事を掲載しています。
【著作権について】
・アルファジャーナルが提供する情報・画像等を、権利者の許可なく複製、転用、販売など二次利用することを固く禁じます。
・アルファジャーナルに登録される著作物に係わる著作権は特別の断りがない限り、穴吹興産株式会社に帰属します。
・「あなぶき興産」及び「α」(ロゴマーク)は、穴吹興産株式会社の登録商標です。
【免責事項】
・アルファジャーナルに公開された情報につきましては、穴吹興産株式会社およびあなぶきグループの公式見解ではないことをご理解ください。
・アルファジャーナルに掲載している内容は、記事公開時点のものです。記事の情報につきまして、可能な限り正確な情報を掲載するよう努めておりますが、必ずしも正確性・信頼性等を保証するものではありません。
・アルファジャーナルでご紹介している商品やサービスは、当社が管理していないものも含まれております。他社製品である場合、取り扱いを終了している場合や、商品の仕様が変わっている場合がありますので、あらかじめご了承ください。
・アルファジャーナルにてご紹介しているリンクにつきましては、リンク先の情報の正確性を保証するものではありません。
・掲載された記事を参照した結果、またサービスの停止、欠陥及びそれらが原因となり発生した損失や損害について、当社は一切責任を負いかねますのでご了承ください。
・メディアサイトは予告なく、運営の終了・本サイトの削除が行われる場合があります。
・アルファジャーナルを通じて提供する情報について、いかなる保証も行うものではなく、またいかなる責任も負わないものとします。